Fantasist 2

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Fantasist 2

                            Green-Blue tales

                              斎木 直樹

     4 魔女の里

 魔女の里は迫害された人々が集まって住んでいる場所だと聞いて、弥生はもっと暗
いイメージを抱いていた。しかし、弥生が思っていたよりもずっと里は明るく、あち
こちから子供の笑い声も聞こえていた。
 一人前の魔女という資格を持っている証拠だという、真っ黒な長衣を着ている者も
意外と少なかった。老人や中年の女の中でも着ている者は半数しかいなかったので、
魔女になっていない者ばかりだということではないだろう。粗末だが明るい色の服も
多く、活気がここにはあった。
 しかし何よりも、この一つの村ほどもある、里の住人のほとんどが女であることに、
弥生は圧倒されていた。はっきり言って、怖い。女子校って、こんな感じなのかな。
入りたいなんて言ってるやつもいたけど、俺は嫌だな。
 魔女とその見習い達の髪は、大抵日本人のような黒か焦げ茶だったが、中には緑色
や赤、銀そして青色という者もいた。しかし、金髪の者は一人もいなかった。顔立ち
は、弥生にしては美人ばかりなのだが、妖精でいうと、少しきつい顔をしている。そ
ういえば、ニャーオも少しきつめの美人だったと、弥生は思った。
 魔女達は水汲みをしたり、料理をしたり、買ってきた物を運んだり、畑を耕したり、
服を作ったり、洗濯をしたり、子供の世話をしたり、遊んだり、笑ったり、生きてい
た。普通の人と同じ生活をしていた。おそらく、このような生活の場では魔法の修行
はしないのだろう。魔女ならばいつも杖を振り回して呪文を唱えたりあやしげな薬を
作っているものだと思っていた弥生は、少し笑った。そんな訳ないよな。魔女だって、
生活しなくちゃいけないんだ。ただ、魔法が生活の一部なだけで。
 魔女は普段はこの里で修行をし、外の村で薬を売ったり、魔力の必要なところへ出
張してわずかな金をもらったりして、後は自給自足をしている。もっとも、そのよう
な外へ出る仕事は意外と多く、魔女となる者の数との釣り合いはうまくとれていた。
 最近では、王室付顧問魔女が先王によって創設されたため、以前は城への立ち入り
などもってのほかだった魔女も比較的自由に出入りするようになってきている。その
ため、みどりが里に入ると、周囲の者はざわめきたった。弥生はおどおどときょろき
ょろしていたが、みどりは平然としている。
 小さな里の中心までいく前に、小柄な少女が駆け寄ってきた。
「グリーン陛下」
 みどりがティス、と呼んだその少女は、華やかに笑った。
                            グリーン
 ティスは薄茶色の巻き毛の髪に薄茶の瞳で、種族でいったら大地の精なのだが、妖
精にしては背が異常に低く、百五十センチメートル以下に見えるので、もしかしたら
アース
地の精の血が混じっているのかもしれない。目は大きく、妖精には珍しく可愛らしい
感じのする少女だ。十二、三才に見えるのだが、魔女の印である黒い長衣を着ている。
まさか、この年で。
 リィンがみどりの元に行き着く前に、ティリシス・ウィッチは待ちきれないように
言った。
「陛下。ニャーオは、まだ来れないのですか」
「みどりと呼んでと言ったでしょう、ティス。ニャーオにはやることがあるの。長老
の葬式には、きちんとお返しするわ」
と、みどりはすました顔で言った。
 弥生は一瞬、みどりが平気な顔で嘘をついたのにぎょっとしたが、まんざら嘘でも
ないかと思い直した。その日までに、ニャーオを連れ戻さなくてはならないのだから。
 ティスはみどりに一歩近づくと、可愛らしい目をゆがめた。
「どうなさったんですか?いつもは結界など張らないのに」
 ここでいう結界とは、テレパシーによる盗聴を防ぐためのものだ。範囲の広い対精
神感応防御壁といえるだろう。結界にすると、弥生にまで効き目がある。
 みどりはにっこりと笑った。まるで邪気のない顔だ。
「国王らしく、普段からしっかり防御をしていろと言ったのはあなたでしょう、ティ
ス。それより、長老のお墓にお参りしたいのだけれど」
 ティスは用心深く、そちらは、と弥生を示した。
「私の友達。ファンタジストで、ニャーオも知っているはずよ。弥生って言うの」
「ヤヨイ?ああ、この子が」
 この子と言われて、弥生はかちんときた。こんな小さな子供に、子扱いされるいわ
れはない。
 とたんに不機嫌そうになった弥生を、みどりはけらけらと笑った。
「ティスは、いくつだと思う」
「中学生くらいか?」
 それでも多く見すぎだ、と弥生は思った。ティスは、不快そうな素振りは少しも見
せずに、にっこりとして言った。
「私はニャーオより一つ年上よ。十九才」
 弥生は、あんぐりと口を開けた。
「聞いていた通りね。ニャーオが言ってたわ。とっても単純で可愛い子だって」
「ニャーオが俺のことを話してたのかっ」
 かみつくような言い方に、ティスはただでさえ大きな目をまん丸くさせた。
「ええ、上級試験で東京に行った時、ファンタジストに会ったって。詳しいことは教
えてくれなかったけど。どうかしましたか?ヤヨイは、まだニャーオに会っていない
のですか?」
 ティスは結界の境の辺りを、不審と困惑の眼差しで見つめた。みどりはまずい、と
笑顔に戻ったが、取り繕っても無駄だった。ティスはあおいとまでは行かないが頭の
切れる方だし、何かを隠すにはみどりは素直すぎる。
「ええ、ニャーオは忙しくて。仕事が終わるまで、私が幻想界を案内しているの。そ
ろそろ行きましょうか、ティス」
 ティスはほんの少しだけ眉を寄せていたが、二人に背を向けて歩き始めた。


 里を通り抜けていく途中で弥生は、子供はいるのに赤ん坊はほとんどいないことに
気づいた。
 ティスが教えてくれたところによると、魔女は大抵、十才以前に村を追い出された
り、自分で里へ来た子供がほとんどで、ひどい時には捨てられることもあるそうだ。
そういった子供達はほとんど、孤児など身寄りのない者などが働いている城へと送ら
れるのだが、才能がありかつやる気のある者は魔女の見習いとなることができる。
 そうして上級試験を受ける者の内、半数が魔女となれるのだ。もちろん、試験を受
ける前、そして魔女となってからも、里を離れる者は多くいる。魔女として受ける視
線に耐えきれなくなった者、結婚して外に家庭を持った者、単に修行に耐えられなか
った者。理由はたくさんある。
 魔女とつきあうような者は闇の精にさえ少なく、魔女以外の友人など持たないのが
普通だ。当然、魔女のままで結婚する者は皆無であり、里で子を産む者はほとんどい
ない。
「私は、とても恵まれているの。里に来たのは七歳の時だけど、時々は家にも帰れる
し。大抵の者は帰る家も無くて、皆それを覚悟して里へ来なくてはならない」
「そこまでして、どうして魔女になるんだ」
 ティスは、優しく笑った。こんな時のティスは、ひどく大人びた子どものように見
える。
「聞いたかもしれないけれど、グリーン=ブルーでは魔力が強い平民は、とても嫌が
られるの。ほとんどの者は、肉体的にも精神的にも辛い目に遭うわ。そんな蔑まれて
きた自分の力を、何かの役に立てたかったんじゃないのかしら。女の子一人が、村に
もいないでやっていくのは、少し難しいしね」
 黙りこんでしまった弥生を、小柄な魔女は静かに見つめる。
「でも、私は魔女は別の意味でも、苦労してなる価値のある職業だと思うわ。たとえ、
他の全てを犠牲にしてもね。幻想界には医者はいないから、薬を作ったり病を癒した
りするのは魔女の仕事なのよ」
 ドイツ語を選択しているティスは、医者をドクトルと発音した。
「その他にも、魔女には色々とやっているけれど、魔女は皆、自分に誇りを持ってい
る。すばらしい職業だと、私は思うわ」
 みどりは、ティスに微笑んだ。みどりとあおいは、王でありながら、親戚のニャー
オの他にも魔女の友人を持っている。ティスもその内の一人だ。
 そうこう話しているうちに、一行は里を通り抜け、また森の中に入り込んでいた。
しばらく木々の間を抜けていくと、少し開けた場所に出た。木々の天井の穴から差し
込む日の光が水たまりのように、ある木の根本に当たっている。かなり大きな木で、
落ちついた雰囲気が備わっている。
 その木の根本の、少し土が盛り上がっている部分を示して、ティスは言った。
「そこが、長老のご遺体を埋めた場所です」
 みどりはありがとうと言うと、その前にしゃがみ込み、手を合わせて黙とうした。
弥生も何となく、立ったまま少しだけ手を合わせていた。仏教徒でもないのにおこが
ましいな、とか思いながら。
「あの、ティスさん。遺体を埋めたって、まさか土葬なの」
 ティスは少々眉をひそめながら、肯定した。
 幻想界では、死体は死後すぐに木の根本に埋められ、葬式が行われることは少ない。
医者も外科手術もほとんど無いと言ってもいい、この世界では人が死ぬことなどよく
あることなのだ。遺伝病や伝染病はないのだが、簡単な病でころりと死ぬことが多い。
 葬式も遺体なしで行う簡素なもので、ただ故人の知り合いが集まって思い出を話し
合うだけのようなものなのである。あまり、死という観念が重要視されていないと言
えるだろう。人は何もないところから来て、またそこへ帰っていく。死ぬことは当た
り前のことだ、という考えが民衆間では浸透している。
 ちなみに、ここ幻想界には神は存在するのだが、願い事などはしてもかなえられる
ことはないと思われている。ただそこに在るもの、といったところだろうか。幻想界
の住民はことごとく宗教心に欠けている。それを補い、ほとんど神扱いされているの
が王族、特に王なのである。
 みどりが立ち上がった時、がさがさっと音がして、緑の中から一人の女の子が飛び
出してきた。
「リム。久しぶり」
 その子はみどりと同い年ぐらいで、妖精にしてはあまり美人ではなかった。けれど
女の子だ。笑えば可愛い。
「グリーンが来てるって聞いて、ここだと思って。ニャーオは?」
「ミオ・ウィッチ殿は城でお仕事ですって」
と、ティスはとげとげしい声で言った。リムは二、三回瞬きすると、そう、と微笑ん
だ。
 リェスラム、リムは魔女の黒い上衣は着ていず、茶色と緑色の服を着ている。おそ
らく、まだ魔女にはなっていないのだろう。十四や十九で魔女である方がおかしいの
のだ。
 背は妖精では普通くらいで、みどりより少し高い。焦げ茶色の髪は少し長めで、日
焼けしたような肌に、緑色の瞳をしている。おそらく、大地の精の出だろう。
「グリーン、あっちに食事の用意がしてありますからどうぞって言ってたわ」
「ありがとう、リム」
 食事の手配をしたのは、おそらくティスだろう、と弥生は思った。振り返ると、テ
ィスはめしめし、と浮き立っているみどりを不安げな表情で見ていた。


「リムはどうして、魔女になろうと思ったんだ」
と、弥生が聞くと、リム以外の一同はぎょっとした。リムは一人にこにこしたままで、
言った。
「私、六つの時に親に捨てられたの」
「え」
 それきり何も言えない弥生が、あちこちへ目をやっていると、リムはけらけらと高
い声で笑った。空笑いではない、本当に軽い笑いが、かえって周りの者を傷つける。
「そんなこと、何でもないわよ。十年以上前のことだし、里じゃごろごろある話だも
んね。それに」
 リムは、にっこりと笑んだ。本当に嬉しそうに。
「そのおかげで、ニャーオとティス、それにグリーンとブルーに会えたんだもの。私、
私を捨てた人に感謝してるわ」
 弥生は、胸が痛くなった。ティスもリムも、ニャーオが今どんなことになっている
か知らない。二人とも、ニャーオの友達なのに。ニャーオのことを、こんなに想って
いるのに。
 リムが出ていくと、みどりはティスににっこりと笑いかけた。
「今まで来れなくて、ごめんなさい。どうも忙しくて」
 ティスは、皮肉に微笑んだ。
「ええ、判っていますとも。御政務とお勉強ではね」
 やはり気付いている、とみどりは感じた。ティスは、ニャーオに何かあったことに
気付いている。そして、あたしがそれを言うわけにはいかないことにも。そして怒っ
ている。ニャーオのことなのに、秘密にしているあたしに。信用してくれないのか、
と。
 信用していないわけじゃない。ティスは、信用に足る、特にニャーオのことについ
ては完璧に信用できる数少ない人だ。信用しているから、話せない。
 みどりは神経を集中させ、準備にかかった。道具を使うわけにはいかないから、負
担は大きい。けれど、失敗して、ティスを少しでも危険な立場に置くわけにはいかな
い。でないと、ニャーオに後で怒られちゃうもの。
 みどりはくすっと笑いを洩らし、ティスは緊張を高めた。
「ティス。あなた、ニャーオは友達?」
「え?ええ」
 その時、弥生たちの周囲をひどく薄い、もやのようなものが包みこんだ。そして同
時に、遠く微かだがとても気になる、雑音が聞こえてきた。
 ティスは弥生のように周囲を見渡そうとしたが、みどりの真剣な目から目を逸らせ
なかった。
「どのくらい大切?」
 これは負の結界だわ、とティスは確認した。負の結界とは、正の結界とは反対の効
果を持つ結界のことであり、その中においては魔力は軽減されてしまう。けれど、こ
れは今まで使っていた、防御壁の結界のように弱い結界ではない。今までのものは道
具を使っていたし、しかもこの結界は恐ろしく強い。
 これは人間界で使う、結界の中のものから人間の目を逸らさせる――中に何もない
と思わせる幻覚のような効果をもつ――ものと同じ効果を持っているけれど、これほ
ど強い結界ならば、魔女でさえ目も耳も、心まで逸らされてしまう。こんな強い結界
は、私のような比較的上位の魔女にも、結界の外からでさえ張ることはできない。王
族の力とは、こんなにもすごいものなのか。
 そして同時に、ティスは危険を察知した。こんなものを張らなければ話せないとい
うことは、誰かが私達を監視していて、しかもその者はかなりの力を持っている――
魔女、もしくは貴族だということ。
「どのくらいって、判らないですよ。そんなこと」
 ティスの無意識から出された即答に、みどりはにっこりと笑みを見せた。しかし、
その目はわずかに真実を表していた。ほんの少しだけれど、不安を映していた。
「では教えて。長老の死の知らせを伝えに来たのは誰」
 ティスは、その問いから出された結論に、胸を捕まれた。
「そんな、みど……グリーン」
 ではニャーオはもうおしまいだわ。あの日からはもう五日は経っている。あいつが?
でも、どうやって。いいえ、そんなことはどうでもいい。ニャーオは、今。
 ほうけているティスを、みどりは強く睨んだ。集中力が持たない。結界を保つのに
は限界がある。あいつらに、ティスが答えるところを聞かれたくない。
「答えて、ティス」
「グヴェンダリン、です。グヴェンダリン・ウィザード」
                        ウィザード
 その名には、聞き覚えがあった。たしか、一番若い魔法使いの名だ。いつもサマン
サについて城に来ていた。
「そう。彼女は今、どこに」
「家へ、帰っています。ダークの……でも、グリーン、そんな……」
 みどりはにっこりと笑って、防御壁の結界はしたまま、負の結界を解いた。額に汗
がにじみでている。
 魔力が足りないわけではない。みどりは魔力はありあまるほどあるのだが、あおい
とは反対にまだ集中の仕方が下手で、何かを長時間するのには向いていなかった。
「ありがとう、ティス。じゃ、あたし達はこれで」
 弥生とみどりは立ち上がった。ティスは座り込んだまま、みどりへ手を伸ばした。
「お待ち下さい、陛下。あの――」
 みどりは、微笑んだまま言った。
「大丈夫よ、ティス。あたし達を信じて」
 ティスは、彼女たちを信じて行かせたくはなかった。
 あのグヴェンは、今はニャーオ以外では最もの使い手。頭も悪い方ではない。グリ
ーンの魔力の強さは、今目の前で再確認させられたけれど、グヴェンの計略にはまり
でもしたら、ニャーオどころか女王達の命さえ危うくなるかもしれない。それほどグ
ヴェンダリンが思い詰めていることを、ティスはよく知っていた。
 けれど何よりも、私がニャーオのことが心配だから。ニャーオの無事をこの目で一
刻も早く見たいから、私も行きたい。ただ、それだけのために。しかしそれは不可能
なことだ、ということは彼女自身重々判っていた。
 私がニャーオのことを知らないと思わせるために、みどりはあんな結界を張ったの
だし、グヴェンもニャーオも里にいない今、若手ではトップに立つ私が女王と共に出
かけたら、どんな騒ぎになるか。皆は、長老が亡くなったのにニャーオが帰ってこな
いことをただでさえ不審に思っている。そこへ私までいなくなれば、ニャーオの立場
を悪くするだけ。
 グリーン女王のことを、信じていないわけではない。彼女には、ブルー女王もナイ
ト殿下もついているのだし、彼女には大きな魔力がある。それに、彼女はニャーオを
好いている。まるっきりの打算なしに。
 みどりは弥生に持たせていた袋を探ると、そこから青い、ボールくらいの大きさの
石を取り出した。表面はつるつるで傷一つ無く、透き通っているようにも曇っている
ようにも見える。その玉は、まるで生きているかのように、みどりの手の上に浮かん
だ。
 ティス何かの音を聞いた。
 そんな。そこまでして。
 彼女は、これで完璧に危険になった。むしろ、ニャーオ本人よりも危険だと言って
いい。それも、大魔女とはいえ、一介の魔女のために。なんて人なのかしら。恋人で
もない、子でも親兄弟でもない、ただの友人のために、仮にも一国の王が――。
 敵わない、とティスは思った。
「地図を、お持ち下さい。魔女の地図をお渡しします」
「魔女の地図は正確ですばらしいわ、ティス」
と、みどりは笑んだ。完璧な笑みだった。

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