高田祐子・作品紹介 その3(河原ミキ関連作品)
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河原ミキ関連作品です。
- みんな愛について考えてる 第1話 Everybody LovesSomebody, Anytime and Anywhere
角川書店ヤングロゼ1993年4月号
「みんな愛について考えてる」1巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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ホステスのミキは同じ店でバーテンをしているコータとらぶらぶ。ある日、店に昔の恋人がやってきた。
このシリーズは、エッセイぽい描き方の代表的な作品です。
「キスの意味」のマコちゃんがヤエちゃんにプロポーズ、ヤエちゃんの親に紹介されています。
「そんなの さめかけたなっと思ったら すぐあっためればいいじゃん ぬくぬくシアワセでいたいなら 毎日温度調整してりゃいいんだよ」八重崎真(「みんな愛について考えてる」1巻p50より)
- みんな愛について考えてる 第2話 Everybody, Say! "Love is ALL"
角川書店ヤングロゼ1994年3月号
「みんな愛について考えてる」1巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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宮内津世志は、このあたりでちょっと有名なタラシ。この間ふったマキコがしつこくて困っている。でも、そんな津世志もやっはり愛について考えてる。
「キスの意味」のマコちゃんとヤエちゃんが「結婚直前のカップル」として出演しています。
「シアワセってのはね サイズの合った人たちにだけ訪れるもんだと思うわ」河原ミキ(「みんな愛について考えてる」1巻p104より)
- みんな愛について考えてる 第3話 Allways, Love is in my Heart.
角川書店ヤングロゼ1994年4月号
「みんな愛について考えてる」1巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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松田弘は、以前は優秀ななスポーツカメラマンだったが、ある事件がきっかけでひとさし指を失い、おちぶれてしまっていた。
紅林天が完全試合目前でヒットを打たれた写真と、プロ野球で活躍している画面がでてきます。
「おちのなら とことんおちて地獄を見てきて それがあんたの愛しかただったらば 堂々と傷をなめていって」河原ミキ(「みんな愛について考えてる」1巻p146より)
- みんな愛について考えてる 第4話 She is Crazy for Love.
角川書店ヤングロゼ1994年5月号
「みんな愛について考えてる」1巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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ミキと同じ店でバイトで働く女子大生の鮎子は、せくしーナイスバディーでもてもて。恋人で人のよい良男といると鮎子はなぜかいらいらして殴ったりしてしまう。
鮎子こわすぎ……(^_^;)。
「”崩壊した家庭で育ちましたので 愛を信じられませんワタシ”なーんてゆっちゃ負け」河原ミキ(「みんな愛について考えてる」1巻p188より)
- みんな愛について考えてる 第5話 You don't know What Love is.
角川書店ヤングロゼ1994年9月号
「みんな愛について考えてる」2巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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上原美子は、銀行で働くOLでもてないわけではないが、なぜかちゃんとした彼ができない。その原因には、過去にであって心残りな彼がいたからで――。
コータくんと昔知り合いだった上原美子さんがでてきます。
あたしの勝負はここからだ 今度はちゃんと空気だけじゃなく 実体をつかまえる がんばって 上原美子(「みんな愛について考えてる」2巻p42より)
- みんな愛について考えてる 第6話 I Love Both of You.
角川書店ヤングロゼ1994年10月号
「みんな愛について考えてる」2巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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カフェバーのママの静枝さんの、昔のお話。静枝は昔から二人の男を同時に好きになってしまう性分があった。
……実はこの話がこのシリーズで一番好きだったり(^_^;)。関口好きっす。
「ひとりに与えるには持ちあわせる愛情が過剰なんだよ 悪いことではない 他人には理解されにくいがね」曽根崎(「みんな愛について考えてる」2巻p63より)
- みんな愛について考えてる 第7話 When a man loves a woman.
角川書店ヤングロゼ1994年11月号
「みんな愛について考えてる」2巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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会社員の磯野瑞穂は、会社に内緒で磯野カツオという筆名でフリーライターのバイトをしている。担当編集が中学の時の知り合い、後藤智子に変わり、智子は会社かライターのどちらかにしろと言う。
この二人の関係も好きです。瑞穂の同僚として「キスの意味」のマコちゃんがでてます。
下の台詞のようなことって、ありますよねー……会社じゃなくても、相手が嫌いじゃなくても、自分がたとえ全部そう思ってなくても、言わなくちゃいけないことって。
「あああ―― 人にこんなこと言う役ってカナシー」八重崎真(「みんな愛について考えてる」2巻p116より)
- みんな愛について考えてる 第8話 I can't live without you.
角川書店ヤングロゼ1994年12月号
「みんな愛について考えてる」2巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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鮎子は就職が決まらず悩んでいる。恋人や弟には、結婚する方法もあるとは言われる。
第4話の鮎子が再登場。
「キスの意味」のマコちゃんとヤエちゃんが、社内結婚したカップルとして登場。
「……このまま 死んでもいーくらい 大事なシアワセ……」良男
「なんだそれって あたしとおなじじゃないの」鮎子(「みんな愛について考えてる」2巻p157より)
- みんな愛について考えてる 第9話 Papa,don't preach!
角川書店ヤングロゼ1995年2月号
「みんな愛について考えてる」3巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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正月に里帰りしたミキ。寿司職人の父親は、弟子をミキの婿としてどうかと言い出す。
堂々としているコータがかわいいです。
下の台詞は、かなしいですねー。でも、こう考えているこどもがいるんだろうと思います。
「ねえ あたしってそなにダメな娘? オヤジの期待をいっこもかなえられない存在? ねえ!?」河原ミキ(「みんな愛について考えてる」3巻p23より)
- みんな愛について考えてる Short Version 1
角川書店ヤングロゼ1995年8月号
「みんな愛について考えてる」3巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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人に愛とか希望とか呼ばれる、そんなものを与える天使の話。
番外編っていうか……大テーマしか関係ないっていうか……いいですけど。
下の台詞と似たようなことが、「血のかよいあう話をしよう」で言われています。
「光をもらってうれしくなった人は 他の誰かにそれをわけてあげたくなるらしいです」指導天使(「みんな愛について考えてる」3巻p46より)
- みんな愛について考えてる Short Version 2
角川書店ヤングロゼ1995年10月号
「みんな愛について考えてる」3巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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美人女優の美原華子は、昔共演した男優の息子とドラマで共演することになった。
この話も好きです。
華子が出演するドラマのタイトルが「深呼吸の……」となっています。
よかった女優を続けていて あの人ののこした もうひとつの生命に こんな間近で触れられて 美原華子(「みんな愛について考えてる」3巻p64より)
- みんな愛について考えてる 最終話 Love will make it alright.
角川書店ヤングロゼ1996年7月号
「みんな愛について考えてる」3巻(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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ミキは不妊治療をしている友達の話を聞き、自分も検診に行ってみる。
なんかミキちゃんの顔が違う(笑)。まあ期間開いちゃってますからねえ。
「キスの意味」のマコちゃんが結婚一周年を迎えてます。
「愛」が他の「愛」のためにできることなんて ほんとにちっぽけ でも そのちっぽけなことのために あたしたちは生きてるんだろうね 河原ミキ(「みんな愛について考えてる」3巻p113、114より)
- キスの意味 PART 1 TASTE OF HONEY
角川書店ヤングロゼ1991年10月号
「キスの意味」(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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会社員の八重崎真は軟派に見られるけど、実は同僚の佐藤矢恵ちゃんへの片思いが初恋。矢恵ちゃんはたまに会ってくれるが気持ちがわからないで真はどきどきするばかり。
このシリーズは、一応まだストーリーがあります。
マコちゃんがかわいすぎ(笑)。おねーさまにいじめられるのもとーぜんですね。
「みんな愛について考えてる」のミキちゃんがなんか顔が違う(笑)けどでてきてます。
「……たぶん どの女ともしようと思えばできちゃうんだよね 彼女でなくてもセックスは成立するだろーし 気持ちいいかもしんない そーゆーことはずっと考えちゃいたよ でもさあー 気持ち悪いんだよね そーゆー自分」八重崎真(「キスの意味」p34より)
- キスの意味 PART 2 THE NEXT TO KISS
角川書店ヤングロゼ1992年6月号
「キスの意味」(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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八重崎真と佐藤矢恵は社内恋愛中。真は初めてのセックスに向けて燃えているが、矢恵ちゃんはなんだかぼーっとしている。
矢恵ちゃん側からの視点が楽しいです。いかにマコちゃんが間抜けっぽいかが……。
「みんな愛について考えてる」のミキちゃんがでてきてます。
かるい意味ならコワくないでしょ? させてよ ね? ね? 八重崎真
やだなー かるい意味だって そんなの したくないや… 佐藤矢恵
(「キスの意味」p75より)
- キスの意味 PART 3 HOW TO MAKE LOVE
角川書店ヤングロゼ1992年11月号
「キスの意味」(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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八重崎真と佐藤矢恵は社内恋愛始まって一ヶ月。真は初めてのセックスに向けて燃えているが、矢恵ちゃんはそんなに夢は持っていない。
矢恵ちゃんがマコちゃんをかわいがってるのが楽しいです。
「みんな愛について考えてる」のミキちゃんがでてきてます。
あたしはおちゃめな八重崎さんが かわいくていいな 佐藤矢恵
(「キスの意味」p101より)
- キスの意味 PART 4 PARADISE FOR LOVERS
角川書店ヤングロゼ1993年3月号
「キスの意味」(角川書店ヤングロゼコミックス)収録
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つきあいが始まって四ヶ月がたった。セックスにはまってしまった八重崎真に、矢恵ちゃんは最近ちょっと冷たい。
いろいろなことを一人で考えていってしまって、マコちゃんについ冷たくしてしまう矢恵ちゃんと、のーてんきなマコちゃん。
「みんな愛について考えてる」のミキちゃんがでてきてます。
「だからゼッタイだいじょーぶ シアワセを育ててく……才能つーの? それ いっぱいもってるふたりだから」八重崎真
(「キスの意味」p172より)
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Last modified 2007.6.12.
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