高田祐子・作品紹介 その10(2004年〜)

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作品紹介 その10

 2004年〜に描かれた作品です。
苦いレッスン
 苦いレッスン書き下ろし
 「苦いレッスン」(原作ペニー・ジョーダン・宙出版 ハーレクインコミックス)収録
マシュウ・ハントはパーティで酔った少女をしかたなくホテルに連れて行って眠らせたが、彼女はレイプされたと思いこんでしまう。この苦い経験から、ニコラは男恐怖症になってしまった。八年後、二人は再会したが、マシュウはニコラのことを覚えていなかった。ニコラは最初は安心していたが……。
 ハーレクインと思って読んだのですが、意外と面白かったです。ニコラがこらえるところが上手い。
「怖い…… あの時の軽はずみな女の子だと知られることも この人の男の部分と向きあうことも」ニコラ・リントン(「苦いレッスン」p102より)

野生の女
 「野生の女」(原作エマ・ダーシー・宙出版 ハーレクインコミックス)収録
祖母の土地を守るために、マンハッタンの大企業に一人乗り込んだレベッカ。社長のスレイドは意外とすんなりとこちらの言うことを聞き入れてくれて拍子抜け。しかし、彼はレベッカのことを狙い始めて……。
 これはまあ、ハーレクインですから。でも、しあわせな感じはいいかな。
「あきらめたんじゃなくて ちがうカタチで夢を叶えたってことでしょ」レベッカ(「野生の女」より)

その一言が言えなくて
 「その一言が言えなくて」(原作デイ・ラクレア・宙出版 ハーレクインコミックス)収録
離婚したダニエルは、慰謝料としてセキュリティ会社の共同経営者となる権利を得た。もう一人の共同経営者は元夫の友人、ニコラス。ニコラスは典型的な技術屋で、彼女に何の関心もない冷たい人に見えたが……。
 これはわりとらぶらぶ系。
「その時に『もう愛を求めるのはやめよう』と決心したね」ニコラス(「その一言が言えなくて」より)

もし、お願いが叶うなら 第1話
 「もし、お願いが叶うなら」(宙出版 ロマンスコミックス)収録
お嬢様のミリーは幼い頃から病弱で、使用人の息子であるショーンをいじめてうさをはらしていた。彼を好きなことに気づいたミリーの選択は?
 ハーレクイン風のオリジナルストーリー。わがままお嬢様です。
「あたしの価値はあたしが決めるんだから!!」ミリー(「もし、お願いが叶うなら」P48より)

もし、お願いが叶うなら 第2話
 「もし、お願いが叶うなら」(宙出版 ロマンスコミックス)収録
お嬢様のリリーは幼い頃にベンジーの母を死なせる一因となってしまった苦悩のため、彼との婚約を解消した。しかし、彼と再会してその心は揺れて……。
 ハーレクイン風のオリジナルストーリー。ベンジー→わんわんというイメージが固着しました。
「愛に完璧を求めるから そうでない自分をダメだと思ってしまう」リリーの父(「もし、お願いが叶うなら」P93より)

もし、お願いが叶うなら 第3話
 「もし、お願いが叶うなら」(宙出版 ロマンスコミックス)収録
ラブの同級生のビリーはふざけたやつだが、持病を抱えて苦しんでいた。学校でタイムカプセルを埋める計画が出たとき、それまで生きられるかわからない彼に対して、ラブはどう言えばいいのかわからなかった。
 ハーレクイン風のオリジナルストーリー。三話の中ではこれが一番好きかな。メガネ委員長!(笑)
「そんなこと言われるとうれしくて 好きになりそー…」ビリー(「もし、お願いが叶うなら」P132より)


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