「十二国記」キャラクター紹介 奏国


Sorry, but this page has no English page.

 名前と姿が出てきた人や妖や神仙の紹介です。
 名前のふりがな、初登場のページ(その話でに姿が初めて出たとき、ただし短編は含まず)、全シリーズ中で記述された形態、職業、住まい、家族、その人の特徴などが書いてあります。一部、私の想像も多少含めて書いてあります。
 台詞は、小野不由美さんのML、「麒麟通信」でこの人の一番いい台詞をアンケートで募集した結果のものです。アンケートにご協力くださった方、ありがとうございました。
 間違えているところ、こんなんじゃないーという文句、追加などがあったら、お気軽にこちらまでお知らせ下さい。
 ページ数は、p「講談社X文庫ホワイトハート」(「講談社文庫」)となっています。



「十二国記」キャラクター紹介 奏国

奏国宗王先新(櫨先新)<そうこくそうおうせんしん(ろせんしん)>
初登場 「図南の翼」p411(377)「帰山」(「華胥の幽夢」p346(324))
姿 五十くらい、いかにも恰幅の良い大きな男。
職業 奏国の稀代の王の要。治世は六百年ほど。
  もと奏国交州の舎館(やどや)の主。
住まい 奏国首都隆洽の清漢宮の典章殿。
家族 妻(明嬉)と娘一人(文姫)息子二人(利達利広)。
性格 鷹揚、明晰、独断専行はせずに何事にも家族に聞き、彼らの意見を尊重する。家族のとりまとめ役。
「立派になっていたよ。――一、二、三、昭彰で四、ひとり足らんな。うちの放蕩息子は戻ってないのか?」(「図南の翼」p413(379)より)

宗后妃明嬉<そうこうひめいき>
初登場 「図南の翼」p413(378)「帰山」(「華胥の幽夢」p346(324))
職業  奏国后妃。もと交州の舎館(やどや)のおかみ。
住まい 奏国首都隆洽の清漢宮の典章殿。
家族 夫(先新)と娘一人(文姫)息子二人(利達利広)。
性格 おっとりしている。
「……お前って子は、どうしてそこが出入り口じゃないということが、何度言って聞かせても分からないんだろうね」(「図南の翼」p415(381)より)

英清君(利達)<えいせいくん(りたつ)>
初登場 「図南の翼」p413(378)「帰山」(「華胥の幽夢」p346(324))
職業 奏国太子。
住まい 奏国首都隆洽の清漢宮の典章殿。
家族 父(先新)母(明嬉)と妹一人(文姫)弟一人(利広)。
性格 しっかりしている。
「お母さん、麒麟だから、と言うんですよ、そういう時は。――ああ、供物の中に星彩を入れてもよろしいですか」(「図南の翼」p420(386)より)

利広(卓朗君)<りこう(たくろうくん)>
初登場 「図南の翼」p62(57)「帰山」(「華胥の幽夢」p320(301))
姿 二十の始め。笑うともっと若く見える。人の良さそうな明朗な笑顔。
職業 奏国太子。放浪が多い。
家族 父(先新)母(明嬉)と妹一人(文姫)兄一人(利達)。
人間関係 珠晶頑丘とともに黄海を旅した。
性格 人がよさそうに見せておいて、根っからの善人ではない。
「もちろん、私は試したんだよ」(「図南の翼」p316(297)より)

文公主(文姫)<ぶんこうしゅ(ぶんき)>
初登場 「図南の翼」p413(378)「華胥」(「華胥の幽夢」p346(244))「帰山」(「華胥の幽夢」p(324))
姿 十八。
職業 奏国公主。官立の医院長。保翠院の大翠。
住まい 奏国首都隆洽の清漢宮の典章殿。
家族 父(先新)母(明嬉)と兄二人(利達利広)。
性格 「いかにも珠晶と気の合いそうな」人。おきゃんな人。楽しいことが好きそう。
「十二で黄海へ。あたし、十八だけど、とてもじゃないけどできないわ」(「図南の翼」p419(385)より)

宗麟昭彰<そうりんしょうしょう>
初登場 「図南の翼」p411(377)「帰山」(「華胥の幽夢」p346(324))
姿 銀を帯びた金の髪。玲瓏とした声。玲瓏たる美女。天女のよう。
職業 奏国宰輔。
住まい 奏国首都隆洽の清漢宮の典章殿。
性格 もの静か。
「主上に分がございません。ですから、おやめなさいまし、と申しあげましたのに」(「図南の翼」p414(379)より)

――出典
「東の海神 西の滄海」
「図南の翼」
「風の海 迷宮の岸(上)(下)」
「月の影 影の海(上)(下)」
「風の万里 黎明の空(上)(下)」
「黄昏の岸 暁の天(上)(下)」
「華胥の幽夢」
以上、小野不由美作 講談社X文庫ホワイトハート
「東の海神 西の滄海」 「図南の翼」
「風の海 迷宮の岸」
「月の影 影の海(上)(下)」
「風の万里 黎明の空(上)(下)」
「黄昏の岸 暁の天」
「華胥の幽夢」
以上、小野不由美作 講談社文庫
「魔性の子」小野不由美作 新潮文庫
「漂舶」小野不由美作 講談社X文庫CDブック「東の海神 西の滄海」付録

ホームページに戻る
趣味の部屋に戻る
小説の部屋に戻る
十二国記の部屋に戻る
キャラクター紹介に戻る

このページについてのお便り、リンクしたい場合は、タイトルに「オム」という文字を入れて

omu@sainet.or.jp
(おむらよしえ)へどうぞ。

Last modified 2007.6.12.
Copyright 1997 OMURA Yoshie