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ぷにぷに新報 第7号 1頁 発行1997年(平成9年)1月1日
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TDL懺悔録

1996.JUN
 生まれたての赤ちゃんは恐怖というものを知らない。ごきげんな時は真っ暗闇でも目を開けてキャッキャしている。ところがいつの間にか人は暗闇を恐れるようになる。
おはな坊は96年の夏、ある体験をきっかけに暗闇を非常に恐れる様になってしまった。
瀕死のおはな坊
 とある6月の日曜、私たちはウキウキTDLに向かった。お目当てはオープン間もないTOON-TOWN。ほのぼのとしたTDLも楽しいけど、やはり絶叫系にも乗ろうと、ウォーターシュートのあるスプラッシュ・マウンテンに向かう。列に並ぼうとして呼び止められた。
 「お子さん、何歳ですか?」
 「3歳です」
 2才8ヵ月の娘を3才とごまかして年齢制限(3歳以上)をクリア、疑問ありそうな顔の係を横目に列に並ぶ。身長の制限はギリギリOKだったけど、いやがって駄々をこねる娘はどう見ても3才には見えなかった。
 この年齢と身長のチェックは列に並ぶ時、チケット確認時、乗車時、計3回もあって厳重をきわめ、親の罪悪感を促すシステムになっている。その度に娘はいやがって大騒ぎ、顰蹙(ひんしゅく)の視線で痛い程だったけど乗りたい一心で笑ってごまかすばかり、まったくトホホなお父さんとお母さんなのであった。

 舟に乗ってしまえば結構喜んで見ていたけど、途中に真っ暗な所や小さなアップダウンもあってクライマックスの前にすでにフリーズ状態。最後のバッシャ〜〜ンの時にはもう気絶寸前、悲鳴を上げることすら出来ず、放心状態となった娘を乗せて舟は出口にたどり着いたのでした。
 このあと行ったイッツ・ア・スモールワールド、娘は同じ舟のアトラクションというだけでびくついて楽しむどころではありませんでした。そんなこんなでカリブの海賊はあきらめました。実はそれ以来なんです。
おはな坊が暗がりを怖がるようになてしまったのは (^^;;

ビッグ・サンダー・マウンテンなんてへっちゃら

 おはな坊と正反対にジェットコースター大好きなのがしゅんたろう。この日もガジェットのコースターやビッグ・サンダー・マウンテンに大はしゃぎ。
 彼の絶叫マシン初体験は4歳ちょっとで乗った「バイキング」。このときも5歳制限をかぞえ年齢なら5歳だよ、と解釈して乗せたのだが、引きつってはいたけど笑顔は絶やさなかったつわものです。シャトル・ループも体験済み。
 ところで、この機関車型のコースターはパソコン友達のカキクケコージさんという方が作りました。彼の仕事は遊園地の乗り物を作ること。
 彼は新しい乗り物を納入したら子供と一緒に乗りに行って「これお父さんが作ったんだぞ〜」と自慢するそうです。
ちょっとうらやましいね。


四畳半襖の張り替え

1996.JLY
ねえ〜、子供もう寝たみたいよ、あれ、やりましょうよ、あれ!
きょうは勘弁してくれ、俺疲れてるんだ。
だめ!やるの!今から、ふすまの張り替え!!

 南の島のハメハメハじゃないけど、子供って朝日と共に起きてきてしまうから夏なんか大変。だから雨戸もふすまもしっかり締めて真っ暗にしないといけないのにそのふすまがボロボロの素通し、襖表どころかこの四畳半、襖の下貼りもない。
 毎日朝早く叩き起こされる(というか、それ以上の起こされ方をされるのもしばしば)のに参ってしまい、とうとうふすまを張り替えることを決意した。とはいえ、業者に頼むと高そうだし、どうせすぐまた破かれるので子供が寝静まってから、夜な夜な一まいずつ、四畳半のふすまの張り替えをしてゆくことにしたのだ。
 でも、やっときれいになったふすまも、もうボロボロになりつつある現状。また今年も張り替えなければならないのである。
 まったく色気もなにもない木村家なのであった。
 でも、借家なんだよな、ここ。猫の爪とぎで畳も壁もボロボロだし・・・




あっちゅーvsピングー

1996.AUG
ズラリ並んだピングー コレクション
 おはな坊が肌身離さず持ち続けるライナス毛布。もうボロボロなんだけど、とうとう「あっちゅー」という愛称まで付きました。寝るとき「あっちゅー」、起きたら「あっちゅー」、どこにいくにも「あっちゅー、あっちゅー」でもう大変。
 ところが今年の春頃から強力なライバル出現。それはピングーです。しかもピンガにロビと仲間もそろっているのでぷにぷにを始めとするほかの縫いぐるみの影が薄くなってしまうほど。最近はお出かけには、小さなバックにピングーファミリーを入れて連れていくのがお気に入り。
 もちろん寝る時も離しません。枕元の回りはピングー ファミリーやら、ぷにぷにやら、あっちゅーやらたくさん並べなくては寝ることが出来ない最近のおはな坊なのでした。


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