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ぷにぷに新報 第5号 1頁 発行1995年(平成7年)1月1日

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1994年(平成六)
入園式 おはな坊

 しゅんたろう
晴れの入園式
ばら組になりました

 いたずらおはな坊
床に散乱してるのは
食い散らかしたパンのくず
上にみえるのはライナス毛布

この年、しゅんたろうは幼稚園に入園し、花穂は満1歳となり歩けるようになりました。

特派員報告

黒田五郎記者
黒田記者  1994年10月10日
 我輩は居候である。
名前は黒田五郎、通称猫かぶりのゴッちゃんという。どこの生まれかとんと分からぬが、今は二食昼寝付きの身分である。
 今朝は、花火の音で目が覚めた。お祭りかニャ?
 おお、そうだ。今日はしゅんたろうの初めての運動会だ。しゅんたろうが体操着に着替え始めたぞ。ご主人が水筒に詰めているのは・・・酒だ!
今日は雨も降らないやうだし我輩も一つ陰ながら応援にでも行ってみようか。

 さすがにご主人の自転車は早い。見失った。しかし我輩の優秀な耳には、子供らの歓声が聞こえているから迷うことはニャイ。
 おうおう、いるいる親バカ子バカ。どこの親もカメラとビデオをぶら下げておるニャー。ええとご主人の席は・・・ああ、あんな後ろだ。陣取り合戦に負けるようじゃ親バカがまだ足りん。

 しかしどの子も同じ体操着でどれがしゅんたろうか良く分からん。
ばら組は・・・いたいた。しゅんたろうだ。ほう、先生も可愛いのう。我が輩の好みじゃ。 選手宣誓もあるのか、何々「転んでも泣きません、最後まで一生懸命頑張ります」。ほー、なかなか泣かせる宣誓ではニャイか。

ほう、リレ−もあるのか。う−ん、どの子も頑張っておるのう。結構フォームがしっかりしておる。3才児とは言えあなどれん。ま、我が輩の方が速いがの。おお、しゅんたろうの番じゃ、なかなかに頑張っておるな、ちゃんとバトンを持て走っておる。あぁ抜かれた、抜かれた!しかし、ご主人と奥様の言うこともあの位まじめに聞けばもっといい子なんじゃがのう。

しゅんたろうはダンスが他の子よりワンテンポ遅れるように見えるが気のせいかのう。玉入れも懸命にしてはいるが入っているのかのう。しかし、なかなかやるもんじゃニャイか。お、ご主人の登場だ。しゅんたろうをおんぶして…やれやれ酒で顔が真っ赤だ。お馬のリレーだってのに足元がふらついて、じゃが意外と真面目にやっちょるのう。
しゅんたろうも嬉 し そ  う   だ     し  
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      おっ
すっかり昼寝をしてしもうた。もう誰も居らん。みんなかえってしもうたわい。
さて、我が輩もぼちぼち帰るとするか。



歩け!歩こう!

 おハナ坊も1才を過ぎ、歩くようになりました。
しゅんたろうより歩き出すのが1ケ月以上遅かったけど、歩き始めればいつの間にか、ヨチヨチがテコテコそしてトコトコ、スタスタとどんどん上達してすっかり頼もしくなりました。
でも、見ていて楽しかったのはやはり歩きはじめの頃。
ヨタヨタ歩く姿はとにかくユーモラスで、しゅんたろうの歩き始めと比べてみるのも楽しそうです。

ゴジラ歩きのおはな坊

ウ−タンしゅんたろう

私の記憶が確かなら、しゅんたろうの歩きはオラン・ウ−タンスタイルから始まった。 軽くバンザイしたスタイルでやじろべえのように身体全体を揺らしながらバランスを取り空いた足を前に出してまた体重をその足に移して進んでいく。
そんなウ−タンやじろべえが前に進んで行く姿を連想していただくとしゅんたろうの歩く姿が見えてくるはず。
歩くのが上手になるにつれ両手が下がり、身体全体の揺れも小さくなり、いつの間にか人間の歩きになり現在に至ります。

ゴジラおハナ坊

対するおハナ坊はゴジラ歩きです。
しゅんたろうと違っておハナ坊はほとんど身体は揺らさず、腰から下だけでペタペタと歩きました。体重移動をあまりしないので、1歩1歩が早くせわしない割になかなか前に進まず、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのよう。おまけに手はパーを開き肩の高さで前に出し(腕立て伏せの腕を曲げた状態を連想してください)、首を前に出し目はまんまるで瞬きしないし、しっぽこそないもののゼンマイ仕掛けのゴジラのおもちゃ。というかその息子ミニラにそっくり。
さすがにこのミニラも最近は人間に成長してきて、ちょっとつまらない気がするこの頃なわけです。
注 ゴジラの息子ミニラを知らない方はリトルゴジラを参照のこと。(こっちの方が似ているかも)



I Love Motercycle

 お父さんのオートバイは、世界で一番カッコイイ。時代遅れの250CCだけどしゅんたろうだけはそう信じていてくれている。
YAMAHA RZ-250R
しゅんたろう初めてのオートバイ体験は2才の時。タンクの上に乗せてちょと走ってやったのが最初。自転車とは比べ物にならない風圧に大感動でした。
去年(1994)の夏、今度はちゃんとヘルメットを付け後部座席にちゃんと乗せて走ってみた。
それはもう大はしゃぎ。でもお母さんのヘルメットでは大きすぎてグラグラするし、ちょこんと座っただけでは落っこちそうで何とも心もとない。
そこで専用に小さめのヘルメットを買い、ベルトで体を安定させる方法も考えた。
まだ大して走ってはいないのだが、オートバイがすっかりお気に入りの様子。 もうイッパシのライダー気取りで2階にでも登るように大きな車体に自分でまたがる。タンデムステップにちょんと触れるだけのつまさきも誇らしげ。
結構素早い加速にも、風を切るスピードにもニコニコしていて、ライダ−2世としての素質も充分ありそう。
暖かくなったら、もっと本格的に、日帰りのツーリングにでも連れていってやりたいと思っている、ライダー一世なのであったりする。





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