『なかだし』歴史館
復興篇
(1999年)
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1月 |
年は変わったものの、｢NAL｣、相変わらず自宅と所沢の間を行き来するだけの生活を送る。 来るべき全面撤収に備え、友人知人の助けを受け、部屋にあった相当量の荷物を何回かに分 けて｢ネズミ輸送｣する。 ｢怒著｣、薬局の仕事が忙しさを増す一方。 |
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2月 |
次職が決まらない｢NAL｣、これまで辛うじて維持してきた所沢の部屋から全面撤収。本業の 不振は、｢ご趣味｣の方にも悪影響をもたらし、執筆作業等は大幅に遅延。大学でお世話にな った教授のご厚意で、同学の教職関係出版物の｢仕事｣を作っていただき、ようやく｢編集｣らし い仕事をする。 |
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3月 |
｢メンズコミック｣に参加するため、関係者一同がTAKEKO氏の車で名古屋遠征。 渋滞を嫌い、帰路は中央道から長野方面経由のルートを選ぶが、長野県内に入ったところで 大渋滞。碓氷峠を下る直前に立ち寄った、スキー場と一体化したパーキングエリアの発見な ど、それはそれで良かったこともあったのだが……。 次回からは、こうした渋滞とは無縁の鉄道を使うぞ、と決意(笑)。 3月30日夜、｢NAL」が突然の仕事を受けることになる。大変な手術で急に長期入院 が決まった先生に代わり、4〜7月の4ヶ月間、県立高校で常勤講師をすることになっ たのだ。4月から……って、この時点では既に明後日ってことデスかい？ |
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4月 |
「NAL」、いきなりの依頼を受けて新天地へ(詳細は『NALの部屋。』近況報告にて)。 2月に撤収してきた荷物の片づけが終わらない内に、また引っ越し。 |
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5月 |
｢コミック・レヴォリューション｣で、やっとの思いで完成にこぎ着けた待望のオフセット新刊 『なかだし』5号発行。 この頃から、｢魔導研究所｣との合同企画『マルチ本』が具体的に進展し始める。 |
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6月 |
｢ときめきパーティセンセーション｣で、｢なかだし｣｢魔導研究所｣が合同制作した 『ちょ〜次元美少女図鑑(1) すきすき マルチちゃん』を発行。 『なかだし』5号で発行を予告していた、量産型の『なかだしなかま』第1弾の同日発行を目 論むが、準備不足で断念。1週間後の｢サンシャイン・クリエイション｣での発行ということに切り 替え、作業を仕切り直す。 『なかだしなかまVol.01』、変更後は予定通り発行。 |
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夏 |
｢NAL｣、県立高校の常勤講師の仕事を予定通りに終了。その高校が高校野球県大会で勝ち 続け、なんと決勝戦に進出。最後まで応援に加わったが、惜しくもそこで敗退。だが、これはい い経験になった。 『ムトゥ』でお馴染み、我らがスーパースター・ラジニカーント主演の最新作『アルナーチャラム』 の公開初日がコミケ開催期間と重なった。しかも、公開日前夜には『アルナーチャラム』と、日 本での一般公開はまだまだ先とウワサされるこれまたラジニ主演の『バーシャ!』の2本を一挙 にオールナイト上映する企画があり、掲示板でもお馴染み、かずたま＆おむたま ご夫妻、 みろくじ宇一郎さんをはじめ、｢なかだし｣｢魔導｣などの関係者の多くも参加。明け方映画を見 終えた後、ほとんど完徹のままコミケ会場へと赴いた。 |
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9月 |
｢サンシャイン・クリエイション｣で、『なかだしなかまVol.J(ボルジャーノン)』と、『マルチ本』 に続く「魔導研究所」との共同企画『ちょ〜次元美少女図鑑(2)らぶらぶ デ･ジ･キャラ ットちゃん』を同時に発行。しんどかった……。 |
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11月 |
｢コミック・レヴォリューション｣で、『なかだしなかまVol.02』を発行。 今回は『こみっくパーティ』メインの本になり、コンパクトなボリュームながら良くまとまった本に なったので安堵。かつてないハイペース発刊が続いて大いに意気も上がるが、同時に大部数 コピー誌の製本作業が人員的にも時間的にも状況的にも限界に達していると改めて明白にな ったのは事実。次に同様の本を出すとしても印刷にしよう……。 |
| 1999年12月 |
| かつてない勢いで新刊ラッシュが続いたこの年。1900年代ラストイヤーの締めくくりとして、さらなる新刊『なかだしなかまK』を発行。 人気上昇中の『ラブひな』のパロディ本として登場するも、例によってインドのオヤジが大暴れ(笑)。どんなに表紙が可愛らしくても｢同人誌、中を見てから買いましょう｣の典型を地で行っている。 実はこの年の夏コミで、ふとしたきっかけから『ラブひな』著者の｢赤松 健｣さんとお話しする機会があり、その場の勢いで｢今度我々が『ラブひな』の同人誌を作ったら、1冊進呈しますから!!｣などととんでもない約束をしていたのだ!! 実際に本ができてしまうとさすがに躊躇するが、｢せっかくだから｣｢とにかく渡してみようゼ｣とばかり、決行(!!)。会場でブースの手伝いに入っていた｢なべりん｣を連れて先方のブースへ。なんとご本人と直接お会いでき、｢我々二人で"ラブひなブラザーズ"なんです(なべりんは本名｢しのぶ｣、私の本名には｢なる｣が含まれる)｣などとのたまいながら、何冊か手渡し。その後少しお話しし、互いに｢くれぐれもお手柔らかに｣と苦笑しながら別れた。 この他、｢怒著｣｢NAL｣の2人は、｢少年チンプ｣さんからの依頼で、先方の冬の新刊『∀チンプ Episode.2』向けに原稿執筆した。 |
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1995年春 |
〜1996年 |
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