『なかだし』歴史館
躍進篇

『なかだし』3号発行まで
(1995年春〜1996年秋)

時 期
出来事など
1995年
確か、『スラムチンプ後半戦』がこの頃発行されていたような気が……。
1995年
11月
コミックレヴォリューションで『なかだし2号』を発行。
「少年チンプ」「車だ ん吉」さんにゲスト参加していただいた。
1995年
晩秋
秋からスタートしたエヴァンゲリオンが各方面から注目される。
冬のコミックマーケットに向けてエヴァの本を作る企画が進んでいたが、実は「少年チンプ」でも
同様の企画をしていることが判り、「せっかくだから!!」と一本化。
1995年
12月
「少年チンプ」さんとの共同作業になった『エヴァ』の本が冬コミで発行される。
これが『エヴァチンプ零號』(発行・少年チンプ)である。
POLICE五人衆からの執筆参加は、怒頂」「三寸」「寿来の3人。
NALは、関係者中唯一“エヴァ嫌い”であるうえ、技術的な限界から執筆はせずに製作作業の
サポートにまわった。

エヴァチンプはパロディ本という性質を考えると、異常ともいえるヒット作になった。
1996年
エヴァ衝撃の最終回に、ファンの評価が揺れる。
『エヴァチンプ弐號』発売(発行・少年チンプ)。こちらは前号同様好評だった。

エヴァ最終回の30分前にはウェディングピーチの最終回が放映されている。
決められた枠内にとどまりながらキチンと終結したウェピー
これまでにない規模に膨れ上がった末、超新星のように爆発して散ったエヴァ
(少なくとも関東地方では)放映時間が連続していただけに、その幕引きは妙に対称的に見えた。

ちなみに、この時期から密かにG計画が発動する(後の『決戦同人誌G』)
1996年
同人界の一大事(笑)、あの問題作『決戦同人誌G』(発行・東京部分肉センター)が登場!!
表紙がうたたねひろゆき氏による綾波レイだっただけに、ものすごい反響!!
でも中身は、かなり“アレ(笑)!! 並み居る執筆陣が、揃いに揃ってとんでもない問題作を連発。
そもそも、「少年チンプ」「POLICE五人衆」が参加してるってだけでも方向性の見える相当に危険な
本なのに、中身も見ないで「新刊20冊!!」などとまとめ買いするお客さんが続出。
“同人誌、中を見てから買いましょう”
1996年
9月
『決戦同人誌G』の打ち上げ。
浅草発の屋形船にそうそうたるメンバーが乗船して、参加した我々は驚愕した。参加者のお名前
を列挙はしないが、「この船が沈んだら、『D撃大王』はつぶれるぞ」という悪い冗談まで飛び出す
ほどの面々であったと記しておく。
とにかく、活動がようやく軌道に乗ったばかりの我々にとっては、とてつもない夏が終わった。
1996年
10月
横浜アリーナで開催されたコミックキャッスルで『なかだし3号』発行。
当初9月発行を目指していたが、“コミケ後脱力症”で執筆が遅れてしまった(……)。
このときは、「少年チンプ」みろくじ宇一郎」「車だ ん吉」「藤沢信二の各氏にも執筆して
いただく。
表紙イラストを担当したのは、おおしまひろゆき氏。柔らかいタッチが好評だった。


見たい時期を下のボックスから選んで下さい。
 区 分 
〜序章〜
黎明篇
躍進篇
停滞篇
混迷篇
復興篇
 時 期 
1993年以前
1994年〜
1995年春
1995年春
〜1996年
1997年
1998年
1999年


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