『なかだし』歴史館
黎明篇

『なかだし』発行まで
(1994年頭〜1995年春)
1999.11.13夕方更新


時 期
出 来 事 な ど
1994年
初春
前年末の冬コミでの戦績(厳しかった!!)を検討した結果、以下の結論に達した。
・オリジナルの本を売るには、まずお客さんを集めなければならない
・お客さんを集められるのは、悲しいかなエロかパロ
・我々はエロをやるつもりがないので、じゃあパロに挑戦
……ということになり、早速ネタの準備とイヴェントへの申し込みを行う。

パロディをやるにあたっては、少年チンプさんの執筆姿勢が大いに参考とな
った。
1994年
3月
こうした経緯で、初のパロディ本『ASS ASS IN』(コピー誌)を発行する。
タイトルの由来は、当時健在だった「少年キャプテン」連載の「超兄貴」から。
ある回のサブタイトル「ASSASSINという単語はASS ASS INに見える」が非常にお
かしく、そのまま採用した。
1994年
5月
勢いに乗って、第2弾『英倫〜加糖4%〜』(コピー誌)を発行。
さらに勢いに乗って、「少年チンプ」さんのブースへこれらのコピー誌を持って挨拶に
行く(!!)。

後日「少年チンプ」代表「みろくじ宇一郎」さんから手紙が届き、なな何と、
次のチンプで原稿を描いてみないかとのお誘いを受ける。
1994年
「少年チンプ」さんが発行した『スラムチンプ前半戦』の執筆に参加。
このときまでに、『ASS ASS IN』に収録した「ああっ兄神(あにきさまっ」
(寿来・作)」を単行本化することを決定、スラムチンプに発行案内を掲載した。
1994年
11月
コミック・レヴォリューションで『ああっ兄神)さまっ』発行。
これは当時としては秘縦横にタイムリーな企画であり、尻込みする執筆者本人以外
は「それ相応の販売数になる」と予想していたが、その我々ですら考えていなかった
ほどの大反響に、一同驚く。
1994年
12月
冬コミは、当方のサークルが落選したため、「少年チンプ」さんに兄神さまを置い
ていただく。
1995年
1月
阪神大震災。
発生時には、NALのアパートで怒頂が原稿作業中、NALの大学の後輩の
WIZ(現・KITA)が徹夜でテレビを見ていて、NALが5時頃目覚めたときには、こ
の2人がただ呆然とテレビ画面を見ていた。
1995年
3月
地下鉄サリン事件発生。
オウム教団への強制捜査・教祖以下の逮捕へとつながっていく。

直後に開催された「コミックキャッスル」で、コピー誌『なかだし創刊準備号』
を発行。
どうせ本を出すなら、タイトルに一貫性を持たせた方がお客さんに判りやすいだろう、
ということで、セーラームーン』『レイアースなど元ネタが掲載されていたなか
よし
をもじった名称を考案。
以降、女性に言われると何となく申し訳ない気分になってしまう(……)タイトルが決定
した。
1995年
4月
コミックレヴォリューションにて『なかだし創刊号』発行。
以来、なかだしという本がPOLICE五人衆(現・なかだし 共の会)」のメインに
なっている。


見たい時期を下のボックスから選んで下さい。
 区 分 
〜序章〜
黎明期
躍進篇
停滞篇
混迷篇
復興篇
 時 期 
1993年以前
1994年〜
1995年春
1995年春
〜1996年
1997年
1998年
1999年


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