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初春 |
前年末の冬コミでの戦績(厳しかった!!)を検討した結果、以下の結論に達した。 ・オリジナルの本を売るには、まずお客さんを集めなければならない ・お客さんを集められるのは、悲しいかなエロかパロ ・我々はエロをやるつもりがないので、じゃあパロに挑戦 ……ということになり、早速ネタの準備とイヴェントへの申し込みを行う。 パロディをやるにあたっては、「少年チンプ」さんの執筆姿勢が大いに参考とな った。 |
3月 |
こうした経緯で、初のパロディ本『ASS
ASS IN』(コピー誌)を発行する。 タイトルの由来は、当時健在だった「少年キャプテン」連載の「超兄貴」から。 ある回のサブタイトル「ASSASSINという単語はASS ASS INに見える」が非常にお かしく、そのまま採用した。 |
5月 |
勢いに乗って、第2弾『英倫〜加糖4%〜』(コピー誌)を発行。 さらに勢いに乗って、「少年チンプ」さんのブースへこれらのコピー誌を持って挨拶に 行く(!!)。 後日「少年チンプ」代表「みろくじ宇一郎」さんから手紙が届き、なな何と、 「次のチンプで原稿を描いてみないか」とのお誘いを受ける。 |
夏 |
「少年チンプ」さんが発行した『スラムチンプ前半戦』の執筆に参加。 このときまでに、『ASS ASS IN』に収録した「ああっ兄神(あにきさまっ」 (寿来・作)」を単行本化することを決定、『スラムチンプ』に発行案内を掲載した。 |
11月 |
コミック・レヴォリューションで『ああっ兄神)さまっ』発行。 これは当時としては秘縦横にタイムリーな企画であり、尻込みする執筆者本人以外 は「それ相応の販売数になる」と予想していたが、その我々ですら考えていなかった ほどの大反響に、一同驚く。 |
12月 |
冬コミは、当方のサークルが落選したため、「少年チンプ」さんに『兄神さま』を置い ていただく。 |
1月 |
阪神大震災。 発生時には、「NAL」のアパートで「怒頂」が原稿作業中、「NAL」の大学の後輩の 「WIZ(現・KITA)」が徹夜でテレビを見ていて、「NAL」が5時頃目覚めたときには、こ の2人がただ呆然とテレビ画面を見ていた。 |
3月 |
地下鉄サリン事件発生。 オウム教団への強制捜査・教祖以下の逮捕へとつながっていく。 直後に開催された「コミックキャッスル」で、コピー誌『なかだし創刊準備号』 を発行。 どうせ本を出すなら、タイトルに一貫性を持たせた方がお客さんに判りやすいだろう、 ということで、『セーラームーン』『レイアース』など元ネタが掲載されていた「なか よし」をもじった名称を考案。 以降、女性に言われると何となく申し訳ない気分になってしまう(……)タイトルが決定 した。 |
4月 |
コミックレヴォリューションにて『なかだし創刊号』発行。 以来、『なかだし』という本が「POLICE五人衆(現・なかだし 共の会)」のメインに なっている。 |
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1995年春 |
〜1996年 |
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