大和

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大和
おてまみ あとがき

大和 postscript

 私は、夢を見ました。黒髪の少年がじっと死体を見ている夢です。
 この情景を書こうと思い、二年ほど前に「大和」ができました。しょっぱなのぐろぐろを書くために、この話はできました。
 いささか設定が破綻しているところもありますし、謎解きかとみせかけて謎解きではない、組織ものですらない、という私にもよくわからないものです。大和という少年のイメージも、私にはよくわかりません。「よくわからない」イメージなのでしょう。きっと。
 家庭裁判所調査官や刑事は、きっとこんなことはしないと思いますが、そのあたりはご容赦下さい。お話ですから。
 あと、私は学校の教師というものにあまりいい感情を持っていません。とても嫌な先生に会ってしまったので、それに似た人が教師の中にいるということが、どうしても忘れられないのです。もちろん、教師の中にもいい人がいることは判っています。

 では、このへんで。
 あなたが、一時楽しい時を過ごされたら、そして何か心に残るものを得られたら、幸いに思います。
 感想・批評・批判等いただければ、大変嬉しく思います。


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