荻窪局は昭和4〜5年にかけて欧米視察の最初の成果として位置付けられる。 平面形状に曲線を取り入れたインターナショナルスタイルのこの建物は戦後の建築 作品にも繋がる。
現在は駅前の建物の密集した立地環境になってしまい、当初の面影を偲ばせる曲面の 大型サッシュは現在は金属パネルの外装材で覆われてしまっていた。