分離派建築博物館--森田慶一--

京都にて


ある役所

設計:森田慶一..................................................................年代:1921(大正10)年




ある役所(「分離派建築会の作品 第2」より)




京都帝国大学楽友会館

設計:森田慶一 .....................................場所:京都市左京区....................................建築年代:1925(大正14)年頃.....................................現存する(撮影1994年)




第3回分離派展出品の模型(「建築画報(vol.14 9号)」より)



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「ある役所」と同様、装飾性を極力抑えた スパニッシュ風の外観でまとめられている。
縦長窓はリズミカルで音楽的でさえある。尖頭アーチ付きのポーチ柱は農学部表門にも
見られる。







京都帝国大学農学部表門,門衛所

設計:森田慶一 .....................................場所:京都市左京区......................................建築年代:1924(大正13)年.......................................現存する(撮影1994年)




(立面図「森田慶一建築作品」より)

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菱型断面の柱、複雑なカーブの尖頭アーチ、瓦屋根。シンプルでありながら個性を
感じさせる。アーチの形状は卒業制作にも見られる複雑な曲線であり、よく見ると
ゴシック建築に見られるオージー曲線よりもさらに複雑である。