「ある役所」と同様、装飾性を極力抑えた スパニッシュ風の外観でまとめられている。 縦長窓はリズミカルで音楽的でさえある。尖頭アーチ付きのポーチ柱は農学部表門にも 見られる。
菱型断面の柱、複雑なカーブの尖頭アーチ、瓦屋根。シンプルでありながら個性を 感じさせる。アーチの形状は卒業制作にも見られる複雑な曲線であり、よく見ると ゴシック建築に見られるオージー曲線よりもさらに複雑である。