分離派建築博物館-マヴォ
葵館,吉行あぐりサロン,舞台装置〜「朝から夜中まで」
場所:葵館=東京都港区.......................設計:吉川清作,村山知義,荻島安二(外装レリーフ)..........................建築年代:1924(大正13)年.....................................現存しない
場所:吉行あぐりサロン=東京都新宿区...............設計:村山知義........................................建築年代:1926(大正15)年.....................................現存しない
葵館
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映画館の内外装。緞帳,内装に村山知義の作風が感じられる。
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ファサードを飾るレリーフは、彫刻家荻島安二の手になるものである。荻島は彫刻の団
体「構造社」に属し、建築と彫刻の融合を目指した。その一方で日本初の洋風マネキン
人形作家としての顔を持つ。(2006年.記)
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*緞帳,ファサード,内観共「建築新潮」(1925年1号)より
吉行あぐりサロン
未来派詩人吉行エイスケ夫人の美容室。数年前、某テレビ局の朝の連続ドラマでこの建物の一部が再現された。
村山知義の作となっているがどの部分で力を発揮したのかは不明。
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*外観--アールヴィヴァン1989 33号(特集=「マヴォの時代」)より
舞台装置〜「朝から夜中まで」
ゲオルク・カイザー作のドイツ表現主義戯曲「朝から夜中まで」の舞台装置。構成主義的イメージで
当時、大きな話題を呼んだ。
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*「建築新潮」(1925年3号)より