堀口による卒業設計。物質文明を否定した精神の理想郷との設計主旨が付されている。堀口による分離派の宣言文 と同様、気概に満ち溢れた様子が窺える。 堀口、瀧澤、山田らの三人は在学中に中国各地を旅行し、特に青島の総督府などドイツの新しい建物から強い印象 を受けたとしている。