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下を向いて歩こう
サイクリングでマンホールウォッチング
子供たちをつれて自転車で「わが町」のマンホールウォッチングをぶらぶらとしたことがあります。バチバチ写真もとりましたので、暇な方は見てってください。
上のがもっとも普通に見られる蓋です。滑り止め用のパターンもごく普通のおそらく全国共通に見られる模様です。
このほかに変形亀甲模様のパターンの蓋もあります。
中心のマークは福岡の福「フク」をデザイン化したものでまだ町だった時代から使われています。
この右が一番新しい蓋です
最近どこの自治体でもおなじみの名所図パターンです。
写真のものは着色されています。図案は中央がきんもくせい外側がコスモスで、市の木と花に指定されたものです。市のマークは消えました。
丸い蓋がたいてい下水関係であるのに対し、四角い蓋は上水(特に消防関係)です。
上のも左下のも町だった頃の蓋ですが上のほうは、マークが違うのでさらに古いものだと思われます。市制施行は1972年なので25年以上は経っている年代ものです。
右下が現在の消火栓の蓋です。
右のは隣町のものですが着色されていてとてもかわいいものです。
町水道時代の古い消火栓のふたに丸に福の字のマーク(一番上)が使われているのがありました。しかし下水道関係のマンホールではまだこの図案の蓋を見たことがありません。
上水に比べて下水の方が普及が遅れたということでしょうか。
ふたアラカルト
町をふらつけばほりだしもののふたに遭遇することもまれではないのです。いろいろな蓋を集めてみました。
埼玉県営住宅の敷地内にはなぜか埼玉県の蓋しかありません。また、2箇所ある大規模な公団団地のなかには住宅公団の専用蓋か無記名の汎用型の蓋しかありません。なんか自治体同士の縄張り争いのようなものが感じられてちょっと面白いです。
東京電力のふたは周囲の模様がおそらく交流電流を表わすサインカーブの図案化です。NTTは電電公社時代のマークの蓋をまだよく見かけます。周囲の模様はおそらくTTの図案化です。
通常はそこを管理する自治体なり団体の蓋が設置されることになるのですが、なかには全くとんちんかんな蓋がぽつんと誰に気付かれるでもなく設置されていることもあって、そんな蓋に遭遇するのも楽しみの一つです。
川越の蓋はもうちょっと行けば本当に川越市という所にありました。東京の蓋はうちの近所に3枚並んであります。厚木の蓋ははじめどこの蓋かわからなかったのが厚木と分かったときは驚きました。一番右のはまだどこの蓋か知りません。逆さにすると入マ(入間?)と読めなくはないのですが・・・と、思ってたのでしたがカタカナの「ハマ」でした。なんと横浜のふたです。林丈二さん(下記)の本に出てました。
直径15センチくらいの着色されたかわいいふた。これが何に使うものかというと、デザインの通り七夕まつりの竹飾りを地面にさすためのものなのです。
だから使われるのは年に2日間の祭の期間だけなのです。
福西鋳物 マンホールのふたを作っているメーカーです
マンホールマン マンホールマンとは一体誰だ?
マンホール このぺーじにこどもは行ってはいけません
東京マンホール このページにもこどもは行っちゃダメ
Manhole ぜったいこどもは行っちゃダメ
んー、路上観察って結構ブームだったし、マンホールの蓋を扱った
ページ有ると思ったんだけど見つからなかった。メーカーを一つ見
つけた以外は無関係なのばっか。連想ゲームの結果か、アダルト関
連が結構あるのには驚くやら情けないやら。
マンホールの蓋の世界的権威といえばこの人。「マンホールのふた
日本編」「マンホールのふた世界編」の二つの写真集ほか、「路上
観察学入門」「街を転がる目玉のように」などぶらぶらお散歩が大
好きになる本をたくさん書いています。絶対おすすめ。
Manhole-Cover in TDL
制作著作
ぷにぷに新報社
copyright by shigeo kimura