Hale-Bopp Comet
ぷにぷに新報 特集 わが家の天文学
1997.3.24 6:30pm
ヘール・ボッブ彗星をとらえたっ!
まんなかにポチッと写ってるのが彗星です。
なあんだと言うなかれ。これは自宅の窓からビデオカメラで写したんです。私たちの家は住宅街の中だし、快晴とはいえ満月が昇りつつあったし、そんな悪条件のなかでもはっきり尾が見えたのには大感激。冗談でビデオカメラ向けたら一応、点光源として写りました。これってやはりすごいことだと思います。
わが家で一番彗星を見やすい場所はなんとトイレなんです。なんか脱力感が漂うけどトイレに入って窓開けて明り消すと、隣のアパート越しに彗星がよく見えます。
自宅で彗星見ながら「おしっこ」ってのはたぶんこの先体験できないでしょう。一期一会ってこういうこというんですね。
現在6歳のしゅんたろうも彗星には大興奮。ちゃんとヘール・ボッブ彗星と言えるし、彗星の尾をみて「ホント、飛んでるんだねえ」と喜んでいます。
1997.3.9 9:32am
日食みましたか?
3月9日の日食見ましたか?ちょうど日曜だったのでわが家でも家族そろって日食観測を楽しみました。
太陽を見るのには濃いフィルター(煤でよごしたガラスとか下敷きとか)が必要ですが、うちではフロッピーを使いました。いらなくなったフロッピーを壊して中のぺらぺらを2枚重ねると太陽を見るのにちょうどいい濃さなのです。
写真はホームビデオで写したものです。レンズの前に3枚フロッピーを重ねるとちょうどよく写りました。ビデオとパソコンをつなげて生中継ごっこをしてあげると子供たちも大喜び。たった25ドットサイズの太陽でしたがディスプレイを通して見る日食というのもなかなかのものでした。
この日は朝4時前に起きてヘールボップ彗星も見ました。わりと星も出ていたので「こりゃ空気の澄んでる所まで行くっきゃない」と車で一時間ちょっと、標高数百メーターの正丸峠まで走りました。標高を重ねる程星の数も増えて期待を膨らませて着いた頂上は思ったほど星が多くない。変だなと思う間に空がどんどん明るくなって・・・そう、夜明けになっちゃったんですぅ〜(シノラー風^^)
でも、関東平野を見下ろしながら、朝焼けの中の彗星もなかなかのものでした。
百武彗星も凄かった
1996.MAR
この写真はカメラで撮りました。50ミリレンズの静止撮影です。この時も正丸峠まで行ったら雲が出てしまって、あきらめてふもとに降りて春霞でどんよりした星空の状態で写したものです。それでもちゃんと長い尾が写っているのですから凄いもんです。
1996年97年と連続して100年に一度あるかなしかの大彗星が出現するなんて、いよいよ世紀末、人類の終焉が迫っているのでしょうか?宗教団体の集団自殺なんかもあったりしてちょっぴり不安な今日この頃であります。
星のリンク
- ヘールボップ彗星や日食のことはここに詳しく出ています
- 国立天文台
- 日本を代表する天文施設。もちろん彗星関連も詳しいです。
- AstroArts Home Page
- 天文に関するニュースがバッチリ。アマチュアの写した彗星の写真もたくさんあります。レインボーブリッジとヘールボップという素晴しいカップルの写真は素敵です。
- NASA
- 天文に関することならすべてここに。アポロもシャトルもハップルも、もちろんヘールボップ彗星も。
ぷにぷに新報トップページへ
ホームページへ
mailto:kim@sainet.or.jp
制作・著作 by ぷにぷに新報社