六郷用水から多摩川への排水と舟運交通とを兼ね備えた水門として、地元 六郷町人々が材料と労力を提供する などの悲願と努力によって完成された。 その外観は、ドイツ人神智学者シュタイナーの設計によるゲーテアヌムを思わせる独特な曲面のボリューム感 が特徴的である。しかし設計者を特定するには至っていない。(「東京再発見」(伊東孝)に詳しい)