iPod touch (2nd generation)
2009/04/12、4/15
iPod touchを入手したので、初期印象を述べる。
オンラインのAppleStoreから、中容量(16GB)のものを選択。
パッケージは、プラスチック製の小型のもの。
説明書は、ごくシンプルな物。
附属品は、USB接続ケーブル、イヤフォン、クロス。
CD-ROMは、附属しない。
原則的にオンラインのマニュアルを参照する。
本体は、金属とガラス製のAppleらしい洗練されたデザイン。
裏面は、鏡面仕上げで指紋が目立つ。
側面は丸くなっており、滑らかであるが、滑ると落下させてしまう。
様々なケースが他社から出ており、組み合わせるのも楽しいだろう。
中国製。
基本的に、MacやPC上のiTunesが必須。
本体へUSBケーブルでMac等を接続すると充電が開始され、
iTunesがデバイスを認識する。(一般のiPodと同様)
まず、ユーザー登録が行われる。
同期を行うと、iTunes上の楽曲、ビデオなどが同期する。
附属の機能は、iPodの基本機能、Webブラウザ、メーラ、カレンダー、電卓など。
ゲームなどのアプリケーションは、iTunesのサイトから、iTunesを経由して
ダウンロードし、同期を取る
ことによって、本体に格納される。
一般のiPodと異なり、回転するホイール式のセンサーはない。
画面のタップや、指の移動によって動作する。
機械的なスイッチは、画面下部のホームボタンと本体上部の電源ボタン、
左にある音量の増加、減少ボタンのみ。
アイコンは、画面全体に表示され、音楽、ビデオ、写真、iTunesのアイコンは、
常時表示される。
画面上部には、アプリケーションアイコンが並び、配置は変更可能。
追加したアプリのアイコンも並ぶ。
画面上で指を上下になぞると、画面表示もスクロールする。
(表示の端に達すると、少し戻るような動きをする。)
画面を軽くたたくと選択を意味する。
音楽再生中は、再生/停止、前後曲選択ボタン、音量可変バーが表示され、
画面をタップすることによりサブメニューを表示する。
ポケットなどにしまうと操作ができなくなるのは、難点。
画面を横長に持ち変えると画面は、90度回転し、カバーフロー画面になる。
ホームボタンを押すといつでもアイコンのあるホーム画面に戻る。
ビデオでは、横長に画面が使用され、本体をどの向きにしても正常に表示される。
本体には、スピーカが内蔵されている。(音質は良くないが。)
Web閲覧、メール、地図機能は、無線LANでWeb接続する必要がある。
iTunesへも直接接続可能。
ゲームでは、本体内蔵の加速度センサーをコントロールに使ったものもある。
写真は、iPhotoとの同期が可能。
スライドショーが可能。
日本語入力は、変換辞書内蔵で、画面に表示される英語キーボードや、独自の仮名入力方式が選択可能。
指よりも小型のキーボードであるが、打ち間違いは少ない。
従来の電子手帳やPDAで多く見られたペンでタップ入力する方式と比べ、
指で操作するため直感的な操作感があり、
画面上のキーボード表示も極めてシンプルであり分かりやすい。
音質は、可もなく不可もなくというところ。
画質は、画面保護フィルタを張ったせいか、ややざらつきがあるが、バックライトも明るく
見やすい。また色もよい。
画面サイズも大きめで見やすい。画面の縦横比は、2:3。
昔のドックもそのまま使えた。(2003年)ただし、附属品のドックアダプタは、装着できない。
画面を直接触って操作する感覚が極めてユニークであり
面白い。
画面の「反応」もAppleらしいギミックのある動きで、操作する楽しみを
実現している。
無線LAN環境がないとインターネットにつながらない点が気になるが、
今後無線LANスポットが町中に増えていけば、気軽にネットが楽しめるのではないか。