■ 映画「タイタニック」 ■

updated on 98/09/23

 フリフラの二人もおそらく観たであろう「タイタニック」(日本語字幕)を観ました。

 ラジオでフリフラのゆうこちゃんが好きな外国俳優はと聞かれて、すかさず答えたのが

ディカプリオさんであった、というのもありますが...。


■主演 レオナルド・ディカプリオ(ジャック・ドーソン)

    ケイト・ウィンスレット(ローズ・デウィット・ブカター)

    グロリア・スチュアート(老婦人ローズ)

    ほか       

   


■あらすじ

 テレビのニュースを観ていた老婦人が、思わず目を見張ったのは、沈没船タイタニックから

発見されたという一枚の絵であった。

 老婦人の口から、物語が語られる__。

 豪華客船「タイタニック」の処女航海の日。

 貧乏青年画家ジャックは賭に勝ち、3等船室の船の切符を手に入れる。

 上流階級の娘ローズもまた、この船に乗る。

 上流階級の毎日に、息を詰まらせていたローズは、航海中の船から飛び降りようとする。

 そこに、ジャックが...。

 運命的な出会いをしたふたり。しかし、ローズには婚約者が。


●「タイタニック」を見て

 うーん、これは、予想に反した展開ですねぇ。

 ジャックは、盗みの咎で、船室に閉じこめられ、それを救うのは、ローズなんです。

 いったんは、救命ボートに乗り移った彼女は、どうしてもジャックのことが気になって、

また、まさに沈みかけている船に戻ってしまいます。やっと探し当てた彼女は、命を懸けて

彼を救うのです。

 彼は、彼女の心の寂しさを救ったんでしょう。でも、彼女は、彼の命を救った。

いや、彼女の命を救ったのは、最初は彼の方でした。

 

 海に投げ出されたふたりは、激寒の海に漂い、救助を待った。

 海には、やっとひとりが上に乗れる木片が浮いていた。

 彼は彼女をそれに乗せ「いつまでも生きていくよう」に彼女に言い含める。

 彼は、木片につかまり体は海の中。

 救助のボートが見える。彼女は彼に声をかけるが、すでに息はなかった。

 でも彼女は強かった。

 救助を求め、無事助かった。

 婚約者も救助された。でも彼女は身を隠した。金のことしか考えない婚約者

には、うんざりだ。

 

 ここまで見て、彼女が愛したジャックがこの世にいないのはひどく悲しいこと

だという重い気分になってしまう。

 でもラストで、気分は晴れる。

 

 画面の展開やスケール感など見事である。

 彼が、パーティーに招待され、めかし込んで(衣装は理解あるご婦人が貸してくれた)

彼女に会うところとか、船首での、キスシーンとか、なかなかいい感じだ。

 

 随所で、女性のしたたかさを見せつけられた思いがする。

 主演のディカプリオもすごい。彼がとっさの判断で彼女に助言したり、窮地からの

脱出などすばらしい。

 女性が見ると、やはり、こういう男性には惹かれるのだろう。

 でもフリフラのあいこちゃんが、いまひとつ惹かれないというのも分かるような気が

する。

 ケイト・ウィンスレットは、注目女優である。

(c) 1998 MTV 98/0923 10:00

  


●敬称略。 

FLIP FLAP pageへ戻る

top pageへ戻る


1998/08/15開設 

takeuchi Mail: takeuchi@sainet.or.jp

Copyright (c) 1998 Hiroshi TAKEUCHI