■ I-O DATA Rec-POT M

2004/07/26

 手軽なハイビジョン録画機を入手したので、その使用感などをお伝えしたい。

 ハイビジョンをそのまま高画質で録画するには、ブルーレイ、ハイビジョンHDDレコーダ、

D-VHSデッキが挙げられる。

 Rec-POTは、HDDを利用した録画機で、何代か積み重ねているものである。

●製品仕様

  • メーカ I-O DATA
  • 型式 HVR-HD160M(愛称 Rec-POT M)
  • 重さ 約1.9kg
  • HDD容量 160GB
  • 接続端子 i.LINK×2
  • 価格 約5万円(5%消費税込み)

●接続機器

  • デジタルチューナ内蔵テレビ ソニー KDL-L26RX2

●外観等

 非常にコンパクトでスペースを取らない。発熱するので周囲は空ける。

 表示は、LEDのみで、電源状態(切、入、スタンバイ)及び録画・再生の別を表示。

 接続端子はi.LINKのみ。メーカが動作可能機種を公表している。比較的新しい機種に

なる。動作に制限のある場合もある。

●操作(D-VHSモード)

 録画は、チューナ(又はチューナ内蔵テレビ)から行う。番組表から予約も可能。

 再生は、本体添付のリモコンで行う。メニュー画面から番組タイトルを選択すればよい。

 メニュー画面は、高精細で美しい。やや動作が機敏ではないが、洗練されている。

 リモコンは、カード型でやや使いにくい。

 リモコンから録画操作ができないのが不便ではある。

●感想

 HDDレコーダでありながら、録画中の追いかけ再生ができない。

 容量が限定されるので、保存するには、D-VHS等へコピーあるいは移動しなければ

ならない。

 画質については、問題はない。

 D-VHSと比べて、頭出しの素早さ、テープの入れ替えが不要など利点も多い。

●まとめ

 ちょっと見ようとしたハイビジョン番組をタイムシフトするには好適である。

 番組の保存目的なら、D-VHS等のレコーダを併用すべきである。


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