●マルチブート環境の構築について
ひとつのHDDにいくつかのOSをインストール。選択して起動できるようにする。
●準備
ATマシン(自作K6-2機)
OS: Win98J,redhat Linux 5.2J,BeOS4.0J
ユーティリティ:PARTITION COMMANDER,SYSTEM COMMANDER Personal
●作業
・HDDに領域を確保(PARTITION COMMANDER)
・OSをインストール
・SYSTEM COMMANDER Personalをインストール
●結果
BeOSにはブートマネージャが添付されている。これを使うとLinuxのLILOは上書きされ使えない。
SYSTEM COMMANDER Personalは、Linuxを直接起動できない。Windows98とBeOSは起動可能。
Linuxを起動するには、Linuxで作成した起動ディスク(FD)が必要。これでマシンを起動するとLILOが
起動し、Linuxを起動可能。
BeOSのブートマネージャインストール後、Windowsも起動できなくなることもある。その際には、Windowsの起動FDでマシンを起動し、MS-DOSから
fdisk /MBR
を実行し、Windowsが起動できるようにHDDのMBRを書き換えてやることが必要。
ただし、これによりWindowsが単一のOSとして起動する。
(c) 1999 Hiroshi TAKEUCHI
特記事項
本ページの記載事項は、個人的に実験した結果であり、これに基づき運用した結果により失敗した場合でも
いっさいの責任は負えません。
OSのインストールやパーティション操作は非常に危険な作業であり、場合によっては、HDD上の重要な
データを消失したり、あるいは、既存のOSが起動できなくなるなどの現象が発生することがあります。
一般にパーティションの作成時には、既存のHDDの内容はすべて破壊されます。
よって、自分が構築したデータ、プログラムなどは必ずバックアップを行ってから作業してください。
以上のことをあらかじめご了解願います。