BJ-40Cレポート

 天体用冷却CCDカメラを入手したので、使用感をレポートする。

 機種選定にあっては、なるべく安価なものとした。

 フィルタ交換等の手間を省くため、カラーとした。

 ビットランのBJ-40Cとした。価格は32万円程度。カラー45万画素。

 附属品として、USBインタフェース、操作プログラム、ケーブル類が附属。

 DC電源が必要であり、今回は、専用AC-DC電源を購入した。

 ソフトがWindows XP Home対応であり、パソコンは、DOS/V対応を要する。

 今回は、約14万円のソニーVAIO typeFの最廉価機種とした。(VGN-FS20)

 

 接続

 マニュアルに従って行う。要は、CCDカメラをインタフェースを介してパソコンに接続すればよい。

 ソフトのインストールも簡単である。

 望遠鏡への取付けは、アイピースの代わりに取り付ける。取付け口径は31.7ミリである。

 もともとCマウントであるため、カメラマウントアダプタ(Kenko Cマウントアダプタ)を取り付ければ、

一眼レフ用のレンズを取付け可能。また、望遠鏡用のカメラアダプタを使って拡大撮影も可能。

 

 撮影

 まず、添付のソフトを起動して、カメラを冷却する。空冷や水冷も可能。

 次にピント合わせ。モノクロで連続撮影を行えるのでやりやすい。

 本番撮影も、シャッタスピード等を設定して行う。

 保存形式は、独自、BMPを選択可能。

 

 感想

 画素数が少ないため、解像度は低い。

 感度は高い。

 拡大撮影では、カメラアダプタ部分に、たわみが生じるため、フレーミングが難しい。

 専用AC-DC電源は、出力ターミナル部分の構造に難があり、ケーブルの状態によって

接触不良を起こすので注意。

 月

(16bitsを8bitsへBMPをJPEGへ変換。右に見えるのは衛星)

 

2005/03/21

2005/04/08

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