■ BOSE 125について

2004/6/17

2004/6/22

 

 BOSEのスピーカ125を入手したので、その初期印象を述べる。

 価格は、ペアで約4.8万円(税込)であった。

 保証期間は、5年間。持込み修理扱いである。

 なお、まだ充分慣らし運転が済んでいないことを承知願いたい。

●接続機器

 ケーブル モンスターケーブル

 CDプレーヤ ソニー CDP-337ESD(固定レベルのアナログ出力)

 アンプ ソニー STR-V828X

●梱包

 簡素なもの。発泡スチロール不使用。紙で優しく包まれている。

 接続ケーブルは、別売り。

●説明書

 簡素なもの。

●筐体

 美しいバーズアイ・メイプル調仕上げ。

●使用感

 接続ターミナルは、標準的なもの。

●音質

 全般的に尖鋭感の少ない、穏やかな音。低域は、筐体の大きさの割に豊かに出すタイプ。

 最近の傾向のエッジを強調した感じの音ではなく、なめらかにふわっと表現する。

 むしろ、緻密感を求める向きには喜ばれるかもしれない。

 

●ソフトの試聴結果

  • Yuki's MUSEUM/斉藤由貴より3年目(CD PC PCCA-00030)
    • トーンコントロールをフラットにしても、帯域が広い。
    • 高域は、刺激的でないが、丸みを帯びて滑らかに伸びている。
    • 低域は、やや強調感があるものの豊かに響く。
  • 花図鑑/薬師丸ひろ子より紅い花、青い花(CD T CA32-1260)
    • ボーカルは、きつすぎずむしろ丸みを帯びた艶がある。
    • ベースはたっぷりで、豊かに響く。
  • カーペンターズ・ベストより動物と子供達の詩(CD CTA T-1958)
    • ボーカルは、さわやか。演奏は、まとまりがよく、エネルギーバランスもよい。

●アンプを管球式に変えてみる

  • CDプレーヤ マランツ DV8400
  • 管球プリアンプ 三栄無線 S-8706
  • 管球パワーアンプ エレキット TU-8730
    • J.S.バッハ オーボエ・ダモーレ協奏曲BWV1055a/リヒター指揮 ミュンヘン・バッハ管(CD アルヒーフPOCA-3071)
      • 半導体アンプよりもまろやかさと艶が出る。
      • やや、うるささが感じられるものの、すっきりとした低域と、きつくない高域がバランスしている。
    • 花図鑑/薬師丸ひろ子より紅い花、青い花(前出)
      • ボーカルは、くっきりしており鮮度が高い。演奏もワイドレンジ。

 

 


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