2005/11/12
Bang&Olufsen Beomaster 3400について
- 中古Beomaster 3400を入手したので、その使用感を伝える。
- 諸元
- チューナ+4chアンプ
- 価格 39,800円
(消費税込み)
- 保証なし(現状渡し)
- コンディション
- 外観 並品
- 右下部(FM プリセットスイッチ)カバー欠品
- マニュアルチューニング機能動作せず
- 米国仕様
- マルチ電源電圧対応(110V対応)
- ACプラグアダプタ付属
- ソース切替プッシュスイッチに一部取付け曲がりあり
- 4chアンプ内蔵
- 入力端子
- Phono 2系統DIN(4chラインレベル及び2ch RIAA内蔵)
- Tape 2系統DIN(フロント2ch及びリア2ch)
- FMアンテナ(300オーム及び75オーム同軸欧州コネクタ)
- 出力端子
- スピーカ 2pin DINx4
- ヘッドフォンx2(フロント2ch及びリア2ch。標準ステレオジャック)
- モード切替
- FMチューナ
- 手動同調及び5局プリセット、AFC、ミューティングスイッチ
- 傾斜用スタンド内蔵
- 操作感
- ソース切替、モード切替及びFMプリセット選局は、プッシュスイッチで行う。
- OFFスイッチがある(プッシュスイッチ)。
- 音量、左右バランス(フロント・リア)、前後バランス、音質調整(高音・低音)は、スライドボリュームで行う。
- 前後バランスを前いっぱいに設定すると、アンプは2ch動作となる(2ch動作ランプが点灯)。
- ラウドネススイッチは、プッシュスイッチ。
- Phono入力切り替えは、プッシュスイッチ。以上の2つのスイッチは、左下部のカバー内部にある。
- マニュアルチューニング機能の不具合は、内部の機構部品の破損が原因であったため、適宜修理を行ったところ、動作可能となった。
- FM選局部分には、2MHzごとの目盛があり、傾斜した光る指標が左右に動いて受信周波数を示す。指標は、各2MHzごとの縦のスリットから見える構造になっている。
- 右側にある大きなダイヤルを回して選局する。
- FMステレオ及びチューニングインジケータがある。
- CD-4方式の4chレコードの再生には、Beogram 3400等のデコーダ及び専用カートリッジを内蔵したプレーヤを4ch入力端子に接続する(ラインレベル)。
- 音質について
- ソースにヤマハのCDプレーヤを、スピーカにBeovox S 30をそれぞれ接続して試聴した。
- 極めて骨太でパワフルな音である。かつ、緻密で滑らかである。
- ある意味、Beocenter 9000の音質を凌駕する部分さえある。
- まとめ
- 金属のヘアライン仕上げと美しいFM同調機能が機能美を表現。
- 音質は、まろやかで、かつ、力強く、70年代のサウンドに最適。
- 重量もあり、頑丈な筐体。
- 一目で分かる操作系と確実な操作感。
- 以上により、極めて、すばらしい製品である。
- 参考資料
- Copyright (c) 2005 takeuchi