オーディオシステムについての所感

2005/01/16

・機器構成

 予算配分は、CDプレーヤ10万、アンプ10万、スピーカ(ペア)15万程度。

 CDプレーヤは、音の違いがわずかである。機能の少ないしっかりしたものを選ぶ。

 音の悪いものは、以降のアンプ・スピーカにいくらよいものを使っても、音はよくならない。

 アンプは、重要である。試聴の上、選定したい。

 スピーカは、もっとも音に個性がある。自分の好みのものを探したい。

・バーンインについて

 機器は、製造段階でのひずみやストレスがある。慣らし運転を行うことによって、ほぐれて

くる。特に駆動部分のあるスピーカはその傾向がある。

 特別なことは必要なく、好きな音楽を適当な音量(いつも聴く音量)でかければよい。

・もっとも重要な事項

 リスニングルームである。24畳程度で天井の高い和室が好ましい。

 小さい部屋でも吸音や反射に留意すればよい。

 定在波が極小となるようにスピーカは、部屋の壁に対して、少し斜めに配置する。

・ケーブルについて

 高価なものは、不要である。ソースに金を回したい。

 かといって、普及品では心もとない。ある程度のものを使用。

 ピンプラグは、高級品は、機器の方のジャックを壊すので、ほどほどのものを。

 高級電源タップは、効果がある。屋内配線から見直すべきだが、ある程度のタップを使えばよい。

 スピーカケーブルも1メーター1000円程度のしなやかなものを使う。

・ソースについて

 概して海外録音の有名レーベルのクラシックは音がよい。

 ジャパニーズポップスは、音を作っているので、ヘッドフォンステレオ等に最適化されていることも多い。

 ジャズのモノラル録音の中には、優秀なものがある。

 ソースによって音質の程度の差が激しい。好みのジャンルの録音が悪い場合はしかたがない。

 クラシックの協奏曲等でチューニングしたい。

・その他

 CDには、規格上の制限から、本質的なひずみがある。よってこれを忠実に再生しても、新聞の写真をルーペで

拡大するようなことになる。

 管球アンプには、潤いを付加する働きがあるようで、好ましい。

 Bang and Olufsenのシステムは、オーディオに疲れた人のための安らぎのオーディオである。


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