★ オーディオ関連について ★

2000/09/02改訂

1 CDオーディオレコーダについて

  オンキヨー製小型システム用CDレコーダーを入手したので、その使用感をお知らせする。

  機種は、205シリーズのCDR-205X(S)である。

  ・概観等

  大きさは横幅205mmのコンパクトなもので、デザインは落ち着いた感じで飽きの来ないもの。

  場所を取らないが、使用時上部が高温となるので上には何も置けない。

  ・入出力

  アナログ1系統及び光入力2系統、光出力1系統で十分なもの。なお、光コネクタは角型である。

  ●使用感

  トレイの動きが遅く、横幅がやや広いためディスクの取り出しが不便。

  ディスク挿入後判別にかなりの時間がかかるため、CD演奏まで待たされる。

  曲の頭出しは、左右に回転するつまみで行え、快適である。

  

  CD-Rディスクの場合、一度録音したものは消去できない。

  CD-RWディスクの場合、最後に録音したトラック又は全曲を消去できる。途中の曲を消去したり、

 曲順を変更することはできない。このあたりがMDと大きく違うところである。

  ファイナライズ操作は約4分を要する。これを行うと一般CDプレーヤでCD-Rを演奏可能となる。

  CD-RWは対応プレーヤでないと演奏できない。当方のDVDビデオプレーヤはCD-Rをファイナライズ

 しても演奏できなかった。

  リモコンが付属。録音モニター(ソースモニターのみ可能)は、本体の入力切り替えボタンを押す。

  リモコンにも欲しいところだ。

  CD再生中も出力レベルがバーグラフメータで表示される。

  ヘッドホン端子は装備されていない。

  録音用ディスクは付属しない。アナログ接続コード2組と短かめの光接続コード付属。

 

 2 小型スピーカーについて

  オンキヨーのD-102EXを入手したので、その使用感をお伝えする。

  梱包は2個1組で約12kgである。

  仕上げは木製で好感が持てる。

  重さは5.1kgでそんなに重くはない。

  バスレフ2ウェイで13cmコーンと2.5cmドームユニットである。定格インピーダンス

 は4オームである。

  バスレフ特有の低音を出すので、床面直置きよりスタンド等で持ち上げるべきである。

  大音量でも歪みは少ない。

  アンプにオンキヨーのA-907X(S)を用いての印象は、小型の割によい音を聞かせる。

  ただし、三菱DS-77HRXのようなゆったりとした音質には遠く及ばない。

  箱の容積の問題だろう。(10リットル)

  モンスターケーブル付属。

 

※ 付録

  ソニー ステレオヘッドホン MDR-CD2000

  密閉型の高級機。

  イヤーパッドが布製で感触がよい。

  高域がやや強調されるが、その音質は澄み切った繊細なものである。

  中・低域も申し分のないもので、バイオセルロース採用の振動板の優秀さが窺われる。

 


(c) 2000 Hiroshi TAKEUCHI