■ G4アクセラレータ試用記 ■
メルコ製G4アクセラレータをPower Mac 8600/200/ZIPに装備したのでその
使用感をレポートする。
●HG4-PM350という型番の製品
メルコ製で、約3万円で入手。L2キャッシュは2MBと大きい。
本体内蔵のキャッシュは外す。
装着は、まず附属のユーティリティをインストールし、MPUカードと本製品とを
交換すればよい。
Sonnet社のG3カード(400MHz/1MB)を試用してきたが、そのやや不安定さに
今回の交換となったもの。
初日は安定動作したものの、その後は、やや不安定。
Mac OS 9.1用のアップデータが公開されているので、これを使用するのもよいと
思われる。
●OS X v10.0のインストール
メーカから公開されているOS X用ユーティリティ(ベータ版であるが。)が必要になる。
OS Xは機種を認識し、対応機種以外にはインストールできないため、修正してイン
ストールするもの。
HDDを3つのパーティションに区画しておき、インストール。
詳しいマニュアルが附属する。
うまくインストールされたが、ユーザーアカウント初期設定画面が解像度の関係で画面
からはみ出してしまい、設定ができない。
ディスプレイポートにDOS/V用のアダプタとDIPスイッチ付きのMac用解像度設定アダ
プタを入れ、解像度を1024x768に固定。
見事この解像度で起動した。
機能上の制限事項は少しあるが、おおむね支障なく動作している。
OS 9.1からの起動ボリュームのブートセレクタは、専用のものを使用する。