■デジタルサラウンドヘッドホンSONY MDR-DS5100を使ってみる

 ソニーから世界で初めて発売になった、デジタルサラウンドヘッドホンを試した。

特徴

・サラウンドプロセッサーと赤外線方式コードレスヘッドホンのセット

・ドルビーデジタルデコーダ内蔵

・DTSフォーマット対応

・バーチャルドルビーデジタル及びDTSバーチャル5.1認証済み

・ヘッドホン出力端子装備で別売ヘッドホン接続可(SONY MDR-F1に最適化)

・ヘッドホンに音量・バランスつまみ装備。電源はヘッドホンを装着すると自動的に入る

・RCAステレオピンジャック入力も装備(ドルビーサラウンドプロロジック対応)

 

接続

・プロセッサーの光角型デジタル入力にパソコンのサウンドカードの光デジタル出力を付属

光ケーブルで接続

 

設定

・サウンドカード(MINTON SP402D)ヤマハDS-XG設定

 出力-デジタル出力ON(いずれのモードでも可)

・再生ソフト(InterVideo WinDVD1.2R4)

 プロパティ-オーディオ設定-S/PDIF出力を有効にする

・プロセッサー

 DOLBY DIGITALモード

・視聴DVDビデオソフト

 「アルマゲドン(通常版)」英語5.1chドルビーデジタル音声

 

視聴結果

・ヘッドフォンは見かけよりも軽く、装着感も好ましい。

・コードレスは快適

・さすがにスピーカ再生時のような音場は得られないが、ヘッドホンでこれだけの音場が再生

できるのは、見事である。

・ヘッドホンは、オープンエアタイプのため重低音は期待できない。プロセッサー部に低音

ブースト機能やトーンコントロールがあるとなおよい。

・ヘッドホンの電源は単3形電池2本で、充電式ニカド電池が付属。充電器も付属。

・再生ソフトCyberLink PowerDVD1.60ではDOLBY DIGITALモードが使用できず、DOLBY SURROUNDモードのみ使用できた。

(c) Copyright 2000 Hiroshi TAKEUCHI

2000/01/08