ソニーから世界で初めて発売になった、デジタルサラウンドヘッドホンを試した。
特徴
・サラウンドプロセッサーと赤外線方式コードレスヘッドホンのセット
・ドルビーデジタルデコーダ内蔵
・DTSフォーマット対応
・バーチャルドルビーデジタル及びDTSバーチャル5.1認証済み
・ヘッドホン出力端子装備で別売ヘッドホン接続可(SONY MDR-F1に最適化)
・ヘッドホンに音量・バランスつまみ装備。電源はヘッドホンを装着すると自動的に入る
・RCAステレオピンジャック入力も装備(ドルビーサラウンドプロロジック対応)
接続
・プロセッサーの光角型デジタル入力にパソコンのサウンドカードの光デジタル出力を付属
光ケーブルで接続
設定
・サウンドカード(MINTON SP402D)ヤマハDS-XG設定
出力-デジタル出力ON(いずれのモードでも可)
・再生ソフト(InterVideo WinDVD1.2R4)
プロパティ-オーディオ設定-S/PDIF出力を有効にする
・プロセッサー
DOLBY DIGITALモード
・視聴DVDビデオソフト
「アルマゲドン(通常版)」英語5.1chドルビーデジタル音声
視聴結果
・ヘッドフォンは見かけよりも軽く、装着感も好ましい。
・コードレスは快適
・さすがにスピーカ再生時のような音場は得られないが、ヘッドホンでこれだけの音場が再生
できるのは、見事である。
・ヘッドホンは、オープンエアタイプのため重低音は期待できない。プロセッサー部に低音
ブースト機能やトーンコントロールがあるとなおよい。
・ヘッドホンの電源は単3形電池2本で、充電式ニカド電池が付属。充電器も付属。
・再生ソフトCyberLink PowerDVD1.60ではDOLBY DIGITALモードが使用できず、DOLBY SURROUNDモードのみ使用できた。
(c) Copyright 2000 Hiroshi TAKEUCHI
2000/01/08