BeoLinkについて
(07/04/15修正)

BO(Bang&Olufsen)製品は、BeoLinkと呼ばれる統一したシステムで、ソース機器及び
スピーカーを、同一システム内で拡張が可能。

BeoLinkには、おもに、以下の2種類がある。
・MCL(Master Control Link)
・ML(Master Link)

MCLは、スピーカーレベルの音声信号に、DetaLink及び電源ラインを統合した
もの。
ケーブルは、専用の多芯ケーブルを使う。master側は、Din 3ピンプラグ左・右の計2個
スピーカー側は、端子止め。(MCLリレーボックス)
リレーボックスには、スピーカー端子(左右)及び受光部への接続端子がある。


MLは、ラインアウトレベルの音声信号に、DataLink及び電源ライン、センスライン
を統合したもの。
専用のコネクタで、マスター機器へ接続。
スピーカー側は、ML直結型スピーカーへは、MLコネクタで接続。
一般のスピーカについては、Beovoxは、BeoLink Passiveで、BeoLabスピーカーはBeoLink Activeを介して
それぞれ接続する。
MLケーブルの接続・分岐は、専用のMLジャンクション・ボックスで行う。
(MLケーブルを先バラにしてボックス内の端子へ押し込み接続)
BeoLink Activeは、PowerLink端子を、1個のみ装備。
(BeoLab 8000接続の際には、PowerLink分岐アダプタが必要)

なお、BeoLinkパーツには、壁埋め込み金具や、壁面取り付け部品等があるが、一般
には詳細(仕様や価格)が公開されておらず、BOディーラー(インストーラ)へ相談する
必要がある。

DataLinkには、ソース信号、スタンバイ信号などが流れ、各マスター機器がそれを解釈
して所要の動作を行う。
また、赤外線受光部は、リモコンの信号を読み取り、DataLinkへ流す。

BeoLink MCL ML
音声信号 スピーカーレベル ラインアウトレベル
DataLink
電源
センスライン ×
機器例 Beocenter 9000、Beomaster 7000 BeoSound 3000、BeoPort
分岐 MCL 2 A(リレーボックス) MLジャンクション・ボックス
スピーカー接続 リレーボックスのスピーカー端子Din2P BeoLink ActiveのPowerLink端子