今日のひとりごと

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 買い物とか、その感想とか、思ったこと、ゲームのこととか。読書傾向はライトノベル、ファンタジー、SF、ミステリ、児童文学といったところ。マンガは少女マンガ方面が多いです。中古ものは色が緑です。
 不定期連載。一ヶ月経つと消えます。ログも残してないです(笑)。
 このページには未確認情報もいくらか入ってます。

 CGIがうまく操作できないので、一時的に掲示板は閉鎖します。すみません。なにかあればはてなの方にお願いします。

 買うかも?というもの。

 「世界樹の迷宮」(Nintendo DS・アトラス)プレイ日記で読書記録をつけているほか、セブンアンドワイでやっている、まいなーですけど書店メディアマーカーもあります。


2009.11.15. 4:17 PM
 「テイルズオブヴェスペリア」(コナミ・PS3)クリア。感想はこちら。十二分に楽しめました。
 「タンダの山菜鍋」をつくって食べました。今まで喰った一番うまい鍋でした……!
 以上購入。「町でうわさの天狗の子」5巻はもう絶品。毎回新しい巻が出るたびに最初から読み返して何度も楽しんでいます。
 「横柄巫女と宰相陛下 王宮は秘密だらけ!」(鮎川はぎの・小学館ルルル文庫)、読了。無表情で他人の感情にうとい巫女が主人公。今回は他国からの王子がやってきて……というお話。タイトルとはうらはらに、かなりシビアな状況です。……この事件の結末はそれでいいのかしら。普通、他国からすごく責められるのでは……偽装ぐらいしたのかなあ。私はこのシリーズ、なにげに「犬」が一番好きかも(笑)。今回ラストの方は挿絵がはいっていて嬉しきもちわるかった(笑)。
 「アリアではじまる聖譚曲 征服者は聖女を誘う」(西本紘奈・角川ビーンズ文庫)、読了。聖女として異世界に召喚されたアリアは、自分のような凡人が聖女なんてとんでもない、一緒にいた人と間違ったんだろうといいはる。アリアの「凡人」としての働きや、いかに?あくまで「凡人」としての心持が気持ちよい。そして、騎士の「空気読めない」という特技がとても新鮮だった。逆に王子様はちょっといかにもすぎるかなー。まだまだ裏がありそうなので次も楽しみ。おすすめー。
 「神父と悪魔 神の城の死びと使い」(志麻友紀・エンターブレインビーズログ文庫)、借りて読了。枢機卿からの呼び出しを受けたヴェドリックは、お供のみんなを連れて神の城へ。ら、ラスボス!?登場です。
 「斎姫異聞」(宮乃崎桜子・講談社X文庫ホワイトハート)、借りて読了。安倍清明が衰えてきた時代。源義明の元に身分不相応な帝の妹が降嫁されることになった。しかし、姫は義明の前に姿さえ見せようとしない。義明は彼女の姿を見たとたん、恋に落ちてしまうが……。……ちょっと予想はしていたけど、そういう設定か! 新婚で妻はツンデレなカップルです。けっこー妻も冷たく接しないよなー。意外と……どうでもいいともいうのか?
 「雪月の花嫁」(樹川さとみ・集英社コバルト文庫)、借りて読了。フェリアナは生まれてからずっと会ったことのなかった貴族の父親によって迎えられ、そのまま結婚することになった。その聡明さを隠し、じっと観察する彼女と、結婚相手はうまくいくのか?樹川さとみさんのシリアスはあまり読んだことがなかったです。気が強い、というまではいかないけれどしっかりとした聡明なフェリアナはなかなか好感がもてるキャラクターでした。シリアスだけど、悲劇的な方向に行かないのは、さすが樹川さんだと思いました。
 「偽りのドラグーン」2巻(三上延・電撃文庫) 、読了。亡国の王子、ジャン・アバディーンは竜騎士となるために自分を偽って学園で入り込んでいたが、相棒の竜に 「裏切られた」。彼らはこのまま別れてしまうのか?主人公がある程度自分勝手なところが、ある意味リアリティはあるけど痛いとも言う。んー、このままだと私の好きではない方向に行きそうだなあ……。前作もそうだったし。とりあえず、クリスは可愛らしいのでもう一冊は様子見るかー。
 「白山さんと黒い鞄」 (鈴木鈴・電撃文庫)、借りて読了。白い髪の白山さんはちょっと近寄りがたいおどおどした美少女。白山さんが鞄にあたまをつっこんでいるところを見てしまってから、事件に巻き込まれ始める。 メアとヴィヴィはちょっとかわいそう。もうちょっと自由にさせてあげてもよかったのでは。動物化とかして制限加えるとかでさ。どうよ。(じきに動物園になるけど)クノエはちょっとしつこくてごちそうさまな感じだった。百合っぽい表紙は裏切らない感じで。
 「悪魔のミカタ666」6巻(うえお久光・電撃文庫)、借りて読了。一冊まるまる「ノビ」くんのお話。彼女の存在とか忘れてたわ……えへ。「悪魔のミカタ」の魅力ってなにかなーと考えてみたら、コン・ゲームっぽい騙されるところが面白いのかも。通常の熱血っぽいところもすごくいいんだけど、特徴といったらそういう頭を働かせて、読者まで騙すようなところじゃないかと。異能ものではあるんだけど、ルールがすごくしっかりしていて、裏の裏の裏を……みたいなところがあります。今回のメガネ祭りはなんなんですか?ところで。
 「空ろの箱と零のマリア」(御影瑛路・電撃文庫)、借りて読了。転校生の美少女は僕に対してなぜか敵意を向ける。何万回と繰り返してきた「転校」にマリアは終止符を打ちたがっているが……。「空ろ」というタイトルから、ダークだと見分けろってか!というくらいダークな展開だった。それだけではなく、んー、こう、推測だけで話が進んでいる感じがして、実際にそうなんだ、という手づかみの感覚がなかった。この作者の作品は私はもう読まないかな。
 「ライトノベルの楽しい書き方」2巻(本田透・ソフトバンククリエイティブGA文庫)、借りて読了。ツンデレだけど実は可愛らしいライトノベル作家な女の子の話。ううーん、男子の影があまりに薄すぎる割には、ラストは少年で締めるのがちょっとなあ……どっちかの視点に固定してほしい。
 「宵山万華鏡」(森見登美彦・集英社)、借りて読了。今日は宵山様のお祭り(祇園祭)。バレエ教室の帰りに宵山様に寄ろうとした姉妹は、不思議なものを目にしてしまう。宵山様はずっと終わらない?ある一夜をぐるぐると綺羅綺羅しい万華鏡のように描いた作品集。ある一話だけ、ものすごく現実から舞台裏を描いたのがあって、それはいつもの森見ー節だった。ほかは「きつねのはなし (新潮文庫)」のようにちょっと怖い世界も入っていて、でも表紙のように綺羅綺羅していて面白かった。柔らかい色遣いなのに、宵のように闇が後ろに隠れていて、恐ろしい。それが延々と続いていく怖さと綺麗さ。現代のファンタジーとしておすすめです。私は祇園祭りをまったく知らないのですが、知っている人が読んだら多分元ネタがわかるんだろうなあ。
 「新・垂里冴子のお見合いと推理」(山口雅也・講談社) 、借りて読了。昭和中期のまま生きているっぽい垂里冴子さんは、お見合いをするとなぜかミステリ的出来事が起こってしまう、というコージーミステリ。すこし泥臭い出来事も混じっているので、これこそコージー!という作品です。シリーズ三冊目は二作の中編で。まあいつもどおりでー。
 「初恋ソムリエ」(初野晴・角川グループパブリッシング)、借りて読了。「退出ゲーム」の続編。弱小吹奏楽部の部員集めのために謎を解決するチカとハルタ。幼馴染の二人は、「絶対」に恋愛関係にならないふたりでした……。新キャラがとてもよかった。ツンデレな彼女と優しい彼という感じで。学園日常の謎ものが好きならおすすめです。といっても、なぜか犯罪寄りな話が多いのですが、タッチ自体は軽いのでそういうモードで読めると思います。
 「ねむりねずみ」(近藤史恵・創元推理文庫)、借りて読了。梨園が舞台のミステリ。夫婦としての形式だけなのではないかというふたり。うーん、どうも私は梨園ものがあまり好きではない……?いや、近藤史恵さんの初期作品があまり合わないのかも。どうもキャラクターがあまり好きではないんですよね……。どろどろ系というか。
 「はむ・はたる」(西條奈加・光文社)、借りて読了。これは「烏金」の続編と聞いていたのですが、どちらかというとスピンオフ的な話なのね。孤児たちが、それぞれの一人称で語るちょっと人情なお話。面白かったです。こどもが主人公って江戸ものにあまりないので、よかった。
 「第七官界彷徨」(尾崎翠・河出書房新社河出文庫)、借りて読了。昭和初期に、兄と従兄と同居している女の子の話。「文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。」でおすすめされていたので読んでみました。なんか面白いぞ?これ。ぜんぜん古く感じない+奇妙な面白さがある。時代としては、内田ひゃっけんと同じ時代ぐらいなのかな。でも、戦後の内田ひゃっけんよりも新しく感じる。瑞々しいというか。それでいてとんがっていないので、私でもやわらかく食べられる。"文学少女"で言えば、畑から朝露のついた野菜をとってきてむしゃむしゃ食べている感じ。最近の梨木香歩さんが好きな人が読むと楽しめるのではないかと思います。「女の子」のちょっと外れたテンポが面白い作品でした。勝田文をちょっとクリアにした感じかなあ。
 「ぼくが探偵だった夏」(内田康夫・講談社ミステリーランド)、借りて読了。浅見光彦少年の夏休みの冒険。ラストでは寝込んでいてちょっと盛り上がりに欠けるかなー。それ以外には、昭和中期っぽい女性を見る視線がどうも気になった。おっさんくさいというか……。これで内田康夫を読む気は起きないなあ。まあそういうこの作者をもっと読もうかどうしようか、というテストケースとして、ミステリーランドはとても適しているシリーズだと思います。
 「アダルミシアの大切なお友達」(ひかわ玲子・ジャイブカラフル文庫)、借りて読了。ニューカレドニアで出会った不思議な少女、アダルミシア。彼女の「おともだち」になったイクミは、帰国してから環境の変化についていけない。ひかわ玲子さんの児童書。お父さんが好きな気持ちがよくわかる。こんな父親いいねー。がんばれお父さん!
 「うわさの雨少年」(宮下恵茉・ポプラ物語館)、借りて読了。雨男と言われている少年が、父親の故郷で噂の真実をつきとめる話。なかなかおもしろかった。絵が可愛らしくてよいですね。サブキャラの「ひとでない」ものもよかった。シリーズ化してほしい。
 「四年一組ミラクル教室 それはくしゃみではじまった」(服部千春・講談社青い鳥文庫)、借りて読了。四年一組のみんなの側の「もの」が、「しゃべる」ようになった?それらは、彼らの「ほんとうのきもち」を明らかにしてしまう。四年生ともなれば、言えないことや苦しいことがでてくるわけで。リアリズム路線として、でも面白く読めました。
 「四年一組ミラクル教室 学校の怪談!?」(服部千春・講談社青い鳥文庫)、借りて読了。四年一組がくしゃみをすると、幽霊が見える?今回は幽霊話。なんで幽霊に方向変えるかなー……なんか幽霊だと、他の人の意思っぽくて一気になえた。幻かも?てなぐらいの方が面白いのにー。残念。次は元に戻っているといいなー。
 「クシエルの矢」2巻(ジャクリーン・ケアリー・和爾桃子訳・ハヤカワ文庫FT)、借りて読了。高級娼婦兼スパイとなるべくして育てられた女の子(真性のM)が主人公。娼婦が神聖なるものという神話がある国で、天使様にお使えすること=娼婦としての仕事をすることという倫理観がある。逆境キター!一巻のきらびやかで残酷だけど幸せな日々から一転して、サバイバル編ですよ!「流血女神伝 砂の覇王」「デルフィニア戦記」の第一部ラストみたいな面白さでした。ぐほほ。しかし、フェードルは娼婦とはいえ、今まで箱入りだったのにここまで落とされてもまだ這い上がるか……!というぐらい憎しみで力を得るところがすごかった。そこが「流血女神伝」のカリエとはかなり違うところ。カリエはなにやっててもコメディかっというところがありましたから。エロティックなシーンはなく、におわすぐらいで終わっているので、そういうのが苦手な人も大丈夫だと思います。なんでこういう<アングィセット>(真性のM)という設定にしたのかなーと思っていたですが、この二巻目のためだったのかなあと思いました。この国では、たとえ娼婦であっても意に沿わない客はとらないということになっている。その彼女がこういう立場に遭ったら、どうしてもそういう展開になる。そこで、屈辱を受けても、まだ立ち上がれるのは、彼女が<アングィセット>だから、そういうことなんじゃないかなと。しかし、これデビュー作なんだ>作者。すげー……。

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  ・「密室から黒猫を取り出す方法 名探偵音野順の事件簿」(北山猛邦・東京創元社)


2009.11.1 8:02 AM
 葉月あきさんが「ライトノベル読者にオススメしてみたい歴史・時代小説。」、teatreeさんが「ライトノベル読みにもお薦めな時代もの! 」を書かれています。私は町人ものが好きなため、「おすすめ町人もの」を書いてみましたー。
 以上購入。「空ちゃんの恋 〜お振るいあそばせ!〜」「乙嫁語り」「LUNAR ルナ ヴェーン飛空船物語」など面白いのがたくさん出た。穴だったのは「まぼろしにふれてよ」1巻(雨隠ギド)。「夏目友人帳」ぽい展開で、エニックスとかっぽい軽いテンポがなかなか面白い。もののけもの好きにおすすめです。
 「政宗様のお気に召すまま 花嫁御寮は求婚中」(ながと帰葉・集英社コバルト文庫)、読了。幼いころに嫁入りしたはずが、当日、毒殺を計画したと疑われ、泣く泣く実家に戻った過去のある愛姫は、その時に約束してくれた政宗にずっと憧れていた。しかし、親に別の婚姻話を持ち出され……。歴史上の人物ではありますが、出来事を改変しているそうなので、少女マンガの河村恵利さんっぽい感じかなー。ちょっと愛姫がこどもこどもしすぎていて、私はあんまりぴんとはきませんでした。
 「花姫恋芝居 〜恋と正義が姫の道〜」(宇津田晴・小学館ルルル文庫)、読了。芝居が大好きな姫、香琴は政略結婚を嫌って出奔した先で、絡まれている女の子を助けようとするが……。無邪気な姫が人助けをするために奮闘する話。姫はひとりじゃなくて、双子の弟とかお付きの人がなかなかよいキャラクターなのがよかった。少し予定調和っぽい感じなので、もう少し破天荒なところがあると面白くなるかも。
 「死神姫の再婚 孤高なる悪食大公」(小野上明夜・エンターブレインビーズログ文庫)、読了。結婚してすぐ相手が死んでしまったため、死神姫というあだ名のアリシアと、どう見ても悪役な旦那様カシュヴァーンのラブコメ。今回は、新たな展開です。新キャラのおじさまがよかった……!らぶーも詰まってますね!
 「ジョーカー外伝 新・特捜司法官S-A」9巻(麻城ゆう・新書館ウィングス文庫)、読了。俳優秋津秀が演じているのは、「特捜司法官」という特別な人造人間。ネオヒューマンが近い未来に人間より多くなるとわかってきた。「人間」と「ネオヒューマン」たち、そして人造人間たちはどんな未来を得ることができるのか。次で最終巻だっつーのに新キャラ投入(笑)。いや、今まで影はでてたけどさ……。まあそんなことはおいといて。今回はサムが切れまくるのが笑えました。それだけにセドナがちょっと地味だったかな。
 「夏の王と秋の女神 聖鐘の乙女」(本宮ことは・一迅社文庫アイリス)、読了。父の遺産を探しに男子校に潜り込んだ女の子が主人公。女の子といっても、ほとんど思考は男子なんじゃ……という気がしてきた。女の子らしさがないよね(笑)。まあ面白いからいいんだけど。今回は、「炎の騎士」がメイン。やっとかっこいいところが見えたよ〜。多分彼とくっつくと思われるので、せいぜいがんばって抵抗してくれ(笑)。ところで、実は主人公はこいつなんじゃ、という気もしてきた。セディ成長しないし。
 「薔薇の妙薬 ヨヒアの国でいちばん美しい娘」(森福都・講談社X文庫ホワイトハート)、借りて読了。その美貌だけでなく、穢れていないという以外は欠点のない公子エリュートは、「国でいちばん美しい娘」を得るために二人で旅をしていた。人々の語りが中に入る、おとぎ話風な物語。今は中国ものなどで活躍されている森福都さんのデビュー作です。雰囲気がすごく完成されていて、風が感じられるようなところがあった。惜しいのは、最後の解説で夢枕獏さんがおっしゃっているように、落ちがついていないところ。これで全てのからくりが!とか大きな世界に物語が広がるとものすごい作品になったと思う。これだと、やっぱり「おとぎ話」で終わってしまう感じがもったいない。ここまで描写力があるのに。こういうのももっと読みたいなあ。ホワイトハートはこういうのを目指したかったんだろうけど……売っていく路線としては厳しいと思う。
 「6月のストロベリーフィールド」(嶋田あずさ・講談社X文庫ティーンズハート)、借りて読了。喫茶店でバイトをしていたチサトは、店が占いカフェになったのと同時に占い師の仕事も勉強することに?ラストのミミさんの言葉はなかなか含蓄があった。でも、ストーリーとしてはこれは落ちがついてないんじゃー。でもまあ、あと一冊なので一応読みます。
 「15×24」1〜3巻(新城カズマ・集英社スーパーダッシュ文庫)、読了。2005年の大晦日、「ゲーム」は始まった。誤って送信されてしまった自殺をほのめかすメール。彼の自殺を止めるために少年少女たちが集結し、彼を探し始める。この「ゲーム」の「ゴール」は何だ?新城カズマさんの作品は持ってはいたのですが、初読みです。複数人物がかわるがわる一人称で語ってくれるのですが、彼らの名前を表紙の次のページにあるイラストで確認しはじめたら、もうはまってきている証拠!次第に確認しなくても、誰だ!とわかってきます。「自殺」を「是」とするか、が物語の中で語られ、一人目の犠牲者が……。それぞれにそれぞれの理由があって、たまたま行動しているだけ、お互いの関係に信頼とかがあるわけではない、そんな危うい関係の中で生きていくのって、なんか疲れそう。「信頼する」って、自分を楽をすることでもあるんだなあと思います。話は面白く読めたのですが、もう少し黒いキャラクターを魅力的に描けるともっと面白くなるのになぁ、とうずうずします。ヤクザとか、<17>フェイクとか。彼なりの理由とかそんなものも失せるぐらいの透明な黒さとか、そんなものが表現できたら、もっともっと、すごい領域にいけるのにー!あ、ジュンくんにはなんか同情してしまう……かわいそ。
 「ラ・のべつまくなし」(壱月龍一・小学館ガガガ文庫)、読了。文学作家がラノベを書くことになってしまって出会った一人の少女。彼女はラノベの彼の作品を「腐った」目線で楽しんでいた。けれど、楽しんでいるその気持ちが嬉しくて……。んー、もう一歩、彼が彼女を好きになる理由、気持ちに踏み込んでほしかった。逆は分かるけど……なあ。せっかく主役なのに、そこを描かんでどうする〜。
 「れでぃ×ばと!」8巻(上月司・電撃文庫)、借りて読了。メイドや執事になるための従育科に転校してきた不良顔の少年と彼をとりまく女の子たちのラブコメ。今回は文化祭&お泊り編。お泊りがよかったなぁ。もっと母出てくれないかしら。
 「影執事マルクの迎撃」(手島史詞・富士見ファンタジア文庫)、借りて読了。なんでかお屋敷に仕えることになった執事のマルクが、お嬢様を守って七転八倒。異世界異能バトルっぽいところが苦手なので、多少読み飛ばしつつもなんとか読めた。ううーん、続きは読むか……?
 「神様のメモ帳」4巻(杉井光・電撃文庫)、借りて読了。ニート探偵のアリスの助手としてバイトをしている鳴海は、四代目に言われた仕事をしていたときに、ある男性と出会う。四代目大好きなので嬉しかった。「四代目」は、アホ(笑)のチンピラたちのリーダーで、とてもかっこいい「兄貴」です(特殊技能あり)。今回は彼の過去の出来事が発端となります。とちゅうでさすがに謎には気付いた。なるほど……私は裏があるのかと思っていました(疑い過ぎ)。ライトノベルのミステリ好きならおすすめです。
 「迷い猫オーバーラン!」5巻(松智洋・集英社スーパーダッシュ文庫)、読了。入院した巧を前にけん制しあうストレイキャッツのメンバーたち。そこへ、新たな強敵が……!今回はお嬢様のターン。すみません、この人好みじゃないんで……!
 「おと×まほ」5巻(白瀬修・ソフトバンククリエイティブGA文庫)、読了。なんでか「魔法少女」になってしまったオトコノコが主人公。色ものな設定ですが、意外と正統派な燃え上がり方をする展開です。今回は新章突入。東京にある理由があって行くことになった彼方たち。そこで見たものは……。モエルが最後にどうなるのかちょっと心配になってしまった。
 「シャギードッグ 天使の序章」(七尾あきら・ソフトバンククリエイティブGA文庫)、読了。脳内に戦闘プログラムをインストールすることが横行している日本。幼いころに無理やりイントールされてしまった大介は家を出て一人暮らしをしていたが、遊園地でのバイト中、奇妙な美少女を「見つけて」しまった。「オズ」は彼に興味を覚えたようだったが……。SFアクション。大介が素晴らしくお人好し、絶対に人を殺そうとはしないというところが筋が通っているとは思ったけど、オズの説得以降……あれ、と思った。エピローグは思わせぶりだし、三巻までは買ってあるのでとりあえず読むけど……どうなるんだろ。
 「復活!! 虹北学園文芸部」(はやみねかおる・講談社)、借りて読了。高校で文芸部をやるぞ!とはりきっていたマインだが、高校にはかんじんの文芸部がなかった。文芸部をつくるには、五人の部員が必要。早速部員集めに走りまくる!情熱的だけどあほなマインの魅力が全開。女の子ばっかりなのは、「都会のトム&ソーヤ」の反動かな?ライトノベルっぽい文章と内容なので、そのあたりの読者も楽しく読めるのでは。ラストの解決作にはあぜん(笑)。
 「船に乗れ!」2巻(藤谷治・ジャイブ)、借りて読了。音楽一族に育った純正鼻持ちならないおぼっちゃまが、三流音楽高校で成長?していく物語。ぬぬぬぬ!なんだこのダークな展開。あまりにダークすぎる……んで、主人公のプライドが私には辛すぎ……三巻でこれはどう展開するのか注目。一巻はものすごく面白かったのでおすすめです。
 「ここは京まち、不思議まち〜花娘・愛香どすぅ〜」(服部千春・講談社青い鳥文庫)、借りて読了。父親の都合で、京都の祖父の家へ預けられることになった愛香。そこで愛香は、少し変わったおばあさんに出会う。おばあさんは商店街の猫たちのことを「おぼこさん」と呼んでいたが……。なかなかおもしろかった。ふわりとしたイラストの絵柄がよく合っていると思う。京都出身の方が書いているので、たぶん京都もちゃんと描かれているのだろうと思う。
 「天冥の標」1巻(上下)(小川一水・早川文庫JA)、読了。異星の植民地、メニー・メニー・シープは領主の独裁下にあった。一人の医師がある「化物」と出会うことから物語が動き始める。資源を占有されることにより、支配下にから抜け出すことのできない民衆たち。更に資源を制限されて、彼らは立ち上がることができるのか?全10巻という壮大なスケールの始まりの巻。「ひとでないもの」がたくさんでてきて、それぞれにそれぞれの苦悩が興味深かった。プライドとそれにかける情熱、革命。小川一水さんらしい題材だなーと思いました。ラストはSFらしい展開。そしてに二巻に続く。
 「さよならの次にくる 新学期編」(似鳥鶏・創元推理文庫)、借りて読了。伊神さんのいない新学期。葉山くんは遠ざかる伊神さんと、出会った下級生の女の子にとまどいぎみ。撃退作戦はいいなあ。展開はやや苦め。日常の謎ものではあるけど、やや犯罪よりかな。主人公がやや弱いので、それが読んでいくにはやや辛い。
 「武士道エイティーン」(誉田哲也・文藝春秋)、借りて読了。福岡と横浜に別れても剣道を続ける二人の女子高生。そして最後のインターハイが来た。二人の勝負の決着は……。う……うお?なんか二人ではない登場人物の話が盛り沢山で、「武士道」じゃないっぽい。特に姉の話がけっここう長くて……前の巻がものすごくよかったので、ちょっと残念でした。二人の関係がもう確立しちゃったからかなあ。二人はとてもよかった。そして意外と先生は向いていると思います。がんばれー。
 「おさがしの本は」(門井慶喜・光文社)、借りて読了。図書館のリファレンス・サービスをしている男性が主人公。図書館にやってきた副館長は図書館閉鎖派。彼の主張に反するために、リファレンス・サービスをかってでるが、難問で……。うむー。これはteatreeさんがおっしゃる通り、新米の女の子が主人公で元気だけど失敗も、という方がよかったなー……。四年もやってるのに、この態度はちょっと……ラストはあぜんとした。今までやってきたことはなんだったんだー。あうあう。
 「カナリヤは眠れない」(近藤史恵・祥伝社ノン・ポシェット)、借りて読了。買い物依存症の過去を持つ主婦が、高校の同級生と再会したことから、次第にあの沼へずぶずぶとはまっていく。どろどろ系。いつ化けの皮がはがれるのかと思ったが……はがれなかった!(笑)精神の病は痛いですが、誰しもそうなるかもしれないよなあ、と思います。 彼はちょっと都合がいいけど、まあ救いの手を残すにはそうするしかないのかなあ。
 「ぶたぶたのいる場所」(矢崎存美・光文社文庫)、借りて読了。ぶたのぬいぐるみ、ぶたぶたがでてくるシリーズ。今回はホテルが舞台で、ぶたぶたはやや脇によった印象でした。ホテルって独特な場所ですよね。
 「差別をしよう!」(青山ホーキング・河出書房新社14歳の世渡り術)、借りて読了。青山ホーキングという「しょうがいしゃ」のコメディアンの人が書いたエッセイ。面白いことも書いてあったけど、ちょっと要旨が一貫していないなあというところがみうけられられたり、一冊の本としては物足りなかった。「14歳の世渡り術」シリーズは何冊か読んだけど、良くも悪くも偏り過ぎな感じがする。まあそういう叢書なのだと思えばいいんだろうけど。
 「八朔の雪 みをつくし料理帖」(高田郁・角川春樹事務所ハルキ文庫時代小説文庫)、借りて読了。上方からやってきた澪は、江戸の「つる屋」という蕎麦屋で料理人として働いている。澪の料理は江戸になじむことができるのか?上方からきた料理人、という視点なので、「江戸の人たち」を他人して見ることができて、それが読者の視点と合わさっていくのが面白かった。そしてまた澪さんの料理がうまそうなこと!「とろとろ茶碗蒸し」とかたまんねーよ!脇もいい人たちが固めていてよかったー。町人ものとしておすすめです。私は、父親ともみまごう小松原さまと澪がらぶ方向に進むを希望(笑)。
 「花散らしの雨 みをつくし料理帖」(高田郁・角川春樹事務所ハルキ文庫時代小説文庫)、読了。江戸で料理人をしている澪ちゃんの奮闘記。二巻目。一巻ほどのインパクトはなかったけど、コンスタントに面白かった。teatreeさんの「ガラカメ」発言は言いえて妙。ぷぷ。妹分ができたのはすごくよかった。うんうん、その要素はとてもよい!江戸時代のこどもは無垢でも大丈夫なのでどんどんきてほしいです。つる屋はどんな方向に行くのかなー。楽しみです。
 「余寒の雪」(宇江佐真理・文春文庫)、借りて読了。さんの時代もの短編集。時代もののばらばらな短編集は初めて読んだけど、んー、あまり好きではないなー。長編とか短編連作の方が好きです。表題作はなかなかおもしろかった。女武者が無理やり見合い相手の家に居候させられて……というお話で、居候先の子供と真剣に喧嘩しちゃったりするのが可愛い。この後の話も読みたいと思わせてくれる。
 「ミストボーン 霧の落とし子」2・3巻(ブランドン・サンダースン・金子司訳・早川文庫FT)、読了。<終の帝国>では、スカーと呼ばれる民が蔑まれ差別されていた。スカーの反乱一味に仲間入りした少女、ヴィンは貴族の子女と偽り、密偵の仕事にはげむ。三部作中の一部の完結編。2巻まではまあふつうに面白かったんだけど、3巻の後半、なんだこの怒涛の展開。ブランドン・サンダースンおそるべし……!「エラントリス 鎖された都の物語」でも、後半の巻き返しがものすごいと思ったのですが、これ、もっとすごくなってる……!しかもアクションがいいスパイスになっていてよりよくしている。二巻まででふってきた伏線もごっそり回収しまくるし。なんだこの構成力。すげえ。登場人物としては、反乱一味のカリスマリーダーであるケルシャーが、ヴィンによって変わっていくのがとても面白かった。ただのガキ大将だったケルシャーが、少しずつ責任感と重さを理解して学びとっていくのが目に見えてわかって……そしてケルシャーが今回しでかすことといったら……誰も想像つかねえよ!そんなの!いや、伏線あったんだろうけど……。またヴィンたちの活躍もものすごく燃える。私が個人的に好きなのは、執事っぽいキャラクターのセイズド。常に「お嬢様」を守ることを誓ったのに、言うことは言う、そしてちゃんと考えることができる、知識がある。かっこいいじゃないですか。今年のファンタジー殿堂入りは間違いないです。おすすめ。一巻よりは二巻、三巻と面白くなっていきます。あと、この世界観って、「ジョジョ」っぽい(イメージでものいってます)。


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