Great Britain島旅行 旅日記

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旅日記 そのなな


1995.10.8.(水)EXETER(The Buckerell Lodge Hotel泊)
 今日は、ちょっとうまくいかない日だった。せんたくものはかわかないし、暑いし、バスは一時間待つし、変なとこで降りちゃうし、歩いても思うところへ行けないし……うるるー。

 朝御飯(continental breakfast)をためしに頼んでみることにして、一人分だけ頼もうということになった。すると、すげーいっぱい来た。つまり、何人分か、頼まれた方は判らなかったんだろう。当然だ。私は用心のためにわざわざ食べた後、食器を洗ってみた。GさんとOさんはは洗わなかった。すると、後で料金請求の際に二人分請求された。ふっふっふ。私の勘は当たった!あ、味?すっげーうまかったことしか覚えてない(笑)。
 チップ<£0.50>を置いておいて、次に、(i)とバスセンターへ向けて歩いたんだけど、これがかなり遠かった。ホテルが遠かったんだろうけど。
 しかし、着いても、まだバスセンターも(i)も空く時間ではない。暇なので、町の辺りをぶらつく。売店で、Dartmoorの絵はがきを買う<£0.30>。
 やっとバスセンターが開いたけど、私の死ぬほど行きたがっていたDartmoor(Sherlock Holmesの、「バスカビル家の犬」という本の舞台)へのツアーバスは夏のみで、今日はないとのこと。がっくり……せめて、そばへ行けるバスを聞く。
 一時間ぼーっとして待ち、やっとバスが来た<往復 £4.25>。一安心。

Exeter→Buckfastleigh(バス)

 おお、これがあの、国立公園Dartmoor。看板はあるけど、あんましそういう気はしない。
 ちょっと違うところで下りてしまい、えんえんと歩く。すると、機関車かなにかが走っているところがあったので、寄り道。おみやげやとかがある。Buckfastleighの中をてくてく歩いたけど、ただの田舎町(号泣)。
 脇道に入ると、噂の「Public Foot Path」を偶然発見。いこうではないか!と入ってみると、いきなり草ぼうぼう。これでいいのか?と不安になる。もっと進むと、今度はさく。越せるようにはなってるけど、ここ、ほんとに入っていいの?先に行く。道は狭くて、羊のふんらしいものがときどきある。すごく不安。お昼にしようということになり、丘みたいに開けているところを登る。買っておいたパンなどをぱくぱく食う。(もちろん、ごみは持って帰った)
 遠くに、茶色い草のようなものが見える。あのへんに行きたかったな〜と思うと、悲しかった。
 バス停に戻っても、まだ時間があったので、向こうの方にあるという教会のようなところへ向かう。店が少しあった。

Buckfastleigh→Exeter(バス)
 Exceterに戻って、ご飯を買ったりして、(友達はローラアシュレイとか見てたけど、私は興味なしだし……)ホテルに戻る。
 私は、どーにも満足できないので、とうとう明日は一人でExceterに残ると言い出した。こればっかしはゆずれない。このためにここにきたんだもん!二人は一緒にいよっかとも言ってくれたけど、大丈夫、と言い張った。もともと、一緒に来る人がいなかったら一人で旅行するつもりだったし。でも、内心は殺されたらどうしようとか思ってた(妄想癖があるので(笑))。


1995.10.9.(木)EXETER(Sunnside Guest House泊)
 朝は、質素に食べた。二人を見送って、しばらくしてから一人で出た。
 まず、バスでCoach St.まで行った。運転手はとても親切な人だった。Coach Stationには、恐い顔(被害妄想)の若者がたゆってて、ちょっと怖い。
 (i)が開く九時まで、High St.(中心街)の方へ行く。マクドナルドで、朝のセットのマフィンとスクランブルエッグのセットを食べる。けっこーうまい。
 M&SとBootsで、食料を買い足す。小銭財布も買う<£2.49>。
 (i)へ行き、Dartmoorについての資料を手に入れ、バスのことを聞く。ChagfordとBelstoneを薦められる。Chagfordに行くことにする。
 続いて宿をとる。singleだから、高めは予想してた。一回宿に荷物をおいてくる。

Sunnside Guest House, 24 New North Road, EXETER, DEVON, EX4 4HF.<一人部屋 £22>

 バス・トイレ付き。客が少なくて、ちょっとびびった。(今考えると、朝だから少なかったのか)日本の客が他にも来てた、とかいうことで、「すしを朝食に食べるかい?」と言われて、ちょっと笑った。
 部屋は清潔でいいところだとおもう。

 準備をして出かける。Dillon's(本屋)で地図<£5.25>とPublic Foot Pathのガイド<£6.95>を買う。地図は役に立たないとしても持ってるだけで楽しいし(病気)。
 359乗り場は、Coach Station内ではなく、外にあった。なんでだよ〜。待ちながら、お昼を食べる。

Exeter→Chagford square<往復£2.85>
 小さなまちっぽい。

 左は入り口。さくがある。
 ガイド通りにあるきはじめると、すごい坂……死ぬ〜。西洋人の家族と出会う。おかーさんは「こんにちは」とか言っていったけど、大人の息子はふてくされてた。

 Public Foot Pathは、軽めとガイドに書いてあってもけっこうきつい。道を間違えてしまったようで、もとの道に出てしまう。で、こんなのは日本でもなれっこなので(引っ越しする度に地図なしで探検する)、戻って他の道から行く。

 養豚場の真ん中を通るところがあった。くさいし、豚が襲ってきそうで怖いし(笑)。ときどき、ひらけた茶色い枯れ草のようなものが生えているところがある。遠くから見ている分にはいいけど、すごく、通りにくい(笑)。

犬に脅されたり、馬が歩いてたり、人の敷地の中を通ったりする。こーゆーコースなんですよ、ほんと。面白いなー。ちょっと想像してたDartmoorとは違うけど、これもまたよい。絶対またやろう。

 早めにバス停に戻って、町を一回りする。乗り遅れたら後が怖いから。クリームティーが飲みたかったけど、時間が心配だったから、やめる。
 バスが、途中でずいぶん長く止まってるなーと思ったら、どどどと小学生が団体で乗ってきた。嬉しい(笑)けど、びびった。私、子ども好きなんですよー。見てると面白いから。
 そうして、スクールバスと化したバスは、当然のように彼らの家のあたりで止まりつつ走る。バス停なんかもちろんないのに、止まる。子どもたちはたいてい金髪で(このあたりでは黒人の人はほとんどいない)、たいていお菓子食ってた。でかい入れ物に入れている子が何人かいる。うーん、写真にとりたかったけど、とれなかった。

Chagford square→Exeter
 いくつかお店を見て、ジャケットポテトのファーストフードに入る。焼いたでかい(倍くらいかな)じゃがいもの上に、カレーなどのソースをかけるもの。この時は、珍しくカレーのソースで食べた。味が薄めで私にはぴったりだった。色はグロテスクだったけど。この町にもあやしい星とか占いとかの店があった。ケルト文字のもうちょっとかっこいいのがあったら、買ったんだけどなー。
 宿に行くとちゅうで(ここで、違う道を通って行くってとこがみそ)、ランドリーを見つける。ラッキー。さっそく大量の洗濯物抱えて行くと、20pが必要だと……切手とアエロ(チョコ)を買って、両替って言うと、ないよーんと言われる。がっかり。店は閉まってくる時間なので焦る。やっと、Fish & Chipsの店で、あると言われて、安心する。前回の教訓を胸に、Chipsの小を買ったら、すげーいっぱい返ってきた。
 洗濯をしていると、若者が続々とやってきた。どうやら、近くにYMCAかなにかがあるらしい。一人、困っている風情の人がいたので、小銭にしてあげようかと言うと、にっこりとありがとうと言われた。結局、私が得をすることになってしまったのだけど、それでいいよ、と言われた。ありがとう、と答えた。

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Last modified 2008.1.29.
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