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[5175] タカ - [2006/6/24 01:42]

なるほど よく分かりました。
あのプレイ、審判はファールゾーンで打球を弾いたと判断したのですね。

そこで一つ、確認しておきたいのですがファールゾーンに着地すればフェアゾーンで打球を弾いてもファールになったりすることはありませんよね?
あと今回のケースで打球をファールゾーン内で弾いた時、仮その時のに選手の足の位置がフェアゾーン内にあったとしてもそれはファールになるのでしょうか?
最初に地面以外の物(選手、フェンス、etc.)に触れた打球のフェアかファウルの判断は、ボールの位置だけで決まります。

打球に触れた時に選手の身体や足がどこにあったのかということは一切関係ありません。
触れた瞬間にフェアかファウルかが確定するので、その後選手がどの位置にいようが、ボールがどこに動こうが、一切関係ありません。

[2006/6/25 00:01 西崎慎一郎]


[5174] タカ - [2006/6/23 19:33]

携帯からで見難いかとは思いますが、一応そのシーンの動画になります。
ttp://tetsu111.nesp.jp/m176043_0.php

なんか、ぐだぐだになってしまったので改めて状況を説明させてもらいますと

(1)打球は三塁フェアグラウンド、新井の右上

(2)新井は三塁ベースの左前から飛び付き、グラブに当てている

(3)その後のボールはファールグラウンド、新井の着地地点は三塁ベース左前

審判はこれをファールと判定しています。
審判は「これを」ファウルと判定したわけではありません。

(1) 打球は三塁ファウルグラウンド、… (以下略)

をファウルと判定したのです。

どちらの見解が打球がグラブに当たった位置として物理的に正しかったかどうかという話をしているわけではありません。
# 絶好の位置で見ていた三塁塁審に比べて、TV画面(を撮ったカメラ)は角度も距離も「明らかに」劣っていますが、それは今回の問題の本質とは別。

タカさんが示した状況や判定を下すために使用したと思った判断が、審判のものとちがってるという話です。
(なので着地場所を判定に使用したわけではないということ)

[2006/6/23 22:36 西崎慎一郎]


[5172] タカ - [2006/6/23 00:53]

回答、有難う御座居ます。

ご指摘の通り、審判が「新井選手の着地場所がファールゾーンだったことから」と説明した訳ではないのですが、フェアゾーンに守って新井選手は明らかにフェアゾーン内で打球をグラブに当てて弾いていましたので、それをファールと判定するのならばそれしか理由が思い浮かばなかったもので…

試合は6月8日のゲームだったと思います。
映像があれば一番いいんですけど、残念ながら残っていないんですよね。
理由: 審判がファウルゾーンで触れていたと判断したから。

私はこのプレイはニュースの映像で見ましたが、審判の見解と選手や監督の見解が食い違ったという、日常普通に起きていること以上のものは何もありませんでした。

「明らかに」というのは見た側がそう思ったということを一方的に表現しているだけで、客観的な話をする上では何も意味の無い言葉です。
少なくとも、審判が「明らかに」とは判断しなかたからこそ、違う判定を下したわけですから。

[2006/6/23 22:09 西崎慎一郎]


[5171] タカ - [2006/6/22 20:14]

すいません。もう一つ質問させて下さい。

少し前に交流戦で実際にあった判定なのですが、村松選手の打球を三塁手の新井選手がジャンプをしてグラブを伸ばして捕ろうとしたものの「フェアゾーン内で」打球を弾きましたが新井選手の着地場所はフェアゾーンの外のファールゾーン
(ちなみに打球はファールゾーンに転がり、一度新井選手のグラブにフェアゾーン内で触れているので通常ならフェア)
これを審判が新井選手の着地場所がファールゾーンだったことから判定がファールになったのですが、この判定(着地場所がファールゾーンならファールになる)は正しいのでしょうか?
審判が「新井選手の着地場所がファールゾーンだったことから」と説明をしたのでしょうか?
もしそうなら、それこそ抗議文を提出して審判の資質を問わなければならないような大問題なんですけど。

そんなことはまず考えられないので、単に「TVの画面等ではフェアゾーンで触れたように見えたが、判定を下した審判はファウルゾーンで触れたと判断したのでファウルと判定した」だけじゃないでしょうか?

# 逆にこっちから質問になってしまいましたが。

[2006/6/22 23:54 西崎慎一郎]


[5169] タカ - [2006/6/21 21:05]

以前と変わらない分かりやすくご回答有難う御座居ました。
まさしく「一塁・二塁・三塁を小関よりも豪快に踏み忘れて本塁を踏んだことになりはしないか」と、ふと頭をよぎったのですがどうやら問題ないみたいですね。
それにしても、小関は以前にもベースを踏み忘れて二塁打を取り消しにした事があるんですか…ニュースや新聞よりも詳しいですね(笑)
やはり踏み忘れなんてそうそう起こらないことなので、小関がやっていたのは覚えていました。

1999年6月25日のホークス戦(西武ドーム)。
一死走者一・二塁、鈴木健のライトオーバーの打球、二塁走者の小関が一旦三塁を回た後で引き返して三塁の手前まで戻り、再び三塁を回るときに三塁ベースを踏み忘れたというものです。

# 昔のことをあまり蒸し返してもしょうがないんですけど、少なくとも
# 「はずがない」「ありえない」「考えられない」というのは「明らかに間違い」。

小関は別にわざと踏み忘れたわけじゃないし、小関も李もその後特に何も言わずさっさと切り替えているように思えるので、球団や監督があんなひどい角度からの映像なんか持ち出してウダウダと長引かせるべきじゃないと思うんですけどね。

# プロらしからぬ「はずかしいミス」なんて、ほかにいくらでもあるし(カウント間違いとか)。

[2006/6/22 23:52 西崎慎一郎]


[5168] タカ - [2006/6/20 23:42]

だいぶ、しばらくご無沙汰しておりました。

さて早速、質問があるのですが右打者がボールを打って一塁ベースに走る際に、ホームベースを少しでも踏んでしまった場合、その打者走者はアウトになるのでしょうか?
少しだろうが踏みつけようが滑って転ぼうが、ホームベースに触れても何の問題にもなりませんけど…

打つ時ならともかく(*1)、打った後の走塁でそれを問題視するのは初めてですが、もしかして一塁・二塁・三塁を小関(*2)よりも豪快に踏み忘れて本塁を踏んだことになりはしないかという心配でしょうか?

走者の進塁順序は 本塁→一塁→二塁→三塁→本塁 なので、走者になった直後の本塁は走塁の起点と考えられますよね。
むしろ本塁を踏んで走塁をスタートした方が baseball の本質に合っていそうです。
(もちろん規則では要求はされていません)

打者走者が一塁へ達する前にタッチを避けるため本塁方向へ戻ってきた場合も、本塁を越えなければOKと決まっているので、本塁を踏むこと自体は問題無しとわかります。
*1)
打者が打つ時に足でホームベースを踏んでいた場合でも、ベースを踏んでいたかどうかは問題ではなく、足がボックス内に残っていたかどうかで反則かどうかが判断される。
(敬遠の投球を打った新庄のケース)

*2)
前の走者が塁を踏み忘れて本塁打が取り消しになったのはプロ野球史上初だと騒いでいますが、小関は西武時代にも前の走者として三塁を踏み忘れたことがある(二塁打がライトゴロになったので安打さえも取り消し)ので、考えられないどころか「またやっちゃったか」が私の最初の感想。

[2006/6/21 12:15 西崎慎一郎]


[5167] るーるイノチ - [2006/6/18 01:33]

No.5163
マルゼンスキー様、西崎慎一郎様

投手のサインに関するご返答ありがとうございました。
アマチュアの場合は通達でボーク、プロもボークかどうかはわからないが、何か規定ができて制限されたということですね。
ありがとうございました。


[5166] 元気一発 - [2006/6/14 20:50]

ご解答ありがとうございます。


[5165] Dow - [2006/6/14 11:38]

おっと、肝心の質問に答えてませんでした。
6回と3分のゼロ、3自責点の場合は

(3×9)÷6=4・50

となります。


[5164] Dow - [2006/6/14 11:37]

元気一発 さま>
3分のゼロ、ということは登板したもののの一つもアウトを取れずに降板したという事です。こういったときは委任数を除く投手に関する全ての記録(四死球・被安打・失点・自責点・ボーク・暴投など)は残りますが投球イニング数の計算の際には「3分のゼロ」は無視します。

一つのアウトも取れずに降板した場合は数学の規則上、除算が成立しないので防御率を求める事ができません。成績を出す事ができないので「−」や「計算不能」など記録する側が適当に(記録法が決まっているのであればその決まりに従って)表記する事になります。

通算防御率を求めるに当たって過去に一つでもアウトを取っていればイニング数3分の1(以上)が記録されていますから防御率を求める事ができます。
(例)前回登板で9イニング完封した投手が今回の先発登板で2回無死・1失点したところで降板した場合

今回の登板では1イニングと3分のゼロですから合計10イニング。従って

(1×9)÷10=0・90

となります。
1試合における「n回 0/3」の表現の話と、投球回数0回の防御率計算の話が混ざってしまって分かりにくいので、
きちんと区別して、簡潔に書いた方がいいですね。

[2006/6/14 17:55 西崎慎一郎]


[5163] マルゼンスキー - [2006/6/13 12:35]

NO.5155へ
1996年のアマチュア通達事項で禁止されました。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
<1996年アマチュア通達事項>
投手板を外したか否かに関係なく、投手がサインを出せば、ボークとなる。
投手板を外している場合にサインを出したときは、8.05h項の遅延行為を、投手板に付いていてサインを出したときは、
8.01a、b項の規定違反を適用する。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
ということてす。
プロでも何か規定ができて制限されたような気がするんですが… きちんと調べてないのでわかりませんでした。
[2006/6/14 17:51 西崎慎一郎]


[5159] 元気一発 - [2006/6/13 02:20]

ありがとうございます。
あと、気になったのですが
6 0/3回 3自責点の場合の計算方法を教えていただけますか?
6回 0/3 というのは、7イニング目も引続き登板したけれど、アウトを取らないまま降板したことを示す表現です。
記録の計算上は単に 0/3回 = 0アウト ですから、素直に投球回数 6回 で計算してください。
その試合の防御率は 4.50 ですね。

[2006/6/14 17:50 西崎慎一郎]


[5158] Dow - [2006/6/12 20:53]

元気一発 さま>
防御率の計算式は・・・

防御率 = (自責点×9)÷(投球イニング)

従って3試合の防御率を足して3で割っても正しい数字は出ません。
3試合の合計自責点と合計投球イニングを求めて上記の式で再計算してください。
なお合計投球イニングに3分の1・3分の2の端数が出てしまった場合はこの数値を整数化するために(自責点×9)と(投球イニング数)に3を掛けてください。


[5156] 元気一発 - [2006/6/11 23:20]

はじめまして
通算の防御率の出し方がわかりません。
例えば、1試合目が0.77、2試合目が5.24、3試合目が
4.04という防御率だった場合。
(0.77+5.24+4.04)÷3=3.35
でよろしいでしょうか?
んー、それは全くよろしくないですね。
通算防御率は、自責点と投球回数をそれぞれ通算した値で計算してください。

12回 1自責点 = 1*9/12 = 0.75
8 1/3回 5自責点 = 5*9/(8+1/3) = 5.40
6 2/3回 3自責点 = 3*9/(6+2/3) = 4.05

なら、(1+5+3)*9/(12+(8+1/3)+(6+2/3)) = 9*9/27 = 3.00 です。

「率」の平均値の (0.75+5.40+4.05)/3 = 3.40 には何の意味もありません。
# もしも全ての試合の投球回数が等しければ、平均値が通算防御率になりますけど。

打者の打率で、

1打数1安打 = 1/1 = 1.000
4打数0安打 = 0/4 = .000
5打数1安打 = 1/5 = .200

を平均して (1.000+.000+.200)/3= .400 だと言ってしまっているようなものです。
もちろんこんな成績で4割打者になれるはずはなく、正しい通算打率は (1+0+1)/(1+4+5) = 2/10 = .200 の2割ですよね。



[2006/6/13 00:47 西崎慎一郎]


[5155] るーるイノチ - [2006/6/10 02:49]

最近、投手がサインを出さなくなりましたがルールで禁止されたのでしょうか?
昔はよくブロックサインのやりとりがされていましたが・・・
禁止ルールの有無といつからやらなくなったのか教えてください。


[5154] 金田一京漬 - [2006/6/6 09:51]

[5131]西崎さん、
> 走者に何らかの動きがあって、捕手がそれをアウトにしようとするプレイを
> 妨害した形になっていたかどうか、で判断されるのではないかと。
*ご回答有難うございました。


[5153] Dow - [2006/6/5 21:12]

素朴な疑問 さま>
ズバリ規則10・04(b)に

「打者がフォースダブルプレーまたはリバースフォースダブルプレーとなったゴロを打ち走者を本塁に迎え入れても打者に打点は与えられない」

と規定されているからです。

なお内野ゴロ併殺崩れでも併殺の失敗に対して失策の記録がついた場合は打点は与えられません。規則10・04(C)で規定されています。
これは規定をただ引用しただけで、「なぜ」そうなっているかの答えとしてはズバリになっていないと思いますけど…

[2006/6/6 00:40 西崎慎一郎]


[5152] 素朴な疑問 - [2006/6/4 18:31]

内野ゴロ併殺崩れの間の得点なら打者に打点が記録されるのに、併殺が完成していた場合には打点とならないのはなぜ?
打点を付けたら「甘過ぎる」からでしょうね。
守備側も失点を防ごうとはせず、併殺の完成によって期待していた最良の結果を得られているわけですから、「打者のおかげで得点できた」というプラス評価を与えるのは記録の方針に反する、と言えそうです。

併殺打の間の得点を打点にしない規定は、official rule では1939年から導入されたようです。
(リバースフォースダブルプレイの定義が、何度か多少変化しているようですが)

[2006/6/6 00:37 西崎慎一郎]