fj.rec.sports.baseball FAQ 野球に関するよくある質問とその答 (version 8.00, 2005.2.5) このFAQの最新版は http://www.sainet.or.jp/~nishizak/baseball_faq/ で公開されています。 このFAQ(Frequently Asked Questions)は、野球に関するルールや記録 などについて、よく出される質問とその回答をまとめたものです。 NetNews のニュースグループ fj.rec.sports.baseball に投稿された 記事から項目を選び、それを桑野泰宏(quano@kurims.kyoto-u.ac.jp)と 西崎慎一郎@彩ネット(nishizak@sainet.or.jp)が編集しました。 この文書は、バージョンまたは最終変更日を明記し、内容を改変しない限り、 自由に複製・転載・再配布することができます。 リンク用のアイコンはこちらを御利用ください(松浦@lintさん作成)。 http://cgi.sainet.or.jp/~nishizak/baseball_faq/frsb_faq.gif また、松浦@大阪大学さん(le4171mt@ex.ecip.osaka-u.ac.jp,lucky@lint.ne.jp)、 田中@京大さん(tanaka@geotech.kuciv.kyoto-u.ac.jp)、 ミシガン州立大学の宮崎覚さん(miyazaki@pilot.msu.edu)と カリフォルニア大学バークレイ校の浅見さん(asami@cs.berkeley.edu)、 塩谷素彦さん(shioya@open.rd.nttdata.co.jp)、 安斎邦夫さん(k_anzai@sainet.or.jp)、 鈴木純一さん(j_suzuki@pa.yokogawa.co.jp)、 影沢@東大生研さん(kagesawa@iis.u-tokyo.ac.jp)、 中尾真さん、 が作成されたリスト等を活用させていただきました。 この場を借りてお礼申し上げます。 このFAQに関する訂正や疑問、または追加項目の希望がありましたら、 fj.rec.sports.baseball上で当該記事にフォローしていただくか、 西崎慎一郎@彩ネット(nishizak@sainet.or.jp)までお知らせください。 また共通の掲示板に書きこんでもらってもかまいません。 http://cgi.sainet.or.jp/~nishizak/board/board.cgi このFAQを読んだだけでは解決できなかった、野球に関する質問も歓迎いたします。 内容によっては、fj.rec.sports.baseball のニュースグループに投稿して、 議論の題材にすることがあります。多くの人の知恵が集まり解決できるとともに、 多くの人たちの理解を深めることができるからです。 人名の表記で、字体の違う漢字で代用していることがあります。 ・森祇晶(西武監督時代)の「祇」は[示氏](「祗」は別字) ・嘉勢敏弘(1994年オリックスドラフト1位) の「勢」の左上は「生」 ・他にも選手によっては「崎」の右上は「立」、「高」の上側の「口」は「はしご」、 「辻」などの「しんにゅう」の点は二つ、になっている場合に代用があります。 長嶋茂雄(巨人選手・監督)は、以前は「長島」「長嶋」がバラバラに使われており、 '93の第二次監督から「長嶋」に統一されました。 選手時代から全て統一して「長嶋」とすることもありますが、 このFAQでは『日本プロ野球記録大百科』での表記に合わせ、 また慣習を示す意味も含めて、選手時代と第一次監督時代を「長島」、 第二次監督時代を「長嶋」としています。 ##### main.txt ################################################ ---------------------------------------------------------------------- 【ルール編】 [Q1-1] インフィールドフライとは何ですか? [Q1-2] 故意落球とは何ですか? [Q1-3] 振り逃げとは何ですか? [Q1-4] 守備側のアピールが必要なプレーにはどのようなものがありますか? [Q1-5] 投手の反則行為とボークについて [Q1-6] 隠し球について教えてください。 [Q1-7] 走者にボールが当たったらどうなりますか? [Q1-8] 審判にボールが当たったらどうなりますか? [Q1-9] 観客や鳥などがボールに触れたり選手を妨害した場合の処置は? [Q1-10] 指名打者制の規定を教えてください [Q1-11] 試合の途中で続行が不可能になった場合の勝敗の決定 [Q1-12] ドーム球場の特別グラウンドルール [Q1-13] 打撃妨害について [Q1-14] 球場のラインやサイズの規定 [Q1-20] その他ルールに関するよくある疑問 【記録編】 [Q2-1] 記録の計算式を教えてください [Q2-2] 守備の併殺と併殺打との違いを教えてください [Q2-3] 暴投、捕逸、野手選択と失策は違うのですか? [Q2-4] 失点、自責点の求め方を教えてください [Q2-5] 勝利投手、敗戦投手の決め方を教えてください [Q2-6] セーブの条件を教えてください [Q2-7] 9回でなかったノーヒットノーラン、完全試合はどう扱われますか? [Q2-8] 打点の付け方を教えてください [Q2-9] 犠飛の記録のつけかたを教えてください [Q2-10] 刺殺と補殺の記録のつけかたを教えてください [Q2-11] 連続安打や連続試合出場などの連続規定 [Q2-12] サヨナラ安打の規定 [Q2-20] その他記録に関するよくある質問 【日本プロ野球編】 [Q3-1] 外国人登録選手の規定について [Q3-2] ドラフト制度の変遷 [Q3-3] ドラフトで指名した選手への交渉有効期限は? [Q3-4] ドラフトで指名されて入団しなかった選手が次回ドラフト対象になるのは? [Q3-5] トレードの期限は? [Q3-6] 任意引退、自由契約、フリーエージェントの違いは? [Q3-7] FA選手の規定について教えてください [Q3-8] 日本と北米大リーグとの選手の移籍について [Q3-9] プロ野球の個人タイトルを教えてください [Q3-10] 中継ぎ投手の評価方式を教えてください [Q3-11] 個人表彰について [Q3-12] ヘルメットに耳あてがある選手とない選手がいるのは? [Q3-13] 勝利打点の付け方を教えてください [Q3-20] その他プロ野球に関するよくある質問 【雑学編】 [M1] 正しい野球英語講座 [M2] 三振はどうして "K" って言うの? [M3] 左腕投手をどうして「サウスポー」って言うの? [M4] 遊撃手はどうして「ショートストップ」って言うの? [M5] 順位表の見方について [M6] マジックナンバーの算出方法を教えてください 【検証編】 [V1] イチローや新庄の足がバッターボックスから出ていたのでは? [V2] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手のハイジャンプ魔球について [V3] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手の大回転魔球について [V4] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手の分身魔球について [V5] マンガ『ドカベン』での「ルールブック盲点の1点」について [V6] ファウルフライを落として失策がついたら完全試合は成立するか? [V7] 八木選手の「幻のホームラン」について [V8] 巨人か読売か。何故巨人だけ軍? [V9] マンガ『がんばれ!!タブチくん!!』でのヤスダ投手の魔球について [V10] 「佐野事件」について [V11] グラブにボールが挟まり、グラブごと投げたら? 【名勝負編】 [G1] 江夏の21球 [G2] 江夏のオールスターゲーム9者連続奪三振 [G3] 1983年の日本シリーズについて [G4] 1988年 10.19 ロッテ対近鉄 ダブルヘッダー(川崎球場) [G5] 1989年パ・リーグ終盤のペナント争い 【リスト】 [L1] 球団名の変遷 [L2] アメリカ・カナダ、大リーグの球団名 [L3] 優勝チーム一覧 [L4] 歴代ドラフト1位 [L5] 両リーグの開幕試合と先発投手一覧 [L6] 両リーグの試合方式 【個人タイトルリスト】 [S1] MVP一覧 [S2] 新人王一覧 [S3] 沢村賞一覧 [S4] カムバック賞一覧 [S5] 首位打者一覧 [S6] 本塁打王一覧 [S7] 打点王一覧 [S8] 盗塁王一覧 [S9] 三冠王一覧 [S10] 最多勝利一覧 [S11] 最優秀防御率一覧 [S12] 最優秀救援投手一覧 [S13] 最優秀中継ぎ投手一覧 [S14] 最多奪三振投手一覧 【個人通算記録リスト】 [C1] 通算出場試合 [C2] 通算安打 [C3] 通算打率 [C4] 通算本塁打 [C5] 通算打点 [C6] 通算盗塁 [C7] サイクルヒット一覧 [C8] 通算登板 [C9] 通算勝利 [C10] 通算防御率 [C11] 通算セーブ・セーブポイント [C12] 通算奪三振 [C13] ノーヒットノーラン一覧 【その他の記録】 [T1] プロ野球、好プレー・珍プレー、快記録・珍記録、珍事件 [T2] 投手が打ったホームラン [T3] パシフィックリーグDH制導入後の投手の打席 [T4] 歴代トリプル30(3割、30本、30盗塁) [T5] 両リーグでのタイトル [T6] 全球団から勝った投手 [T7] 全球団からホームランを打った選手 [T8] 開幕戦あれこれ [T9] 1イニング2本塁打 [T10] スイッチホームラン [T11] サイクルスチール [T12] 代打逆転サヨナラ満塁ホームラン [T13] 初打席本塁打 [T14] 1イニング4三振 [T15] 1試合奪三振 [T16] 1球勝利、0球セーブ 【その他】 [O1] 永久欠番 [O2] ドラフトで多くの回数指名された選手 [O3] 三冠王を逃す [O4] ノーヒットノーランを逃す [O5] 球場の収容人員と広さについて [O6] プロ野球本拠地球場のファウルボール [O7] プロ野球各チームのマスコット [O8] ヘルメットの耳あてのあるなし [O9] 歴代外国人選手 [O10] 同時期同一球団同姓同名選手 [O11] 3チーム以上で日本シリーズ・オールスターゲーム出場 [O12] 親子・兄弟で同一球団の監督・選手 [O20] 似たもの選手 【WWWサイト情報】 【参考文献】 ##### rule.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【ルール編】 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-1] インフィールドフライとは何ですか? 参考: 規則2.40 守備側がフライをわざと捕らず、フォースアウトによってずるい併殺または三重殺を しようとすることを防ぐため、先に打者をアウトにするルールです。 ◇ インフィールドフライが宣告される条件 以下の条件が全て満たされる場合に、審判がインフィールドフライを宣告します。 ・無死または一死 ・走者一・二塁または満塁(フォースアウトになる走者が二人以上いる) ・内野手が通常の守備行為をすれば容易に捕球できる飛球(空中高く飛ぶフライ) 投手、捕手、外野手がこのフライに対して守備をしたときも同様 ただしバントのフライを除く ◇ インフィールドフライが宣告されると 宣告された瞬間に打者はアウトになります。 結果的に野手がフライを捕れなくてもアウトです。 ただし、それがファウルボールになった場合はアウトにならず、 通常のファウルボールと同じ扱いになります。 条件が満たされていても審判がインフィールドフライを宣告しなかった (容易に捕れるとは判断しなかった、宣告を忘れた)場合は、 打者はアウトにならずそのままプレイが続行されます。 ◇ もしインフィールドフライのルールがなかったら この条件ではフライが上がっている間、塁上の走者は塁から大きくは離れられません。 野手がフライをわざと捕らなかった場合、各走者に進塁の義務が生じるので、 二人(または三人)の走者を容易にフォースアウトにして、併殺(または三重殺)を 取ることができてしまいます。 このずるい行為を防ぐため、先に打者をアウトにすることにより、 フライを捕らなかった場合に走者の進塁義務をなくすのがこのルールの狙いです。 ◇ 他の走者は? インフィールドフライが宣告されても、先に打者走者がアウトになっているだけで 他の走者に対しては通常のフライと変わりません。ボールインプレイ状態は続きます。 フライが捕られれば普通のフライの場合と同様に元の塁に戻る義務があり、 戻りきれなければアウトになります。 飛球が捕らえられなかった場合はもちろん帰塁の義務はありませんし、 打者が既にアウトになっているために進塁の義務もありません。 先の塁に送球されてもフォースアウトにはならないので元の塁に留まってもよいし、 次塁を狙ってもかまいません。 ◇ バントのフライやライナーはインフィールドフライにならないのですか? 無死走者一二塁で、バントを試みたが小フライ。捕手が打球をわざと取らずに 地面に落して、2-5-6 の併殺に打ちとりました。このケースでインフィールドフライ が宣告されないのはなぜでしょうか。 バントのフライに対しては、インフィールドフライは宣告されません。 ライナー性の当たりも同様です。 このような打球の場合は審判がインフィールドフライを宣告して各走者に 周知させる時間的な余裕が無いために条件から除かれています。 こういった場合、きちんと打球を転がせなかった打者を責めるか、 とっさに判断できた野手を褒めるかしましょう。 もし、打球をグラブに当ててから落とした場合は、[Q1-2]故意落球の扱いになります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-2] 故意落球とは何ですか? 参考: 規則6.05(l) 守備側がフライをわざと落として、ずるい併殺または三重殺をしようとする ことを防ぐため、打者をアウトにするルールです。 以下の条件が全て満たされる場合に、故意落球となります。 ・無死または一死 ・一塁に走者がいる(一塁、一・二塁、一・三塁、満塁) ・内野手がフェアのフライまたはライナー(バントも含む)を「故意に」「落球」した 投手、捕手、外野手が内野で守備をしたときも同様 ・インフィールドフライが宣告されていない 落球とはボールが手やグラブに当ててから地面に触れたものです。 先に地面に触れた場合はたとえ故意であっても落球にはなりません。 ◇ 故意落球と判断されると 打者はアウトになり、ボールデッドになります。 他の走者は元の塁に戻ります。 ◇ もし故意落球のルールがなかったら 落球によって打者が走者になり、他の走者(一・三塁の場合の三塁走者を除く)にも 進塁の義務が生じます。打者走者の位置によってはずるい併殺ができてしまうので、 アウトを本来の一つだけにするというのがこのルールの狙いです。 ◇ インフィールドフライと条件が違うのは? インフィールドフライは、塁上にいる二人(または三人)の走者をフォースアウト にする行為を、あらかじめ防ぐためのルール。 故意落球は、塁上にいる一人以上の走者をフォースアウトで、打者走者を一塁で アウトにする行為を、落球後に防ぐためのルール。 落球後に判定されるため、バントやライナーも対象になります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-3] 振り逃げとは何ですか? 参考: 規則6.05(c),6.09(b) 捕手が第三ストライクと宣告された投球を正規に捕らえられなかった場合、 それだけでは打者はアウトにならずに走者になります。 内野ゴロを打ったようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。 打者走者が一塁に生き、他の走者もアウトにならなかった場合が 「振り逃げ」になります。 ◇ 振り逃げができない場合 以下の条件が全て満たされる場合には、振り逃げはできません。 第三ストライクを捕手が捕らなくても自動的に打者がアウトになります。 ・無死または一死 ・一塁に走者がいる(一塁、一・二塁、一・三塁、満塁) ◇ もし上の条件で打者をアウトにしなかったら 打者が走者になることによって他の走者(一・三塁の場合の三塁走者を除く)にも 進塁の義務が生じます。 そこで捕手がわざと第三ストライクを捕らず、他の走者をフォースアウトにし、 一塁へ送球して打者走者をアウトにするというずるい併殺ができてしまいます。 これを防ぐため、先に打者をアウトにすることにより、 第三ストライクを捕球しなかった場合の進塁義務をなくすのがこのルールの狙いです。 ◇ 見逃し三振の場合はどうなりますか? 第三ストライクが空振りであっても見逃しであっても違いはなく、 振り逃げの対象になります。 ◇ 打者や走者をアウトにするには 内野ゴロと同じように考えればよいので、打者走者が一塁へ達する前にタッチしたり、 一塁へ送球すればアウトにできます。 もちろん他の走者をアウトにしてもかまいません。二死で塁が詰まっている場合は 進塁義務が生じた走者をフォースアウトにすることもできます。 (例) 二死満塁で第三アウトを捕りそこねた場合、全走者に進塁義務があるので、 すぐにボールを持って本塁を踏めば三塁走者がフォースアウト。 ◇「正規に捕らえる」とは? 参考: 規則2.15,2.34【注】,6.05(b)【原注】 <正規の捕球になる> ・何にも触れていない投球を直接捕手が手かミットで捕らえた。 ・投球が直接捕手の体や用具に当たった後で捕手が捕らえた。 ・チップしたボールを直接捕手が手かミットで捕らえた。 ・チップしたボールが最初に捕手の手またはミットに触れ、その後 捕手の身体や用具に当たって跳ね返ったのを、地上に落ちる前に捕手が捕らえた。 地面に触れてバウンドした投球をチップした場合は、地面に触れなかった場合と 同じ扱いになるので、上記の条件を満たせば正規の捕球になります。 <正規の捕球にならない> ・ボールが地面に触れた(バウンドしてから捕った、捕れずに地面に触れた)。 ・ボールが捕手の着衣またはマスクなどの用具にはさまって止まった。 ・球審に触れて跳ね返ったボールを捕らえた。 ◇ 振り逃げの記録 参考: 規則10.14(f)(1) ・打者の記録は三振。 ・打者が一塁へ達したこと(他の走者の進塁があればそれも)に対する守備側の記録は、 公式記録員の判断で投手の暴投あるいは捕手の捕逸のどちらか。 (送球プレイ時、タッチプレイ時のミスが原因なら失策) ◇ 振り逃げにならず打者または他の走者がアウトになった場合の記録 参考: 規則10.14(f)(1) ・打者の記録は三振。 ・その間に他の走者が進塁していても、暴投も捕逸もつけない。 送球の間の進塁という扱いになる。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-4] 守備側のアピールが必要なプレーにはどのようなものがありますか? 参考: 規則7.08(d),7.10(a); 7.02【注2】,7.10(b); 7.08(j),7.10(c),7.08(k),7.10(d) 次の場合です。いずれもその塁か走者にタッチして審判にアピールすれば その走者がアウトになります。 ・フライが捕らえられた後、走者が帰塁できなかった場合。 フライが捕球されたため帰塁しようとしている走者をアウトにしようとする場合は 特にアピールである旨を審判に明示する必要はありません。 タイミングだけで審判はすぐにアウト・セーフの判定を下します。 このアウトはフォースアウトではないことに注意。 ・塁を空過した場合。 アピールされる前に逆走して塁を踏み直せばアウトにはなりません。 ただしボールデッドの場合、その次の塁を踏んでしまうと戻って踏み直すことは できません。また後ろの走者が得点してしまうと踏み直すことはできません。 塁が詰まっている状態で最初の塁を踏み忘れてアピールアウトになった場合は、 フォースアウトと同様の扱いになります。 ・走者が一塁をオーバーランまたはオーバースライドした後、直ちに帰塁しない場合。 これは打者が一塁へ達した後のアウトとみなされます。 また負傷して戻れないような場合はアウトにされることはありません。 ・走者が本塁に触れず、しかも触れ直そうとしない場合。 ベンチへ戻ろうとする走者を追いかけて行く必要はなく、ボールを持って 本塁を踏んでアピールすればアウトにできます。 満塁の三塁走者で、後ろの走者がアウトになっていない場合は、 フォースアウトと同様の扱いになります。 ◇他の走者の得点は? アピールアウトが第一・第二アウトの場合は、他の走者の進塁や得点は そのまま認められます。 アピールアウトが第三アウトの場合、他の走者の得点は以下のようになります。 (1) アピールアウトがフォースアウトか一塁に触れるまでのアウトの場合 アウト成立の時期に関係なく、他の全ての走者の得点は認められません。 (例)一塁走者の二塁踏み忘れ、打者走者の一塁踏み忘れ、など。 (2) アピールアウトがフォースアウトではない場合 ・アウトになった走者より前の走者 そのアウトが成立するより前に本塁を踏んでいれば得点になり、 踏んでいなければ得点になりません。 ・アウトになった走者より後ろの走者 アウトの成立の時期に関係なく、得点は認められません。 (例)二死満塁でホームラン、打者走者が一塁を踏み忘れアピールアウト。 第三アウトがフォースアウトなので全ての得点は認められない。 (例)二死満塁でホームラン、一塁走者が三塁を踏み忘れアピールアウト。 第三アウトはフォースアウトではない。アウトより先に本塁を踏んでいた 三塁走者と二塁走者の得点は認められ、アウトになった一塁走者と それより後ろだった打者走者の得点は認められない。 (例)二死満塁から二塁打、三塁走者が本塁を踏んだ後、二塁走者が本塁を踏む前に、 一塁走者が三塁を踏み忘れてアピールアウト。 第三アウトはフォースアウトではない。 その時点で本塁を踏んでいた三塁走者だけが得点。 (例)一死一・三塁で外野フライ、三塁走者は正規にタッチアップしてホームイン、 その後飛び出していた一塁走者が戻れずアウト。 一塁走者のアウトはフォースアウトではないので、三塁走者の得点は有効。 ◇「4アウト」とは何のこと? 参考: 規則7.10 第三アウトが成立した後、他に有利なアピール(それが成立すると得点が取り消される) があり、審判員がこれを支持した場合には、第三アウトが置き換えられ そのアピールアウトがそのイニングの第三アウトになります。 元の第三アウトがアピールアウトの場合も同様です。 (例)一死一・三塁から各走者はスタート、フライが捕球され二死。 三塁走者は帰塁せずそのまま本塁を踏んだ後、ボールが一塁へ送球され 帰塁できなかった一塁走者がアウト。このアウトはフォースアウトではないため、 この状態のままなら三塁走者の得点が認められる。三塁走者をアピールアウトにして 第三アウトを置き換えれば得点が取り消される。 ◇ボールデッド時のアピールは? アピールは原則としてボールインプレイ中に行なわなければなりません。 一旦ボールデッドになった場合は、投手がボールを持って投手版に立ち、 球審がプレイを宣告した直後にアピールを行なうことになります。 柵越えホームランはボールデッドになるので、全ての走者が本塁へ達し 次のプレイがかかった後でアピールが行なわれます。 サヨナラの場面ではそのままでは次のプレイが行なわれないので、 ボールデッド中でもアピールすることができます。 ◇アピール権消滅時効は? 参考: 規則7.10 アピールは、投手が打者へ次の1球投じるか、塁上の走者へ牽制球を投げるなど のプレイをするまでに行なわなければなりません。 イニングまたは試合終了時は、守備側チームの投手および内野手が ベンチまたはクラブハウスに向かうためにフェア地域を離れるまでです。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-5] 投手の反則行為とボークについて ◇ ボークとは? 走者がいる場合に投手が行なった、投球および牽制球などの塁への送球上の 反則行為です。 ・「反則投球」をした。 (1) 投手板に触れない投球 (2) 打者が打席内で十分に構えていない時に投球(クイックリターンピッチ) (3) 規定された投球動作に違反した投球 違反かどうかは明確に線引きできるものではなく、判断するのは審判です。 (走者をごまかすような動作は厳しく取られるようです) 規定の表現が変わらなくても、審判の取り決めで解釈を厳しくするようになり、 それまで認められていた動作が違反になるようなことがあります。 ・投手板に触れて、投球に関連する動作を起こしたが、途中で止めた。 ・投手板に触れて、一塁へ偽投して、実際には送球しなかった。 投手板を外しての一塁への偽投、投手板に触れていてもいなくても二、三塁への偽投 ならかまいません。 ・投手板に触れて、塁に送球する前に足を、直接その塁の方向へ踏み出さなかった。 三塁へ偽投し振り向きざま一塁へ送球する場合は、投手板を外す必要があります。 ・投手板に触れて、必要ないのに走者のいない塁へ送球したり、送球するまねをした。 ・投手板に触れて、ボールを落とした。 走者がいない場合、ボールがファウルラインを越えた場合は投球の扱いになります。 ・打者に正対しないで投球した。 ・投球板に触れずに投球に関する動作をした。 ・不必要に試合を遅らせた。 走者が塁を離れていないのに野手へ送球することも含まれます。 ・ボールを持たずに投手板に立ったり、またいだり、投球するまねをした。 ・正規の投球姿勢をとった後で、ボールから一方の手を離した。 実際に投球したり、塁へ送球する場合を除きます。 ・故意四球の時にキャッチャーズボックスの外にいる捕手に投球した。 ・セットポジションの場合、完全に静止しなかった。 ◇ ボークの場合の処置 ・基本的にはボールデッドになり、各走者は一個進塁します。打者はそのままです。 ・ボークとなったプレーと連続して、暴投や牽制球の悪送球(野手の受け損ねを含む) があった場合は、走者は危険を賭して余分の塁を狙ってかまいません。 次の塁から先へ進もうとした時点でプレイはボークと関係なく続けられます。 ・打者が安打や失策などで一塁に進み、他の全ての走者も一個の進塁をした場合、 ボールデッドにならずにプレイはボークと関係なく続けられます。 走者が詰まっていて反則投球が四球目に当たった場合もこれにあてはまります。 ◇ 同じ投球でボークと打撃妨害が起きたら? ボークを優先的に適用して投球は取り消しとなります。 よって打撃妨害の処置([Q1-13]参照)もありません。 ただし打者と走者が一個以上進塁した場合は上記の通りプレイは続けられます。 1999年は攻撃側が不利にならないように場面によってはボークを取り消し、 打撃妨害を適用することになっていました。 しかし適用が複雑化したり、他のルールとの整合性に問題があったりしたため、 混乱を避けるため2000年から元に戻りました。 ◇ 走者がいない場合に反則行為を行なった場合は? ・それが「反則投球」だったらボールになります。 ただし、ボークの場合の処置と同様、打者が安打や失策などで一塁に進んだ場合は そのままプレイは続けられます。 ・それ以外は罰則はありません。 ◇ その他の投手の禁止事項と罰則 ・投手板を囲む18フィートの円内(マウンド)で手を口や唇につける。 寒い日に両チームの監督の同意があれば、手に息を吹きかけることは許されます。 違反するとボールが宣告されます。違反にも関わらず投手が投球をして、 打者が安打や失策などで一塁に進み、他の全ての走者がアウトにならなかった 場合はプレイは続けられます。 日本では1997年までは違反しても何も罰則はありませんでしたが、 1998年からは警告が発せられボール交換になります。 ・ボールに細工をする。 ボールや手に唾液をつける、ボールに異物をつけたり、傷をつけたりする、 すべすべにする、ざらざらにする、泥をつける、素手以外のものでこする、など。 ロージンバッグの粉を手以外の場所につけるのも禁止されています。 これらは警告が発せられ、繰り返すと退場です。 投球はボールになります。打者が安打や失策などで一塁に進み、 他の全ての走者がアウトにならなかった場合はプレイは続けられます。 それ以外の場合、プレイを生かすこともできます。 ・異物を身体につけたり持ったりする。 これは退場になります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-6] 隠し球について教えて下さい 野手がボールを持っているのに、投手が持っていると思わせて、塁を離れた 走者をタッチしてアウトにしようとすることを、俗に「隠し球」と呼んでいます。 まず投手の禁止事項[Q1-5]を参照してください。 ボールを持っていない投手は、投手板に触れたり、またいだり、 投球するまねをしてはいけません。 投手板に触れずに捕手とサインの交換をしたり、投球のまねをしたりすることも 禁止されているので、これらの行為もできません。 違反するとボークになります。 ◇ボールデッド後の隠し球 参考: 規則5.11 一旦ボールデッドになれば、隠し球は使えません。 投手がボールを持っていなければ、「プレイ」がかからないからです。 「プレイ」は投手がボールを持って投手板に位置した時にかけられること と決められています。 審判までもがだまされて「プレイ」をかけてしまっても、その時に投手は ボールを持っていないのですから、その「プレイ」は無効になります。 (引き続きボールデッド中なので、ボークにはなりません) 投手が完全には投手板に位置していないときに審判が「プレイ」をかけて しまった場合でも、その「プレイ」は無効になります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-7] 走者にボールが当たったらどうなりますか? ◇ 走者に打球が当たったら。 参考: 規則7.08(f),7.09(m),5.09(f) 走者が内野手(投手を含む)に触れていなく、内野手(投手を除く)の股間 または側方を通過してないフェアボールに、フェア地域で触れた場合は、 ・ボールデッドになる。 ・その走者はアウト。 ・打者はヒットの記録が付き、チェンジでなければ一塁へ出塁。 ・打者が一塁へ進んだために押し出された走者は次塁へ進塁。 その他の走者は元の塁へ戻る。 ただし、併殺になりそうな打球を故意に妨げた場合は、走者と打者の両方が アウトになり、ボールデッドで他の走者は元の塁へ戻ります。 また、打球が内野手を抜け守備をする機会がなくなった後で触れた場合は、 アウトにはならずボールインプレーです。 ただし、これも故意に打球の方向を変えた場合は守備妨害でアウトになります。 ◇ 走者に送球が当たったら。 参考: 規則7.08(b) 送球が当たってもボールインプレイで、プレーはそのまま続きます。 ただし、これも故意に送球を妨げた場合は守備妨害でアウトになります。 ◇ 走者に投球が当たったら。 参考: 5.09(h),6.05(n) 正規の投球がホームスチールを試みて得点しようしている三塁走者に触れた場合です。 ・ボールデッドになる。 ・各走者は1つずつ進塁できる(盗塁を企てていたかどうかに関係なく)。 ・投球は有効で、コースによってストライクかボールが判定される。 進塁できるので、得点は原則的には有効になります。 ただし、二死2ストライク後にストライクのコースの投球に走者が当たった場合は 打者が三振でチェンジとなるために進塁(得点)が認められません。 走者が投球に当たるのと本塁に達することの時間的な問題は関係ありません。 なお「投球」と「送球」を混同しないように気をつけましょう。 参考: 規則2.76 本塁へ向かっている走者を刺そうと、投手が軸足を投手板の後方にはずす などして、捕手に送球する場合がありますが、これが走者に当たったら 前記の「走者に送球が当たったら」のケースになります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-8] 審判にボールが当たったらどうなりますか? ◇ 内野手の後方に位置している審判に打球が当たったら。 参考: 規則6.08(d),6.09(c),5.09(f) 内野手(投手を除く)の股間または側方を通過したり、 または内野手(投手を含む)に触れたフェアボールに、 審判がフェア地域で触れた場合は、そのままボールインプレーです。 (「審判は石ころ」) ◇ 内野手の手前に位置している審判に打球が当たったら。 前記以外の状況(たとえば二塁塁審がダイヤモンドの中へ位置している時など)で、 審判がフェアボールにフェア地域で触れた場合は、審判は石ころではありません。 以下の処置がとられます。 走者に当たった場合の処置と似ていて、誰もアウトにならないところだけが違います。 ・ボールデッドになる。 ・打者はヒットの記録が付き、一塁へ出塁。 ・打者が一塁へ進んだために押し出された走者は次塁へ進塁。 その他の走者は元の塁へ戻る。 ◇ 投球が審判のマスクや用具にはさまったら。 ・ボールデッドになる。 ・各走者は次塁へ進塁。 ・投球が四球目の場合、打者は一塁へ。 ・投球が第三ストライク目の場合、打者は三振で、 無死か一死で一塁に走者にいる場合は打者アウト、 その他の場合は振り逃げで一塁が与えられる。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-9] 観客や鳥などがボールに触れたり選手を妨害した場合の処置は? 参考: 規則3.15,3.16,7.05(a) ◇ 観客が打球や送球を妨害した場合 ボールデッドになり、妨害がなかったらどうなったかを審判が判断します。 フライを捕ろうとした野手を妨害した場合は打者がアウトになります。 なお、スタンドとフィールドの境界が妨害になるかどうかの境界になり、 フィールド側でプレーしようとしている野手の観客が邪魔をすれば妨害ですが、 野手がスタンドの中へ手を伸ばしている場合は観客が邪魔をしても妨害になりません。 ◇ フィールド内に入ることが許可されている人が妨害した場合 フィールド内のブルペンの選手、ボールボーイ、カメラマンなどが対象です。 ・故意でない妨害(ボールや選手を避けきれず触れてしまったような場合) そのままボールインプレーでプレーを続行します。 ・故意の妨害(悪意がなくてもボールを蹴ったり取ったりしてしまった場合を含む) ボールデッドになり、妨害がなかったらどうなったかを審判が判断します。 ◇ 鳥にボールが当たった場合 ・ボールインプレーで続行します。 フライが当たった場合もインフライトの状態が続くので、 ボールが地面につかないうちに野手が捕ればアウトにはなります。 2003年まではインフライトの状態ではなくなる扱いでした。 ・投球が当たった場合は、ボールデッドになり、その投球はカウントしません。 ◇ 犬などがボールをくわえた場合 ボールデッドになり、妨害がなかったらどうなったかを審判が判断します。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-10] 指名打者制の規定を教えてください 参考: 規則6.10 指名打者(DH)は、試合前に打順を指定して、投手のみに代わって打ちます。 投手を交代してもDHはそのままです。 野手の代わりにDHを使うことはできません。 ◇ DHに交代選手を出した場合。 代打や代走で出た選手が、そのままDHを受け継ぎます。 ただし、相手チームの先発投手が退かない限り、先発のDHは少なくとも一度は 打撃を完了する必要があります。 交代選手は必要になった時点で交代を告げればかまいません。 DH選手が退場になった場合、打席途中や塁に出た場合はすぐに交代選手が必要ですが、 それ以外は次に打順が回ってくるまでDHが空き状態になります。 なお、パ・リーグでは1991年から2000年の間、DH選手が退場になった場合は 代打や代走が必要でなくても直ちに交代選手をDHに補充することになっていました。 ◇ DHがなくなる場合。 ・DHの選手が守備についた場合。 守備についたDHの打順はそのままで、退いた野手の打順に投手が入ります。 2人以上同時に守備交代の場合は、投手がどの打順に入るか監督が指定します。 ・守備中に投手が他の守備位置についた場合。 DHの打順に元の投手が入り、新しい投手が空いた打順に入ります。 ・守備中に他の守備位置の野手が投手になった場合。 代わりに他の守備に付く元の投手あるいは交代出場する野手がDHの打順に入ります。 2人以上同時に守備交代の場合は、投手がどの打順に入るか監督が指定します。 ・代打や代走の選手が守備時に投手になったとき。 攻撃中の打順そのままです。 ・守備中に投手を打順に入れたとき。 打順はどこでもかまいません。 ・登板中の投手がDHの代打に出た場合。 DHの打順以外では打てません。そのままDHの打順に入ります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-11] 試合の途中で続行が不可能になった場合の勝敗の決定 雨などで試合の途中で続行が不可能になった場合の扱いです。 ◇正式試合になる場合 (1) 基本は、5回を終われば試合成立。 = = = 先攻 000 01|1 後攻 000 00|0 (5回コールドゲームで先攻チームの勝ち) = = = (2) 5回表を終わって後攻チームがリードしていれば試合成立。 = = = 先攻 000 00|0 後攻 000 1X|1 (5回コールドゲームで後攻チームの勝ち) = = = (3) 5回裏途中で後攻チームがリードすれば試合成立。 = = = 先攻 000 00 |0 後攻 000 01X|1 (5回コールドゲームで後攻チームの勝ち) = = = (4) 5回表を終わって先行チームがリード、5回裏に後攻チームが「得点して」 「同点に追い付いた」時点で試合成立。 = = = 先攻 000 01 |1 後攻 000 01X|1 (5回コールドゲームで引き分け) = = = ◇ノーゲームになる例 (1) 4回を終わって同点、5回表無得点、5回裏途中で試合続行不能。 = = = 先攻 000 10 |1 後攻 000 10X|1 (ノーゲーム) = = = (2) 4回を終わって後攻チームがリード、5回表に先行チームが同点に追い付く、 5回裏に点が入らないうちに途中で試合続行不能。 = = = 先攻 000 01 |1 後攻 000 10X|1 (ノーゲーム) = = = (3) 4回を終わって同点または後攻チームがリード、5回表に先行チームがリード、 5回裏途中まだ同点にならないうちに試合続行不能。 = = = 先攻 000 03 |3 後攻 000 11X|2 (ノーゲーム) = = = ◇正式試合になった後で続行が不可能になった場合 (1) 裏の攻撃が終了した時点ならば、そのままコールドゲーム。 = = = 先攻 000 001|1 後攻 000 000|0 (6回コールドゲームで先攻チームの勝ち) = = = (2) 途中で終わった回の表裏の得点がその前の回までの勝敗に影響がない場合は、 そのままコールドゲーム。 = = = 先攻 000 012 |3 後攻 000 001X|1 (6回コールドゲームで先攻チームの勝ち) = = = (3) 途中で終わった回の裏に後攻チームが勝ち越していれば後攻チームの勝ち。 = = = 先攻 000 001 |1 後攻 000 011X|2 (6回コールドゲームで後攻チームの勝ち) = = = (4) 途中で終わった回の前の回までで後攻チームがリード、途中で終わった回の表に 先攻チームが同点に追い付く、その時点で試合続行不能、またはその裏に 点が入らないうちに途中で試合続行不能になった場合、 これはサスペンデッドゲームになり、後日続きを行ないます。 ただし、日本プロ野球ではサスペンデッドゲームにせず、その前の回に さかのぼって勝敗を決定します。最後の回の記録は全て取り消されます。 = = = 先攻 000 001 |1 (6回裏中断した時点でサスペンデッドゲーム) 後攻 000 010X|1 (日本プロ野球では5回コールドゲーム 1-0 後攻チームの勝ち) = = = (5) 途中で終わった前の回までで後攻チームが同点またはリード、途中で終わった回の 表に先攻チームがリード、その裏に同点にならないうちに途中で試合続行不能。 これはサスペンデッドゲームになり、後日続きを行ないます。 ただし、日本プロ野球ではサスペンデッドゲームにせず、その前の回に さかのぼって勝敗を決定します。最後の回の記録は全て取り消されます。 = = = 先攻 000 012 |3 (6回裏中断した時点でサスペンデッドゲーム) 後攻 000 011X|2 (日本プロ野球では5回コールドゲーム 1-1 引き分け) = = = ◇日本プロ野球のサスペンデッドゲーム セ・リーグとセ・パの交流試合ではサスペンデッドゲームを採用していません。 パ・リーグでは以下の場合にサスペンデッドゲームになります。 ただし、そこで打ち切ると上記の規定によりノーゲームになる場合と、 9回以降の表裏を終わって同点で引き分けになる場合を除きます。 以前は照明のない球場で暗黒のため試合続行が不可能になった場合も これに含まれていましたが、1994年からコールドゲームにすることになりました。 ・照明の故障 ・旅行のための時間制限 ・治安上、試合管理人が途中打ち切りを認めた ---------------------------------------------------------------------- [Q1-12] ドーム球場の特別グラウンドルール 打球がドーム球場の天井や懸垂物(スピーカーなど)に当たった場合の取り扱いです。 ◇ 東京ドーム、ナゴヤドーム ・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合 ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。 ・内野のフェア地域の懸垂物に当たった場合 上の場合と同じでボールインプレーです。ただし、東京ドームのセ・リーグは ボールデッドになり二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。 ・外野のフェア地域の懸垂物に当たるか挟まった場合 ボールデッドになり、本塁打となります。 ・上記以外で、フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合 ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。 ・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合 ボールデッドになり、ファウルとなります。 ・その他(東京ドームのみ) 外野フェンスの手すりに打球が当たってグラウンド側に戻ってきた場合は、 1988年の開設当時はボールインプレーにすることになっていましたが、 1991年3月からホームランにするように変更されました。 ◇ 大阪ドーム ・フェア地域ファウル地域の区別なく、プレイングフィールド上の天井に当たった場合 ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。 ・ファウルスタンド側の天井に当たった場合 ボールがプレイングフィールド側に戻ってきてもファウルになります。 ・フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合 ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。 ・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物に挟まった場合 ボールデッドになり、ファウルとなります。 ◇ 福岡ドーム ・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合 ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。 ・フェア地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合 ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。 ・ファウル地域の天井の穴や隙間や懸垂物や鉄柱に挟まった場合 ボールデッドになり、ファウルとなります。 ◇ 西武ドーム ・フェア地域ファウル地域の区別なく、天井に当たった場合 ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。 ・フェア地域の天井部に挟まった場合 ボールデッドになり、二塁打となります。走者は二つ塁を進めます。 ・外野フェア地域の屋根に当たった場合 ボールデッドになり、本塁打となります。 ◇ 札幌ドーム ・外野部分の天井に当たった場合 ボールデッドになり、本塁打となります。 ・他の部分の天井に当たった場合 ボールインプレーで続行し、落下した地点または野手が触れた地点で フェアかファウルを決定します。 地面に落ちる前にボールを捕ればアウトです。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-13] 打撃妨害について 捕手や野手が打者を妨害した場合、打撃妨害となります。 実際にバットや打者の体に触れた場合だけでなく、 捕手が打者の前まで出て投球を捕った場合も打撃妨害になります。 ◇ 打撃妨害の場合の処置 基本的には、 ・打者は一塁へ出塁。 ・打者が一塁へ進んだために押し出された走者は次塁へ進塁。 ・投球時にスタートしていた走者は次塁へ進塁。 (先の塁にいる走者がスタートしていない場合は除く) ・それ以外の走者はそのまま。 ◇ 打撃妨害発生時のアドバンテージ 打者が安打や失策などで一塁に進み、他の全ての走者も一個の進塁をした場合、 打撃妨害処置をとらずにプレイは続けられます。 ◇ 三塁走者がスタートしていた場合 スクイズやホームスチールのために三塁走者が投球時に本塁へ向かって スタートしていたときに打撃妨害が起こった場合の処置は以下の様になります。 ・打者は一塁へ出塁 ・全ての走者は次の塁へ進塁。三塁走者はホームイン(得点)。 2003年まではスタートしていなかった走者は進塁できませんでしたが、 2004年から規則の文面通りに便宜上ボークとして処置することになりました。 ◇ 攻撃側の選択権 上記に当てはまらない場合でも、プレイの直後に攻撃側が審判へ申し出ることで 打撃妨害処置をとらずにプレイの結果を生かすこともできます。 (一死走者三塁で犠牲フライで得点した場合など) ◇ 同じ投球でボークと打撃妨害が起きたら? ボークが優先的に適用されます。[Q1-5]を参照。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-14] 球場のラインやサイズの規定 【参考文献】で紹介されている『公認野球規則』や『解説 野球ルール』などに 詳しい図が載っているので、是非それを参照してください。 ・塁間 90フィート(27.43m) リトルリーグは60フィート(18.29m)、軟式小学生は23m ・投手板(本塁側の辺)からホーム(角) 60フィート6インチ(18.44m) リトルリーグは46フィート(14.02m)、軟式小学生は16m ・両翼 325フィート(99.06m)以上、中堅 400フィート(121.92m)以上 リトルリーグは外野フェンスまで200フィート(60.96m)以上。 軟式小学生は両翼 70m、中堅 85m 軟式一般は外野フェンスまで250フィート(76.20m)以上、 理想は両翼320フィート(97.53m)、中堅400フィート(121.92m) ◇ 本塁と一塁を結ぶファウルラインの外側にある線は? 本塁と一塁の中間地点から一塁ベースまで、 ファウルラインの外側だけに3フットラインが引かれています。 打者走者が一塁へ向かって走る際に、この3フットラインより外側(ファウル側)、 またはファウルラインの内側(フェア側)を走り、送球を妨げるなど 一塁守備の妨げになった場合は守備妨害となります。 ・2本のラインの外側を走っていたら、妨害が故意であってもなくても適用されます。 ・2本のラインの間を走っていれば、故意の妨害でなければ問題ありません。 ・守備の妨げにならなければ、2本のラインの間から外れて走っても問題ありません。 ・タッチを避けたり、打球を処理している野手を避けたりする場合の 3フィートラインオーバーに関する規定はそのまま適用されます([Q1-20]参照)。 ---------------------------------------------------------------------- [Q1-20] その他ルールに関するいろいろな疑問 ◇ 外野手がフライをはじき、ボールがスタンドに入りました。判定は? ・フェア地域でフライをはじいて、フェア地域のスタンドに入った場合はホームラン。 ・フェア地域でフライをはじいて、ファウル地域のスタンドに入った場合は二塁打。 ・ファウル地域でフライをはじいた場合はもちろんファウル。 ◇ 打者はバッターボックスをいつでも変えていい? 投球の前ならばいつでも変えてかまいません。 カウントには関係なく、回数も無制限です。 投手が投球動作に入った後やサインを交換している時に変えるとアウトです。 ◇ ファウルは何球まで打っていい? 何球打ってもファウルはファウルで、数に制限はなく、 アウトになるようなことはありません。 ◇ 同時はセーフ? アウト? ルール上は走者がアウトになるのは、 「走者が塁に触れる前にその塁または身体に触球された場合」 とあるので、厳密に解釈すると「同時」とは「塁に触れる前には触球されていない」 のでアウトではない、すなわちセーフという理屈になります。 これは言葉の解釈上そうなるということで、現実には全く同時ということはないので、 審判の判定に従いましょう。 ◇ 野手がフライを一旦はじいてから捕った場合、走者はいつ塁を離れていい? 一番最初に野手がボールに触れた時点で塁を離れてかまいません。 フライを捕ったのが他の野手の場合でも同じです。 ◇ 打者の身体や打者がまだ持っているバットにフェアの打球が当たったら? ・打者の両足が全てバッターボックスの外に出ていたらアウト。 ・足が一部でもバッターボックスに残っていればファウル。 ◇ 打者の手を離れたバットにフェアの打球が当たったら? ・バット全体が飛んでいって当たった場合はアウト。 ・折れたバットのグリップ側が飛んでいって当たった場合はアウト。 ・折れたバットの先が飛んでいって当たった場合はボールインプレーで続行。 ・打者が置いたバットに打球が転がって当たった場合はボールインプレーで続行。 (打球の進路を変えようと打者が故意に置いた場合はアウト) ◇ バットが飛んで野手の守備を妨げたら? ・バット全体、または折れたバットの手に持っていた部分の場合は守備妨害でアウト。 ・折れたバットの先の部分の場合はそのままプレイ続行。 ◇ 3フットラインオーバーによるアウトは、どういう場合に適用される? ・走者が「野手のタッチを避けるために」塁を結ぶラインから3フィート(約91.4cm) 離れた場合です。 ・走者が単に大回りしただけならアウトにはなりません。 ・打球を処理している野手を避けた場合はアウトにはなりません。 避けなければ守備妨害になります。 ・打者走者が一塁へ向かう場合、ファウルラインの外側だけ3フットラインが 引かれた区間では特別なルールがあります。[Q1-14]を参照。 ◇ 手でボールを持った野手が、ボールの入っていないグラブでベースに触れたら? 野手がボールを確保していれば、ベースへのタッチはグラブでも体のどこであっても かまいません。走者へのタッチはボールを持った手かグラブで行う必要があります。 ◇ バウンドした投球を打ったら? ・投球がバットに当たった場合は、バウンドしない投球の場合と違いありません。 ファウルチップであっても同じことで、正規の捕球をすれば空振り扱いになり、 捕球できなければファウルになります。 ・唯一違うのは、バウンドした投球がバットに当たらず空振り第三ストライクの場合。 捕手が投球を捕らえても正規の捕球にはならないので、それだけでは 打者はアウトになりません(無死か一死で一塁に走者がいる場合を除く)。 詳しくは[Q1-3]を参照。 ◇ 同一イニングで投手が他の守備につく場合の制限とは? ・投手が他の守備位置につくことは、同一イニングで一度だけ許されています。 イニングの初めが野手だった場合、投手になる前の野手は数えません。 イニングが変われば最初から数え直しになるので問題ありません。 ・許される例: = = = 投-野-投 (他の守備が一度だけ) 野-投-野-投 (投手になる前の野手は除いて数える) = = = ・許されない例: = = = 投-野-投-野 (他の守備が二度) 野-投-野-投-野 (同上) 投-野-野 (他の守備が二度) 野-投-野-野 (同上) = = = ◇ 一つの塁上に走者が二人いたら? ・走者に進塁義務がない場合(後ろの塁に空きがある状態) 前の走者にその塁の占有権があるので、後ろの走者にタッチすればアウト。 ・前の走者に進塁義務がある場合(後ろの塁が詰まっていて押し出される状態) 前の走者にタッチするか、次の塁へ送球すればアウト。 ◇ 交代の通告を忘れてプレイしてしまったら? 交代は有効で、プレイが無効になることはなく、通告を忘れたチームへの ゲーム上の罰則もありません。全て交代時に通告があった場合と同じに扱います。 (ただしプロ野球では後日監督になんらかの処分があるでしょう) ##### scorer.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【記録編】 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-1] 記録の計算式を教えてください ◇ 打者の記録 = = = 打席数に数えるが打数に数えないもの: 四球、死球、犠打、犠飛、打撃妨害または走塁妨害による出塁 (2ストライク後代打に出て三振だった場合は2ストライク目を取られた打者に三振がつく) 規定打席数 = チームの試合数 × 3.1 (端数切捨て) 安打 打率 = ---- 打数 安打 + 四球 + 死球 出塁率 = ---------------------------- 打数 + 四球 + 死球 + 犠飛 塁打数 = (単打×1) + (二塁打×2) + (三塁打×3) + (本塁打×4) = (安打×1) + (二塁打×1) + (三塁打×2) + (本塁打×3) 塁打数 長打率 = ------ 打数 = = = ◇ 投手の記録 = = = 1投球回数 = 3アウト (1アウト = 1/3 投球回数) 規定投球回数 = チームの試合数 自責点×9 防御率 = --------- 投球回数 勝利数 勝率 = ---------------- 勝利数 + 敗戦数 交代完了(試合途中から登板して試合の最後まで投げ切る) 先発 = 完投 + 試合当初(先発して途中降板) = = = プロ野球の中継ぎ投手に与えられる記録の計算は[Q3-10]を参照。 ◇ 守備の記録 = = = 刺殺 + 補殺 守備率 = -------------------- 刺殺 + 補殺 + 失策 (暴投や捕逸が含まれないことに注意) = = = プロ野球でシーズン中に同一リーグのチームに移籍した場合、 規定打席と規定投球回数の基になるチーム試合数は、 一球団のシーズン試合数で計算します。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-2] 守備の併殺と併殺打との違いを教えてください 参考: 規則2.23,規則10.12【注1】 先ず、併殺は守備側の記録で、併殺打は打者の記録であることを抑えておきましょう。 ◇ 守備の併殺の記録 併殺とは、連続した動作で、2人の攻撃側プレイヤーをアウトにする守備側 のプレイをいいます。ただし、2つのアウトの間に失策などのミスプレイを 挟んではいけません。 また、2つのアウトに関連性がないときも併殺ではありません。すなわち、 第1アウトの刺殺者が第2アウトの補殺者ないし刺殺者となっている必要があります。 守備の併殺の記録は、実際に完成された併殺の数と一致します。 ◇ 打者の併殺打の記録 参考: 規則2.23(b) 併殺打とは、フォースダブルプレイまたはリバースフォースダブルプレイ となるような、打者の打ったフェアゴロをいいます。 ・フォースダブルプレイ フォースアウトの連続による併殺。 ・リバースフォースダブルプレイ 第1アウトがフォースプレイで行われ、第2アウトが第1アウトにより フォース状態を免れた走者に対して行われた併殺です。 たとえば、走者一塁での一塁ゴロで、一塁手が一塁ベースを踏んで打者走者アウト、 二塁へ送球して一塁走者をタッチアウトにしたような場合です。 ここでは打者走者が一塁へ達する前のアウトもフォースアウトに含みます。 この場合のフェアゴロとは、もともとゴロの打球であった場合のみを指します。 フライやライナーの打球を野手が落とし(故意落球でなく)、そのボールを拾って 上記の併殺を完成させた場合には併殺打にはなりません。 併殺打の記録は、実際に完成された併殺の数と必ずしも一致しません。 ◇ 併殺、併殺打の記録の例 (1) 一死三塁で外野飛球を外野手がダイレクトキャッチして打者アウト。 タッチアップした三塁走者を本塁で刺した場合の記録は? 守備側に併殺が記録されますが、打者の記録は併殺打ではありません。 外野フライとなります。なお、三塁走者の記録は走塁死です。 (2) フライやライナーで打者アウト、走者が飛び出しており元の塁へ送球してアウト。 守備側の記録は併殺ですが、打者の記録は併殺打ではありません。 なお、走者のアウトはフォースアウトではありません([Q1-4]参照)。 アウトとなった走者の記録は走塁死です。 (3) 打者が三振、走者が盗塁失敗の、いわゆる三振ゲッツーはどうですか。 守備側の記録は併殺ですが、打者の記録は併殺打ではなく、三振のみです。 アウトとなった走者の記録は盗塁死です。 (4) 一死一塁でセカンドゴロ、二塁手が一塁走者タッチ後に一塁送球して打者アウト。 進塁義務のある走者は、次の塁へ送球してアウトにしてもタッチしてアウトにしても フォースアウトになります。守備側の記録は併殺、打者の記録は併殺打になります。 一塁走者がタッチを避けてスリーフットラインオーバーによってアウトになった 場合も同様です。 (5) 一死二塁でショートゴロを放って以下の結末を迎えた場合は? ・ショートが走ってくる二塁走者にタッチ後一塁送球して打者アウト。 第一のアウトがフォースプレイではないので併殺打ではありません。 ・一塁送球して打者アウト。それを見て三塁を狙った二塁走者が三塁寸前タッチアウト。 打者走者がアウトになったから二塁走者がフォース状態でなくなったわけではなく、 もともとフォース状態でなかったので、併殺打ではありません。 いずれのケースも二塁走者の記録は走塁死です。 (6) 守備側の記録が併殺でないのに、打者に併殺打が記録される場合。 参考: 規則10.02(i)【注2】,規則10.11,規則10.14(c)【付記】 打者がフォースダブルプレイとなるようなゴロを打ち、第1アウトが成立した後、 第2アウトに対する好送球を野手が捕え損じたためにその野手に失策が記録 されて併殺が完成しなかった場合には、打者に併殺打が記録されます。 このため、1イニングに併殺打が二つ記録されることもあります。 なお、その好送球をした野手には補殺がつきます。 送球が悪くて併殺にならなかった場合はこれに当てはまりません。 (7) トリプルプレー(三重殺)の場合。 守備側には併殺ではなく三重殺の記録がつきます。 打者がフォースプレーの連続で三重殺となるようなゴロを打った場合 (たとえば無死一、二塁で三塁ゴロで5-5-4-3)でも三重殺打という記録はなく、 記録は併殺打に含めます。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-3] 暴投、捕逸、野手選択と失策は違うのですか? 失策、暴投、捕逸、野手選択はすべて別物です。 暴投と捕逸を合わせて「バッテリーエラー」と言うこともありますが、 記録上は失策とは区別します。 ・失策(エラー) アウトになるはずの打者や走者を生かしたり、 走者に余計な進塁を許すようなミスプレイをしたり、 ファウルフライを落として打者の打撃の時間を延ばした野手に記録されます。 打撃妨害や走塁妨害により打者や走者を生かした場合は、 妨害をした捕手や野手に失策が付きます。 ただし妨害がなくても同じ結果の場合は失策を付けません。 緩慢なプレイや判断ミスはミスプレイには含まれず、失策は付きません。 ・暴投(ワイルドピッチ) 投球が悪く、捕手が普通の守備行為では処理できなかったために 走者を進塁させた投手に記録されます。 ・捕逸(パスボール) 投球は悪くなく、捕手が普通の守備行為で処理できるはずの投球を 処理できずに走者を進塁させた捕手に記録されます。 ただし第三ストライクを捕球できず、送球して打者や走者をアウトにする間に 他の走者が進塁した場合は捕逸はつけず、送球の間の進塁として扱います。 ・野手選択(フィールダーズチョイス) フェアゴロを扱った野手が一塁に投げる代わりに先行走者を アウトにしようとする行為を指します。 内野ゴロで一塁走者を二塁で封殺する行為も野手選択です。 (1)広義の野手選択 先行走者がアウトになったかどうかにかかわらず、この送球行為を選択したことに 対して「野手選択」を使います。記録上の用語としてはこちらの意味になります。 打者走者は一塁へ達したのは野手選択による、という扱いになります。 また他の走者をアウトにしようとする送球の間の進塁も、 野手選択の間の進塁として扱います。 (2)狭義の野手選択 一塁に投げていればアウトを取れたのに、先の塁に投げたが間に合わず、 走者を全て生かしてしまったような場合に使います (球場で Fc などの判定マークが出るのはこのような場合です)。 これは野手の判断ミスですが、記録上はエラーではありません。 各記録の定義では、それぞれをどう扱うかが決められています。 打者の記録に関しては、失策や野手選択で一塁に生きても打数が増える だけです(犠打、犠飛の場合を除く)。出塁の扱いにはなりません。 ただし、野手選択で一塁に生きる間の得点は打点がつきます。 失策の場合も、無死または一死のときは、失策の間の得点に打点がつく こともあります。([Q2-8]参照) また、暴投や捕逸の間に振り逃げで出塁しても、打者の記録は三振に変 わりありません。その間に得点があっても打点はつきません。([Q2-8]参照) 自責点計算上は、失策や捕逸のための失点には自責点はつきません。 暴投や野手選択には自責点免除の恩恵はありません。 また、失策は野手の傷で、守備率を下げ、連続守備機会無失策を中断する 要素になります。 しかし、暴投、捕逸、野手選択は守備機会に数えないので、 守備率の計算とは関係なく、連続守備機会無失策の記録も中断しません。 また、ボックススコアでは暴投をした投手、捕逸をした捕手、 失策を犯した野手は記録しますが、野手選択をした野手をいちいち記録しません。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-4] 失点、自責点の求め方を教えてください 参考: 規則10.18 ◇ 失点について 失点とは、いかなる理由があろうとも、その投手が許した走者 (打者走者を含む)が得点した数のことです。 ◇ 同一イニングに2人以上の投手が出場した場合の失点 走者を残して投手が交代した場合は、その走者の数だけ前の投手に責任がある、 というのが原則です。したがって、前任投手が走者を残して交代し、その走者 (あるいは、内野ゴロなどで入れ替わった走者)が得点すれば、その失点は 前任投手につきます。 (例)二死二塁で投手Aから投手Bに交代。投手Bは次打者にタイムリーを 浴びたが後続を抑えた場合、失点は投手Aにつきます。 ただし、残した走者が走塁死、盗塁死、牽制死、他の打者/走者と 併殺になった場合は、残した走者がアウトになったわけですから、 前任投手の責任がその分だけ軽くなります。しかし、上述の通り 単に走者が入れ替わっただけでは責任は軽くなりません。 (例)一死一塁で投手Aから投手Bに交代。次打者の内野ゴロで一塁走者は 二封。次打者が三塁打で一塁走者生還。その次が内野ゴロで攻守交代。 生還した走者は投手Bになってから出塁した走者ですが、内野ゴロに よる入れ替わりなのでその責任は前任投手にあります。すなわち、 この失点は投手Aにつきます。 (例)一死二塁で投手Aから投手Bに交代。次打者のヒットで二塁走者は 本塁憤死。この間に打者走者は二塁へ。その次の打者もヒットで今度は 二塁走者が生還。次打者凡退。 この場合、前任投手が走者を残さなければ、打者走者は二塁へ進めなかった でしょうが、記録上は最初の本塁憤死で前任投手は残した走者がアウト (走塁死)になったので責任解除となり、失点は投手Bに記録されます。 つまり、走塁死がからむと入れ替わりとは判断されません。 (例)無死一塁で投手Aから投手Bに交代。次打者サードゴロで 5-4-3 の併殺。 直後にソロ本塁打。これはもちろん投手Bの失点です。 (例)無死一二塁で投手Aから投手Bに交代。次打者はサードゴロで 5-5-4-3 と渡ったが一塁はセーフで二死一塁となり、次打者が2ラン 本塁打。前任投手は確かに二人走者を残しましたが、併殺があったため、 そのうち一人はアウトで責任解除、もう一人は打者走者と入れ替わりで 一塁へ残ったと解釈します。したがって、投手Aの失点は最後の一塁走者が 得点したことによる1、投手Bのそれは本塁打を打った打者の得点による1となります。 ◇ 自責点について 自責点とは、投手が責任を持たなければならない失点です。 失点では、野手の失策などが絡むので投手本来の能力を表すとは限りません。 自責点は、この欠点を補う、投手の投球に関する能力を評価する1つの指標です。 ◇ 自責点となる失点は? 守備側が相手チームの選手を3人アウトにできる守備機会をつかむ前に、 安打、犠打、犠飛、盗塁、刺殺、野手選択、四死球(故意四球を含む)、 ボーク、暴投により、走者が得点するたびごとに記録されます。 野手の選択ミスにより取れるはずのアウトを取れなかったような場合は 投手に責任はありませんが、自責点の対象になると定められています。 ◇ 自責点とならない失点は? 自責点に含んではならない要素は失策と捕逸です。ここにいう失策とは、 守備失策の他に、打撃妨害で捕手または野手に失策がついた場合、 走塁妨害で野手に失策がついた場合、ファウルフライ失の後安打その他で 一塁を得た場合を含みます。(以下同じ) 走者が得点した際、その走者が失策や捕逸の助けを借りて、 ・一塁に生きた場合(参考: 規則10.18(b)【注】) 失策や捕逸によってアウトを免れた走者に対して、打者の行為に起因 した野手の選択守備の結果、打者が一塁を得た場合を含みます。 ・二、三塁に進塁した場合(参考: 規則10.18(d)【注1】) 失策や捕逸の助けを借りて進塁したが、その後の自責点となる要素に よって当然進塁して得点できたと公式記録員が判断した場合を除きます。 (長打により得点したので失策や捕逸がなくても得点できていたはず、など) ・本塁を得た場合 自責点とはなりません。 特に、失策によりアウトになるはずだった走者が生きて得点しても、 自責点とはなりません。 (例) 四球で出た走者が捕逸で二進、 ・直後の単打で生還した場合は自責点にならない。 ・三塁打以上の長打で生還した場合は自責点となる。 原則的には、失策や捕逸がなかったらその点が入っていたかどうかを判断して 自責点とするかどうかを決めるということになります。 (例) 一死三塁に自責点対象の走者が、内野ゴロエラーの間に得点 ・エラーがなければ得点になっていなかったと判断されれば自責点にならない。 ・エラーがなくても得点になっていたと判断されれば自責点になる。 「失策や捕逸がなかったら」のタラレバを考慮する時、バントや犠牲フライは 内野ゴロや外野フライと同等の扱いになります。 (例)先頭打者Aヒットで出塁、次打者Bのバントが失策となって無死一二塁。 次打者Cバントで一死二三塁。次打者Dがスクイズで1点、その次の打者が凡退。 Bのバントで一死二塁となっていれば、Cはバントするはずがなかった、 とは考えません。また、二死ならDがスクイズするはずがない、とも考えません。 したがって、この場合の自責点は0です。 ◆ 投手のミスによる進塁 暴投やボークによって走者が進塁した場合は、投手の責任であり、 自責点の対象になります(他に自責点の対象にならない要因がない場合)。 投手の失策は他の野手の失策と同様に扱われ、投手の責任ではなく、 自責点の対象になりません。 ◇ 振り逃げの走者が得点、振り逃げの間に三塁走者等が得点 いずれの場合も、振り逃げの要因が暴投ならば自責点の対象になります (他に自責点の対象にならない要因がない場合)。 捕逸ならば自責点の対象になりません。 ◇ アウトにできる守備機会の数え方 打者または走者をアウトにした場合と、失策や捕逸のためにアウトにできなかった 場合を指します。以下にアウトにできる守備機会の数え方を列挙します。 ◇ アウトにできる守備機会を1と数える場合 ・一人の打者または走者が実際にアウトになった場合。 ・一人の打者または走者が失策によりアウトを免れた場合。 以下はアウトにできる守備機会が2に見えますが1と数えます。 原則は、一旦アウトの機会があった走者が、身代りになることなく アウトになった、あるいはアウトを免れた場合はアウトの機会は1度 と数えます(一度死んだらそれでおしまいで二度死ぬことはない)。 また、併殺や三重殺は幸運なプレイと見なされます。つまり、現実に 併殺や三重殺が完成されない(または、最後の捕球での失策がない)限り、 一つのプレイでは一つのアウトしかとれないと判断されます。 ・ファウルフライ失策、打撃または走塁妨害、捕逸による振り逃げ、野手の失策 で打者が一塁を得た場合。 ・ファウルフライ失策で打ち直しになった打者がアウトになった場合。 ・一度アウトの機会があった打者または走者が、盗塁など他の打者の行為と みなされない原因でアウトになったり、または失策で生きた場合。 (例)失策で出塁して盗塁アウトになった。 ・併殺可能な打球だったが、失策で一つもアウトを取れなかった。 ◇ アウトにできる守備機会を2と数える場合 以下の場合はアウトの機会のあった走者が他の打者/走者の身代りに なった、あるいは、他の打者/走者がアウトとなるべきなのに自らが 身代りなったと考えられますので、アウトの機会は2回と数えます。 ・一度アウトの機会があった打者や走者が、他の打者の打撃行為に起因した 野手の選択守備でアウトになったり、または失策で生きた場合。 (例)失策で出塁して、次打者の内野ゴロで二塁でアウトになった。 ・ファウルフライ失策で打ち直しになった打者の打撃行為に起因した野手の 選択守備の結果、他の走者がアウトになり、その打者が一塁を得た場合。 (例)ファウルフライ失策後の内野ゴロで二塁封殺の一塁走者と入れ替わって 一塁に生きた。一塁走者が既にアウトの機会があったかどうかを問わない。 以下の場合はアウトにできる守備機会が 3 に見えますが 2 と数えます。 ・一度アウトの機会があった打者や走者が、他の打者とともに併殺になった場合。 (例)失策で出塁、次打者の内野ゴロで併殺。 ◇ 日本と大リーグでの違い 日本では得点が記録された時点で、それが自責点かどうかを決定しますが、 大リーグではその回が終了した時点で自責点かどうかを決定します。 そのため、日本式だと自責点にならないが、大リーグ式だと自責点になる ことがあります。 (例) 自責点の対象になる三塁走者が捕逸で得点。次打者が安打を打つ。 ・日本式では、捕逸がなければ得点にならないとして自責点にならない。 ・大リーグ式では、次打者の安打で得点できたはずとして自責点になる。 ◆ 同一イニングに2人以上の投手が出場した場合の注意 走者を残して投手が交代した場合は、その走者の数だけ前の投手に責任がある、 というのが原則です。すなわち、リリーフ投手は、アウトカウントを引き継ぎ、 走者は、なしの状態から責任をもつものとします。 (1)救援投手の出した走者が得点したのに、前の投手に自責点がつくのは? 参考: 規則10.18(g)【付記】 回の途中で走者を残して退いた場合、残された走者の数が問題であって、 走者が誰であったかに拘る必要はありません。 救援投手に対した打者の打球が、野手の選択守備で前の投手が残した走者 をアウトにしたために、塁に出た打者が得点した場合にも、残した走者の 数までは前の投手の失点(失策、捕逸がらみでなければ自責点)となります。 (例) 投手Xが四球の走者Aを残して投手Yと交代。Bの打球がAを二塁に 封殺した後、C二塁打でB得点。D,E凡退。この場合、Bは投手Xの自責点。 (2) 打者の打席の途中で投手が交代した場合の処置は? 参考: 規則10.18(h)(2) 四球以外の打撃結果は、全て救援投手に記録がつきます。 したがって打者が四球以外の理由で一塁に生きたり、アウトになった場合は 救援した投手の責任とします。 四球で出塁した場合は、交代したときの ストライク-ボール のカウントによって、 どちらの投手に四球の記録がつくのかが決まります。 参考: 規則10.18(h)(1) ・前の投手に四球が付く: 0-2,0-3,1-2,1-3,2-3 ・救援投手に四球が付く: (0-0),0-1,1-0,1-1,2-0,2-1,2-2 (3) イニングの途中で交代出場した投手は、その回の交代前に起こった 失策や捕逸の恩恵は受けられません。 参考: 規則10.18(i) 交代後に失策や捕逸によらない走者を出せば自責点の対象になります。 チーム自責点は投手の交代に関係なく一つのイニングを通して計算しますが、 投手個人の自責点は個別に計算します。 このため、投手個人自責点の合計がチーム自責点より多くなることがあります。 (例)二死無走者からエラーで走者が出塁。ここで投手Xから投手Yに交代。 Yがホームランを打たれる。 エラーがなければ点がはいっていないはずなので、チームの失点2、自責点0。 X投手が投げている時に出たエラーの走者が得点したので、X投手の失点1、 自責点0。Y投手にエラーは関係なく、自分が打たれたホームランに対して 責任があり、Y投手の失点1、自責点1。 (4) 97年までは失策で出した走者を残してリリーフ投手と交代しても、 前任投手に自責点がつく特殊な場合がありましたが、 1998年からは自責点にはならなくなりました。 参考: 規則10.18(g)【注1】 (例)投手X、失策で一塁に生きた走者Aを残してYと交代。 B四球後、Cの打球でAを三塁に封殺、D単打でB得点。E,F凡退。 この場合、以前の解釈では、Bは四球で出塁、野手選択の間に二塁に進塁、 安打によって得点したので自責点の対象。投手Xは走者一人分の責任がある、 ということで、投手Xの自責点になっていました。 しかし1998年からは投手Xは交代時には自責点の対象でない走者一人分の責任 であったことを考慮し、自責点の対象とならない走者は先行する走者に入れ替わる という解釈になり、Bの得点は投手Xの自責点にならない失点ということになります。 以前は失策で出塁したAと入れ替わったCが自責点の対象でない走者という解釈でしたが 上記の解釈により、Cは投手Yが出した自責点の対象の走者ということになります。 すなわち、二人以上の投手が登板したイニングの自責点は、 (1)まず、それぞれの投手の失点を調べる。 (2)各失点について、その得点した走者の責任を持つ投手が、その回を最後ま で投げていたと仮定して、その失点がその投手の自責点かどうか決定する。 という一連の作業により決定されます。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-5] 勝利投手、敗戦投手の決め方を教えてください 1人で投げ切った場合はその投手が勝利投手、敗戦投手になります。 以下は2人以上の投手が投げている場合について説明します。 ◇決勝点 勝敗の決した試合において、勝ったチームの「最後の勝ち越し点」、 つまり「最後に同点またはビハインドの状態からリードを奪う事になった得点」 のことを、このFAQでの説明上「決勝点」と呼ぶこととします。 ・最初のリードをそのまま保って勝った場合、先取点が決勝点になります。 (例) Aチームが初回にあげた1点目が決勝点。 = = = A 200 000 000|2 B 000 000 000|0 = = = ・途中で同点や逆転があっても経過にとらわれず最終的なリードで決勝点を決めます。 (例)Aチームが8回にあげた5点目が決勝点。 = = = A 000 020 030|5 B 000 103 000|4 = = = ・決勝点は最終的に相手の得点を上回ることになった得点とは必ずしも一致しません。 (例)Bチームが終盤追い上げて1点差に迫ったので、最終的に相手を上回ることに なったのはAチームの5点目ですが、Aチームが5回にあげた2点目が決勝点。 = = = A 000 020 030|5 B 000 100 003|4 = = = ・本塁打などで一気に2点以上リードした場合も、リードとなる得点が決勝点。 (例)逆転サヨナラ満塁ホームランにより以下の状況で勝った場合、 最終的なリードとなる1塁走者の得点が決勝点。 = = = A 000 000 002 |2 B 000 000 004X|4 = = = ◇ 敗戦投手 投球回数に関係なく、決勝点となる失点の責任投手が敗戦投手となります。 回の途中で走者を残して退いた場合、その後の投手の任務中に前任投手の失点が 記録されることがあるのは、前項[Q2-4]で述べた通りですから、決勝打を浴びた 投手が敗戦投手にならないこともあります。 (例)同点の9回裏、投手Aは先頭打者を歩かせてBと交代。 投手Bがサヨナラ本塁打された場合、決勝点となる得点は投手Aが許した 四球の走者なので、敗戦投手はAになります。 ◇ 勝利投手 参考: 規則10.19 以下の手順で勝利チーム側から勝利投手を一人決定します。 いずれの場合も決勝点が入る前に降板していた投手は対象になりません。 (1) 先発投手が勝利投手となる条件は、 ・登板中に決勝点が入る ・5イニング以上投げる(ただし5回で終了した正式試合に対しては4イニング) 6回突入以降コールドとなった場合は、ホームチーム、ビジターチームを問わず、 5回を投げきっていることが条件です。 なお、オールスターゲームやオープン戦ではこの最低イニングの条件がなく、 救援投手と同等の扱いとして後述する(3)の方式で決定します。 自軍の攻撃中に投手が代打や代走と交代し、次の守備で降板することが 決定している場合も、次の守備で救援投手が登板するまでは登板中として扱います。 つまり攻撃が始まる前には同点あるいはビハインドであったが、 その回に自軍が勝ち越すか逆転した場合には勝利投手の権利があります。 勝利チームの先発投手が勝利投手でない場合、決勝点以降に登板した救援投手が 1人だけならその投手が勝利投手に決定します。 救援投手が2人以上の出た場合は次のように決めます。 (2) 先発投手の登板中に決勝点が入ったが、先発投手が5回 (ただし5回で終了した正式試合に対しては4回)までもたずに降板した場合は、 救援投手のうちリードを保つのに最も有効な投球を行ったと 公式記録員が判断した投手が勝利投手になります。 日本の判断基準は投球回数が優先され、最も投球回数の多い投手および それと投球回数の差が1イニング未満の投手が候補になり、 その中で投球内容を判断して決定します。 最も投球回数の多い投手と他の投手の差が1イニング以上あれば、 その投手が自動的に勝利投手になります。 (3) 救援投手の登板中に決勝点が入った場合は、原則としてその投手が 勝利投手になります。 ただしその投手の投球回数があまり長くなく、続いて出てきた救援投手の内容が 効果的だったと判断した場合は、その救援投手が勝利投手になります。 日本の判断基準では2005年から、投球回数が1回未満かつ登板中に得点を許した投手は 原則として勝利投手になれず、その後に登板した投手の中から勝利投手を決定します。 2004年までの判断基準は投球回数が優先され、続いて出てきた救援投手の中に 1イニング以上多い投手がいた場合は、その救援投手の中から 勝利投手を決定していました。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-6] セーブの条件を教えてください 参考: 規則10.20 以下の条件を全て満たせばその投手にセーブが一つ与えられます。 ・勝利チームの最後に投げた投手。 ・勝利投手ではない。 ・同点あるいは逆転されることなく最後までリード状態を保つ。 ・セーブシチュエーションを満足する。 セーブシチュエーションとは、次の3つのうちの1つ以上を満たすこと。 (a) 3点以内のリードで登板し、1イニング以上投げた場合。 リード状態を保っていれば最終的なリードが何点になってもかまいません。 日本の規則では、1997年までは3人連続本塁打されたら同点または逆転される 場面で登板し、1イニング以上投げた場合もセーブがつくとしていましたが、 1998年から廃止されました。 (例) 以前は6点リードで走者満塁の場面で登板し、そのまま1イニング以上を 投げてリードを保ってもセーブがついていた。 (b) 2人連続本塁打されたら同点または逆転される場面で登板する。 リード状態を保っていれば最終的なリードが何点になってもかまいません。 (例) 5点リードで走者満塁 (c) 登板したときの状況に依らず、3イニング以上投げた場合。 点差の制限はありません。 ある投手が勝利投手の権利をもって一旦守備につき、そのままリードを保って 再びマウンドに上ってセーブの条件を満たした場合は、「勝利投手ではない」 の条項によりセーブはつきません。[T1]の一試合一人で勝利投手とセーブの項を参照。 プロ野球で中継ぎ投手に与えられるホールドの条件[Q3-10]も参照。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-7] 9回でなかったノーヒットノーラン、完全試合はどう扱われますか? ノーヒットノーラン(無安打無得点試合)または完全試合が成立するためには、 次の条件が必要です。 (1)完投であること (2)試合終了まで無安打無得点またはパーフェクトであること (3)勝利投手であること(引き分けでないこと) ◇ 延長戦での扱い 9回まで無安打無得点に抑えても、延長に入ってからヒットを打たれた場合は 上記の(2)によって成立しません。 奪三振記録などは、延長に入ってからの奪三振数は参考記録にしかならないので、 統一を欠いている感もしますが、仕方ありません。 (実例) 延長戦での無安打無得点試合は1973年8月30日対中日戦において江夏豊(阪神)が 達成した1度のみです。(延長11回江夏本人のサヨナラホームランで決着、[C13]参照) 逃した投手は[O4]参照。 ◇ コールドゲームでの扱いはどうなりますか? 天候の関係などで9回より前に試合が終了した場合、アマチュアで 5(7)回以降10(7)点差がついた場合などにはコールドゲームになります。 この場合無安打無得点や完全試合は参考記録とされています。 ◇ 完投ではないが完封が付くケースでは? 参考: 規則10.19(f) 初回無死無失点のときに代わって出場した投手が、無失点のまま試合を終えた 場合に、その救援投手に完投ではないが完封の記録がつきます。 しかし、このケースで9回分をパーフェクトや無安打無得点に抑えた場合も、 完投ではないため記録にはなりません。 (実例) 1917年6月23日に大リーグでありました。Bostonの先発投手 Babe Ruth が 最初の打者が四球で出塁させ、その判定に抗議した Ruth が退場。 急遽 Ernie Shore 投手がリリーフし、この走者が盗塁でアウトに なった後、26人をパーフェクトに片付けました。 当時は、これも完全試合と記録していましたが、現在は認めていません。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-8] 打点の付け方を教えてください 打点とは打者の打撃行為のみによる得点をいいます。 具体的には、本塁打で自ら得点するか、安打、犠打、犠飛、または内野の アウト(ただし併殺打の間の得点は除く)及び野手選択によって走者を本塁 に迎え入れるか、走者満塁のときの四死球や打撃妨害、走塁妨害による押 し出しのときに記録されます。 参考: 規則10.04(a,b) 打者走者が失策で生きた場合は通常打点は記録されないが、失策がなくても 得点できたと公式記録員が判断した時には打点が記録されます。 参考: 規則10.04(a)(2) ◇ 併殺の間の得点には打点がつきますか? また、併殺崩れの場合はどうですか? まず[Q2-2]を参照して、併殺打は打者の記録であり、併殺は守備側の記録である ことに注意して下さい。 ・その併殺で、打者に併殺打の記録がつく場合は打点がつきません。 参考: 規則10.04(b) (例) 無死一、三塁で内野ゴロ、二塁、一塁と送球されて併殺の間に三塁走者が得点。 ・併殺崩れでも、打者に併殺打の記録がつくような場合は打点はつきません。 参考: 規則10.04(c) (例) 一死一、三塁で内野ゴロ、二塁フォースアウト、一塁への送球が良かったのに 一塁手が落球してセーフの間に三塁走者が得点。 ・いわゆる併殺崩れなら内野ゴロの間の得点だから打点はつきます。 (例) 一死一、三塁で内野ゴロ、二塁フォースアウト、一塁への送球が悪く セーフの間に三塁走者が得点。 ・併殺でも打者に併殺打の記録がつかない場合は打点がつくことがあります。 (例) 一死一、三塁で外野フライ、三塁走者はタッチアップして得点、 一塁走者が飛び出しており帰塁できず、得点の後にアウト。 併殺ですが打者には併殺打の記録がつかず犠飛と打点がつきます。 ◇ 野手のエラーの間の得点はどうですか? 参考: 規則10.04(a)(2) エラーがなかったとして何点入ったかを公式記録員が判断し、その得点が 打点と記録されます。 (例) ・満塁で単打、外野手がエラーしたため3点入り、打者走者は二塁へ。 この場合、打者走者に打点2(場合によって1)が記録されます。 ・一死満塁で内野ゴロをエラー。 通常、一死満塁では走者は内野ゴロとともにスタートしますから、本塁封殺 あるいは併殺がとれたような当たりであっても打点1がつきます。 また、満塁以外の、三塁走者に進塁の義務がないようなとき、エラーしたの を見てから三塁走者がスタートを切ったような場合は打点はつきません。 ◇ 内野ゴロで打者アウトとなるべき打球を本塁送球したが、三塁走者 及び打者走者ともセーフとなった場合はどうですか? 参考: 規則10.04(a), 内野ゴロを野手が選択守備する間の得点は打点として記録されますから、 この場合、打点1がつきます。 ◇ 野手が送球している間に得点をした場合はどうですか? 送球の間の進塁が、打撃行為の結果としての得点かどうかを見極めて打点をつけます。 ・挟殺プレーの失敗により得点 (例)一死三塁で内野ゴロ、飛び出した三塁走者を三本間で挟撃しようとしたが失敗、 走者が生還した場合は、打撃結果による得点ではないので打点にはなりません。 ・無用な送球、ボールの持ち過ぎなどの「ミスプレイ」の間に得点 そのミスプレイの間に走者が走り続けて得点した場合は打点になり、 一旦止まって野手の動きを見てから再び走り出して得点した場合は打点になりません。 (例1)一死二、三塁でスクイズ、本塁への送球が間に合わず三塁走者生還、 二塁走者は三塁へ。捕手は打者走者をアウトにしようと一塁へ送球したがセーフ、 それを見て三塁へ進んでいた走者が本塁をついて生還。 三塁走者の生還は犠打による打点になり、二塁走者の生還は無用な送球の間の進塁 なので打点になりません。 (例2)一死二、三塁でスクイズ、本塁は送球しようとしたが間に合わず生還、 一塁への送球している間に、二塁走者は三塁を回ってノンストップで 一気に本塁をついて生還。三塁走者も二塁走者も打点になります。 (打者走者が一塁アウトなら犠打、セーフなら内野安打) ◇ 振り逃げの間の得点は? 三塁走者の生還は暴投か捕逸によるものなので、第3ストライクを捕り損なっ たかどうかに関係なく、打者に打点はつきません。 ◇ 振り逃げを試みた打者をアウトにする間に打点がついていた特殊なケース 参考: 規則10.04(a)【注】 1997年までは「無死または一死で走者が一塁にあるときを除いて、 捕手が第3ストライクを捕らえないで一塁に送球して打者をアウトにする間に、 三塁走者が得点した場合は、打者には打点を記録する」とありました。 走者の得点が一塁への送球の間であると認められていたためですが、 1998年からはこれがなくなり、打点はつかなくなりました。 まとめると、捕手が第3ストライクを捕らえられない場合、 ・打者走者が一塁に生きる 打者走者の一塁への出塁と他の走者の進塁に対して、暴投または捕逸の 記録が付く。 ・無死または一死で一塁に走者がいたため自動的に打者アウト 他の走者の進塁に対して、暴投または捕逸の記録が付く。 ・打者走者が一塁へ達する前に捕手からの一塁への送球が早くアウト 打者走者をアウトにする行為に対して、捕手に補殺の記録が付く。 他の走者の進塁は、この送球の間の進塁という扱いになる。 三塁走者が生還しても、打者に打点が付かない。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-9] 犠飛の記録のつけかたを教えてください 犠飛(犠牲フライ)とは、無死か一死で外野へのフライまたはライナーによって、 走者が得点した場合に記録されます。打者に打数は加えられず、打点がつきます。 ・得点ではなく、二塁から三塁、一塁から二塁や三塁に進塁しただけでは 犠飛になりません。 ・野手が捕球できなかった場合でも、仮に捕球していた場合に得点できていたと 記録員が判断した場合は犠飛になります。 ・ファウルの打球を捕球した場合でも犠飛になります。 ・外野手ではなく、外野へ回り込んだ内野手が捕球した(し損ねた)場合でも 犠飛になります。内野の飛球で得点した場合は犠飛になりません。 ・捕球後に野手がもたついて、三塁走者以外が得点した場合でも、 犠飛が記録される場合があります。 ◇ 大リーグでの犠飛の変遷 ・1889〜1893: 犠打が定義され、これに犠飛が含まれた。 1死の時に打者が外野フライかゴロを打ってアウト(失策で生きた場合を含む)に なりながら走者を進塁させた場合に記録(無死の場合が含まれていないことに注意)。 ・1894〜1907: 犠打の定義が変更され犠飛はなくなった。 無死または1死でバントで走者を進塁させた場合だけに記録。 また、犠打は打数に含まれないことになった。 ・1908〜1925: 打者のフライが捕球され走者が得点した時、 打者に犠飛が記録され打数には加算されない。 ・1926〜1930: 打者のフライが捕球され、いずれかの走者が進塁した時、 犠飛が記録され打数には加算されない。 ・1931-1938: 犠飛を記録しない。 ・1939: 走者が得点した時、犠飛が記録され打数には加算されない。 ・1940-1953: 犠飛を記録しない。 ・1954-1974: 走者が得点した時、犠飛が記録され打数には加算されない。 ただしフェアの飛球に限る。 ・1975- : 外野フライで走者が得点した時、犠飛が記録され打数には加算されない ファウル飛球でも OK。 ◇ 日本プロ野球での犠飛の変遷 ・1939.4.21 まで: 犠飛なし。 ・1939.4.22-1940: 犠飛あり。初めて適用されたのが1939年5月5日か? ・1941-1953: 犠飛なし。 ・1954-1960: 犠飛あり、ただしファウルフライ不可。 ・1961- : ファウルフライも可。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-10] 刺殺と補殺の記録のつけかたを教えてください まず原則として、「刺殺はアウトにした野手」「補殺は送球をした野手」 というのを覚えましょう。詳細は以下の通りです。 ◇ 刺殺 アウトを直接取った、あるいはアウトが発生した場所の最も近くにいた 守備側の選手につけられる記録で、アウト一つにつき刺殺一つが記録されます。 ・フライやライナーを取って打者をアウトにした場合はその野手。 インフィールドフライが宣告され、それが捕らえなかった場合は、 そのフライを捕っただろうと判断された野手。 ・送球を受けて走者をアウトにした場合はその野手。 ゴロを処理した野手がそのまま塁を踏んでフォースアウトにした場合や、 フライやライナーを捕球して、そのまま塁を踏み、元の塁を飛び出した走者を アピールアウトにした場合も含む。 ・塁を離れている走者に触球してアウトにした場合はその野手。 走者が触球を避けようとして線外を走ってアウトになった場合も含む。 ・三振で打者アウトの場合は捕手。スリーバントがファウルになった場合も含む。 ただし、二死、または無死か一死で一塁に走者がいない場合に、捕手が 第三ストライクを捕球できず、一塁などへ送球してアウトにした場合はのぞく。 ・打者や走者が野手を妨害し、かつ妨害した選手がアウトになった場合は、その野手。 ただし、妨害によって妨害した者(ベースコーチや観客等を含む)以外が アウトを宣告された場合は、そのアウトについては妨害がなかったら 行われたであろうプレイに基づいて刺殺者を決定する、 ・打者や走者がフェアの打球に触れてアウトになった場合は、最も近くにいた野手。 ・走者が前の走者を追い越した場合は、最も近くにいた野手。 ただし、現実にプレイが行なわれていた場合は、関与した野手に 刺殺と補殺を記録する。 現実にプレイが行なわれていなかった場合は、記録員が補殺が与えられると 判断した場合は野手に刺殺と補殺を、そうでない場合は刺殺だけを記録する。 ・走者が逆走してアウトになった場合は、逆走しだした塁をカバーした野手。 ・以下のルールによって打者(または三塁走者)がアウトになった場合は捕手。 (a) 反則打球。 (b) 打者が投球の途中でバッターボックスを移った。 (c) フェアの打球にバットが再び当たった。 (d) 打者が打順を間違えてアピールアウトになった。 (e) サヨナラ押し出しの場面で、三塁走者が本塁へ進まずにアウトになった。 または打者が一塁へ進まずにアウトになった。 (f) 無死か一死で三塁走者に対する捕手のプレイを打者が妨害して走者がアウト。 ◇ 補殺 (字に注意、「補殺」であって「捕殺」ではありません) 一つのプレイでアウトが成立した場合、または失策がなければアウトにできた と思われる場合に、それまでに送球した野手、あるいは打球や送球をデフレクト (ボールに触れて球速を弱めるか方向を変える)した野手に、それぞれ補殺が 一つ記録されます。誰にも記録されない場合もあります。 ・フライのアウト以外でも、送球やデフレクトがなかった場合には補殺がつかない。 ゴロを処理した野手が、そのまま塁を踏んでフォースアウトにしたり 走者に触球してアウトにしたりする場合や、フライやライナーを捕った野手が そのまま塁を踏んだり走者に触球して飛び出した走者をアウトにする場合など。 (間に他の野手への送球やデフレクトが入った場合は補殺がつく。) ・一つのプレイでは、一人の野手には一つの補殺しか記録されない。 狭殺プレーなどで何度も送球をした場合でも、各野手の補殺の記録は一つだけ。 ・走者の妨害や触球を避けようとして線外を走ってアウトになった場合。 それまでに送球をしたり打球や送球をデフレクトした野手には補殺が記録される。 ・悪送球によって走者が次の塁を狙ったがアウトになった場合。 最初に悪送球をした野手には補殺が記録されない。 ・投手が正規の投球をしたプレイには、投手には補殺が記録されない。 したがって三振打者アウトの場合も投手には補殺が記録されない。 (捕手がはじいたボールを投手が送球してアウトにした場合は投手に補殺が記録され、 この場合の捕手はデフレクトしたとはみなされず補殺は記録されない。) ・本盗塁しようとした走者を本塁でアウトにした場合、それが正規の「投球」だった 場合は投手に補殺が記録されず、投手板をはずして本塁へ「送球」した場合は 補殺が記録される。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-11] 連続安打や連続試合出場などの連続規定 ◇ 連続打数安打の記録 参考: 規則10.24(a) 四死球、犠牲バント、打撃または走塁妨害で中断されません。 その打席は除いて数えます。 犠牲フライは中断する要素になります。 ◇ 連続試合安打の記録 参考: 規則10.24(b) 以下のいずれかに当てはまる場合は中断されたことになりません。 その試合は除いて数えます。 ・試合に出場したけれど打席が回ってこなかった。 ・打席に入ったが打撃が完了しなかった。 ・すべての打席が四死球、犠牲バント、打撃または走塁妨害のいずれかであった。 個人の連続試合安打の記録は、その選手が連続出場した試合の結果によって 決定されます。 ◇ 連続試合出場の記録 参考: 規則10.24(c) 連続試合出場を記録するためには、以下のどちらかの条件が必要です。 ・少なくとも自チームのあるイニングの守備(回の初めから終りまで)に出場する。 ・塁に出るかアウトになって打撃を完了する。 特例として、この条件を満たさないうちに審判によって退場させられた場合は 記録は中断されません。その試合は除いて数えます。 代走として出場しただけ、偵察要員として先発出場選手登録されていただけでは 連続試合出場記録は更新できません。 ◇ 出場記録一般 打順表に載りさえすれば、攻撃の記録として試合出場の記録が与えられます。 代走だけ、代打の発表があったが別の代打が出た、守備についただけ、 偵察メンバーとして名前だけ、などのように実際にプレーをしなくても 出場の記録になります。 守備の記録としての出場記録は、実際にその守備位置についた場合にのみ 記録されます。偵察メンバーとして先発の打順表に載ったが1回の表または裏 の守備につかなかった場合は、守備の出場記録にはなりません。 なお、投手の場合は登板数として記録します。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-12] サヨナラ安打の規定 ◇ 柵越えのサヨナラ本塁打の記録 本塁打が記録され、全ての得点が記録されます。 得点がサヨナラとなる勝ち越し点よりも多くなっても記録は全て有効です。 打者走者に塁の踏み忘れ、追い越し、走塁の放棄などがあり本塁打が取り消され、 なおもサヨナラ勝ちが成立する場合、また柵越えでないランニングホームランの場合は 次のサヨナラ安打の規定に従います。 ◇ サヨナラ安打の記録(柵越え本塁打以外) ・最高でサヨナラの勝ち越し走者が進んだ塁の分だけ記録されます。 サヨナラの走者が三塁走者の場合は単打のみ。 二塁走者の場合は最高でも二塁打、一塁走者の場合は最高でも三塁打。 (例) 同点で走者三塁、打球がバウンドしてからフェンスを越えた場合は 単打が記録されます。(サヨナラでなければ二塁打) ・サヨナラランニングホームランの記録 打者走者が生還することでサヨナラになる場合のみ、記録されることになります。 ・打者走者が実際に進んだ塁が、サヨナラの走者が進んだ塁の分より少なかった場合 打者走者が進んだ分だけが塁打数として記録されます。 (例) 二塁走者が生還してサヨナラになっても、打者走者が一塁で止まれば単打を記録。 ・その塁へ達するのが、サヨナラの走者が本塁を踏むよりも多少後でもかまいません。 ◇ 内野ゴロでサヨナラになった場合に内野ゴロ野選でなく安打が記録されるのはなぜ? 無死か一死で三塁に走者がいる場面、内野ゴロで三塁走者スタート、 打球を捕った内野手が本塁へ送球したけれど間に合わずサヨナラになった場合、 野手は本塁へ送球するしか選択の余地がないという理屈により、 打者の記録を安打にしています。 (サヨナラでなければ内野ゴロ間の得点、打者走者が一塁へ生きたのは野手選択のため) アウトになるタイミングであったのに、打球処理、送球、送球を受けた捕手に ミスがあったために生還したと判断された場合の記録はエラーになります。 また、本塁へ送球すればアウトにできるタイミングで他の塁へ送球し、 走者をアウトにできなかった場合は野手選択の記録になる場合もあります。 (例) 一死一・三塁でショートゴロ、本塁でアウトにできるタイミングだったが 二塁へ送球してオールセーフの場合はショートゴロ野手選択が記録。 ---------------------------------------------------------------------- [Q2-20] その他記録に関するよくある質問 ◇ スリーバント失敗の記録は? 2ストライク後にバントがファウルになった場合は打者アウトで、記録は三振です。 ◇ 得点の記録はどの選手に付く? 個人記録の得点は、実際に本塁を踏んだ走者に付きます。 代走が本塁を踏めばその代走に付きます。 打者として誰が出塁したかは関係ありません。 ◇ 内野ゴロの間に走者が進塁、犠打になる? バントで進めなければ犠打の記録にはなりません。進塁打という記録はありません。 ◇ 走者一塁、内野ゴロで併殺できず。記録は? ・そもそもどこへ投げても間に合わなかった。 内野安打。 ・二塁送球したが間に合わずセーフ。一塁へ送球できない、または送球したがセーフ。 内野ゴロ、野手選択。 ・二塁送球したが間に合わずセーフ。一塁へ送球してアウト。 内野ゴロ。 ・ゴロをはじいた、あるいは悪送球のため、どこもアウトにできなかった。 内野ゴロエラー。 ・ゴロをはじいて送球が遅れたの、二塁のみアウト。 内野ゴロ。二塁でアウトをとればエラーはつかない。 ・ゴロをはじいて二塁はセーフ、一塁はアウト。 内野ゴロ。一塁でアウトをとればエラーはつかない。 ・二塁への送球はよかったが、送球を落としたためにセーフ。 内野ゴロ。送球を受けた野手のエラー。 ・二塁はアウト、一塁は間に合わない、あるいは送球が悪くセーフ。 内野ゴロ。打者には併殺打の記録はつかない。[Q2-2]参照。 ・二塁はアウト、一塁への送球はよかったが、送球を落としたためにセーフ。 送球を受けた野手のエラー。打者には併殺打の記録がつく。[Q2-2]参照。 ◇ 日本で実際には適用されていない記録に関する規則とは? ・10.08(g) は、日本では常に盗塁が記録されています。 「走者が盗塁を企てた場合、これに対して守備側チームがなんらの守備行為を示さず、 無関心であったときは、その走者には盗塁を記録しないで、野手選択による進塁と 記録する。」 ・10.09(d) は、日本では常に犠打が記録されています。 「打者がバントをしたとき、一人または数人の走者を進めるためでなく、 安打を得るためであったことが明らかであったと記録員が判断したときには、 打者には犠牲バントを記録しないで、打数を記録する。」 ◇ 打席の途中で打者や投手が交代した場合の記録は? 以下の例外を除き、打席が完了した時の打者と投手に記録が付きます。 ・2ストライク後に交代した打者が三振した場合の打者記録。 2ストライクを取られた打者に三振が付きます。[Q2-1]参照。 ・交代した投手が四球を与えた場合の投手記録。 どちらの投手に四球が付くかカウントによって決まります。[Q2-4]参照。 ##### pro.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【日本プロ野球編】 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-1] 外国人登録選手の規定について ◇ 外国人選手の人数制限は? ・支配下選手については人数制限なし。 ・出場選手登録は4人までで、野手も投手も最高で3人まで。 野手4人、投手4人は不可。野手3人投手1人、野手1人投手3人、野手2人投手2人は可。 ◇ 過去の制限 ・1951年まで: 制限なし。 ・1954年まで: 登録3人。 ・1962年まで: 支配下3人。 ・1965年まで: 監督・コーチ含め3人。 ・1980年まで: 支配下2人。 ・1993年まで: 支配下3人、登録2人。 ・1995年まで: 支配下3人、登録3人、野手の同時出場2人。 ・1997年まで: 支配下制限なし、登録3人、野手の同時出場2人。 ・2001年まで: 支配下制限なし、登録4人(野手2人投手2人)。 登録上のポジションと出場時のポジションは関係ありません。 (1試合に野手として4人、または投手として4人出場できるかどうかは現在調査中) ・投手登録でも野手のポジションでラインナップに並べば野手として数えます。 ・野手登録でも投手として出場できます。 ◇ 新外国人選手獲得の期限は? 6月30日までです。 ◇ 日本に帰化した選手の扱いは? 日本人ですから、当然外国人選手には数えません。 ◇ 日本人選手扱いになる外国籍選手とは? ・日本に5年以上居住、日本の中学、高校、短大、専門学校に通算3年以上在学 ・日本に4年以上居住、日本の大学に継続して4年以上在学 ・日本に5年以上居住、日本野球連盟(社会人野球)所属のチームに通算3年以上在籍 ・日本プロ野球でのFA資格を取得 ・プロ入り前後で通算4年以上居住、ドラフト会議を経て入団(2004年から) ◇ 日本人選手扱いになった外国籍選手の例 ・大豊泰昭(台湾籍) 入団当時の規定では、日本に5年在住し、その間に日本の教育を受けるか 教育を受けて5年以上経過することとなっていたため、 大学卒業後に1年間中日の練習生として過ごした後で中日に入団。 ・郭泰源(台湾籍) FA資格を取得し、現役最後の1997年に西武で日本人選手扱い。 ・タフィ・ローズ(米国籍) 近鉄-巨人でFA資格を取得し、2005年から日本人選手扱い。 ・瀬間仲ノルベルト(ブラジル籍) 高校3年間在籍後に2002年秋のドラフト会議を経て中日に入団。 2004年から日本人選手扱い。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-2] ドラフト制度の変遷 ◇ 1965年〜1966年 (名簿提出、重複選手抽選方式) 各球団が希望選手30名以内の名簿をコミッショナー事務局に提出。 1位から12位まで順位をつけて記載し、他球団とダブった場合抽選。 外れた場合は自球団の名簿順位に従い選手を指名。 12球団各1名の指名選手がそろったところで第1次選択終了。 第2次選択は提出名簿に従って下位球団優先指名、 一巡後逆戻りで上位球団から指名。 1966年は年2回 ・第一次ドラフト(9月) 社会人と国体に参加しない高校生が対象。 ・第二次ドラフト(11月) 国体出場高校生と大学生が対象。 ◇ 1967年〜1977年 (指名順位抽選方式) 全球団が予備抽選して指名順位を決め、指名を行ない、12球団目から折り返し。 1974年からは6人以内。 ◇ 1978年〜1990年 (重複選手抽選方式) 各球団が希望選手を1回毎に提出。他球団と重複したら抽選し、 外れたら下位球団優先で選手を指名。 1980年までは4人以内、1981年〜1990年は6人以内。 ◇ 1991年〜1992年 (重複選手抽選方式、順位順折り返し方式併用) 4順指名までは前年までと同じ。 5順目以降は下位球団順による折り返し指名で10人以内。 ここから新人選手は全てドラフトを通す。 ◇ 1993年〜2000年 (逆指名および重複選手抽選方式、順位順折り返し方式併用) 1位、2位指名の「指定枠採用選手」は社会人、大学生選手に事前調査し 希望球団を逆指名してもらい希望された球団が指名。 重複した場合は、1)選手の希望優先 2)指名順位で交渉権を決める。 高校生は事前調査を行なわず、前年までと同じ。 1995年から一部の高校生選手の進路調査を加える(逆指名なし)。 3位指名以下の「任意枠採用選手」からは下位球団順による折り返し指名。 1994年までは1球団計10人以内、1995年からは8人以内。 1999年は原則8人以内で、指名が8人未満の球団があった場合、 全体の合計が96人以内なら10人以内で指名も可能。 ◇ 2001年〜 (自由獲得枠、重複選手抽選方式、順位順折り返し方式併用) 会議前に「自由獲得枠」として社会人、大学生選手を2名まで獲得できる。 使用した自由獲得枠によりドラフト3位までの指名権に違いがある。 1位指名は指名権のある球団が希望選手を提出。 重複したら抽選(全て決定するまで繰り返し)。 2位以下は下位球団順による折り返し指名。 ただし2位と3位は共に指名権のある球団の下位から。 = = = 自1 ○ ○ -- 会議前 自2 ○ -- -- 会議前 1位 × × ○ 重複指名抽選 2位 × ○ × 下位→上位 3位 × × ○ 下位→上位 4位 ○ ○ ○ 上位→下位 5位 ○ ○ ○ 下位→上位 (以下繰り返し) = = = ◇ 備考 ・1973年1月24日の社会人野球との合意。 「新規登録後2年間(1977年から高卒3年間)その選手と選手契約を締結しない」 ・1991年からのドラフト対象選手 「日本の学校に在学し、または在学した経験をもち、いまだいずれの球団とも 選手契約を締結したことのない選手」 ・1993年からのドラフト対象選手 「日本の学校に在籍したことがなくても国籍が日本なら」が加わる。 ・1995年からの制限 「新人選手でもその球団と雇用関係にあった場合は指名できない」 これにより、球団職員として採用->ドラフト指名ということが出来なくなる。 過去にこの例は多数あり、最近の有名な例では 1981年伊東勤(西武1位)、 1982年佐藤誠一(日本ハム2位)、1988年中込伸(阪神1位)、大豊泰昭(中日2位)、など。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-3] ドラフトで指名した選手への交渉有効期限は? 現在の規定は以下の通りです。 ・日本野球連盟(社会人野球)所属の選手、および高校生は ドラフト会議の翌年1月末日まで。(1997年までは高校生は翌年3月末日まで) ・その他はドラフト会議の翌年3月末日まで。 以前は翌年のドラフトの前々日までだったので、社会人野球に所属している選手が ドラフト指名されてからもう1シーズンプレーをして、翌年の秋に社会人野球の シーズンが終了した後で入団するケースがありました。 ◇ 江川事件の「空白の一日」とは? 江川選手は昭和52年にクラウンからドラフト1位指名を受けていましたが、 入団しませんでした。しかしこの交渉権は昭和53年当時は翌年のドラフト会議の 前々日までが有効となっていました。 (なお昭和53年のドラフト会議前にクラウンから西武になっていました。) 昭和53年のドラフト会議前日に、巨人が江川選手と契約を結んだと発表しました。 巨人はドラフト前日は、どの球団も交渉権を持っていないから自由に交渉可能 と解釈したのです。 鈴木セ・リーグ会長は、次のように見解を示し、この契約を承認せず却下しました。 「交渉権の有効期限をドラフト会議の前々日としているのは、ドラフト会議 前日はその準備にあてることを想定したもので、入団交渉をする日ではない。 また交渉権を持たない球団が交渉できるという意味でもない。 さらに江川選手は自由契約選手でも、ドラフト会議前日にドラフト外での 入団交渉ができる選手でもない。ドラフト会議を経て入団交渉をすべき。」 巨人側はこれを不服として提訴。その年のドラフト会議も欠席。 これを受けた当時の金子コミッショナーの裁定は、巨人側の提訴を棄却、 巨人との契約は無効、ドラフト会議で1位指名した阪神の交渉権が有効としました。 しかしその直後、巨人と阪神に対してトレードの案を示し、両チームがこれを 受け入れて、江川投手は一旦阪神と契約、巨人の小林繁投手とのトレードに よって巨人に入団となったのです。 ([O2]も参照)。 その後規定が現在のものに変わるまで「空白の一日」は残っていましたが、 この事件が前例となったためにこの日を強引に利用する球団はありませんでした。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-4] ドラフトで指名されて入団しなかった選手が次回ドラフト対象になるのは? ドラフトで指名されて入団しなかった選手、あるいはドラフトで指名されなかった 選手が日本野球連盟(社会人野球)所属のチームに入った場合は 以下の制限があります。 ・高校を卒業または中退、中学を卒業後 プロ入りせず社会人野球に進んだ場合は3年後。 ・大学・短期大学・専門学校を卒業または中退後 プロ入りせず社会人野球に進んだ場合は2年後。 ただしそのチームが解散や休部になった場合は、この制限はなくなり、 ドラフト対象になります。 また、オリンピックのため指名凍結選手に指定された場合は、上記の制限が 過ぎた後でも、オリンピックが終了するまでドラフト対象になりません。 逆に、社会人野球に進む前から指名凍結選手に指定されていた場合は、 オリンピックが終了すれば、上記の制限前でもドラフト対象になります。 その他は翌年に指名可能です。ただし、前年に指名した球団が再び同じ選手を 指名する場合は、その選手の同意が必要です。それでもその選手が指名された 球団に入団せず、次の年以降で連続して指名を待つ場合は、前々年以前に 指名した球団もその選手の同意が必要になります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-5] トレードの期限は? 6月30日までです。 これ以降でも、ウエーバーによる選手の移籍は可能です。 球団が契約権を放棄してウエーバー公示をし、獲得希望球団が現れれば、 下位球団優先でその選手を獲得できる、という制度です。 希望球団が現れなかった場合、大リーグでは自由契約になります。 日本プロ野球でも自由契約になるのですが、そのシーズン中に他の球団との 交渉ができないという制限があります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-6] 任意引退、自由契約、フリーエージェントの違い ◇ 任意引退選手 原則として、選手から契約解除を申し出る、または契約更新を望まない等、 選手の意志によるものです。 現役に復帰する場合は原則として最後に所属した球団へ復帰することになります。 他球団に移籍する際には最後に所属した球団の了解が必要です。 ◇ 自由契約選手 球団が選手の契約を無条件に解除するものです。 他球団に移籍する際には最後に所属した球団の了解は不要です。 ◇ フリーエージェント(FA)選手 決められた条件を満たした選手に与えられる資格で、選手の意志で球団を 移籍できる権利です。FA選手の規定は[Q3-7]を参照。 ◇ その他のプレイできない選手 ・出場停止選手 不品行、野球規則やリーグのアグリーメントに違反した。 停止期間が終了すれば復帰できる。 ・制限選手 選手の個人的理由によって野球活動を休止した。 ・資格停止選手 他球団との契約に関する交渉や、他球団のための試合や合同練習などを行なった。 ・失格選手 敗退行為に関係したり、所属球団にかかわる賭けをした。 期間は1年または無期(いわゆる永久追放)。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-7] FA選手の規定について教えてください ◇ フリーエージェント(FA)資格取得の条件 出場選手登録日数が9シーズンに達すると、FA資格を取得できます。 (1996年までは一律10シーズン、1997年から2002年まではドラフト会議で逆指名して 入団した選手は10シーズン、その他は9シーズン) 1シーズンの数え方は以下の通り。 ・年間の出場選手登録が145日以上の場合 その年を1シーズンに数える。145日を越えた分は切捨て。 ・年間の出場選手登録が145日に満たない場合 それらの145日に満たない年の日数を合計して、145日ごとに1シーズンと数える。 2004年まではそれぞれ150日で計算していました。 ◇ FA宣言して他球団へ移籍した場合の移籍先球団から移籍元球団への補償 以下のどちらかを、移籍元球団が選択します。 (1)FA選手の年俸の0.8倍の金銭(2度目のFAは0.5倍)+選手1名 この選手は、FA先球団がプロテクト指定した (28人+外国人選手) の選手以外の選手に限ります。 (2)FA選手の年俸の1.2倍の金銭(2度目のFAは同額) ◇ FA宣言した他球団の選手を獲得できる人数 FA宣言をした選手数によって変わります。 ・20名以下は2名まで。 ・21〜30名以下は3名まで。 ・31〜40名以下は4名まで。 ・41名以上は5名まで。 ◇ 契約条件の制限は? ・移籍、残留に関わらず、年俸据え置きが上限。 ・移籍の場合は契約金は年俸の50%が上限。残留の場合は制限なし。 ◇ 一度FA宣言した後、次にFA宣言ができるのは? 出場選手登録日数が4シーズンに達すると、再びFA資格を取得できます。 1996年までは3シーズンだったので、1997年は移行措置として 1994年にFA宣言した選手は3シーズンで宣言できることになっていました。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-8] 日本プロ野球と北米大リーグとの選手の移籍について ◇ 選手を獲得する場合には、必ず自国側のコミッショナーから 相手側のコミッショナーを通して身分照会をする。 ◇ 日本プロ野球の所属選手が北米大リーグへ行く場合 ・FA選手、自由契約になった選手の場合 自由に契約が可能。 ・現役選手、任意引退選手、失格選手などの場合 日本のコミッショナー、(旧)所属球団の承認が必要。 移籍を認めた場合、今後は以下の通りに処置される。 (a) 北米への移籍に対しては自由契約。 (b) 日本への復帰に対しては旧所属球団が優先される。 ・ポスティングシステム 現役選手が所属球団の承認を得て移籍する場合の移籍先チームを 大リーグ30球団の入札により決定する方式。期間は11月1日から翌年3月1日まで。 最高入札の金額を所属球団が受諾し、選手が契約に合意すれば移籍が成立。 ◇ 北米大リーグ所属選手を日本プロ野球球団が獲得する場合 大リーグの選手は、海外への移籍を拒否する権利がある。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-9] プロ野球の個人タイトルを教えてください 無印は連盟表彰。 <特>とあるのは、企業提供等の特別賞で、公式の表彰に準じて行なうもの。 ◇ 記者投票で決定 投票資格は、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球記者として 5年以上に渡り、現場での取材を主に担当している記者。 球団の担当記者は、その球団が所属するリーグしか投票権がない。 地方の記者はプロ野球球団の本拠地がある地域の記者に限られ、 その球団が所属するリーグしか投票権がない。 (名古屋・広島の記者はセ・リーグのみ、福岡はパ・リーグのみ) ・最優秀選手(MVP、日本シリーズ終了の翌々日に発表) 年度別リスト[S1] ・最優秀新人(新人王、日本シリーズ終了の翌々日に発表) 入団5年以内、投手は通算30投球回数以下、打者は通算60打席数以下。 外国のプロ野球に所属していた選手は対象外。 年度別リスト[S2] ・ベストナイン(日本シリーズ終了の翌々日に発表) 各ポジションで一人ずつ、ただし外野手はまとめて3人。 パ・リーグは指名打者も含む。 ・ザ・リング9<特>(ベストナインの選手) ・ゴールデングラブ賞<特> 各ポジションで一人ずつ、ただし外野手はまとめて3人。 投手は規定投球回数以上投球しているか、チーム試合数の1/3以上登板していること。 他の野手はチーム試合数の1/2以上そのポジションの守備についていること。 ◇ 別に定めた選考委員会等で決定 ・沢村賞<特>(通常は日本シリーズ第2戦と第3戦の間に発表) 両リーグの投手を通じて一人だけ。現在の選考基準(必須ではない)は、 15勝、防御率2.50、25登板で勝率6割以上、10完投、150奪三振、200投球回数。 2001年度の選考委員は、藤田元司、稲尾和久、土橋正幸、平松政次、堀内恒夫。 年度別リスト[S3] ・最優秀監督賞<特>(連盟会長認定) ・カムバック選手賞<特>(連盟会長認定、セ・リーグは毎年) 年度別リスト[S4] ・月間MVP投手・打者賞<特>(4月〜9月、翌月の6日に発表) ・正力松太郎賞<特> ◇ 成績で決定 投手の賞 ・最優秀防御率投手(セ・リーグ)、防御率第1位投手(パ・リーグ) (規定投球回数以上) 年度別リスト[S11] ・最多勝利投手 年度別リスト[S10] ・最優秀投手 (a) パ・リーグ(2001年までの名称は勝率第1位投手) 勝率1位の投手(13勝以上、規定投球回数は満たしてなくてもよい) (b) セ・リーグ ベストナインの投手。 ・最多奪三振投手(奪三振王) 年度別リスト[S14] ・最多セーブ投手 年度別リスト[S12] 2004年までは セーブポイント = (セーブ+救援勝利) ・ファイアマン賞<特>((セーブ+救援勝利)×2−救援敗戦 が最多) ・最優秀中継ぎ投手(ホールドポイントが最多) 年度別リスト[S13] ホールドポイント = (ホールド+救援勝利) 打者の賞 ・首位打者(規定打席以上で打率が最高) 規定打席未満でも、不足した打席を凡打に数えて打率が最高ならば首位打者になる。 年度別リスト[S5] ・シルバーバット賞<特>(首位打者の選手) ・スーパースラッガー賞<特>(長打率が最高) ・最多本塁打者(本塁打王) 年度別リスト[S6] ・最多打点者(打点王) 年度別リスト[S7] ・最多盗塁者(盗塁王) 年度別リスト[S8] ・かもしか賞<特>(盗塁王の選手) ・最高出塁率者(規定打席以上) ・最多安打者 ◇ 公式記録員が毎試合選ぶ殊勲選手 ・最優秀MEP賞<特>(セ・リーグのみ) ---------------------------------------------------------------------- [Q3-10] 中継ぎ投手の評価方式を教えてください プロ野球で中継ぎ投手を評価する際に使われる記録の規定です。 ◇ホールド 以下の二つのケースのどちらかに該当すればその投手にホールドが一つ与えられます。 また、ホールドは一試合で二人以上の投手に与えられることがあります。 特に、シーソーゲームの場合、両方のチームの投手にホールドが与えられる こともあります。 (1) リードした場面で登板 ・セーブシチュエーションを満足する。 (セーブシチュエーションについては[Q2-6]を参照) ・同点あるいは逆転されることなく、降板するまでリード状態を保つ。 ・最低一つアウトをとる。 (2) 同点の場面で登板 (2-1) 登板中に自チームが得点しなかった場合 ・1点も与えず同点のまま降板する。 ・最低一つアウトをとる。 (2-2) 登板中に自チームが得点した場合 ・同点あるいは逆転されることなく、降板するまでリード状態を保つ。 ・最低一つアウトをとる。 ◇旧ホールド 1996年から2004年まで、パ・リーグが中継ぎ投手の評価に使用していました。 ・リードしている場面で登板した救援投手。 ・勝利投手、敗戦投手になった投手は除く。 ・セーブシチュエーションを満足する。 (セーブシチュエーションについては[Q2-6]を参照) ・同点あるいは逆転されることなく降板するまでリード状態を保つ。 (試合の最後まで投げ切った投手は除くのでセーブとは重複しない) ・最低一つアウトをとる。 ・その投手の責任となる走者を残して降板した場合、 降板後にその走者が同点または逆転となる得点をしなかった。 ◇リリーフポイント 1996年から2004年まで、セ・リーグが中継ぎ投手の評価に使用していました。 チームの勝敗に関係なく、交代完了してセーブや勝利を記録した投手を除く すべての救援投手に、以下のポイントを計算し、それを10で割った値を与えます。 結果がマイナスになる場合もあります。 ・その投手がとったアウト数をポイントに換算 = = = チームが勝利: + アウト数 × 1.5 チームが敗戦: + アウト数 × 0.5 チームが引き分け: + アウト数 × 1.0 = = = ・以下の場面で登板し、その回に得点をさせず抑えた場合のボーナスポイント = = = セーブがつく場面: + 3.0 同点の場面: + 2.0 1点ビハインドの場面: + 1.0 = = = ・登板した時点で前任投手の残した走者数をポイントに換算 = = = 自責点の対象になる走者: + 走者数 × 1.0 その走者を得点させるとさらに: − 得点させた走者数 × 3.0 自責点の対象にならない走者: + 走者数 × 0.5 その走者を得点させるとさらに: − 得点させた走者数 × 1.5 = = = ・登板中の自分の失点をポイントに換算 = = = 自責点になる場合: − 失点 × 4.0 自責点にならない場合: − 失点 × 2.0 = = = ・降板時に残した走者をポイントに換算 = = = 自責点の対象になる走者: − 走者数 × 2.0 自責点の対象にならない走者: − 走者数 × 1.0 = = = ---------------------------------------------------------------------- [Q3-11] 個人表彰について 両リーグ公式戦記録達成者の表彰対象。 記録達成以後も、()内の数値ずつ増した数を達成するごとに表彰対象となる。 ・出場試合 [セパ] 1000 (+500) ・本塁打 [セパ] 150 (+50) 2001年までのパは 100 (+100) ・安打 [セパ] 1000 (+500) ・塁打 [セ] 4000 (+500) ・打点 [セパ] 1000 (+500) ・得点 [セ] 1000 (+500) ・盗塁 [セパ] 300 (+50) ・登板 [セパ] 500 (+100) ・投球回数 [セ] 1000 (+500) [パ] 2000 (+500) ・勝利 [セパ] 100 (+50) ・セーブ [セパ] 100 (+50) ・奪三振 [セパ] 1000 (+500) ・完全試合、無安打無得点試合(ノーヒットノーラン) [セパ] ・無補殺三重殺、サイクル安打、三連続盗塁 [セ] ・(審判)出場試合 1000 (+500) [セパ] ・(記録員)出場試合 500 (+500) [セパ] これら以外でも、特に優れた記録を達成した場合などで、 特別に表彰されることがあります。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-12] ヘルメットに耳あてがある選手とない選手がいるのは? 日本プロ野球では、登録の年度によって義務づけられています。 ・1984年シーズン以降に加盟した選手は片耳フラップヘルメットは義務。 ・1983年シーズンに在籍してフラップヘルメットを着用した選手も義務。 ・1983年シーズンに在籍してフラップヘルメットを着用しなかった選手は選択可能。 1983年に片耳フラップヘルメットを着用しなかった選手のリストとフラップの あるなしは【その他】の[O8]を参照して下さい。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-13] 勝利打点の付け方を教えてください ◇ 勝利打点の定義 勝利打点は、ある試合の決勝点([Q2-5]参照)が打者の打点によって記録された場合、 その打点を記録した打者に1つ記録されます。 決勝点が打点以外の要素で入った場合(暴投、捕逸、ボーク、失策、盗塁、 その他、打者に打点がつかない場合、[Q2-8]参照)は、 その試合の勝利打点は「なし」となります。 ◇ 現在は廃止 1981年から1988年までは公式記録の項目として採用されていましたが、 1989年に廃止されました。 廃止の理由は、勝利打点となる得点が、試合の展開によっては チームの勝利に効果的な得点だったとは言い難い場合が少なからずあり、 評価基準として疑問が残るためです。 ◇ 日本プロ野球での扱い 公式記録だった期間には最多勝利打点のリーグ表彰もありました。 公式記録の項目から削除されると、公式表彰も廃止されました。 セ・リーグは勝利打点を公式記録とは別にカウントし、 最多勝利打点を非公式に表彰していましたが、 これも2000年限りで廃止されました。 ---------------------------------------------------------------------- [Q3-20] その他プロ野球に関するよくある質問 ◇ パ・リーグの栄村審判は、以前は巨人の選手だった? 全くの別人です。 ・栄村 隆康(審判) 1967.9.15生まれ、日大藤沢高→日大→パ審判(1991-) ・栄村 忠広(外野手) 1961.9.10生まれ、鹿児島実→専売鹿児島→巨人(1983-1990)→オリックス(1991) ◇ ホームチームのダッグアウトが一塁側が多いのはなぜ? 規則で決まっているわけではありません。 北海道日本ハムが本拠地にする札幌ドームや、楽天が本拠地にする フルキャストスタジアム宮城は、三塁側がホームチームになります。 二軍では日本ハム(鎌ヶ谷)、ロッテ(浦和)、阪神(鳴尾浜)、広島(由宇)など 三塁側がホームの球場もあります。 大リーグでは三塁側がホームになっている球場が多くあります。 他の一軍で使用している本拠地球場では、一塁側ダッグアウトがホームチーム ばかりですが、こうなった理由ははっきりとはしていません。 玉木、ホワイティング著「ベースボールと野球道」(講談社現代新書)によれば、 日本がアメリカに視察に行った時の球場がたまたますべてホームが一塁側だっ たので、そう思い込んだという説が紹介されています。 臨時に三塁側をホームにした例: ・1980.10.18 島田市営球場 一塁側中日、三塁側ヤクルト。 ダブルヘッダー第一試合は中日がホームチーム、第二試合はヤクルトがホームチーム。 ・1999.6.11-13 福岡ドーム ダイエーの本拠地球場でオリックスの主催試合。ダッグアウトは通常と同じ。 一塁側がビジターチームのダイエー、三塁側がホームチームのオリックス。 ◇ ベンチ入りの人数は? ・公式戦 一軍選手(出場登録選手)は28人で、その中の25人がベンチ入りできます。 登録の当日にベンチ入りして試合に出場できます。 ・日本シリーズ シリーズの出場有資格者40人を事前に決め、その中の25人がベンチ入りできます。 ##### misc.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【雑学編】 ---------------------------------------------------------------------- [M1] 正しい野球英語講座 以下の用語集は、ミシガン州立大学の宮崎さん(miyazaki@pilot.msu.edu)と カリフォルニア大学(バークレイ校)の浅見さん(asami@cs.berkeley.edu)が fj.rec.sports.baseball にポストされたものをまとめられたものを基にしました。 = = = ネット野球ファンの日米野球用語集 Glossary of Japanese/American Baseball Terms for Net Baseball Fans English 日本語(和製英語や英語と違う用法を含む) ...................................................................... [A] at bat 打数、打席に入っていること Astro turf, artificial turf 人工芝 [B] backstop バックネット back to back homeruns 連続ホームラン (アベックホームランはチームの中心打者二人 (普通は三・四番か四・五番)が同じ試合に ホームランを打つことで、連続とは限らない。) Baltimore chop 高くはずんだ当たり、いわゆる人工芝ヒットに なることが多い(天然芝の場合でもホームベースに 当たるとこうなる) bad control ノーコン ballgame 試合 ballpark 野球場、スタジアム banting for a base hit セーフティバント base bag ベース(本塁を除く・plate参照) bases empty 走者なし bases loaded フルベース、満塁 bases-loaded walk 押出しの四球 base on balls フォアボール、四球 batter's eye (screen) バックスクリーン batting average 打率 batting practice pitcher バッティングピッチャー blooper (hit) (フラフラと内野の後ろあたりに上がった)フライ。 (ポテンヒットになる事もある。Texas Leaguer参照) blow a fastball past (batter) 剛速球で(打者)空振りを取る blown save セーブ失敗 bottom 裏 breaking ball 変化球 bunt with two strikes スリーバント [C] called strike 見送りのストライク carom ball クッションボール caught stealing 盗塁に失敗する checked swing ハーフスイング cleanup hitter 四番打者 closer リリーフエース clutch hit 試合の中でここぞという場面に出たヒット clutch hitter チャンスに強い打者 come-backer ピッチャー返し come home ホームイン curveball 遅いカーブ、縦に割れるカーブ (一回上に上がってから落ちる球) [D] dead ball (プレー一時中止で)活きていない球 (死球は hit by pitch) designated hitter (DH) 指名打者 disable list 故障者リスト division 地区 double 二塁打、ツーベースヒット double play ゲッツー、併殺 [E] earned run 自責点 earned run average 防御率 end ある回の裏と次の回の表の間 exhibition game オープンゲーム、オープン戦 extra-base hit 長打 [F] fan 三振させる fastball 速球/直球(日本では「スライダー」や「シュート」 と呼ばれるような球もあまり変化が大きくない時は こう呼ばれることが多い。"sinking fastball"参照) fielder's choice 野手選択、フィールダーズチョイス (他の塁への送球の間に塁に達したり進塁したりする ことを全て含む) [G] games behind (GB) ゲーム差 game ending homer サヨナラホームラン game winning homer 決勝ホームラン(試合の最後の方で出た決勝点 となるホームラン) go-ahead run 勝ち越しの一点、得点すれば勝ち越しになる走者 grand slam 満塁ホームラン grounder, ground ball ゴロ ground-rule double エンタイトルツーベース [H] ham and egg reliever 敗戦処理投手 headfirst sliding ヘッドスライディング hit-and-run ヒットエンドラン hit by pitch 死球、デッドボール hit to the opposite field 流し打ち hitting streak 連続試合安打 [I] inning 回 innings pitched 投球回数 inside 内角 inside corner 内角低め、インロー inside the park home run ランニングホームラン intentional walk 敬遠の四球 interleague play 交流試合(American League と National League の) [J] jam (投手が打者を)つまらせる Japanese World Series 日本選手権・日本シリーズ [K] K 三振 [L] last 裏 lead-off man 一番打者、回の先頭打者 left on base (LOB) 残塁 line drive ライナー [M] manager 監督 meat of the batting order クリーンアップトリオ(三番から五番まで) cleanup hitter も参照 mercy rule (点差による)n回コールド(ゲーム) Atlantaオリンピックでは7回以降10点差で試合終了 この場合 10-run rule とも。 miles per hour (MPH) 時速マイル(1マイル = 約1.6km) middle 表と裏の間 [N] night game ナイター no-hitter 無安打試合(日本でのノーヒットノーラン試合と 違い、点を取られても記録になる) number (on uniform) 背番号 [O] on base 出塁している on base percentage 出塁率 on deck batter's circle ウェイティングサークル one and two ツーワン、ツーストライクワンボール (one ball, two strikes) one-hop ワンバウンド one-handed catch シングルキャッチ outside 外角 outside corner 外角低め、アウトロー [P] perfect game 完全試合 peppergame トス・バッティング pick off 牽制球でアウトにする pitch 投球 plate ホームベース play catch キャッチボール post season 公式戦後に行なわれるPlayoff,World Seriesの総称 [Q] [R] reach (どんな理由であれ)塁に出る regular season 公式戦 runs batted in 打点 RBI basehit 適時打、タイムリーヒット RBI double 適時二塁打 RBI triple 適時三塁打 roster 登録選手名簿 rubber 投手板(plate参照) run 得点 run-down 狭殺プレー、ランダンプレー run walked in 押し出しの一点 [S] sacrifice hit, sacrifice bunt 犠打、バント sacrifice fly 犠飛 screwball スクリューボール (カーブと逆に曲がるボール。今の英語では左右の 区別がないが、元々は左腕投手だけの用語という 説があり、日本でもそれが通説になっている) setup man リリーフエースの前(通常8回)を投げる投手 sinker シンカー sinking fastball ホームの直前で小さく沈む速球 (実際の変化は日本で言うシュートと同じ) slider スライダー、速いカーブ (落ちる球でも投手の 手からまっすぐ出てくる場合はこう呼ぶ) slugger 強打者 slugging average (percentage) 長打率 solo home run ソロホームラン split finger 人指し指と中指を開いて投げる投球 (開け方が大きければフォークボール、 小さければ split fingered fast ball) (suicide) squeeze play スクイズ standings 順位表 Standup double スタンディングダブル(滑り込まずにゆうゆうと 二塁でセーフになる二塁打) stolen base 盗塁 streak 連続 strike-out 三振 swings and misses 空振り swinging strike-out 空振りの三振 strike out the side 一イニング三奪三振 [T] tag up タッチアップ、リタッチ tagged out タッチアウト take a pitch (球を)見送る take two ダブルプレーにする Texas Leaguer テキサス性ヒット、ポテンヒット throw 送球 throw out (審判が誰かを)退場にする throw out (捕手が盗塁の走者を)アウトにする top 表 triple 三塁打、スリーベースヒット triple play 三重殺 tying run 同点の一点、得点すれば同点しになる走者 [U] unearned run (自責点にならない)失点 umpire 審判 (1st, 2nd, 3rd) base umpire (一・二・三)塁審 plate umpire 主審 [V] [W] walk フォアボール、四球 wall フェンス warning track 外野のフェンス前3メートルくらいで芝生が なくなっているところ(上を向いて飛球を追っている 外野手がフェンスまでの距離を足の裏で感じられる ようになっている) win at last at-bat, sayonara サヨナラ勝ち World Series 米国選手権 [X] [Y] yawner つまらない試合(あくびが出るから:) [Z] Memorable phrases the announcer frequently uses 印象に残ったアナウンサー用語 It's outta here! (スタンドに)入ったー! Majestic 素晴らしい (高々と上がった立派なホームランを形容する言葉) (The ball is) off the wall (打球が)ダイレクトでフェンスに当たる Wow, he smoked that one ひゃー、すげー当たりだ So long, everyone! ごきげんよう Sorry folks, we will bring you the regularly scheduled progrms.... まことに申し訳ないんですが、 放送時間の関係で...。 (だたし、実際には必ず試合終了まで 放送されるので、使われることはない We will telecast in its entirety.) ◆ 投手の記録 G Games 登板 GS Games Started 先発 文字通り先発した試合数で、CG(完投)を含む。 日本では代わりに試合当初が使われており これには完投を含まないので注意。 つまり (先発)=(試合当初)+(完投) である。 CG Complete Games 完投 GF Games Finished 試合終了投手/交代完了 SHO Shutouts 完封 W Games Won 勝利 L Games Lost 敗戦 Pct. Won-Lost/Win-Loss/Winning Percentage 勝率 SV Saves セーブ IP Innings/Innings Pitched 投球回数 H Hits 被安打 TBF/BF/BFP Batsmen Faced 対戦打者数 R Runs 失点 ER Earned Runs 自責点 ERA Earned Run Average 防御率 HR Home Runs 被本塁打 SH Sacrifice Hits 被犠打 SF Sacrifice Flies 被犠飛 HB Hit Batsmen 死球 BB Bases On Balls 与四球 TBB Total(?) Bases on Balles 四球計 IBB Intentional Bases On Balls 敬遠四球 SO/K Strikeouts 奪三振 WP Wild Pitches 暴投 BK/BLK Balks ボーク . Game Won, Consecutive 連続勝利 . Game Lost, Consecutive 連続敗戦 WP Winning Pitcher 勝利投手 #P/#Pit Number of Pitches 投球数 ◇ 打者の記録 G Games 試合数 PA Plate Appearances 打席 AB At Bats 打数 H Hits 安打 . Singles 単打 2B Doubles 二塁打 3B Triples 三塁打 HR Home Runs 本塁打 TB Total Bases 塁打 AVG/BA Batting Average 打率 SLG/SA Slugging Percentage/Average 長打率 OBP On-Base Percentage 出塁率 BA ScPos Batting Average withRunners in Scoring Position 得点圏打率 RBI Runs Batted In 打点 GWRBI/GW-RBI Game-Winning Runs Batted In 勝利打点 R Runs 得点 SH Sacrifice Hits 犠打 SF Sacrifice Flies 犠飛 HP/HBP Hit By Pitch 死球 BB/W Bases On Balls/Walks 四球 IBB Intentional Bases On Balls 敬遠四球 SO/K Strikeouts 三振 SB Stolen Bases 盗塁 CS Caught Stealing 盗塁刺 GDP/GIDP Grounded Into Double Play 併殺打 . Longest Batting Streak/hitting streak 連続試合安打 ◇ 守備の記録 G Games 試合 GS Games Started 先発 Inn Innings 回数 TC Total Chances 守備機会 PO Put Outs 刺殺 A Assists 補殺 E Errors 失策 DP Double Plays 併殺 FA/Avg/Pct. Fielding Average 守備率 = = = ---------------------------------------------------------------------- [M2] 三振はどうして "K" って言うの? スコアブックで三振を "K" と表記することからきています。 ・一番有力な説は、strucK out(三振)の "K" をとったというものです。 頭文字を取って "S" と略記すると、Steal や Sacrifice などと紛らわしく なるので、文字的にも発音的にも目立つ "K" の文字を取ったのだと言われています。 (ボックススコアの考案者である Henry Chadwick だったという説もあります) その他いろいろ説が出ていますが、以下の説は日本しか当てはまりませんので、 誤りだと考えられます。 ・打者にとってはKnock outのKだという説 (knock out は打者が投手を KO という場合に使う) ・"K" は「三画」なので、strike three を表すのに都合が良い、 (英語に画数の概念があるというのは大いに疑問) ・空振りの "K" (これはローマ字からの連想で明らかに間違い。空振り三振は swinging strike out) また、スコアブックの付け方によっては、三振は SO と表記しています。 慶應式のスコアブックの付け方では、三振で打者アウトはS.O.と略記し、 Kの方は三振振り逃げに当てています。 ---------------------------------------------------------------------- [M3] 左腕投手をどうして「サウスポー」って言うの? "southpaw"のpawは犬などの足のことですが、俗に人の手の意味もあります。 「南の手」ということですが、これは以下の説が有力です。 野球規則では、「本塁から投手板を経て二塁に向かう線は、東北東に向かって いることを理想とする」と定めています。 参考: 規則1.04 球場がこの通り作られていると、投手を中心にして大体、中堅方向が東、 本塁方向が西、三塁方向が北、そして一塁方向が南ということになります。 左腕投手は腕が南の方角から出てくるので"southpaw"となるわけです。 ---------------------------------------------------------------------- [M4] 遊撃手はどうして「ショートストップ」って言うの? 遊撃手は二塁と三塁の間の深い位置で守備をしているのに、 なぜ「ショートストップ」と呼ばれるのですか? ◇ 投手の後ろに位置していた内野手という説 初期の野球では、1チームの人数は一定ではありませんでした。 (1845年に New York の Knickerbocker Base Ball Club の Alexander Cartwright が、 現在の野球の基になるルールを作った時点でも人数はまだ不定でした。 1857年に改定されたルールから9人というのが明記されています。) 1830年代ごろに、10人から12人程度で行なわれていた野球での守備の内分けは、 投手が1人、捕手が1人または2人、内野手が5人、外野手が3人または4人でした。 内野は、一塁手、二塁手、三塁手、がそれぞれのベース付近に位置してました。 投手の後ろの両サイド、ダイヤモンドの内側に、内野手がもう二人位置していました。 その内野手のことを、打球を短く止める役割の意味で short fielder または shortstop や shortman などど呼んでいました。 その後、人数が9人に減らされる時に、投手の後ろの内野手が1人だけになり、 shortstop という名前で固定されました。 なお、この時点では1人になっても守備位置は依然として投手の後ろでした。 その後に一、二、三塁手がベースを離れ、shortstop が二塁手と三塁手の間に 位置する現在の形になっても、名前だけはそのまま残ったというわけです。 ◇ 浅い外野に位置していた選手という説 参考: Total Baseballでは、ショート(現在と同じ位置:投手の横にいるプレイヤーとは 別らしい)は内野というより浅い外野と考えられていたそうです。 当時のボールは軽すぎてあまり遠くまで投げられなかったので、 外野と内野の中継役が必要だった…というようなことが書いてあります。 Total Baseball や The Dickson Baseball Dictionary によれば、 元々は short fielder で、それが 1860年代にその役割にふさわしい 名前である shortstop に変わったそうです。後者によれば、 shortstop という言葉が最初に使われたのは 1860年で、short field という用語は 1854 年の Knickerbocker Rules で使われているそうです。 残念ながら Total Baseball には 1854年の Knickerbocker Rules の全文 は載っていないので確認できません(意味は二三塁間の現在のショートが 守る位置とのこと)。 Total Baseball によれば 1849年か1850年に "Doc" Adams という人が、 最初に現在のショートの位置を守ったそうです。 ただ、その役割は shortstop ではなくて、あくまでも short fielder だったそうです(と、ここまでは、現在のショートの定位置につく選手の話 だと思います)。 1846年 6月19日の試合の様子を描いた絵(版画?)によると、二三塁間 わずかに内にはいった場所に「前進守備」のショートらしき人がいるので、 short field は塁間の線より外を指すものと思われます。 ---------------------------------------------------------------------- [M5] 順位表の見方について ◇ 勝率で順位を決定するリーグ戦の場合 順位表の例をもとに説明します。 = = = 首位との すぐ上との 順位 チーム 勝 負 分 勝率 ゲーム差 ゲーム差 1 Apes 58 38 2 .6042 - - 2 Beagles 61 40 0 .6040 - - 3 Cats 62 41 0 .602 - 0.0 4 Doves 40 60 1 .400 20.0 20.5 4 Eagles 42 63 0 .400 20.5 0.5 6 Falcons 41 62 3 .398 20.5 0.0 = = = ・順位の決定 プロ野球パ・リーグや大リーグの公式戦では、順位は勝率で決定します。 引き分けは計算から除きます。 大リーグは原則として試合の決着がつくまで延長戦を行ないますが、 同点のまま雨天コールドゲームになった場合などに引き分けがあります。 = = = 勝数 勝率 = ------------ 勝数 + 負数 = = = 引き分けが計算から除かれるため、試合数が同じでも(勝数+負数)が同じとは限らず、 そのため勝数が一番多くても勝率が一番高いとは限りません。 また、上の例の Doves と Eagles のように、勝率が同じならば勝数、負数に関係なく 同じ順位になります。 同じ順位のチームのどれを順位表で上にするかというのには、決まりはありません。 ゲーム差(後述)、並ぶ直前の順位、勝ち数、試合数、前年の順位など、 表の作成者がそれぞれ独自の基準を設けて決めています。 公式戦終了後に同率1位のチームが複数ある場合、 日本プロ野球ではプレーオフを行なって優勝チームを決定します。 ただしこれまで一度も行なわれたことはありません。 2チームの場合は、3試合制(2試合先勝)で行ないます。 3チームの場合は、別途協議することになっています。 2002年のセ・リーグはこれに加えて、勝率1位のチームより 2位のチームの勝利数が上回った場合もプレーオフを行なって優勝チームを決定します。 その他で順位をつけることが必要な場合は 前年の順位で便宜上順位を決めることがあります。 例: 翌年の開幕試合の開催権やドラフトの指名権など。 ・貯金、借金 あるチームの (勝数 − 負数) のことを、マスコミ等では比喩的に プラスの場合は「貯金」、マイナスの場合を「借金」と呼んでいます。 ・ゲーム差 ある2チームに注目した時、どれだけ差があるかの目安となるものです。 順位が上のチームをA、下のチームをBとした場合(同じ順位ならどちらでもよい)、 ゲーム差は以下の式で計算します。 = = = (Aの勝数 − Bの勝数) + (Bの負数 − Aの負数) ゲーム差 = -------------------------------------------- 2 (Aの勝数 − Aの負数) − (Bの勝数 − Bの負数) = -------------------------------------------- 2 Aの貯金 − Bの貯金 = ------------------ 2 = = = Aチームが勝ってBチームが負けると、1ゲーム差が開きます。 Aチームが負けてBチームが勝つと、1ゲーム差が縮まります。 両方が勝った、あるいは両方が負けた場合はゲーム差は変わりません。 日本で使われている順位表には、首位チームとのゲーム差を表記する、 すぐ上のチームとのゲーム差を表記する、の二種類の方式が混在しています。 ・勝率とゲーム差の関係 順位は勝率で決定、ゲーム差は目安です。 勝ち負けの合計が同じ場合は、ゲーム差は順位を表すことになります。 大リーグは通常最終的な勝ち負けの合計が試合数と同じになるため、 これにあてはまります。 一般には、試合消化数や引き分けの数が違うために、勝ち負けの合計が同じには ならず、ゲーム差は目安に過ぎません。以下のような現象が起こることがあります。 (1)ゲーム差が0であっても勝率が同じとは限りません。 上の例の Beagles と Cats、Eagles と Falcons を参照。 (2)勝率が同じでもゲーム差が0とは限りません。 上の例の Doves と Eagles を参照。 (3) 勝率とゲーム差で逆転現象が起きることもあります。 上の例の Apes は貯金が +20 で、Beagles と Cats は貯金が +21 です。 Apes と Bengals のゲーム差、Apes と Cats のゲーム差を計算すると それぞれ -0.5 になるので、Apes がリードされていることになります。 この場合も順位は勝率で決定するので、Apes の順位が上になります。 この場合順位表のBチームのゲーム差の欄には -0.5 とは書かれずに 例のように - (横棒)が書かれていることが多いようです。 ◇ 勝利数優先で順位を決定する2001年セ・リーグの場合 2001年は日本プロ野球のセ・リーグは引き分けは再試合を行なわず、 以下の順で順位の表記順を決定していました。 公式戦終了時で全チームの消化試合数は同じなので、(3)はシーズン中のみです。 (1) 勝利数(多い方が上) (2) 勝率(高い方が上) (3) 消化試合数(少ない方が上) (4) 前年の順位(上位が上) 公式戦終了時点で勝利数一位のチームとは別に勝率一位のチームが出た場合に限り、 3試合制(2試合先勝)のプレーオフを行なって優勝チームを決定することに なっていましたが、該当チームはありませんでした。 その他の記述について規定はないので、ゲーム差やそれに代わるものを 表記するのかどうかは順位表を作る側にまかされました。 しかし途中の順位と最終順位への有利・不利とが一致しない現象が数多く生じ、 またゲーム差以上に適切な目安はほとんど示されなかったため、 実態を示さない順位表ばかりでした。 ---------------------------------------------------------------------- [M6] マジックナンバーの算出方法を教えてください ◇ 日本のマスコミで使われているマジックナンバー ・あるチームがある時点で自力優勝が可能とは、そのチームが残り試合全勝 すれば他チームの成績によらず優勝できること。 ・逆にあるチームがある時点で自力優勝不可能とは、そのチームが残り試合 全勝しても他チームの成績によっては優勝出来ない場合があること。 ここで、1チームにのみ目を付けて、そのチームが残り試合全勝するという 仮定をおきますから、他チームはそのチームとの残り全対戦は負けとして 計算します。 次にリーグ所属のどのチームにもある時点で自力優勝不可能となることは ありません。 これを踏まえて、リーグ所属のある1つのチーム(Aチーム)が自力優勝可能であり、 優勝可能性のある他のどのチームも自力でAチームの勝率に追い付くか 上回ることができないときに、Aチームにマジックナンバーが点灯します。 Aチームとは多くの場合首位にいるチームですが、下位チームでも可能です。 Aチームにマジックナンバーが点灯している場合は、他の全てのチームは 自力優勝不可能になっています。 Aチームだけが自力優勝可能で、他の全てのチームは自力優勝不可能であっても、 Aチームにマジックナンバーが点灯しないこともあります。 Bチームが自力でAチームの勝率に追い付くか上回ることができるのに、 自力優勝不可能なCチームを自力で上回れないために、 Bチームも自力優勝不可能となる場合があるためです。 次にマジックの計算法です。仮にリーグ所属がA〜Fの6チームとして、Aのみ自力 優勝可能で、B〜Fは自力優勝不可能とします。このとき仮定により、AはBとの残 り試合に全敗してもC〜Fとの残り試合に全勝すれば、BがC〜Fにも全勝しても、 少なくともBよりは勝率が上になります。そこで、Bが残り全勝しても、Bより上位 で終るためにC〜Fとの残り試合で最低何勝挙げればよいかを計算し、その最低勝 ち数を仮にBに対するマジックと呼ぶことにしましょう。BをCにおきかえても同じ ことが言えますから、同様にCに対するマジックを計算します。D〜Fについても 同様に求めます。B〜Fに対するマジックの中で最大のものをその時点での 優勝マジックといいます。あるチームに対するマジックが優勝マジックと等し いとき、そのチームをマジック対象チームと呼びます。マジック対象チームは 複数のときもあれば、時間とともに変わることもあります。 優勝マジックだけ勝てば、その構成法により、どのチームよりも上位で終るのです から、まさしく「あと何勝すれば優勝できるか」を表す数に等しくなります。 ただし、1チームを除いて他のどのチームも自力優勝できない場合に限ります。 また、マジック点灯チームが必ずしも首位チームでないのと同様に、マジック対象 チームも2位チームとは限りません。 よく解説者が開幕時に、「(140試合制なら)マジック140のつもりで戦え」 なんてことを言いますが、これは2重の意味で誤りです。 まず開幕時にはどのチームも自力優勝の可能性があり、 直接対決により相手チームが負けることを考慮すれば、全勝の必要はありません。 このマジックナンバーは、「自力優勝」に主眼が置かれているため、 優勝への有利さを示す数字としては万能ではありません。 簡単な例として以下の欠点があります。 ・優勝の可能性があるチーム同士の直接対決だけが残った場合、 どちらのチームにも自力優勝の可能性があるためマジックナンバーが点灯しない。 つまりどちらのチームが有利なのかをマジックナンバーで示せない。 ・優勝の可能性があるチーム同士の直接対決がなくなった場合、 残り試合を全勝すると仮定し一番上になるチームにマジックナンバーが点灯する。 残り試合に大きな差がある場合、現実にそれだけ勝つのが困難な下位チームに マジックナンバーが点灯することがあり、数字上の有利/不利と一致しない。 ◇ 大リーグで使われているマジックナンバー magic number とは、「首位のチームが地区またはリーグ優勝するために必要な 首位チームの勝数と2位チームの敗数の和」であり、計算方法は magic number = (2位チームの勝数)+(2位チームの残り試合数) −(首位チームの勝数)+1 この定義によると、大リーグの162試合制でのシーズン当初のマジックは 163 に、 日本プロ野球の140試合制でのシーズン当初のマジックは 141 ということになります。 2位チームの負け数が計算にはいっているところがミソです。 また、この定義では、あるチームが全日程を終えて、他のチームの結果を 待っている場合でも待っているチームにマジックがでていることになります。 さらに、定義を自然な方法で拡張すれば、優勝の可能性がある限り マジックが点灯していることになります。 もちろん、マジックは、シーズン終盤で優勝を決定するために使うものである、 ともかかれています。 さらに、この用語やコンセプトは(メジャーの歴史に比べて)最近の もの -- 1940 年代か多分それより少し以前だろう --- とあります。 ◆ マジックナンバーについての注意 大リーグ式のマジックナンバーは、2001年セ・リーグで「勝数1位」のチームを 決定するためのマジックナンバーとほぼ同じです。また、通常は「勝率1位」 のチームを決定するマジックナンバーとも似ています。 最初に、これらのマジックの簡単な計算方法を示します。 (2001年セの勝数1位を決定するマジックナンバー計算方法) 自チーム以外の全チームに対し (相手チームの勝数)+(相手チームの残り試合数) −(自チームの勝数)+δ ...(*) (ここで、δ= 0 if (自チームの引分数)> (相手の引分数), = 1 if (自チームの引分数)<=(相手の引分数)) で計算される数が、(残り試合)-(相手チームとの残り対戦数) 以下である場合、 (*)の最大値が勝数1位のためのマジックとなり、最大値を実現する チームがマジック対象チームとなります。 (勝率1位を決定するマジックナンバー計算方法) 計算方法は既に述べたように、簡単ではありません。ただし、以下の 条件が成立する時には、引分けを 0.5勝0.5敗とし、同成績の場合は 引分数が多いチームの勝ち、として簡単な計算でできます。すなわち、 『どの2つのチームも引き分け数の差が 6 以内であって、優勝チームの勝率が 6割に達しない場合か、または、どの2つのチームの引き分け数も差が 4 以内 で、優勝チームの勝率が .666以下の場合(92勝46敗2分で丁度 .667)』(条件A) である時、自チーム以外の全チームに対し (全試合数)-(自チームの勝数)-(相手チームの敗数) -{(自チームの引分数)+(相手チームの引分数)-δ}/2 ...(**) =(相手チームの勝数)+(相手チームの引分数)/2+(相手チームの残り試合数) -(自チームの勝数)-(自チームの引分数)/2 + δ/2 (ここで、δ= 0 if (自チームの引分数)> (相手の引分数), = 1 if (自チームの引分数)<=(相手の引分数)) で計算される数を整数に切り上げた数が、 (残り試合)-(相手チームとの残り対戦数) 以下である場合、 (**)の最大値が勝率1位チームを決定するマジックとなり、(**)の最大値を 実現するチームがマジック対象チームとなります。 ※1988年以降(延長12回まで(または4時間以上)試合をするようになって以降) 『 』内の条件Aが成立しなかったのは、1995年パ(オリックスの最終勝率 .636、 オリックスは1分、3位西武が6分)、1989年セ(ジャイアンツ .656、2位広島が 6分、5位阪神が1分)の2回しかありません。勝率 .600以上 .667未満で優勝を 争っており引分け数の差が5場合は、(**)でのδの値が =-1, =2 と修正されます。 いずれの場合も、「負け数」が一番少ないチーム(勝数方式では引分けは負けと同じ、 すなわち、「負け数」=「負け数」+「引分数」と考え、勝率方式では引分けは 0.5敗、 すなわち、「負け数」=「負け数」+「引分数」/2と考えます)にマジックが点灯します (ただし、条件Aが成立しない時の勝率方式についてはこうならない場合もあります)。 この時、マジック対象チームは通常 2番目に「負け数」の少ないチームになります (残り対戦試合数によって変わりえます)。 これまで述べたことから、2001年セ・リーグでプレイオフなしで優勝するための マジックの計算もできます。つまり、勝数、勝率の両方でマジックが出る場合に、 その最大値が完全優勝のマジックとなります。実は、自チームより引分数が多い チームに対しては勝率1位マジックの方が大きくなり、引分数が少ないチームには 勝数1位マジックの方が大きくなります。 特に、2001年セ・リーグのシーズン終盤でマジック点灯チームがある時、マジックの 計算は、マジック点灯チームの引分数がマジック対象チームの引分数より多いか 等しい場合は、大きい方の勝率1位マジック(**)で(ただし条件 A が成立する時)、 そうでない場合は大きい方の勝数1位マジック(*)で計算すればOKです。 例: A 76勝54敗2分 残 8 B 75勝55敗 残10 で、A,B の直接対決の残りなし、A,B 以外のチームには優勝可能性は ないものとします。 Aチームにマジックが出ているか調べて見ましょう。Aの引分数の方が Bより多いので(*)で計算したマジックの方が大きくなるはずです。 実際に計算すると (*) 75+10-76+0 = 9 (**) 140-76-55-(2+0-0)/2 = 140-76-55-1=8 となります。これが(残り試合)-(残り対戦数)=8-0=8 以下ならマジック 点灯です。9>8 だからセの勝数方式では A チームにマジックは出て いませんが(実は Bチーム にマジック10が出ています)、勝率方式では、 マジック8が出ています。したがって、セ方式では Aにも B にもマジックは 出ていません。パ方式では A チームにマジック 8 が出ています。 なお、もし A チームの成績が 77勝53敗2分ですと、(*)の値=8, (**)の値=7 となって、セ方式で Aチームにマジック8 が出ていることになります。 なお、2チームの引分数が同じ場合は、(*),(**), 大リーグ式マジックの 3つはどれで計算しても同じになります。 以下、この項では「勝数1位」で優勝チームを決定する方式を「勝方式」、 勝率1位で決定する方式(2001年セの勝率1位を含む)を「率方式」と呼ぶことにし、 マジックの性質を述べます。特に記述がなければどの方式にも共通です。 (マジックの性質) ・マジックは消滅することはあっても増えることはありません。 また、消滅中も水面下で点灯時と同様に減りつづけます。特に マジックが再点灯した場合、消滅直前の数より小さくなります。 ・マジックを点灯させているチームが1つ勝つとマジックは1つ減ります。 ・マジックを点灯させているチームが負けた場合マジックは減りません。 ・マジック対象チームが勝った場合もマジックは減りません。 ・「勝方式」では、マジック対象チームが1つ負けるとマジックは1つ減ります。 ・「率方式」では、マジック対象チームが1つ負けると、よほど極端な場合 以外は、ちょうど1だけ減ります。ただし、極端な場合はまったく減らない 場合も、2以上減る場合もあります。 ・「勝方式」では、引き分けと負けはほぼ同じです。ほぼ、というのは、 同じ勝数の場合、引分数の少ないチーム(勝率の高いチーム)が上位に なるという点が違います。したがって、マジック対象チームが1つ 引き分けると、通常マジックは1つ減ります。例外は引分けた結果マジック 対象チームの引分数とマジック点灯チームの引分数が同じになった場合で、 この時、マジックは減りません。マジック点灯チームが引分けても、 通常マジックは減りませんが(マジック消滅もありえます)、例外として、 マジック点灯チームとマジック対象チームの引分数がすべて同じ時に マジック点灯チームだけが引分けた場合、マジックが1減ります。なお、 マジック点灯チームとマジック対象チームがいずれも引分けた場合は、 マジックはちょうど1減ります。 ・「率方式」では、マジックを点灯させているチームが引き分けると約 0.5 、マジック対象チームが引き分けても約 0.5 減ります。そのため 整数に切り上げる時に、減ったり減らなかったりします。 ・マジック点灯チームと対象チームの直接対決でマジック点灯チームが勝てば マジックは2減ります(「勝方式」ならちょうど2、「率方式」なら普通2)。 ・マジックが消滅するのは、点灯条件が崩れる場合です。「勝方式」の場合 直接対決以外で、対象チーム(の1つ)が勝って点灯チームが負け(又は引分け)た 結果、消える可能性があることが(*)の式からわかります。「率方式」でも 大体同様です。すなわち、マジックが点灯したばかりの時に、直接対決以外で マジック点灯チームが負けて対象チームが勝つとマジックは消えます。 逆にマジックが点灯している状態で自チームが勝って対象チームが負けると マジックは消えにくくなります。それが直接対決ならなおさらです。 両チームとも勝つか負けるかした場合、「勝方式」なら消えにくさは変わり ません。「率方式」でも条件A が成立していれば同じですが、Aが成立しない 場合は、大きく変わる極端な例を作ることもできます。 ##### verify.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【検証編】 ---------------------------------------------------------------------- [V1] イチローや新庄の足がバッターボックスから出ていたのでは? イチローがオリックスで首位打者を獲得し始めた頃に、疑問に思ったのですが、 打った時に右足がバッターボックスからホームプレート側へはっきりと出ています。 また1999年6月12日に、阪神の新庄が敬遠の投球を打ってサヨナラ安打にした時、 左足がホームプレートを踏むほど外へ出ています。 バッターボックスから足が出た場合、アウトにはならないのですか。 ルールには「打者が片足または両足を完全にバッターボックスの外 に置いて打った場合、打者は反則行為でアウトになる(規則6.06(a))」とあり、 足の一部が出ていただけではアウトになりません。 ライン上はバッターボックスの中と規定されているので(規則6.03【付記】)、 ラインを踏んでいるのであれば足が出ていることにはなりません。 またホームプレートを踏んでいるかどうかは関係なく、 ラインから足が完全に出ているかどうかだけで決まります。 以上のことから、イチローも新庄もラインを踏んではいるものの ラインの外に足は完全に出ているわけではないので、アウトにはなっていません。 ◇ 空振り、見送り等の場合 例えば、ボール球を空振りしそうになったがこらえてその拍子にボックス から出てしまったり、思わず空振りしたような光景をよく見かけますが、 規則6.06(a)【原注】に、「この項は打者がボックスの外に出てバットにボ ールを当てた(フェアかファウルを問わない)とき、アウトを宣告されること を述べている」とあるので、罰則はありません。 ◇ スクイズ等で打者がボールをはずされた時に跳んでボールをバットに当てる 規則6.06(a)【原注】に、「打者は打者席から跳び出したり踏み出したり して投球を打つことは許されない」とありますが、実際にはジャンプする 時点で両足がバッターボックスの中にあれば、ボールがバットに当たった 後にバッターボックスの外に出ていても反則にしないことになっています。 ◇ 打者の足がバッターボックスから完全に出て、バットにボールが当たった場合 通常は打者はアウト(反則打球)、走者は元の塁に戻ります。 スクイズ等で三塁走者が本塁へ向かっている場合に限り、三塁走者がアウト、 他の走者は元に戻り、投球はノーカウントにして打者の打撃を続行します。 ---------------------------------------------------------------------- [V2] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手のハイジャンプ魔球について マンガ『侍ジャイアンツ』のハイジャンプ魔球。これは、振りかぶ って軸足を曲げ、高くジャンプし空中から投げ下ろす投法です。荒唐無稽 なのはおくとして、ルール違反ではないのですか。アニメでは「ルールに 『実際に投球するときを除いて、どちらの足も地面から挙げてはならない』 とあり、逆に実際に投球するときは地面から足を挙げても良い、つまりジャ ンプしてもよい」と説明してましたが、何だか変です。 確かに規則8.01(a)に、「実際に投球するときを除いて、どちらの 足も地面から挙げてはならない。ただし、自由な足(軸足でない足)を一歩 後方に引き、さらに一歩前方に踏み出すこともできる」とあります。 しかし規則2.38によれば、反則投球とは、(1) 投手が軸足を投手板に触れ ないで投げた打者への投球; (2) クイックリターンピッチ の2つを言い、 走者がいるときはボークになります。 そもそも投球時に投手は軸足を投手板から離してはいけないことになって いて(規則2.38)、自由な足については、 ・ワインドアップのときは、一歩後方に引き、さらに一歩前方に踏み出 す(いわゆるロッキングモーション)ことができる。(規則8.01(a)) ・セットポジションのときは、そもそも軸足でない方は投手板より前方 にあって、ストレッチ(セットポジションの準備運動)のときに、自由な 足を挙げることは認められてない。(規則8.01(b)) となっています。 つまり、規則2.38の大前提を忘れて、8.01(a)を読んで、「実際に投球す る時はどちらの足も挙げてよい」と解釈する人がいたということですね。 ---------------------------------------------------------------------- [V3] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手の大回転魔球について マンガ『侍ジャイアンツ』の大回転魔球。これは、ワインドアップから両手 を広げ、フィギュアスケートのように左足を軸足として回転を始め、揚力に よって体が少し浮いたところで回転したまま打者に投げるという魔球ですが、 これもルール違反ですか。 ワインドアップから投げる時は、自由な足を挙げる時に軸足が約90度回転 しますが、最後まで投手板に軸足が触れてないと反則投球になります。大 回転魔球は、投げるとき軸足が地面から浮いてますから反則です(規則2.38)。 また、回転する途中で投げている点(つまりどこを向いてるのか不明な点)も 明らかにルール違反です。大回転魔球は自由な足が(回転しているので)投手 板の後縁を横切ってますから、(二塁に牽制球を投げる以外は)打者に対する 投球動作とみなされます(規則8.05(a))。従って、本塁に向かって足を踏み出 し(規則8.05(c))、打者に対面して(規則8.05(f))、打者に投げる必要があり ますが、大回転魔球はその条件を満たしてません。 ---------------------------------------------------------------------- [V4] マンガ『侍ジャイアンツ』番場蛮投手の分身魔球について マンガ『侍ジャイアンツ』の分身魔球。これは、ワインドアップから硬球を 押し潰しそれから投球。ボールが変形しているため、いくつにも分身して見 える魔球です。これはルール違反ですか。 規則8.02(a)(5)に投手の禁止事項として、「ボールを傷つけること」とあり ますが、握力で変形させることはこれに該当しません。従って、分身魔球は 正規な投法ということになります。 ただし投球動作を考えると問題がありそうです(特にTVアニメ版)。 自由な足をまず踏み出し、ボール持った左手を打者に向けたところで一旦停止、 ボールを変形させたところから改めてモーションを起こして投球。 これは一連の投球動作には思えませんが、分身魔球の本質とは関係ない ことであるので、検証は略します。 ---------------------------------------------------------------------- [V5] マンガ『ドカベン』での「ルールブック盲点の1点」について 10回表、先頭の岩鬼が死球で出塁、殿馬の秘打「ハイジャック」で無死一二塁、 山岡バント失敗。山田内野安打で一死満塁。 微笑スクイズを試みるも小フライ。不知火、これをダイレクトキャッチ。 一塁に送球して山田アウト。これで3アウトのはずなのに、投球と同時に スタートを切った岩鬼の得点が認められてしまいました。 この状況を理解するにはアピールアウトの[Q1-4]を参照してください。 ポイントは以下の点です。 (1)一塁走者山田のアウトはフォースアウトではないので それまでに本塁を踏んでいた岩鬼の得点は認められている (2)フライが捕られたので岩鬼は三塁へ戻らなければならないが アウトにするためにはアピールが必要 (3)アピールアウトを第三アウトと置き換えて得点を取り消すことが可能 (4)アピールの権利には時効がある このケースは(1)の通り第三アウトがフォースアウトではないので、 既にホームを踏んでいた三塁走者岩鬼の得点は、その時点では認められています。 ここで(2)の通り三塁走者に対してアピールをすればアウトにでき、 得点を取り消すことができました。 この場合は(3)のように岩鬼の第四アウトを山田の第三アウトと 置き換える形になります。 しかしこのケースでは守備側が三塁走者の得点に気づいたのは 投手と内野手がベンチに引き上げた後でした。(4)の通り既にアピール権が 消滅しており手遅れで、岩鬼の得点がそのまま確定してしまいました。 ---------------------------------------------------------------------- [V6] ファウルフライを落として失策がついたら完全試合は成立するか? 野球記録関係の本を読んでいたら、『完全試合は、安打、四球、死球、 失策、野手選択、暴投、捕逸、ボーク、打撃妨害、走塁妨害がなく、 1人の走者も許さないとき成立する』とありました。さて、平凡なファウ ル飛球を野手が落球して失策が記録されたが、結局その打者を打ち取って、 27人で抑えたような場合、完全試合になるでしょうか。 「安打、・・・がなく」かつ「1人の走者も許さないとき」が条件なのか、 「安打、・・・がなく」が「1人の走者も出さない」ということを説明して いると解釈するかで事情が変わってきます。 また、完全試合というものが、投手に記録されるのか、チームに記録され るのかによって違ってきます。後者なら、チームとして失策が1つあるので 完全試合とは認められなくなりますね。ただし、継投による無安打無得点 試合(ノーヒットノーラン)を記録に残さないことを考えると前者と採る 解釈も考えられます。 そこで、セントラル野球連盟(03-3572-1673)に電話して聞いてみました。 ルール委員のある方の話をまとめると次のようになります。 「1994年の槙原の完全試合に関連して、この種の質問の電話が何件かあっ たが、ルールとしては決まってない。もしそれに該当するケースが出てき たら公式記録員だけじゃなく会長など上の方とも相談して決めることにな るだろう。だから現在は完全試合になるのか、完全試合ではないけど投手 としては完全試合と同等ということになるのか、決まってない」 さらに、「投手としては完全試合と同等」とは詳しくはどういうことかと 尋ねると、未だ決まってないからあくまで私見と断った上で、「投手と野 手の記録としては完全試合ではないが、投手としては27人抑えており完全 試合と同等という意味である」との答が返ってきました。 またこれとは別に、パシフィックリーグ記録部からいただいた情報では、 「途中、邪飛の失策があっても完全試合は成立することが、 1981年のセ・パ記録部申し合わせ事項で確認されている。」 ということになっているそうです。 以上のことから、日本プロ野球では、 「ファウルフライを落して失策がついても完全試合は成立する」 としてよいことになります。 ---------------------------------------------------------------------- [V7] 八木選手の「幻のホームラン」について この件について詳しく知りたい方は、打球を判定した平光清さんの本 『審判失格』を参考にしてください。 1992年9月11日の阪神対ヤクルト戦(甲子園球場)の同点の9回裏二死一塁で、 八木選手の左翼越えの打球が一旦ホームランと判定されましたが、 二塁打に変更されました。試合はそのまま延長戦になり、史上最長の 試合時間となる6時間26分の末に延長15回引き分けになりました。 以下に要点を簡単に述べます。 (外野のフェンスとその上に張られている金網を合わせて壁と呼ぶことにします。) 八木選手の打球は、外野の壁の中腹のフェンスの上部に直接当って上に跳ね、 そのまま金網をかけ登るように壁を越えて観客席側へ落ちました。 = = = __ / \ ○ # | #/ 打球 金#\ / 網# \/ +--#--+フェ 観 | |ンス 客 〜 〜 席_|_____|______ グラウ ンド = = = ルールには、打球が in flight の状態でフィールドの外に出たらホームラン、 地面に触れてバウンドしたり、フェンスを突き抜けたら二塁打、 と書かれています。 壁の最上部に当たってスタンドに入った場合はルールには書かれて いませんが、判例によってホームランと解釈することになっています。 問題の打球のように、壁の途中に当たってからグラウンドに触れずに壁を 越えた場合についてはルールにも書かれていないし、過去の判例も、 審判内での申し合わせもありませんでした。 初め平光審判はこれをホームランと解釈して判定しましたが、その時の 審判団の判断によって、その場は二塁打とすることになったのです。 二塁打をホームランと見誤って判定したのでは「ありません」から注意してください。 この時点では解釈が定まっていなかったので、一旦ホームランとした判定は 「誤審」とは「言えません」。 余談ですが、これは純粋にルールの解釈の問題ですから、この判定には監督が 抗議する権利があります。(逆に本当はこういう場合しか抗議する権利はない) またこの試合はやらなかったのですが、提訴試合にすることも可能だったはず。 もし提訴していて、連盟がホームランという解釈を示したならば、 サヨナラホームランで阪神の勝ち、ということになることもありえました。 その後これが判例となって、プロ野球ではこのような打球は二塁打とする ことになったのですが、アマチュア野球側はホームランとすべきと主張。 結局1994年1月8日のプロ・アマ合同規則委員会では、このように壁の中腹に 当たってそのままスタンド・インした場合は、アマでは本塁打、 プロではエンタイトル二塁打、という異なった解釈をすることになり、 これが2001年まで続きました。 2002年からアマでも二塁打と解釈することになり、ようやく統一されました。 ---------------------------------------------------------------------- [V8] 巨人か読売か。何故巨人だけ軍? 現在の巨人のプロ野球球団としての正式名称は「読売ジャイアンツ」、 球団組織としての名称は「東京読売巨人軍」です([L1]参照)。 かつて正式名称が「東京巨人軍」であったことから、 マスコミでは慣例で「巨人」で呼んでいます。 「広島東洋カープ」を「広島」と呼ぶことがほとんどなのと大差はありません。 また中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの試合は、 中日対読売かドラゴンズ対ジャイアンツと呼ぶ方が対称的なので、 中日対巨人では対称的でなく変だという考えで読売と呼ぶ人がいます。 これは強要されるものではありません。 ◇ 何で巨人だけ軍なのでしょうか。 かつては、名古屋軍(現中日ドラゴンズ)や名古屋金鯱軍、大東京軍など、 軍のつくチームの方が一般的でした。 他のチームの名称変更や消滅し、「軍」を使いつづけているのは ジャイアンツだけになっています。 ---------------------------------------------------------------------- [V9] マンガ『がんばれ!!タブチくん!!』でのヤスダ投手の魔球について 投手の禁止事項は[Q1-6]を参照。 ヤクルトスワローズの安田猛投手をモデルにした(?)ヤスダ投手があみだした 数々の魔球が、ルールに合致したものであるかを検証します。 ・対タブチ用新魔球(ボールにブタの顔を書いてしっぽをつける) ボールに異物をつけているため、ボールへの細工を禁止した規則8.02(a)に違反。 ・対阪急用新魔球(超スローボールをグラブや帽子で扇ぎ前後左右にゆれながら落ちる) 投球自体は問題がないが、投げた後に打者の前でグラブや帽子を振る行為が 野手がスポーツ精神に反する意図で打者を惑わす行為を禁止した4.06(b)に 接触する可能性があるかもしれない。 ・'79年型新魔球(打者を脅したスキにボールを投げる) 打者が打席内で十分に構えていない時に投球するクイックピッチを禁止した 規則8.05(e)に違反。 ・対巨人主力打者用魔球(悪口雑言で相手を罵倒しながら投げる) 投球というより、競技者として失格とみなされ退場になる可能性がある。 ・「ざまあみれ」魔球(超スローボールを投げ打者に変な顔を見せる) 同上。 ・ベース手前でシュート気味に浮き上がった後スライドしながら内角に切れ込む新魔球 握り方に指が8本必要なため、特別製の手袋が必要になるが、これは 異物を身体に付けることを禁止した規則8.02(b)に違反。 ・画期的な新魔球(ゼンマイ仕掛けのボールが「みのがして下さい」としゃべる) 電子工学と心理学の勝利で、打者に打つ気にすらさせないという魔球であるが、 ボールへの細工を禁止した規則8.02(a)に違反。 そもそも試合のために用意された公認球を使用していないこと自体が違反。 ---------------------------------------------------------------------- [V10] 「佐野事件」について ◇ 事件の経過 昭和52年4月29日 大洋対阪神 (川崎) 阪神7-6大洋 の9回裏大洋の攻撃、一死一塁走者野口。 打者清水の放った左中間の大飛球を、阪神の佐野仙好左翼手が捕球、 その直後にフェンスに激突して痙攣(ケイレン)してしまった(前頭部頭蓋線状骨折)。 池辺中堅手はそれを見てタンカを要請。田中左翼線審はアウトを宣告した後、 タイムはかけずに救援を求める仕草。阪神の選手もベンチも皆駆け寄る。 その間に、一塁走者野口がタッチアップして一気にホームイン、同点になった。 (記録は当初は佐野の失策だったが、後日に野手選択に訂正) 阪神側は規則に書かれた「突発事故」にあたるとしてタイムをかけるべきと抗議。 これが審判団に受け入れられず、34分間の中断後、「提訴を条件」に試合を再開。 結局時間切れで7-7の引き分けになった。 ◇ 規則の検証 提訴を受けたセ・リーグは考査委員会を開き、これは規則で定めたところの タイムをかけるべき突発事故にはあたらないと結論、阪神の提訴を却下。 規則5.10にタイムをかけるケースが示されていて、(c)には 「突発事故により、プレヤーがプレイできなくなるか、あるいは審判員が その職務を果たせなくなった場合」と書かれている。 これだけならば、佐野選手の激突事故はタイムをかけるケースに思えるが、(h)には 「審判員はプレイの進行中に、"タイム"を宣告してはならない。ただし、本条(b)項、 または(c)項の〔付記〕に該当するときは、この限りではない」と書かれている。 (b)項はライトの故障の場合。(c)項の〔付記〕とは、本塁打や死球などにより、 走者に安全進塁権がある場合の不慮の事故の場合。 つまり、プレイ中にタイムをかけられるのはこの二つに限られる。 また、前記の(c)項の本文の「突発事故」も、攻撃側を想定したものであった。 よって、佐野選手の事故はタイムをかける場合には当てはまらず、 審判がタイムをかけなかったのは正しい処置であると結論づけられ、 阪神の提訴は取り下げられた。 ◇ 人道的処置 規則の解釈上は正しい処置であったが、これと同時に人道上の問題として 規則を再検討することも声明。 これを受けて、そのシーズン終了後の規則委員会で、 人命に関わるような事態が生じた場合は、審判はプレイ中であっても "タイム"をかけることができ、その後の処置はボールデッドにならなかったら どうなったかを審判が判断する、という内規を設けることになった。 また、この事件が全ての球場がラバーフェンスとなるきっかけになった。 ---------------------------------------------------------------------- [V11] グラブにボールが挟まり、グラブごと投げたら? 強いゴロを捕った野手のグラブにボールがはさまって取れなくなり、 その野手がボールが挟まったグラブごと一塁に投げるというプレーが 見られることがあります。これはルール上許されているのでしょうか? まず、打球や送球に対してグラブを投げることは 規則7.05(c),7.05(e) により 反則ですが、それ以外にグラブを投げることは禁止されていません。 よって、ボールが挟まっているグラブを投げること自体は問題ありません。 問題はそのグラブを野手が捕ったことが、通常の送球を捕球したことと 同等であるかどうかという解釈の問題になります。 規則 2.15 では「キャッチ(捕球)」を以下の通り定義しています。 「野手が、インフライトの打球、投球または送球を、 手またはグラブでしっかりと受け止め、かつそれを確実につかむ行為」 ボールが挟まったグラブを受け取った野手は、グラブはつかんでいますが、 送球であるボール自体をつかんではいません。 これらを踏まえて、日本では15年程前のプロ・アマ合同規則委員会で、 「ボールが挟まったグラブを野手が捕っただけでは捕球とはみなさない。 ただしグラブの中のボールをもう一方の手で触れれば捕球とみなす。」 という取り決めがなされ、これは現在も有効です。 (ちなみに、ボールが挟まったグラブをはめても捕球とみなすそうです) ただし日本プロ野球やMLBでは最近、ボールが挟まったグラブを野手が捕っただけで ボール自体に触れたりつかんだりという行為がないのに、審判がアウトをコール している例が見られます。それらは特に問題視されていません。 現状はそれを捕球とみなしてよいという考えが強いのであれば、 今後、取り決めが見直される可能性もあります。 ##### games.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【名勝負編】 ---------------------------------------------------------------------- [G1] 江夏の21球  昭和54年11月4日、日本シリーズ第7戦、近鉄(3勝3敗)−広島(3勝3敗)、大阪球場  4-3で広島リード、9回裏近鉄の攻撃、広島の投手江夏、天候小雨 午後1時試合開始で2回から点灯 投球内容は S=空振りストライク、s=見逃しストライク、F=ファウル、B=ボール。 ・羽田初球をライナーで中前打(代走藤瀬) ・アーノルドのとき(BBsの後)藤瀬二盗(B)、捕手水沼のワンバウンド悪送球で藤瀬三進 ・アーノルド敬遠ぎみの四球(B)(代走吹石) ・平野(現解説者)のとき(BSの後)吹石二盗(B) ・平野敬遠(BB) ・佐々木(現近鉄監督)三振(BsFFBS) 3球目の三塁線のファウルはラインぎりぎり ・石渡(sの後)スクイズ空振り(S)飛び出した藤瀬を捕手水沼が三本間でタッチアウト、 吹石三進、平野二進 ・石渡三振(FS) 佐々木を三振に取った低めの球、石渡にスクイズを空振りさせたウエストボール、 石渡を三振に取った低めの球、すべて落ちるカーブでした。 ---------------------------------------------------------------------- [G2] 江夏のオールスターゲーム9者連続奪三振 1971年(昭和46年)7月17日 第1戦(西宮球場) 全セの先発投手、江夏 豊(阪神)が、全パを相手に9者連続奪三振を記録。 投球内容は S=空振りストライク、s=見逃しストライク、F=ファウル、B=ボール。 = = = 1回裏 有藤 道世(ロッテ) BFBFS 基 満男(西鉄) FBBsS 長池 徳二(阪急) SsBs 2回裏 江藤 慎一(ロッテ) ssBBS 土井 正博(近鉄) FsS 東田 正義(西鉄) FBFBFS 3回裏 阪本 敏三(阪急) SBSFBS 岡村 浩二(阪急) sFS 加藤 秀司(阪急) SBFS = = = オールスターゲームは一人の投手は3イニングまでという規定なので、 これが究極の記録ということになる。 (以前は延長戦になった場合は、3イニングより長く投球することもあったが、 現在オールスターゲームでは延長戦を行なっていない) ただし、振り逃げがあれば9連続より多くなることも有り得る。 江夏は、この前年の第2戦の5打者、この試合の9打者、そしてこの年の第3戦の1打者 を連続して三振にとっており、オールスターゲーム15者連続奪三振の記録でもある。 なお、江夏はこの試合2回表の打席で3ランホームランを打っている。 オールスターでの投手のホームランは2本だけ。1度目は1960年(昭和35年)第3戦の 巽 一(国鉄)で、どちらも打たれた投手は米田 哲也(阪急)。 またこの試合、全セは江夏(阪神)-渡辺(巨人)-高橋(巨人)-水谷(中日)-小谷(大洋)と 継投し、全パをオールスターで唯一のノーヒットノーランにおさえた。 ---------------------------------------------------------------------- [G3] 1983年の日本シリーズについて = = = 第1戦 10月29日 西武球場 G 000 003 000|3 ○松沼博(5 0/3)--永射(0/3)--S東尾(4) L 150 000 00X|6 ●江川(2)--鹿取(2)--定岡(1)--加藤(3) 本塁打: 田淵1号(江川) 河埜1号(松沼博) 勝利打点: 大田1 = = = 最終打者 篠塚 = = = 第2戦 10月30日 西武球場 G 200 000 101|4 ●高橋(3)--松沼雅(3)--小林(2/3)--永射(1/3)--木村(1)--工藤(1) L 000 000 000|0 ○西本聖 本塁打: 原1号(高橋) 勝利打点: 原1 = = = = = = 第3戦 11月1日 後楽園球場 L 010 003 000 |4 槙原(5 1/3)--鹿取(2/3)--○加藤(3) G 000 200 012X|5 杉本(3 1/3)--●東尾(5 1/3)--森(0/3) 本塁打: テリー1号(槙原) クルーズ1号(東尾) 勝利打点: 中畑1 = = = 9回裏二死から篠塚、原、スミス(同点打)、中畑(サヨナラ打)の4連打 篠塚、最終打者となるピンチを逃れ、巨人の逆転サヨナラ勝ち。 = = = 第4戦 11月2日 後楽園球場 L 001 020 031|7 江川(6)--鹿取(2/3)--●加藤(1 1/3)--定岡(1) G 210 001 000|4 松沼博(1 0/3)--○松沼雅(6)--S森(2) 本塁打: 原2号(松沼博) 山倉1号(松沼博) 立花1号(加藤) 山崎1号(加藤) 勝利打点: 立花1 = = = = = = 第5戦 11月3日 後楽園球場 L 000 200 000 |2 ○西本聖 G 000 000 203X|5 高橋(5 1/3)--永射(2/3)--東尾(1)--●森(1 2/3) 本塁打: 田淵2号(西本聖) 原3号(東尾) クルーズ2号(森) 勝利打点: クルーズ1 = = = 9回裏二死からスミス四球(二盗)、中畑四球後、クルーズのサヨナラ3ラン = = = 第6戦 11月5日 西武球場 G 100 000 002 0 |3 杉本(9)--松沼雅(2/3)--○永射(1/3) L 000 011 001 1X|4 槙原(6)--鹿取(1)--加藤(1)--西本聖(1)--●江川(2/3) 本塁打: 大田1号(槙原) 勝利打点: 金森1 = = = 8回を終わって2−1で西武リード。9回表は一死後、篠塚、原連続四球後、 スミス凡退。西武先発の杉本正があと一人抑えれば3勝3敗のタイ、という 場面で中畑清が逆転の2点タイムリー三塁打。スコアは3−2となり、巨人 はその裏からこのシリーズ絶好調の西本聖をマウンドに送りました。 9回裏は、まずテリー倒れて一死、しかし七番山崎がセンター前、代打の 片平がライト前に打ち返して一二塁、更に代打鈴木葉留彦がレフト前に 打って満塁でバッターは石毛。彼の打球は三遊間へ、一瞬併殺か! と思 ったものの転がった場所がよく、ショートの石渡は抑えるのが精一杯で どこにも送球できず内野安打で3-3の同点です。 10回表、巨人は二死二三塁とチャンスをつくるが、篠塚三振。その裏、 一死後、大田、テリー連打、山崎凡退後、金森永時が江川卓からサヨナラ タイムリー二塁打を放ったのでした。 = = = 第7戦 11月7日 西武球場 G 001 010 000|2 松沼博(4 2/3)--永射(0/3)--松沼雅(1 1/3)--○東尾(3) L 000 000 30X|3 ●西本聖(7)--角(1) 本塁打: 山倉2号(松沼博) 勝利打点: テリー1 = = = 2-0と巨人リードで迎えた7回表、西本の安打とエラーなどで一死二三塁、 それから結局二死満塁となってバッターは原。カウント2-2から何と東尾 はブラッシュボール! 原はのけぞってよける。そして最後は教科書通りに 外角低めに投げ込んで三振。 この日の西武球場は雪が降るのではと思うばかりの寒さ。この回の長い攻 撃の間、ずっと塁上にいてすっかり肩が冷え切った西本は、それまでの好 調が嘘のようなピッチング内容になった。スティーブ中前安打、田淵四球、 大田の投ゴロ併殺打かと思われた打球は結局西本強襲安打となって三遊間 を抜けた。無死満塁からテリーの走者一掃の二塁打が出て逆転。このリー ドを東尾が守りきり西武優勝。最終打者はまたも篠塚。 ---------------------------------------------------------------------- [G4] 1988年 10.19 ロッテ対近鉄 ダブルヘッダー(川崎球場) ◇ 10.16 = = = 試合 勝 敗 分 勝率 差 残 西武 130 73 51 6 .589 近鉄 126 72 51 3 .585 0.5 4 = = = 1988年(昭和63年)パ・リーグペナントレースは、西武(森祇晶監督)と近鉄(仰木彬監督) に絞られ、10月16日に西武は首位で全日程を終了。 近鉄の残り4試合の勝敗の結果でリーグの優勝が決定する。 この時点での近鉄が優勝するための条件は、4勝、3勝1敗、3勝1分、2勝2分。 1勝3分で両チームが同率、それ以外では西武の優勝になる。 ◇ 10.17、10.18 近鉄は17日に 1-2 で阪急に負け、残り3試合全勝が優勝の条件。 18日は 12-2 でロッテに勝つ。 = = = 試合 勝 敗 分 勝率 差 残 西武 130 73 51 6 .589 近鉄 128 73 52 3 .584 0.5 2 = = = 残るは19日のダブルヘッダー。近鉄が連勝すれば優勝、それ以外は西武の優勝。 ◇ 10.19 ロッテ対近鉄 ダブルヘッダー(川崎球場) 第一試合は9回を終わって同点の場合は延長戦を行なわず引き分けになるという規定。 ・第一試合(試合開始13:00 試合時間3:21) = = = 近 000 010 021|4 小野7-○吉井1-S阿波野1 ロ 200 000 100|3 小川8 1/3-●牛島2/3 = = = ロッテ愛甲の先制2点本塁打、近鉄鈴木1点本塁打、ロッテ佐藤健1点2塁打で 1-3とリードされた近鉄は、8回表一死1,2塁から代打村上の2点二塁打で 同点に追いつく。 近鉄は9回表一死二塁から鈴木が右前安打を打つが、代走の二塁走者佐藤(純)が 本塁でアウトで二死。引き分けでは優勝できないため、あと一人と追いつめられた。 ここで代打の梨田が中前へ安打、二塁に進んでいた鈴木が勝ち越しのホームを踏み、 「似たような体格」(小川@バファローズファンさん)の中西コーチと抱き合って喜ぶ。 その裏リリーフの阿波野が二死満塁のピンチで森田(高沢に代わり途中出場)を 三振に仕留めて切り抜け、近鉄の勝利。優勝の行方は第二試合に持ち越された。 ・第二試合(試合開始18:44 試合時間4:12) 第二試合は9回を終わって同点の場合延長戦が行なわれるが、 試合開始後4時間を経過すると、次の回に進まず引き分けとなる。 = = = 近 000 001 210 0|4 高柳6-吉井1-阿波野2-加藤哲1/3-木下2/3 ロ 010 000 210 0|4 園川7 2/3-荘1/3-仁科2/3-関1 1/3 = = = マドロックのホームランで0-1とリードされた近鉄は、6回表オグリビーの安打で 追いつき、7回表に吹石と真喜志のホームランで 3-1 と勝ち越す。 しかしその裏ロッテも岡部のホームランで 3-2 と追い上げ、高柳は走者を残し降板。 リリーフした吉井から西村の中前安打で 3-3 の同点に追いつく。 8回表に近鉄がブライアントの本塁打で 4-3 と勝ち越し、優勝を引き寄せた かに思えたが、ロッテもその裏、リリーフした阿波野から高沢(この年首位打者)が ホームランを放ち再び同点と一歩も譲らない。 9回表近鉄は二死から大石が二塁打で出塁し、新井が三塁線に痛烈な打球を放つが、 サード水上の「THIS IS プロ野球!」(ABCの安部アナウンサー)という好守により 阻まれ無得点。 9回裏ロッテの攻撃でトラブル発生。 二塁走者古川が牽制アウトになった際に、二塁手大石が走者を押してベースから 離したのではないかとロッテの有藤監督が抗議、9分間の中断となる。 その後二死満塁となり近鉄サヨナラ負けのピンチを左翼手淡口が「一世一代の美技」 (田中@京大さん)で窮地を救った。 延長10回表近鉄は一死一塁としたが、羽田の打球は二塁ゴロ併殺打となった。 時刻は10:42で、試合開始後4時間まで残り2分だけ。近鉄の勝利が事実上消えた。 歴史に残る壮絶な試合は決着がつかないまま無情にも時間制限という規定により 打ち切られてしまい、ペナントレースは1厘4毛差という「奇跡と涙の差」 (高橋@パリーグ解放主義者さん)で、この日西武球場に待機していた 西武ライオンズの優勝という決着がつけられることとなった。 = = = 試合 勝 敗 分 勝率 差 西武 130 73 51 6 .589 近鉄 130 74 52 4 .587 0.0 = = = ◇ 阪急身売り 翌日の新聞の一面を飾ったのは、西武の優勝でも川崎球場の激闘でもなく、 阪急ブレーブスがオリエントリース(オリックスへの改名が決定済)へ 身売することを伝える記事であった。 ---------------------------------------------------------------------- [G5] 1989年パ・リーグ終盤のペナント争い まず、例のダブルヘッダーのスコアから: 平成元年10月12日 西武ライオンズ球場 西武−近鉄ダブルヘッダー <第1試合> 西武−近鉄24回戦 西武13勝11敗 = = = 近 000 104 010|6 高柳、佐藤秀、池上、○加藤哲6勝2敗1S、S吉井5勝5敗20S−山下 西 130 010 000|5 郭、●渡辺久15勝11敗、石井−伊東、仲田  本塁打:辻3号(2ラン 高柳)、ブライアント46号(ソロ 郭)、47号(満塁 郭)、48号(ソロ 渡辺久) = = = <第2試合> 西武−近鉄25回戦 西武13勝12敗 = = = 近 204 330 110|14 ○阿波野19勝8敗、木下−山下 西 200 000 020| 4 ●高山5勝4敗、西本、工藤、松沼博、山根−伊東、仲田、大久保  本塁打:ブライアント49号(ソロ 高山)、リベラ24号(ソロ 高山)、鈴木19号(2ラン 西本)、20号(ソロ 工藤)、清原35号(2ラン 木下) = = = このダブルヘッダーの直前のゲーム差は次の通りです。以下、ゲーム差は 首位とのそれを表します。 = = = 10/12のダブルヘッダー直前まで 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 L 127 68 51 8 .571 0 0 --- Bu 126 68 53 5 .562 0 0 1.0 Br 126 69 54 3 .561 0 0 1.0 = = = 実は、このダブルヘッダーの前にブレーブスが勝っていれば、この時点で ブレーブスは70勝53敗3分の勝率.569となり、ブレーブスにマジック4が点 灯していたのです。すなわち、残り4勝すれば西武全勝でも近鉄全勝でも 逆転できなくなっていました。 この後の試合日程は、 = = = 10/12 10/13 10/14 10/15 西武 近鉄(ダブル) 近鉄 近鉄 西武(ダブル) ダイエー 西武 OX ロッテ(ダブル) ロッテ ダイエー = = = となってました。 10/12 のダブルヘッダーをライオンズ連勝(近鉄連敗)、ブレーブスが1勝1分の場合、 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 L 129 70 51 8 .579 2 0 --- Br 128 70 54 4 .565 1 0 1.5 Bu 128 68 55 5 .553 0 2 3.0 = = = となり、ライオンズの優勝でした。 また、このダブルヘッダーを西武連勝(近鉄連敗)、ブレーブス連勝としても、 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 L 129 70 51 8 .579 2 0 --- Br 128 71 54 3 .568 2 0 1.0 Bu 128 68 55 5 .553 0 2 3.0 = = = で、近鉄の優勝可能性はなくなり、西武にマジック1(形式的にはマジック1だ が、西武が最終戦の近鉄戦に引き分けるか、ブレーブスが1試合引き分けでも優 勝)が点灯します。 いずれにしても、ダブルヘッダーが始まる前、ブレーブスには自力優勝の目は なかったわけです。ブレーブスにとって最も望ましかったのは、西武−近鉄の ダブルヘッダーが近鉄の1勝1分で終わってくれることでした。その上でブレー ブスが連勝すれば、 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 Br 128 71 54 3 .568 2 0 --- L 129 68 52 9 .567 0 1 0.5 Bu 128 69 53 6 .566 1 0 0.5 = = = となり、マジック2が点灯していたはずなのです(マジック対象が西武でも近鉄 でも同じ)。 実際には、ダブルヘッダー終了後、 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 Bu 128 70 53 5 .569 2 0 --- Br 128 71 54 3 .568 2 0 0 L 129 68 53 8 .562 0 2 1.0 = = = で、近鉄にマジック2が点灯しました。次の日、ブレーブスがロッテに敗れた ので、近鉄のマジックが1となり、近鉄はダイエー戦に勝ってすんなり優勝 しました。 実際に優勝決定試合となった次の近鉄−ダイエー戦で、もし近鉄が敗れていれ ば、マジック1は消滅しませんが、 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 Bu 129 70 54 5 .565 2 1 --- Br 129 71 55 3 .563 2 1 0 L 129 68 53 8 .562 0 2 0.5 = = = となり、 = = = 近鉄○−●西武で、ブレーブスの勝敗に拘らず近鉄優勝 近鉄△−△西武で、ブレーブスが勝てばブレーブス優勝、引き分けか負けだと近鉄優勝 近鉄●−○西武で、ブレーブスが勝てばブレーブス優勝、引き分けか負けだと西武優勝 = = = となっていました。 しかし、実際には近鉄がダイエーを破って優勝しました。 その後、近鉄は、消化試合となった最終戦の対西武戦で、5点差を追い付いて延 長戦に持ち込みながら、勝ち越し点を奪われ渡辺智に完投を許して敗れました。 それでも、ブレーブスが勝ったので、西武は3位に終わり、例の堤発言「やりた ければ、どうぞ」を招きました。 最終結果は次の通りです。 = = = 試 勝 敗 引 勝率 勝 敗 ゲーム差 Bu 130 71 54 5 .568 3 1 --- Br 130 72 55 3 .567 3 1 0 L 130 69 53 8 .566 1 2 0.5 = = = この年のパリーグ優勝争いは = = =  オリックスにマジック8点灯→マジック消滅→オリックスにマジック6点灯  →マジック消滅→近鉄にマジック2点灯→オリックス敗戦で近鉄マジック1 →近鉄勝利で優勝 = = = でした。 オリックスブレーブス球団創立以来開幕8連勝、西武がオリックスに11ゲーム差 から逆転首位、西武がダイエーに8−0から大逆転負け、と、実に面白いペナン トレースでした。 ##### lists.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【リスト】 ---------------------------------------------------------------------- [L1] 球団名の変遷 現在のチーム名(☆印)と消滅球団の名称の変遷 = = = ☆読売ジャイアンツ(株式会社読売巨人軍): 1934=S9.12.26創立 1936=S11秋--1946=S21 東京巨人軍(通称巨人) 1947=S22-- 読売ジャイアンツ(通称巨人) ☆阪神タイガース(株式会社阪神タイガース): 1935=S10.12.10創立 1936=S11春--1940=S15 大阪タイガース(通称タイガース) 1940=S15--1946=S21 阪神 1947=S22--1960=S35 大阪タイガース(通称阪神) 1961=S36-- 阪神タイガース ☆中日ドラゴンズ(株式会社中日ドラゴンズ): 1936=S11.1.15創立 1936=S11春--1943=S18 名古屋軍 1944=S19 産業 1946=S21 中部日本 1947=S22--1950=S25 中日ドラゴンズ 1951=S26--1953=S28 名古屋ドラゴンズ 1954=S29-- 中日ドラゴンズ 西鉄: 1936=S11.1.17創立 1936=S11春--1940=S15 東京セネタース(通称セネタース) 1940=S15 翼(1940.10.17改称) 1941=S16--1942=S17 大洋(1941.1.13名古屋金鯱と合併) 1943=S18 西鉄 消滅 ☆オリックス・バファローズ(オリックス野球クラブ株式会社): 1936=S11.1.23創立 1936=S11春--1946=S21 阪急 1947=S22 阪急ベアーズ(公式戦開始時に改名) 1947=S22--1988=S63 阪急ブレーブス 1989=H1--1990=H2 オリックス・ブレーブス 1991=H3--2004=H16 オリックス・ブルーウェーブ 1991=H17-- オリックス・バファローズ 松竹ロビンス: 1916=S11.2.15創立 1936=S11春--1937=S12 大東京 1937=S12--1940=S15 ライオン 1941=S16--1944=S19 朝日 1946=S21 パシフィック 1947=S22 太陽ロビンス 1948=S23--1949=S24 大陽ロビンス 1950=S25--1952=S27 松竹ロビンス 1953=S28.2.5(1.10?) 大洋ホエールズと合併して大洋松竹ロビンスへ 名古屋金鯱: 1936=S11.2.28創立 1936=S11春--1941=S16 名古屋金鯱 1941=S16.1.3 翼と合併して大洋へ 大和: 1937=S12.1.18 創立、1937.2.5加盟 1937=S12春--1940=S15 イーグルス 1940=S15--1942=S17 黒鷲(1940.10.6改称) 1942=S17--1943=S18 大和(1942.9.12改称) 消滅 ☆福岡ソフトバンクホークス(福岡ソフトバンクホークス株式会社): 1938=S13.2.22 創立、1938.3.29加盟 1938=S13秋--1944=S19 南海 1944=S19 近畿日本 1946=S21--1947=S22 近畿グレートリング 1947=S22--1988=S63 南海ホークス 1989=H1--2004=H16 福岡ダイエーホークス(通称ダイエー) 2005=H17-- 福岡ソフトバンクホークス(通称ソフトバンク) ☆北海道日本ハムファイターズ(株式会社北海道日本ハムファイターズ): 1945=S20.11.6加盟 1946=S21 セネタース 1947=S22 東急フライヤーズ 1948=S23 急映フライヤーズ 1949=S24--1953=S28 東急フライヤーズ 1954=S29--1972=S47 東映フライヤーズ 1973=S48 日拓ホーム・フライヤーズ(通称日拓) 1974=S49--2003=H15 日本ハム・ファイターズ 2004=H16 北海道日本ハムファイターズ(通称日本ハム) 大映ユニオンズ: 1946=S21.2.18加盟 1946=S21 ゴールドスター 1947=S22--1948=S23 金星スターズ (1948=S23.2.26 国民リーグの大塚アスレチックスと合併) 1949=S24--1956=S31 大映スターズ 1957=S32 大映ユニオンズ(57.2.25高橋ユニオンズと合併) 1957=S32.11.28 毎日オリオンズと合併して大毎オリオンズへ ☆千葉ロッテマリーンズ(株式会社千葉ロッテマリーンズ): 1949=S24.11.26パ・リーグ加盟 1950=S25--1957=S32 毎日オリオンズ 1957=S32.11.28 大映ユニオンズと合併 1958=S33--1963=S38 毎日大映オリオンズ(通称大毎) 1964=S39--1968=S43 東京オリオンズ 1969=S44--1991=H3 ロッテ・オリオンズ 1992=H4-- 千葉ロッテマリーンズ(通称ロッテ) 大阪近鉄バファローズ: 1949=S24.11.26パ・リーグ加盟 1950=S25--1958=S33 近鉄パールズ 1959=S34--1961=S36 近鉄バファロー 1962=S37--1998=H10 近鉄バファローズ 1999=H11--2004=H16 大阪近鉄バファローズ 2004=H16 オリックス・ブルーウェーブと合併してオリックス・バファローズへ ☆西武ライオンズ(株式会社西武ライオンズ): 1949=S24.11.26パ・リーグ加盟 1950=S25 西鉄クリッパース 1951=S26--1972=S47 西鉄ライオンズ(1951.2.28西日本パイレーツと合併) 1973=S48--1976=S51 太平洋クラブ・ライオンズ(通称太平洋) 1977=S52--1978=S53 クラウンライター・ライオンズ(通称クラウン) 1979=S54-- 西武ライオンズ 西日本パイレーツ: 1949=S24.12.15セ・リーグ加盟 1950=S25 西日本パイレーツ 1951=S26.2.28 西鉄クリッパースと合併して西鉄ライオンズへ ☆横浜ベイスターズ(株式会社横浜ベイスターズ): 1949=S24.12.15セ・リーグ創立加盟(?) 1950=S25--1952=S27 大洋ホエールズ 1953=S28 大洋松竹ロビンス(通称洋松) 1954=S29 洋松ロビンス 1955=S30--1977=S52 大洋ホエールズ 1978=S53--1992=H4 横浜大洋ホエールズ(通称大洋) 1993=H5-- 横浜ベイスターズ ☆広島東洋カープ(株式会社広島東洋カープ): 1949=S24.12.5創立、1949.12.15セ・リーグ加盟 1950=S25--1967=S42 広島カープ 1968=S43-- 広島東洋カープ(通称広島) ☆ヤクルトスワローズ(株式会社ヤクルト球団): 1950=S25.1.12セ・リーグ加盟 1950=S25--1965=S40 国鉄スワローズ 1965=S40 サンケイスワローズ(1965.5.10から通称産経) 1966=S41--1968=S43 サンケイアトムズ(通称産経) 1969=S44 アトムズ 1970=S45--1973=S48 ヤクルトアトムズ 1974=S49-- ヤクルトスワローズ 高橋ユニオンズ: 1954=S29.2.4パ・リーグ加盟 1954=S29 高橋ユニオンズ 1955=S30 トンボユニオンズ 1956=S31 高橋ユニオンズ 1957=S32.2.25 大映スターズと合併 ☆東北楽天ゴールデンイーグルス(株式会社楽天野球団) 2005=H17-- 東北楽天ゴールデンイーグルス(通称楽天) = = = ◆ 二軍のみの別称 = = = 1954=S29--1955=S30 「新日本リーグ」 = = = ・ジュニア・ジャイアンツ ・阪神ジャガーズ ・中日ダイヤモンズ ・ジュニア・ロビンズ ・広島グリーンズ ・フレッシュ・スワローズ = = = 2000=H12-- 湘南シーレックス(横浜) 2000=H12-- サーパス神戸(オリックス) 2005=H17-- インボイス(西武) = = = ---------------------------------------------------------------------- [L2] アメリカ・カナダ、大リーグの球団名 この表は安斎邦夫さん(SDI00852@niftyserve.or.jp)が作成されたものを基にしました。 ◇ 現行リーグ = = = * NATIONAL ASSOCIATION(1871-75) Baltimore Lord Baltimores(1872-74) Baltimore Marylands(1873) Boston Red Stockings(1871-75) Brooklyn Atlantics(1872-75) Brooklyn Eckfords(1872) Chicago White Stockings(1871,1874-75) Cleveland Forest City(1871-72) Elizabeth Resolutes(1873) Ft.Wayne Kekiongas(1871) Hartford Dark Blues(1874-75) Keokuk Westerns(1875) Middletown Mansfields(1872) New Haven Elm Citys(1875) New York Mutuals(1871-75) Philadelphia Athletics(1871-1875) Philadelphia Centennials(1875) Philadelphia Whites(1873-75) Rockford Forest Citys(1871) St.Louis Brown Stockings(1875) St.Louis Red Stockings(1875) Troy Haymakers(1871-72) Washington Olympics(1871-72) Washington Nationals(1872) Washington Nationals(1875) * AMERICAN LEAGUE (1901- ) Anaheim Angels(1997- ) Baltimore Orioles(1901-02) Baltimore Orioles(1954- ) Boston Somersets(1901-02) Boston Pilgrims(1903-06) Boston Red Sox(1907- ) California Angels(1965-96) Chicago White Stockings(1901-03) Chicago White Sox(1904- ) Cleveland Blues(1901-04) Cleveland Naps(1905-14) Cleveland Indians(1915- ) Detroit Tigers(1901- ) Kansas City Athletic(1955-67) Kansas City Royals(1969- ) Los Angeles Angels(1961-64) Milwaukee Brewers(1901) Milwaukee Brewers(1970-97) Minnesota Twins(1961- ) New York Highlanders(1903-12) New York Yankees(1913- ) Oakland Athletics(1968- ) Philadelphia Athletics(1901-54) St.Louis Browns(1902-53) Seattle Pilots(1969) Seattle Mariners(1977- ) Tampa Bay Devil Rays(1998- ) Texas Rangers(1972- ) Toronto Blue Jays(1977- ) Washington Senators(1957-71) * NATIONAL LEAGUE (1876- ) Arizona Diamondbacks(1998- ) Atlanta Braves(1966- ) Baltimore Orioles(1892-99) Boston Red Caps(1876-82) Boston Beaneaters(1883-1906) Boston Doves(1907-10) Boston Rustlers(1911) Boston Braves(1912-35,1941-52) Boston Bees(1936-40) Brooklyn Bridegrooms(1890-98) Brooklyn Superbas(1899-1910) Brooklyn Dodgers(1911-13,1932-57) Brooklyn Robins(1914-31) Buffalo Bisons(1879-85) Chicago White Stockings(1876-89) Chicago Colts(1890-97) Chicago Orphans(1898-1901) Chicago Cubs(1902- ) Cincinnati Red Stockings(1876-77) Cincinnati Reds(1878-80) Cincinnati Reds(1890-1952,1959- ) Cincinnati Redlegs(1953-58) Colorado Rockies(1993- ) Detroit Wolverines(1881-88) Florida Marlins(1993- ) Hartford Dark Blues(1876-77) Houston Colts.45's(1962-64) Houston Astros(1965- ) Indianapolis Hoosiers(1878) Indianapolis Hoosiers(1887-89) Kansas City Cowboys(1886) Los Angeles Dodgers(1958- ) Lousville Grays(1876-77) Lousville Colonels(1876-77) Milwaukee Cream Citys(1878) Milwaukee Braves(1953-65) Milwaukee Brewers(1998- ) Montreal Expos(1969-2004) Washington Nationals(2005- ) New York Mutuals(1876) New York Gothams(1883-84) New York Giants(1885-1957) New York Mets(1962- ) Philadelphia Athletics(1876) Philadelphia Quakers(1883-89) Philadelphia Phillies(1890-1943,1946- ) Philadelphia Blue Jays(1944-45) Pittsburgh Allghenys(1887-90) Pittsburgh Pirates(1891- ) Providence Grays(1878-85) St.Louis Brown Stockings(1876-77) St.Louis Maroons(1885-86) St.Louis Browns(1892-98) St.Louis Perfectos(1899) St.Louis Cardinals(1900- ) San Diego Padres(1969- ) San Francisco Giants(1958- ) Syracuse Stars(1879) Troy Trojans(1879-82) Washington Statesmen(1886-89) Washington Senators(1892-99) Worcester Ruby Legs(1880-82) = = = ◆ 過去のリーグ = = = * UNION ASSOCIATION (1884) Altoona Mountain Citys Baltimore Monumentals Boston Reds Chicago Browns Cincinnati Outlaw Reds Kansas City Unions Milwaukee Cream Citys Philadelphia Keystones Pittsburgh Stogies St.Louis Maroons St.Paul Saints Washington Nationals Wilmington Quicksteps * FEDERAL LEAGUE (1914-1915) Baltimore Terrapins Brooklyn Tip-Tops Buffalo Buffeds(1914) Buffalo Blues(1915) Chicago Chi-Feds(1914) Chicago Whales(1915) Indianapolis Hoosiers Kansas City Packers Newark Peppers Pittsburgh Rebels St.Louis Terriers * PLAYERS LEAGUE (1890) Boston Reds Brooklyn Wonders Buffalo Bisons Chicago Pirates Cleveland Infants New York Giants Philadelphia Quakers Pittsburgh Burghers * AMERICAN ASSOCIATION (1882-1891) Baltimore Orioles(1882-91) Boston Reds(1891) Brooklyn Trolley-Dodgers(1884-88) Brooklyn Bridegrooms(1889) Brooklyn Gladiators(1890) Cincinnati Red Stockings (1892-89) Cincinnati Kellys(1891) Cleveland Blues(1887-88) Columbus Buckeyes(1883-84) Columbus Buckeyes(1889-91) Indianapolis Hoosiers(1884) Kansas City Cowboys(1888-89) Louisville Eclipse(1882-84) Louisville Colonels(1885-91) Milwaukee Brewers(1891) New York Metropolitans(1883-87) Philadelphia Athletics(1891-91) Pittsburgh Alleghenys(1882-86) Richmond Virginians(1884) Rochester Broncos(1890) St.Louis Brown Stockings(1882) St.Louis Browns(1883-91) Syracuse Stars(1890) Toledo Blue Stockings(1884) Toledo Maumees(1890) Washington Nationals(1884) Washington Statesmen(1891) = = = ---------------------------------------------------------------------- [L3] 優勝チーム一覧 1950年の松竹は後に合併する大洋とは別扱いとした。 チーム名の下は監督。 日本シリーズの ○●△ は4勝したチームから見た勝敗分。 その下はMVP(現在まで全て勝利チームの選手)。 日本シリーズでのDH制は、1983年までは全試合不採用、 1984年〜1986年は隔年で全試合採用(実際に採用されたのは1985年のみ)、 1987年からパ本拠地試合のみ採用。 ◇ 1リーグ時代 = = = 1936=S11春 --- (巨人、金鯱の米国遠征等により、長期のリーグ戦は行なわれなかった) 1936=S11秋 巨人(1/39) 藤本 定義(1/9) 1937=S12春 巨人(2/39) ────┐ 藤本 定義(2/9) │ 1937=S12秋 タイガース(1/8) ─┴─ 《年度優勝決定戦タイガース優勝》 石本 秀一(1/2) 1938=S13春 タイガース(2/8) ─┐ 石本 秀一(2/2) │ 1938=S13秋 巨人(3/39) ────┴─ 《年度優勝決定戦タイガース優勝》 藤本 定義(3/9) 1939=S14 巨人(4/39) 藤本 定義(4/9) 1940=S15 巨人(5/39) 藤本 定義(5/9) 1941=S16 巨人(6/39) 藤本 定義(6/9) 1942=S17 巨人(7/39) 藤本 定義(7/9) 1943=S18 巨人(8/39) 中島 治康 1944=S19 阪神(3/8) 若林 忠志(1/2) 1945=S20 --- (戦争のため中止) 1946=S21 グレートリング(1/15) 山本 一人(1/11) 1947=S22 阪神(4/8) 若林 忠志(2/2) 1948=S23 南海(2/15) 山本 一人(2/11) 1949=S24 巨人(9/39) 三原 脩(1/6) = = = ◆ 2リーグ時代 = = = セ・リーグ 日本シリーズ パ・リーグ 1950=S25 松竹 2○○●●○○4 (1/2) 毎日(1/4) 小西 得郎 別当 薫(外) 湯浅 禎夫 1951=S26 巨人(10/39) (1/20) 4○○○●○1 南海(3/15) 水原 茂(1/9) 南村 不可止(外) 山本 一人(3/11) 1952=S27 巨人(11/39) (2/20) 4○○●○●○2 南海(4/15) 水原 茂(2/9) 別所 毅彦(投,1/2) 山本 一人(4/11) 1953=S28 巨人(12/39) (3/20) 4●○△○○●○2 南海(5/15) 水原 茂(3/9) 川上 哲治(内) 山本 一人(5/11) 1954=S29 中日(1/6) 4○○●●○●○3 西鉄(1/19) 天知 俊一 杉下 茂(投) 三原 脩(2/6) 1955=S30 巨人(13/39) (4/20) 4○●●●○○○3 南海(6/15) 水原 円裕(4/9) 別所 毅彦(投,2/2) 山本 一人(6/11) 1956=S31 巨人(14/39) 2●○○○●○4 (1/12) 西鉄(2/19) 水原 円裕(5/9) 豊田 泰光(内) 三原 脩(3/6) 1957=S32 巨人(15/39) 0○○○△○4 (2/12) 西鉄(3/19) 水原 円裕(6/9) 大下 弘(外) 三原 脩(4/6) 1958=S33 巨人(16/39) 3●●●○○○○4 (3/12) 西鉄(4/19) 水原 円裕(7/9) 稲尾 和久(投) 三原 脩(5/6) 1959=S34 巨人(17/39) 0○○○○4 (1/4) 南海(7/15) 水原 円裕(8/9) 杉浦 忠(投) 鶴岡 一人(7/11) 1960=S35 大洋(1/2) (1/2) 4○○○○0 大毎(1/4) 三原 脩(6/6) 近藤 昭仁(内) 西本 幸雄(1/8) 1961=S36 巨人(18/39) (5/20) 4●○○○●○2 南海(8/15) 川上 哲治(1/11) 宮本 敏雄(外) 鶴岡 一人(8/11) 1962=S37 阪神(5/8) 2●●△○○○○4 東映(1/2) 藤本 定義(8/9) 土橋 正幸(投) 種茂 雅之(捕) 水原 茂(9/9) 1963=S38 巨人(19/39) (6/20) 4●○○●○●○3 西鉄(5/19) 川上 哲治(2/11) 長島 茂雄(内,1/4) 中西 太 1964=S39 阪神(6/8) 3○●●○●○○4 (2/4) 南海(9/15) 藤本 定義(9/9) スタンカ Joe Stanka(投) 鶴岡 一人(9/11) 1965=S40 巨人(20/39) (7/20) 4○○○●○1 南海(10/15) 川上 哲治(3/11) 長島 茂雄(内,2/4) 鶴岡 一人(10/11) 1966=S41 巨人(21/39) (8/20) 4○●○○●○2 南海(11/15) 川上 哲治(4/11) 柴田 勲(外) 鶴岡 一人(11/11) 1967=S42 巨人(22/39) (9/20) 4○○○●●○2 阪急(1/12) 川上 哲治(5/11) 森 昌彦(捕) 西本 幸雄(2/8) 1968=S43 巨人(23/39) (10/20) 4●○○○●○2 阪急(2/12) 川上 哲治(6/11) 高田 繁(外) 西本 幸雄(3/8) 1969=S44 巨人(24/39) (11/20) 4○●○○●○2 阪急(3/12) 川上 哲治(7/11) 長島 茂雄(内,3/4) 西本 幸雄(4/8) 1970=S45 巨人(25/39) (12/20) 4○○○●○1 ロッテ(2/4) 川上 哲治(8/11) 長島 茂雄(内,4/4) 濃人 渉 1971=S46 巨人(26/39) (13/20) 4○●○○○1 阪急(4/12) 川上 哲治(9/11) 末次 民夫(外) 西本 幸雄(5/8) 1972=S47 巨人(27/39) (14/20) 4○○●○○1 阪急(5/12) 川上 哲治(10/11) 堀内 恒夫(投,1/2) 西本 幸雄(6/8) 前期 後期 1973=S48 巨人(28/39) (15/20) 4●○○○○1 南海(12/15) 南海 阪急 川上 哲治(11/11) 堀内 恒夫(投,2/2) 野村 克也(1/5) 西本 幸雄 1974=S49 中日(2/6) 2●○●○○○4 (2/2) ロッテ(3/4) 阪急 ロッテ 与那嶺 要 弘田 澄男(外) 金田 正一 上田 利治 1975=S50 広島(1/6) 0△○○△○○4 (1/4) 阪急(6/12) 阪急 近鉄 ルーツ-古葉 竹識(1/4) 山口 高志(投) 上田 利治(1/5) 西本 幸雄 1976=S51 巨人(29/39) 3○○○●●●○4 (2/4) 阪急(7/12) 阪急 阪急 長島 茂雄(1/5) 福本 豊(外) 上田 利治(2/5) 1977=S52 巨人(30/39) 1○○●○○4 (3/4) 阪急(8/12) 阪急 ロッテ 長島 茂雄(2/5) 山田 久志(投) 上田 利治(3/5) 金田 正一 1978=S53 ヤクルト(1/6) (1/5) 4●○●○○●○3 阪急(9/12) 阪急 阪急 広岡 達朗(1/4) 大杉 勝男(内) 上田 利治(4/5) 1979=S54 広島(2/6) (1/3) 4●●○○○●○3 近鉄(1/4) 近鉄 阪急 古葉 竹識(2/4) 高橋 慶彦(内) 西本 幸雄(7/8) 梶本 隆夫 1980=S55 広島(3/6) (2/3) 4●●○○●○○3 近鉄(2/4) ロッテ 近鉄 古葉 竹識(3/4) ライトル Jim Lyttle(外) 西本 幸雄(8/8) 山内 一弘 1981=S56 巨人(31/39) (16/20) 4●○●○○○2 日本ハム(2/2) ロッテ 日本ハム 藤田 元司(1/4) 西本 聖(投) 大沢 啓二 山内 一弘 1982=S57 中日(3/6) 2○○●●○○4 (4/12) 西武(6/19) 西武 日本ハム 近藤 貞雄 東尾 修(投) 広岡 達朗(2/4) 大沢 啓二 1983=S58 巨人(32/39) 3○●●○●○○4 (5/12) 西武(7/19) 藤田 元司(2/4) 大田 卓司(外) 広岡 達朗(3/4) 1984=S59 広島(4/6) (3/3) 4○●○○●●○3 阪急(10/12) 古葉 竹識(4/4) 長嶋 清幸(外) 上田 利治(5/5) 1985=S60 阪神(7/8) 4○○●●○○2 西武(8/19) 吉田 義男 バース Randy Bass(内) 広岡 達朗(4/4) 1986=S61 広島(5/6) 3△●●●○○○○4 (6/12) 西武(9/19) 阿南 準郎 工藤 公康(投,1/2) 森 祇晶(1/8) 1987=S62 巨人(33/39) 2●○○●○○4 (7/12) 西武(10/19) 王 貞治(1/4) 工藤 公康(投,2/2) 森 祇晶(2/8) 1988=S63 中日(4/6) 1○●○○○4 (8/12) 西武(11/19) 星野 仙一(1/3) 石毛 宏典(内) 森 祇晶(3/8) 1989=H1 巨人(34/39) (17/20) 4●●●○○○○3 近鉄(3/4) 藤田 元司(3/4) 駒田 徳広(内) 仰木 彬(1/3) 1990=H2 巨人(35/39) 0○○○○4 (9/12) 西武(12/19) 藤田 元司(4/4) デストラーデ Orestes Destrade(内) 森 祇晶(4/8) 1991=H3 広島(6/6) 3○●○●●○○4 (10/12) 西武(13/19) 山本 浩二 秋山 幸二(外,1/2) 森 祇晶(5/8) 1992=H4 ヤクルト(2/6) 3●○○○●●○4 (11/12) 西武(14/19) 野村 克也(2/5) 石井 丈裕(投) 森 祇晶(6/8) 1993=H5 ヤクルト(3/6) (2/5) 4○●○○●●○3 西武(15/19) 野村 克也(3/5) 川崎 憲次郎(投) 森 祇晶(7/8) 1994=H6 巨人(36/39) (18/20) 4●○○●○○2 西武(16/19) 長嶋 茂雄(3/5) 槙原 寛己(投) 森 祇晶(8/8) 1995=H7 ヤクルト(4/6) (3/5) 4○○○●○1 オリックス(11/12) 野村 克也(4/5) オマリー Tom O'Malley(内) 仰木 彬(2/3) 1996=H8 巨人(37/39) 1○○○●○4 (4/4) オリックス(12/12) 長嶋 茂雄(4/5) ニール Troy Neel(内) 仰木 彬(3/3) 1997=H9 ヤクルト(5/6) (4/5) 4○●○○○1 西武(17/19) 野村 克也(5/5) 古田 敦也(捕,1/2) 東尾 修(1/2) 1998=H10 横浜(2/2) (2/2) 4○○●●○○2 西武(18/19) 権藤 博 鈴木 尚典(外) 東尾 修(2/2) 1999=H11 中日(5/6) 1○●○○○4 (3/4) ダイエー(13/15) 星野 仙一(2/3) 秋山 幸二(外,2/2) 王 貞治(2/4) 2000=H12 巨人(38/39) (19/20) 4●●○○○○2 ダイエー(14/15) 長嶋 茂雄(5/5) 松井 秀喜(外) 王 貞治(3/4) 2001=H13 ヤクルト(6/6) (5/5) 4○●○○○1 近鉄(4/4) 若松 勉 古田 敦也(捕,2/2) 梨田 昌孝 2002=H14 巨人(39/39) (20/20) 4○○○○0 西武(19/19) 原 辰徳 二岡 智宏(内) 伊原 春樹 2003=H15 阪神(8/8) 3○○●●●○○4 (4/4) ダイエー(15/15) 星野 仙一(3/3) 杉内 俊哉(投) 王 貞治(4/4) シーズン1位 2位 3位 2004=H16 中日(6/6) 3○●○●●○○4 (12/12) 西武(20/20) ダイエー 西武 日本ハム 落合 博満 石井 貴(投) 伊東 勤 王 貞治 トレイ・ヒルマン = = = ---------------------------------------------------------------------- [L4] 歴代ドラフト1位 参考: 年度は実際にドラフト会議が行なわれた年。球団名もドラフト会議時のもの。 2001年以降は自由獲得枠(2人まで)または1巡目指名選手。 ※は入団せず。 ドラフト制度の変遷は[Q3-2]を参照。 = = = 1965年(昭和40年) サンケイ ※ 河本 和昭 近鉄 田端 謙二郎 広島 佐野 真樹夫 東京 大塚 弥寿男 大洋 岡 正光 阪急 長池 徳二 阪神 石床 幹雄 西鉄 浜村 孝 中日 豊長 隆盛 東映 森安 敏明 読売 堀内 恒夫 南海 牧 憲二郎 1966年(昭和41年)1次 (国体に出場しない高校生、社会人) サンケイ 奥柿 幸雄 近鉄 加藤 英治 大洋 松岡 功祐 阪急 水谷 孝 広島東洋 須山 成二 東京 園田 喜則 阪神 江夏 豊 東映 桜井 憲 中日 大場 隆広 西鉄 岡村 佳典 読売 山下 司 南海 上田 卓三 1966年(昭和41年)2次 (国体に出場する高校生、大学生、前年の交渉権が切れた社会人) サンケイ 加藤 俊夫 近鉄 門野 利治 大洋 山下 律夫 阪急 平林 二郎 広島東洋 西本 明和 東京 八木沢 荘六 阪神 西村 公一 東映 高橋 善正 中日 伊熊 博一 西鉄 荒武 康博 読売 槌田 誠 南海 中村 之保 1967年(昭和42年) 広島東洋 井上 弘昭 近鉄 ※ 三輪田 勝利 サンケイ 中野 孝征 東京 村田 兆治 大洋 小谷 正勝 南海 ※ 藤原 真 阪神 野上 俊夫 東映 吉田 誠 中日 土屋 絋 西鉄 河原 明 読売 高田 繁 阪急 渡辺 一夫 1968年(昭和43年) 中日 星野 仙一 東映 大橋 穣 大洋 野村 収 西鉄 東尾 修 サンケイ 藤原 真 近鉄 水谷 宏 広島東洋 山本 浩司 ロッテ 有藤 道世 阪神 田淵 幸一 南海 冨田 勝 読売 島野 修 阪急 山田 久志 1969年(昭和44年) 広島東洋 千葉 剛 南海 佐藤 道郎 ヤクルト 八重樫 幸雄 西鉄 泉沢 彰 中日 谷沢 健一 東映 片岡 健 大洋 荒川 堯 ロッテ 前田 康雄 阪神 上田 二朗 近鉄 太田 幸司 読売 小坂 敏彦 阪急 三輪田 勝利 1970年(昭和45年) ヤクルト 山下 慶徳 西鉄 高橋 二三男 中日 氏家 雅行 東映 杉田 久雄 広島東洋 佐伯 和司 阪急 小松 健二 大洋 野口 善男 近鉄 市橋 秀彦 阪神 谷村 智博 南海 島本 講平 読売 湯口 敏彦 ロッテ ※ 樋江井 忠臣 1971年(昭和46年) ヤクルト 杉山 重雄 西鉄 ※ 吉田 好伸 阪神 山本 和行 東映 横山 晴久 広島東洋 道原 博幸 南海 野崎 恒男 大洋 竹内 広明 近鉄 佐々木 恭介 中日 藤沢 哲也 ロッテ 井上 圭一 読売 横山 忠夫 阪急 渡辺 弘基 1972年(昭和47年) 広島東洋 池谷 公二郎 太平洋クラブ 中島 弘美 大洋 長崎 慶一 ロッテ 伊達 泰司 ヤクルト 永尾 泰憲 東映 新美 敏 中日 鈴木 孝政 南海 ※ 石川 勝正 阪神 五月女 豊 近鉄 仲根 正弘 読売 中井 康之 阪急 石田 真 1973年(昭和48年) 広島東洋 木下 富雄 近鉄 栗橋 茂 大洋 山下 大輔 日本ハム 鵜飼 克雄 ヤクルト 佐藤 博 太平洋クラブ 山村 善則 中日 藤波 行雄 ロッテ 佐藤 博正 阪神 佐野 仙好 阪急 ※ 江川 卓 読売 ※ 小林 秀一 南海 藤田 学 1974年(昭和49年) 広島東洋 堂園 喜義 日本ハム 菅野 光夫 大洋 根本 隆 近鉄 福井 保夫 阪神 ※ 古賀 正明 太平洋クラブ ※ 田村 忠義 ヤクルト 永川 英植 南海 長谷川 勉 読売 定岡 正二 阪急 山口 高志 中日 土屋 正勝 ロッテ 菊村 徳用 1975年(昭和50年) 読売 篠塚 利夫 日本ハム 福島 秀喜 大洋 田村 政雄 南海 森口 益光 ヤクルト 杉村 繁 ロッテ 田中 由郎 阪神 ※ 足立 義男 太平洋クラブ 古賀 正明 中日 田尾 安志 近鉄 中野 英明 広島東洋 北別府 学 阪急 ※ 住友 一哉 1976年(昭和51年) 大洋 斉藤 明雄 クラウンライター 立花 義家 ヤクルト 酒井 圭一 日本ハム ※ 黒田 真二 中日 都 裕次郎 近鉄 久保 康生 広島東洋 山崎 隆造 ロッテ ※ 森 繁和 阪神 益山 性旭 南海 ※ 武藤 一邦 読売 藤城 和明 阪急 佐藤 義則 1977年(昭和52年) 横浜大洋 門田 富昭 クラウンライター ※ 江川 卓 広島東洋 田辺 繁文 日本ハム 石井 邦彦 阪神 伊藤 弘利 近鉄 ※ 金光 興二 中日 藤沢 公也 ロッテ 袴田 英利 ヤクルト 柳原 隆弘 南海 中出 謙二 読売 山倉 和博 阪急 松本 正志 1978年(昭和53年) 阪神 江川 卓 南海 高柳 秀樹 中日 高橋 三千丈 西武 森 繁和 横浜大洋 高本 昇一 ロッテ 福間 納 広島東洋 ※ 木田 勇 日本ハム 高代 延博 読売 (出席せず) 近鉄 登記 欣也 ヤクルト 原田 末記 阪急 関口 朋幸 1979年(昭和54年) ヤクルト 片岡 大蔵 西武 鴻野 淳基 読売 林 泰宏 南海 名取 和彦 阪神 岡田 彰布 ロッテ ※ 竹本 由紀夫 中日 牛島 和彦 日本ハム 木田 勇 横浜大洋 杉永 政信 阪急 木下 智裕 広島東洋 片岡 光宏 近鉄 藤原 保行 1980年(昭和55年) 中日 中尾 孝義 南海 山内 和宏 阪神 中田 良弘 阪急 ※ 川村 一明 横浜大洋 広瀬 新太郎 西武 石毛 宏典 読売 原 辰徳 日本ハム ※ 高山 郁夫 ヤクルト 竹本 由紀夫 ロッテ 愛甲 猛 広島東洋 川口 和久 近鉄 石本 貴昭 1981年(昭和56年) 横浜大洋 右田 一彦 近鉄 金村 義明 中日 尾上 旭 南海 金城 信夫 ヤクルト 宮本 賢治 西武 伊東 勤 阪神 源五郎丸 洋 ロッテ 井辺 康二 広島東洋 津田 恒美 阪急 山沖 之彦 読売 槙原 寛己 日本ハム 田中 幸雄 1982年(昭和57年) ヤクルト 荒木 大輔 南海 畠山 準 横浜大洋 大畑 徹 ロッテ 石川 賢 広島東洋 西田 真二 阪急 榎田 健一郎 阪神 木戸 克彦 近鉄 加藤 哲郎 読売 斎藤 雅樹 日本ハム 田中 富生 中日 鹿島 忠 西武 野口 裕美 1983年(昭和58年) ヤクルト 高野 光 ロッテ 比嘉 良智 中日 藤王 康晴 南海 加藤 伸一 阪神 中西 清起 近鉄 小野 和義 横浜大洋 銚子 利夫 日本ハム 白井 一幸 広島東洋 川端 順 阪急 野中 徹博 読売 水野 雄仁 西武 渡辺 久信 1984年(昭和59年) 横浜大洋 竹田 光訓 日本ハム 河野 博文 ヤクルト 広沢 克己 南海 田口 竜二 阪神 嶋田 章弘 近鉄 佐々木 修 読売 上田 和明 西武 大久保 博元 中日 中村 武志 ロッテ 笠原 栄一 広島東洋 杉本 正志 阪急 白井 孝幸 1985年(昭和60年) ヤクルト 伊東 昭光 南海 西川 佳明 中日 斉藤 学 日本ハム 広瀬 哲朗 横浜大洋 中山 裕章 阪急 石井 宏 読売 桑田 真澄 近鉄 桧山 泰浩 広島東洋 長冨 浩志 ロッテ 石田 雅彦 阪神 遠山 昭治 西武 清原 和博 1986年(昭和61年) ヤクルト 西岡 剛 南海 田嶋 俊雄 中日 近藤 真一 日本ハム 西崎 幸広 横浜大洋 友利 結 ロッテ 関 清和 阪神 猪俣 隆 阪急 高木 晃次 読売 木田 優夫 近鉄 阿波野 秀幸 広島東洋 栗田 聡 西武 森山 良二 1987年(昭和62年) 阪神 野田 浩司 近鉄 高柳 出己 横浜大洋 盛田 幸妃 ロッテ 伊良部 秀輝 ヤクルト 長嶋 一茂 南海 吉田 豊彦 広島東洋 川島 堅 日本ハム 武田 一浩 中日 立浪 和義 阪急 伊藤 敦規 読売 橋本 清 西武 鈴木 健 1988年(昭和63年) 阪神 中込 伸 ロッテ 前田 幸長 ヤクルト 川崎 憲次郎 福岡ダイエー 篠田 淳 横浜大洋 谷繁 元信 オリックス 酒井 勉 広島東洋 野村 謙二郎 日本ハム 中島 輝士 読売 吉田 修司 近鉄 米崎 薫臣 中日 今中 慎二 西武 渡辺 智男 1989年(平成1年) 横浜大洋 佐々木 主浩 ロッテ 小宮山 悟 阪神 葛西 稔 日本ハム 酒井 光次郎 ヤクルト 西村 龍次 福岡ダイエー ※ 元木 大介 中日 与田 剛 西武 潮崎 哲也 広島東洋 佐々岡 真司 オリックス 佐藤 和弘 読売 大森 剛 近鉄 野茂 英雄 1990年(平成2年) 阪神 湯舟 敏郎 福岡ダイエー 木村 恵二 ヤクルト 岡林 洋一 ロッテ ※ 小池 秀郎 中日 小島 弘務 日本ハム 住吉 義則 横浜大洋 水尾 嘉孝 近鉄 寺前 正雄 広島東洋 瀬戸 輝信 オリックス 長谷川 滋利 読売 元木 大介 西武 長見 賢司 1991年(平成3年) 阪神 萩原 誠 千葉ロッテ 吉田 篤史 横浜大洋 斎藤 隆 福岡ダイエー 若田部 健一 読売 谷口 功一 日本ハム 上田 佳範 ヤクルト 石井 一久 オリックス 田口 壮 中日 落合 英二 近鉄 高村 祐 広島東洋 町田 公二郎 西武 竹下 潤 1992年(平成4年) 中日 佐藤 秀樹 千葉ロッテ 武藤 潤一郎 横浜 小桧山 雅仁 日本ハム 山原 和敏 広島東洋 佐藤 剛 福岡ダイエー 大越 基 阪神 安達 智次郎 オリックス 小林 宏 読売 松井 秀喜 近鉄 小池 秀郎 ヤクルト 伊藤 智仁 西武 杉山 賢人 1993年(平成5年) 広島東洋 山根 雅仁 福岡ダイエー 渡辺 秀一 横浜 河原 隆一 千葉ロッテ 加藤 高康 阪神 藪 恵一 近鉄 酒井 弘樹 読売 三野 勝大 オリックス 平井 正史 中日 平田 洋 日本ハム 関根 裕之 ヤクルト 山部 太 西武 石井 貴 1994年(平成6年) 横浜 紀田 彰一 日本ハム 金村 秀雄 阪神 山村 宏樹 千葉ロッテ 大村 三郎 ヤクルト 北川 哲也 福岡ダイエー 城島 健司 広島東洋 山内 泰幸 近鉄 田中 宏和 中日 金森 隆浩 オリックス 嘉勢 敏弘 読売 河原 純一 西武 富岡 久貴 1995年(平成7年) 阪神 舩木 聖士 近鉄 ※ 福留 孝介 中日 荒木 雅博 福岡ダイエー 斉藤 和巳 横浜 細見 和史 日本ハム 中村 豊 読売 原 俊介 西武 高木 大成 広島東洋 長谷川 昌幸 千葉ロッテ 澤井 良輔 ヤクルト 三木 肇 オリックス 今村 文昭 1996年(平成8年) 阪神 今岡 誠 福岡ダイエー 井口 忠仁 横浜 川村 丈夫 千葉ロッテ 清水 将海 ヤクルト 伊藤 彰 近鉄 前川 克彦 広島 澤崎 俊和 西武 玉野 宏昌 中日 小山 伸一郎 日本ハム 矢野 諭 読売 入来 祐作 オリックス 杉本 友 1997年(平成9年) 中日 川上 憲伸 千葉ロッテ 渡辺 正人 阪神 中谷 仁 福岡ダイエー 永井 智浩 読売 高橋 由伸 日本ハム 清水 章夫 広島東洋 遠藤 竜志 近鉄 真木 将樹 横浜 谷口 邦幸 オリックス 川口 知哉 ヤクルト 三上 真司 西武 安藤 正則 1998年(平成10年) 阪神 藤川 球児 千葉ロッテ 小林 雅英 広島東洋 東出 輝裕 近鉄 宇高 伸次 ヤクルト 石堂 克利 福岡ダイエー 吉本 亮 読売 上原 浩治 オリックス ※ 新垣 渚 中日 福留 孝介 日本ハム 実松 一成 横浜 古木 克明 西武 松坂 大輔 1999年(平成11年) 阪神 的場 寛壱 大阪近鉄 宮本 大輔 広島東洋 河内 貴哉 日本ハム 正田 樹 ヤクルト 野口 祥順 千葉ロッテ 高橋 薫 横浜 田中 一徳 オリックス 山口 和男 読売 高橋 尚成 西武 高山 久 中日 朝倉 健太 福岡ダイエー 田中 総司 2000年(平成12年) 阪神 藤田 太陽 大阪近鉄 山本 省吾 広島東洋 横松 寿一 千葉ロッテ 田中 良平 ヤクルト 平本 学 オリックス ※ 内海 哲也 横浜 内川 聖一 日本ハム 井場 友和 中日 中里 篤史 西武 大沼 幸二 読売 阿部 慎之助 福岡ダイエー 山村 路直 2001年(平成13年) 阪神 安藤 優也 日本ハム 江尻 慎太郎 浅井 良 中日 前田 章宏 千葉ロッテ 喜多 隆志 広島東洋 大竹 寛 オリックス 小川 裕介 平野 恵一 横浜 秦 裕二 西武 細川 亨 読売 真田 裕貴 福岡ダイエー 寺原 隼人 ヤクルト 石川 雅規 大阪近鉄 朝井 秀樹 2002年(平成14年) 横浜 村田 修一 オリックス 加藤 大輔 土居龍太郎 広島東洋 永川 勝浩 日本ハム 尾崎 匡哉 阪神 杉山 直久 千葉ロッテ 西岡 剛 江草 仁貴 中日 森岡 良介 福岡ダイエー 和田 毅 新垣 渚 ヤクルト 高井 雄平 大阪近鉄 坂口 智隆 読売 木佐貫 洋 西武 後藤 武敏 久保 裕也 長田 秀一郎 2003年(平成15年) 横浜 吉川 輝昭 オリックス 歌藤 達夫 森 大輔 広島東洋 白濱 裕太 日本ハム 糸井 嘉男 ヤクルト 川島 亮 千葉ロッテ 内 竜也 読売 内海 哲也 大阪近鉄 香月 良太 中日 中川 裕貴 西武 山崎 敏 阪神 鳥谷 敬 福岡ダイエー 馬原 孝浩 筒井 和也 2004年(平成16年) 横浜 染田 賢作 オリックス 金子 千尋 那須野 巧 広島東洋 佐藤 剛士 千葉ロッテ 手嶌 智 久保 康友 阪神 岡崎 太一 日本ハム ダルビッシュ有 能見 篤史 読売 野間口貴彦 福岡ダイエー 江川 智晃 三木 均 ヤクルト 松岡 健一 西武 涌井 秀章 田中 浩康 中日 樋口 龍美 東北楽天 一場 靖弘 = = = ---------------------------------------------------------------------- [L5] 開幕試合と先発投手一覧 ()内は先発投手。○は勝利投手、●は敗戦投手。 投手が書かれていないのは、そのチームの開幕試合でなかったチーム。 = = = 一リーグ時代 1936年(昭和11)春夏 秋のシーズン以前に公式戦を戦ったチームの最初の公式戦先発投手 名古屋(牧野)8-5大東京(●近藤) 大阪(○藤村)3-0名古屋金鯱(●古谷) セネタース(○野口)9-2阪急(●宮武) 名古屋9-8巨人(●沢村) 1936年(昭和11)秋 大阪(○若林)17-3大東京(●桜井) 巨人(○沢村)4-0名古屋金鯱(●内藤) 大東京7-3名古屋(●加藤) 阪急(○北井)14-4セネタース(●野口) 1937年(昭和12)春 大阪(○景浦)7-1イーグルス(●畑福) セネタース(○野口)5-3名古屋(●森井) 巨人(○沢村)3-0名古屋金鯱(●古谷) 阪急(○石田)14-1大東京(遠藤) 1937年(昭和12)秋 大阪(若林)10-5巨人(●沢村) 名古屋(○森井)3-0イーグルス(●藤野) ライオン(○菊矢)6-3名古屋金鯱(●鈴木) 阪急(石田)6-5セネタース(●野口) 1938年(昭和13)春 大阪(○御園生)9-6阪急(●宮武) 巨人(○スタルヒン)5-2ライオン(●菊矢) イーグルス(○中河)9-0セネタース(●浅岡) 名古屋金鯱(鈴木)8-7名古屋(●松尾) 1938年(昭和13)秋 巨人(前川)4-3南海(●鈴木) ライオン(○菊矢)4-3セネタース(村沢) 名古屋(森井)7-6名古屋金鯱(●中山) 大阪(○青木)11-0東京セネタース 阪急(○小田野)3-2ライオン イーグルス(○亀田)5-3ライオン 1939年(昭和14) 巨人(○川上)5-1南海(●政野) 名古屋(○松尾)2-1大阪(●若林) ライオン(菊矢)2-2イーグルス(亀田) ライオン7-1阪急(●浅野) セネタース(○浅岡)6-3南海 名古屋金鯱(○古谷)4-1セネタース 1940年(昭和15) 阪急(○重松)2-1巨人(●スタルヒン) 名古屋(○村松)10-4ライオン(●福士) 南海(○清水)2-0イーグルス(●亀田) 大阪(○木下)3-0イーグルス 名古屋6-0セネタース(●金子) 南海8-4名古屋金鯱(●中山) 1941年(昭和16) 巨人(○スタルヒン)3-0大洋(●三富) 阪神(○若林)1-0阪急(●浅野) 南海(○神田)9-6黒鷲(●亀田) 朝日(菊矢)3-2名古屋(森井) 1942年(昭和17) 巨人(○広瀬)8-0黒鷲(●石原) 大洋(○野口二)2-1南海(●神田) 阪神(○若林)4-3名古屋(●河村) 阪急(橋本)6-2朝日(●内藤) 1943年(昭和18) 阪神(○三輪八)2-1巨人(●スタルヒン) 名古屋(○松尾)1-0大和(●片山) 西鉄(○野口二)1-0朝日(●林) 阪急(○天保)3-1南海(●清水) 1944年(昭和19) 阪神(○若林)9-0朝日(●内藤) 巨人(○藤本)2-0産業(●森井) 阪急(○笠松)8-1南海(●清水) 1946年(昭和21) 阪急(○天保)5-1近畿(●松川) 巨人(○近藤)12-0セネタース(●一言) 阪神(渡辺)6-5パシフィック(●井筒) 中部日本(○森井)10-4ゴールドスター(●石田) 1947年(昭和22) 太陽(○池田)5-1大阪(●若林) 中部日本(松尾)2-1巨人(●川崎) 近畿(○別所)6-0阪急(●天保) 金星(○江田)2-1東急(●白木) 1948年(昭和23) 南海(○別所)9-4大阪(●御園生) 金星(○木場)1-0阪急(●天保) 大陽(○真田)4-2中日(●服部) 阪急5-1巨人(●川崎) 急映(○吉江)3-2金星 1949年(昭和24) 大阪(○若林)1-0大映(●スタルヒン) 東急(○白木)6-1巨人(●多田) 阪急(○今西)3-1大陽(●井筒) 南海(○柚木)7-1中日(●服部) セ・リーグ パ・リーグ 1950年(昭和25) 中日(○清水)5-0阪神(●内山) 南海(○柚木)10-4阪急(●天保) 大洋(○今西)2-0国鉄(●成田) 毎日(○榎原)9-1西鉄(●木下) 巨人(○藤本英)4-0松竹(●小林恒) 毎日6-2近鉄(●黒尾) 西日本(○緒方)6-5広島(内藤) 東急(○白木)6-4大映(●小川) 1951年(昭和26) 国鉄(○田原)3-2阪神(内山) 南海(○江藤)3-1西鉄(●武末) 大洋(○高野)4-2名古屋(近藤) 東急(○米川)5-3毎日(●星野) 広島(○杉浦)5-1阪神 阪急(○天保)2-1大映(●姫野) 巨人(○別所)3-2松竹(井筒) 近鉄(関根)7-5南海 1952年(昭和27) 国鉄(金田)5-4巨人(●藤本英) 毎日(○野村)6-5阪急(●天保) 阪神(○三船)4-0名古屋(●大島) 西鉄(○川崎)5-1近鉄(●沢藤) 大洋(○高野)4-2阪神 毎日14-4東急(●寺川) 広島(○太田垣)3-1松竹(●荻原) 南海(○江藤)5-0大映(●林) 1953年(昭和28) 阪神(○藤村弟)5-1国鉄(●宮地) 南海(○柚木)5-0毎日(●野村) 名古屋(杉下)1-1洋松(江田) 西鉄(○川崎)11-2近鉄(●関根) 巨人(○別所)1-0国鉄 阪急(柴田)5-4西鉄 洋松1-4広島(●長谷川) 大映(○林)9-3東急(●米川) 1954年(昭和29) 巨人(○大友)5-1国鉄(●金田) 南海(○大神)5-1毎日(●清水) 洋松(○権藤)9-2阪神(●小山) 西鉄(太田)6-5東映(●米川) 中日(○石川克)6-0広島(●長谷川) 近鉄(○田中)11-1阪急 阪急(○梶本)5-3高橋(滝) 大映(○林)2-1毎日 1955年(昭和30) 中日(○石川克)3-1国鉄(●金田) 南海(○柚木)4-0阪急(●柴田) 広島(○長谷川)8-2大洋(●権藤) 毎日(○荒巻)3-2近鉄(●武智文) 巨人(○別所)5-1国鉄 大映(○林義)2-0東映(●米川) 阪神(○西村一)12-2大洋 西鉄(長坂)12-6トンボ(●野村) 1956年(昭和31) 巨人(○別所)4-1国鉄(●金田) 南海(柚木)3-2阪急(●梶本) 阪神(○小山)6-4広島(●長谷川) 毎日(○荒巻)4-2東映(牧野) 中日(○杉下)11-2大洋(●江田) 西鉄(○河村)11-0大映(●林) 近鉄(○武智文)1-0高橋(●伊藤) 1957年(昭和32) 巨人(○大友)1-0国鉄(●田所) 阪急(○梶本)3-2東映(●米川) 広島(○長谷川)4-0大洋(●大石) 南海(○野母)4-1近鉄(●武智文) 中日(○伊奈)6-1阪神(西尾) 毎日(○植村)5-1西鉄(●島原) 大映(森口)1-3東映 1958年(昭和33) 国鉄(○金田)4-1巨人(●藤田) 西鉄(○河村)7-2阪急(●梶本) 阪神(渡辺省)7-6大石(大洋) 南海(○杉浦)15-2東映(●牧野) 広島(○長谷川)15-4中日(●中山) 大毎(○荒巻)9-0近鉄(●山下) 1959年(昭和34) 国鉄(○金田)3-2巨人(伊藤) 阪急(米田)4-3東映(●土橋) 阪神(○小山)1-0広島(●備前) 南海(○杉浦)10-7大毎(●荒巻) 中日(○伊奈)3-1大洋(●鈴木隆) 西鉄(○島原)5-2近鉄(●大津) 1960年(昭和35) 巨人(○伊藤)8-1国鉄(●金田) 阪急(○梶本)5-4南海(●杉浦) 阪神(○村山)5-1広島(備前) 西鉄(○稲尾)4-2大毎(●小野) 中日(○伊奈)4-3大洋(●幸田) 東映(○土橋)6-4近鉄(●大津) 1961年(昭和36) 中日(板東)2-1巨人(●中村稔) 南海(○スタンカ)4-0阪急(●米田) 国鉄(○北川)2-1阪神(●小山) 東映(○久保田)3-2大毎(小野) 大洋(秋山)8-7広島(河村) 西鉄(○稲尾)2-0近鉄(●蔦) 1962年(昭和37) 阪神(○小山)2-1巨人(●城之内) 南海(スタンカ)3-2阪急(石井茂) 中日(○柿本)2-1広島(●大石清) 東映(富永)5-4大毎(坂井) 国鉄(○金田)3-1大洋(●島田源) 西鉄(○稲尾)2-0近鉄(●板東) 1963年(昭和38) 阪神(○小山)5-3巨人(●伊藤) 西鉄(○稲尾)11-4阪急(●梶本) 広島(○大石清)4-1大洋(●稲川) 南海(スタンカ)6-5近鉄(徳久) 中日(○河村)2-1国鉄(●金田) 東映(○土橋)4-3大毎(小野) 1964年(昭和39) 巨人(○高橋明)3-1国鉄(●金田) 西鉄(○田中勉)4-1阪急(●米田) 阪神(○村山)1-0広島(●池田) 南海(三浦)3-2東京(堀本) 大洋(○稲川)7-4中日(●河村) 近鉄(○久保)2-1東映(●久保田) 1965年(昭和40) 巨人(○金田)4-2中日(●柿本) 南海(○杉浦)2-1阪急(●足立) 阪神(○バッキー)3-1広島(●大石清) 東京(○小山)2-1東映(●久保田) 大洋(○稲川)1-0国鉄(●村田) 近鉄(○徳久)6-2西鉄(●田中勉) 1966年(昭和41) 大洋(○秋山)6-3巨人(●金田) 阪急(石井茂)3-3東映(尾崎) 阪神(○村山)5-1サンケイ(●渋谷) 南海(○森中)7-4東京(●妻島) 広島(○池田)2-0中日(●山中) 西鉄(○田中勉)8-2近鉄(●徳久) 1967年(昭和42) 広島(○安仁屋)8-1巨人(●城之内) 阪急(○米田)3-1東映(●森安) 阪神(○村山)7-2サンケイ(●村田) 南海(○皆川)2-0東京(●小山) 大洋(森中)3-2中日(小川) 近鉄(○鈴木)1-0南海 西鉄(○田中勉)1-0阪急 1968年(昭和43) 大洋(○森中)8-5巨人(●金田) 南海(○皆川)6-2阪急(●石井茂) 広島(○大石弥)5-1阪神(●村山) 東京(○坂井)4-1東映(●森安) 中日(○小川)3-2サンケイ(●石戸) 近鉄(鈴木)3-1西鉄(池永) 1969年(昭和44) アトムズ(河村)4-3巨人(金田) 阪急(○米田)6-3東映(●高橋善) 大洋(平岡)1-0阪神(●江夏) ロッテ(坂井)5-4南海(泉) 広島(安仁屋)3-2中日(小川) 近鉄(○鈴木)3-0西鉄(●与田) 1970年(昭和45) 中日(○小川)10-3巨人(●高橋一) 近鉄(○鈴木)5-3阪急(●米田) 阪神(○江夏)3-0ヤクルト(●石岡) ロッテ(○木樽)5-2南海(●西岡) 広島(外木場)3-2大洋(●平松) 東映(森安)12-6西鉄(池永) 1971年(昭和46) 広島(○大石弥)7-2巨人(●渡辺) 南海(西岡)8-4阪急(●米田) 阪神(○江夏)4-1中日(●伊藤久) 近鉄(○鈴木)4-3ロッテ(●木樽) ヤクルト(○松岡)2-1大洋(●平松) 西鉄(○高橋明)11-2東映(●金田) 1972年(昭和47) 中日(○水谷寿)6-3阪神(●古沢) 阪急(足立)4-2南海(●西岡) 広島(○白石)6-3大洋(●山下律) ロッテ(○成田)7-2近鉄(●鈴木) 巨人(○堀内)7-2阪神 東映(藤原)7-4西鉄(高橋明) 中日4-3ヤクルト(●松岡) 1973年(昭和48) ヤクルト(○松岡)10-5巨人(●堀内) 阪急(○足立)6-5近鉄(●鈴木) 大洋(○平松)3-1阪神(●江夏) 南海(○江本)5-4日拓(●金田) 中日(稲葉)7-4広島(外木場) 太平洋(○加藤初)8-7ロッテ(●木樽) 1974年(昭和49) 阪神(○江夏)2-1大洋(●平松) 近鉄(○鈴木)4-1南海(●江本) 中日(星野)7-5広島(佐伯) 日本ハム(渡辺)4-2太平洋(三浦) 巨人(高橋一)2-2ヤクルト(松岡) 阪急(竹村)1-1ロッテ(成田) 1975年(昭和50) 大洋(○平松)8-4巨人(●堀内) 阪急(○山田)6-2近鉄(●神部) 阪神(○江夏)5-4中日(●松本) ロッテ(○村田)3-2南海(●江本) 広島(○外木場)5-1ヤクルト(●松岡) 太平洋(○東尾)4-3日本ハム(●高橋直) 1976年(昭和51) 中日(○星野)1-0大洋(●平松) 阪急(○山田)11-0近鉄(●神部) 巨人(堀内)6-6ヤクルト(松岡) 南海(○山内新)4-3太平洋(●東尾) 阪神(古沢)4-4広島(外木場) 日本ハム(高橋直)8-3ロッテ(●村田) 1977年(昭和52) 巨人(○堀内)5-3中日(●松本) 阪急(○山田)3-2南海(●山内新) 阪神(○江本)6-3ヤクルト(●松岡) 近鉄(○鈴木)6-0ロッテ(●村田) 大洋(○渡辺)15-7広島(●外木場) 日本ハム(○高橋直)6-1クラウン(●東尾) 1978年(昭和53) 巨人(○堀内)7-6阪神(●江本) 阪急(○山田)7-4南海(●山内新) ヤクルト(○安田)3-1広島(●高橋里) 日本ハム(○佐伯)7-3ロッテ(●村田) 大洋(○平松)3-1中日(●星野) 近鉄(○鈴木)15-4クラウン(●山下) 1979年(昭和54) 中日(星野)4-3巨人(●新浦) 阪急(○山田)6-0南海(●藤田学) 阪神(○江本)5-4広島(●福士) 日本ハム(○高橋直)5-3ロッテ(●村田) 大洋(○平松)9-0ヤクルト(●松岡) 近鉄(○鈴木)3-0西武(●東尾) 1980年(昭和55) 大洋(平松)4-3巨人(●江川) 南海(○山内新)7-5近鉄(●鈴木) 広島(池谷)7-6阪神(小林) 日本ハム(○高橋直)2-1西武(●東尾) ヤクルト(○鈴木)2-1中日(●藤沢) 阪急(山田)5-5ロッテ(村田) 1981年(昭和56) 巨人(○西本)3-1中日(●三沢) 近鉄(○柳田)3-0阪急(●山田) ヤクルト(○松岡)8-4阪神(●小林) 南海(○山内新)8-5日本ハム(●高橋一) 阪神3-8広島(●池谷) ロッテ(○村田)6-3西武(●東尾) 巨人1-2大洋(●斉藤明) 1982年(昭和57) 巨人(○江川)4-3ヤクルト(鈴木康) 阪急(○山田)7-6近鉄(●柳田) 広島(○北別府)7-0中日(●小松) ロッテ(○村田)10-5南海(●山内新) 大洋(斉藤明)3-2阪神(●小林) 日本ハム(高橋一)10-7西武(森) 1983年(昭和58) 巨人(○西本)5-2大洋(●遠藤) 日本ハム(○工藤)2-0阪急(●山田) 広島(○北別府)9-5中日(●小松) 近鉄(谷宏)10-10ロッテ(水谷) ヤクルト(○尾花)4-1阪神(●小林) 南海(山内孝)6-6西武(高橋直) 1984年(昭和59) 広島(○北別府)3-2中日(鈴木) 阪急(○山田)7-3ロッテ(●水谷) ヤクルト(高野)9-3大洋(●遠藤) 南海(○山内和)9-1西武(●東尾) 阪神(野村)8-8巨人(江川) 近鉄(○鈴木啓)6-2日本ハム(●田中幸) 1985年(昭和60) 大洋(遠藤)12-6巨人(西本) 阪急(山田)8-6南海(山内孝) 広島(○大野)4-3阪神(池田) 近鉄(鈴木啓)9-7西武(東尾) 中日(○小松)3-2ヤクルト(●梶間) 日本ハム(○津野)6-2ロッテ(●深沢) 1986年(昭和61) 巨人(○江川)6-1ヤクルト(●荒木) 阪急(○山田)6-2ロッテ(●村田) 広島(○北別府)5-3中日(●郭) 西武(○東尾)5-4南海(●山内孝) 大洋(○遠藤)8-7阪神(●池田) 日本ハム(○津野)4-2近鉄(●村田) 1987年(昭和62) 巨人(○西本)6-0中日(●杉本) 近鉄(○村田)8-3ロッテ(●村田) ヤクルト(○荒木)7-1阪神(●キーオ) 日本ハム(○津野)5-2西武(●東尾) 大洋(○遠藤)5-1広島(●北別府) 阪急(佐藤)6-6南海(山内孝) 1988年(昭和63) ヤクルト(○尾花)4-2巨人(●桑田) ロッテ(○村田)3-2日本ハム(●西崎) 大洋(○欠端)2-1中日(●小松) 近鉄(○阿波野)3-0阪急(●佐藤) 広島(○北別府)3-0阪神(●仲田) 西武(○工藤)1-0南海(●西川) 1989年(平成1) 巨人(○桑田)6-2ヤクルト(●尾花) オリックス(○佐藤)8-0近鉄(●阿波野) 大洋(○斉藤明)4-3中日(●小野) 日本ハム(○西崎)6-4ダイエー(●山内孝) 阪神(仲田)5-4広島(北別府) ロッテ(○村田)7-0西武(●工藤) 1990年(平成2) 巨人(斎藤)4-3ヤクルト(内藤) ロッテ(○村田)4-1オリックス(●星野) 阪神(○中西)9-0広島(●大野) 近鉄(阿波野)9-8ダイエー(藤本修) 大洋(中山)5-5中日(西本) 西武(○渡辺久)6-2日本ハム(●西崎) 1991年(平成3) 中日(小松)6-5巨人(槙原) ダイエー(○村田)5-2オリックス(佐藤) 大洋(中山)4-3阪神(野田) 西武(○渡辺久)14-2ロッテ(●小宮山) 広島(長冨)3-3ヤクルト(内藤) 日本ハム(○西崎)4-2近鉄(●阿波野) 1992年(平成4) 巨人(○槙原)4-1広島(●川口) オリックス(○星野)3-0ロッテ(●小宮山) 中日(郭)6-4大洋(野村) 近鉄(小野)7-5ダイエー(村田) ヤクルト(○西村)7-3阪神(●葛西) 日本ハム(○柴田)4-1西武(●工藤) 1993年(平成5) 巨人(○斎藤)5-2横浜(●有働) ロッテ(○小宮山)8-1オリックス(●星野) 広島(○北別府)5-1ヤクルト(●西村) 近鉄(○野茂)4-3日本ハム(●西崎) 中日(○今中)12-5阪神(●仲田) ダイエー(○村田)7-4西武(●渡辺久) 1994年(平成6) 巨人(○斎藤)11-0広島(●北別府) ダイエー(○吉田豊)17-6オリックス(●星野) 横浜(有働)4-3中日(●今中) 西武(○郭)4-3近鉄(野茂) ヤクルト(○川崎)6-4阪神(●湯舟) 日本ハム(○西崎)8-4ロッテ(●小宮山) 1995年(平成7) 巨人(○斎藤雅)2-0ヤクルト(●岡林) オリックス(佐藤)3-0ロッテ(●伊良部) 中日(今中)3-2阪神(湯舟) ダイエー(工藤)11-10西武(郭) 広島(○佐々岡)4-0横浜(●野村) 近鉄(○山崎)7-3日本ハム(●西崎) 1996年(平成8) 巨人(○斎藤雅)9-0阪神(●藪) オリックス(○星野)1-0日本ハム(●岩本) 広島(大野)3-2中日(今中) 近鉄(○高村)4-0西武(●新谷) ヤクルト(○ブロス)4-1横浜(●盛田) ロッテ(園川)6-4ダイエー(●工藤) 1997年(平成9) ヤクルト(○ブロス)6-3巨人(●斎藤雅) ロッテ(○小宮山)6-0日本ハム(●西崎) 中日(○山本昌)3-2横浜(●盛田) ダイエー(○武田)4-3西武(●西口) 広島(○山内)3-1阪神(●川尻) 西武5-4オリックス(星野) 近鉄(○高村)4-2ロッテ 1998年(平成10) 巨人(○桑田)6-4ヤクルト(●石井一) 日本ハム(○岩本)5-0西武(●西口) 横浜(○川村)8-0阪神(●藪) ダイエー(○工藤)2-1オリックス(●星野) 広島(大野)8-3中日(●山本昌) 近鉄(高村)5-4ロッテ(小宮山) 1999年(平成11) 巨人(○ガルベス)8-1阪神(●藪) 西武(○西口)1-0ダイエー(●西村) ヤクルト(○石井一)10-5横浜(●三浦) 日本ハム(○岩本)9-0近鉄(●岡本) 中日(川上)4-3広島(●ミンチー) オリックス(○小林)4-2ロッテ(●黒木) 2000年(平成12) ヤクルト(○石井一)4-2中日(●野口) ダイエー(西村)8-7ロッテ(●黒木) 広島(○佐々岡)5-4巨人(●上原) 西武(松坂)7-6日本ハム(岩本) 横浜(川村)7-6阪神(星野伸) オリックス(○小林)4-0近鉄(●ウォルコット) 2001年(平成13) 巨人(○上原)17-3阪神(●星野伸) オリックス(金田)6-2ダイエー(●西村) 中日(○山本昌)5-1広島(●佐々岡) ロッテ(○黒木)6-3西武(●松坂) ヤクルト(○石井一)6-4横浜(●小宮山) 近鉄(門倉)10-9日本ハム(金村) 2002年(平成14) 阪神(○井川)3-1巨人(●上原) 近鉄(○バーグマン)6-3オリックス(●ヤーナル) ヤクルト(○藤井)5-4中日(●山本昌) ダイエー(田之上)4-3日本ハム(岩本) 広島(佐々岡)2-1横浜(●三浦) 西武(○松坂)3-2ロッテ(●ミンチー) 2003年(平成15) 中日(○川上)7-3巨人(●上原) 日本ハム(○ミラバル)4-1西武(●松坂) 広島(○黒田)3-1ヤクルト(●ホッジス) 近鉄(○パウエル)7-3オリックス(●吉井) 横浜(○吉見)4-2阪神(●井川) ダイエー(○斉藤)7-3ロッテ(●ミンチー) 2004年(平成16) 阪神(○井川)8-3巨人(上原) ダイエー(○斉藤)4-3オリックス(●具) 中日(川崎)8-6広島(●黒田) ロッテ(○清水直)5-3西武(●松坂) ヤクルト(○ベバリン)3-1横浜(●三浦) 近鉄(○岩隈)6-2日本ハム(●金村) = = = ---------------------------------------------------------------------- [L6] 両リーグの試合方式 ◇ 試合数 基本の試合数。引き分け再試合があれば実際の試合数はその分増加。 ◇ 分 引き分けの扱い。 ・「再」引き分け再試合 ・「除」引き分けを除いて勝率を計算 ・「0.5」引き分けを0.5勝0.5敗として勝率を計算 ◇ 制限 試合における延長戦の制限。 「昼」はデーゲームでの制限。「19時」は19時以降試合開始での制限。 ・「無制限」試合の勝敗が決定するまで ・「X回」X回で打ち切り ・「HH:MM」この時刻以降になると次の延長回へ入らず打ち切り ・「X時間YY分」試合時間がこれ以上になると次の延長回へ入らず打ち切り ・「日没」日没で打ち切り ◇ D1 ダブルヘッダー第一試合での制限。記述がない場合は左記の制限に従う。 ◇ 優勝決定方式特例 ・(+) 1936年は6大会の勝点を合計。 ・(%) 1973年から1982年パ・リーグは前後期の2シーズン制。 ・(E) 1983年から1985年パ・リーグは2位が5ゲーム以内なら 5試合のプレイオフ成績をシーズン成績に追加して決定。 ・(*) 2001年以降セ・リーグの順位決定方式は[M5]参照。 ・(P) 2004年パ・リーグの優勝決定は、プレイオフ制。2位と3位で3試合制。 勝者と1位で5試合制(1位が5ゲーム差以上の場合予め1位に1勝)。 ・(-2) 2004年ストライキにより2試合中止 ・[36] 交流試合数 = = = 1リーグ時代 試合数 分 制限 1936=S11 + -- 日没 1937=S12 56,48-49 除 日没 1938=S13 35,96 除 日没 1939=S14 104 除 日没 1940=S15 104 除再 日没 (9.12以降再試合) 1941=S16 84 再 日没 1942=S17 105 除 日没 1943=S18 84 除 9回 1944=S19 105 除 12回 1945=S20 --- 1946=S21 119 除 12回 1947=S22 140 除 12回 1948=S23 104 除 12回 1949=S24 133-137 除 12回 セ・リーグ パ・リーグ 試合数 分 制限 D1 試合数 分 制限 D1 1950=S25 140 除 9回(昼12回) 9回 120 除 9回(昼12回) 9回 1951=S26 120 除 9回(昼12回) 9回 120 除 9回(昼12回) 9回 1952=S27 120 除 無制限(昼日没) 108 再 無制限(昼日没) 1953=S28 130 除 無制限(昼日没) 120 除 23:45(昼日没) 無制限 1954=S29 130 除 22:30(昼日没) 12回 140 除 23:45(昼日没) 12回 1955=S30 130 除 22:15(昼日没) 12回 140 再 23:15(昼日没) 12回 1956=S31 130 0.5 22:15(昼日没) 12回 154 0.5 23:15(昼日没) 12回 1957=S32 130 0.5 22:15(昼日没) 12回 132 0.5 23:15(昼日没) 12回 1958=S33 130 0.5 22:15(昼日没) 12回 130 0.5 23:15(昼日没) 12回 1959=S34 130 0.5 22:30(昼日没) 12回 130 再 22:30(昼日没) 9回 1960=S35 130 0.5 22:30(昼日没) 12回 130 再 22:30(昼日没) 9回 1961=S36 130 0.5 22:30(昼日没) 12回 140 除 22:30(昼日没) 12回 1962=S37 130 再 22:30(昼日没) 12回 130 再 22:30(昼日没) 12回 1963=S38 140 除 22:30(昼19:00) 13回 150 除 22:30(昼日没) 12回 1964=S39 140 除 22:30(昼19:00) 13回 150 除 22:30(昼日没) 12回 1965=S40 140 除 22:15(昼19:00) 12回 140 除 22:15(昼日没) 12回 1966=S41 130 再 22:15(昼18:30) 11回 130 再 22:15(昼日没) 11回 1967=S42 130 再 22:15(昼18:30) 11回 130 再 22:15(昼日没) 11回 1968=S43 130 再 22:20(昼18:30) 12回 130 再 22:20(昼18:30) 12回 1969=S44 130 除 22:30(昼18:30) 12回 130 除 22:20(昼18:30) 12回 1970=S45 130 除 22:20(昼18:30) 12回 130 除 22:20(昼18:30) 12回 1971=S46 130 除 22:20(昼18:30) 12回 130 除 3時間20分(19時22:20) 11回 1972=S47 130 除 3時間20分(19時22:20) 11回 130 除 3時間20分(19時22:20) 11回 1973=S48 130 除 3時間20分(19時22:20) 11回 %130 除 3時間20分(19時22:20) 11回 1974=S49 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1975=S50 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1976=S51 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1977=S52 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1978=S53 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1979=S54 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1980=S55 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1981=S56 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1982=S57 130 除 3時間(19時22:00) 9回 %130 除 3時間(19時22:00) 9回 1983=S58 130 除 3時間20分 9回 E130 除 3時間(19時22:00) 9回 1984=S59 130 除 3時間20分 9回 E130 除 3時間(19時22:00) 9回 1985=S60 130 除 3時間20分 9回 E130 除 3時間(19時22:00) 9回 1986=S61 130 除 3時間20分 9回 130 除 3時間(19時22:00) 9回 1987=S62 130 除 3時間20分 9回 130 除 3時間(19時22:00) 9回 1988=S63 130 除 12回 9回 130 除 4時間または12回 9回 1989=H1 130 除 12回 130 除 4時間または12回 9回 1990=H2 130 再 15回 130 除 4時間または12回 9回 1991=H3 130 再 15回 130 除 4時間または12回 9回 1992=H4 130 再 15回 130 除 4時間または12回 9回 1993=H5 130 再 15回 130 除 4時間または12回 9回 1994=H6 130 再 15回 130 除 12回 1995=H7 130 再 15回 130 除 12回 1996=H8 130 再 15回 130 除 12回 1997=H9 135 再 15回 135 除 12回 1998=H10 135 再 15回 135 除 12回 1999=H11 135 再 15回 135 除 12回 2000=H12 135 再 15回 135 除 12回 2001=H13 *140 除 12回 140 除 12回 2002=H14 *140 除 12回 140 除 12回 2003=H15 *140 除 12回 140 除 12回 2004=H16 *140-2 除 12回 P135-2 除 12回 2005=H17 *146[36]除 12回 P136[36] 除 12回 = = = ##### season.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【個人タイトルリスト】 ---------------------------------------------------------------------- [S1] MVP一覧 チーム名の後の数字は順位(2位以下)。数字無しは優勝。 = = = 1リーグ時代 1937=S12春 沢村 栄治(巨人,投) 1937=S12秋 ハリス "Bucky" Harris Mcgalliard(イーグルス3,捕) 1938=S13春 苅田 久徳(東京セネタース5,内) 1938=S13秋 中島 治康(巨人,外) 1939=S14 スタルヒン Victor Starffin(巨人,投,1/2) 1940=S15 須田 博(巨人,投,2/2) 1941=S16 川上 哲治(巨人,内,1/3) 1942=S17 水原 茂(巨人,内) 1943=S18 呉 昌征(巨人,外) 1944=S19 若林 忠志(阪神,投,1/2) 1945=S20 --- 1946=S21 山本 一人(南海,内,1/3) 1947=S22 若林 忠志(大阪,投,2/2) 1948=S23 山本 一人(南海,内,2/3) 1949=S24 藤村 富美男(大阪6,内) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 小鶴 誠(松竹,外) 別当 薫(毎日,外) 1951=S26 川上 哲治(巨人,内,2/3) 山本 一人(南海,内,3/3) 1952=S27 別所 毅彦(巨人,投,1/2) 柚木 進(南海,投) 1953=S28 大友 工司(巨人,投) 岡本 伊三美(南海,内) 1954=S29 杉下 茂(中日,投) 大下 弘(西鉄,外) 1955=S30 川上 哲治(巨人,内,3/3) 飯田 徳治(南海,外) 1956=S31 別所 毅彦(巨人,投,2/2) 中西 太(西鉄,内) 1957=S32 与那嶺 要(巨人,外) 稲尾 和久(西鉄,投,1/2) 1958=S33 藤田 元司(巨人,投,1/2) 稲尾 和久(西鉄,投,2/2) 1959=S34 藤田 元司(巨人,投,2/2) 杉浦 忠(南海,投) 1960=S35 秋山 登(大洋,投) 山内 和弘(大毎,外) 1961=S36 長島 茂雄(巨人,内,1/5) 野村 克也(南海,捕,1/5) 1962=S37 村山 実(阪神,投) 張本 勲(東映,外) 1963=S38 長島 茂雄(巨人,内,2/5) 野村 克也(南海2,捕,2/5) 1964=S39 王 貞治(巨人3,内,1/9) スタンカ Joe Stanka(南海,投) 1965=S40 王 貞治(巨人,内,2/9) 野村 克也(南海,捕,3/5) 1966=S41 長島 茂雄(巨人,内,3/5) 野村 克也(南海,捕,4/5) 1967=S42 王 貞治(巨人,内,3/9) 足立 光宏(阪急,投) 1968=S43 長島 茂雄(巨人,内,4/5) 米田 哲也(阪急,投) 1969=S44 王 貞治(巨人,内,4/9) 長池 徳士(阪急,外,1/2) 1970=S45 王 貞治(巨人,内,5/9) 木樽 正明(ロッテ,投) 1971=S46 長島 茂雄(巨人,内,5/5) 長池 徳士(阪急,外,2/2) 1972=S47 堀内 恒夫(巨人,投) 福本 豊(阪急,外) 1973=S48 王 貞治(巨人,内,6/9) 野村 克也(南海,捕,5/5) 1974=S49 王 貞治(巨人2,内,7/9) 金田 留広(ロッテ,投) 1975=S50 山本 浩二(広島,外,1/2) 加藤 英司(阪急,内) 1976=S51 王 貞治(巨人,内,8/9) 山田 久志(阪急,投,1/3) 1977=S52 王 貞治(巨人,内,9/9) 山田 久志(阪急,投,2/3) 1978=S53 若松 勉(ヤクルト,外) 山田 久志(阪急,投,3/3) 1979=S54 江夏 豊(広島,投,1/2) マニエル Chuck Manuel(近鉄,指) 1980=S55 山本 浩二(広島,外,2/2) 木田 勇(日本ハム3,投) 1981=S56 江川 卓(巨人,投) 江夏 豊(日本ハム,投,2/2) 1982=S57 中尾 孝義(中日,捕) 落合 博満(ロッテ5,内,1/2) 1983=S58 原 辰徳(巨人,内) 東尾 修(西武,投,1/2) 1984=S59 衣笠 祥雄(広島,内) ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急,内) 1985=S60 バース Randy Bass(阪神,内) 落合 博満(ロッテ2,内,2/2) 1986=S61 北別府 学(広島,投) 石毛 宏典(西武,内) 1987=S62 山倉 和博(巨人,捕) 東尾 修(西武,投,2/2) 1988=S63 郭 源治(中日,投) 門田 博光(南海5,指) 1989=H1 クロマティ Warren Cromartie (巨人,外) ブライアント Ralph Bryant(近鉄,外) 1990=H2 斎藤 雅樹(巨人,投) 野茂 英雄(近鉄3,投) 1991=H3 佐々岡 真司(広島,投) 郭 泰源(西武,投) 1992=H4 ハウエル Jack Howell(ヤクルト,内) 石井 丈裕(西武,投) 1993=H5 古田 敦也(ヤクルト,捕,1/2) 工藤 公康(西武,投,1/2) 1994=H6 桑田 真澄(巨人,投) イチロー(オリックス2,外,1/3) 1995=H7 オマリー Tom O'Malley(ヤクルト,内) イチロー(オリックス,外,2/3) 1996=H8 松井 秀喜(巨人,外,1/3) イチロー(オリックス,外,3/3) 1997=H9 古田 敦也(ヤクルト,捕,2/2) 西口 文也(西武,投) 1998=H10 佐々木 主浩(横浜,投) 松井 稼頭央(西武,内) 1999=H11 野口 茂樹(中日,投) 工藤 公康(ダイエー,投,2/2) 2000=H12 松井 秀喜(巨人,外,2/3) 松中 信彦(ダイエー,内,1/2) 2001=H13 ペタジーニ Roberto Petagine(ヤクルト,内) ローズ Tuffy Rhodes(近鉄,外) 2002=H14 松井 秀喜(巨人,外,3/3) カブレラ Alex Cabrera(西武,内) 2003=H15 井川 慶(阪神,投) 城島 健司(ダイエー,捕) 2004=H16 川上 憲伸(中日,投) 松中 信彦(ダイエー2,内,2/2) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S2] 新人王一覧 1966年以降のD1などはドラフト指名順位、D外はドラフト外。 2002年以降のFは自由獲得枠。 ()内に2年目などと書かれているのは、入団1年目以外で選ばれた選手。 現在の新人王の資格の規定は[Q3-9]を参照。 = = = セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 大島 信雄(松竹,投) 荒巻 淳(毎日,投) 1951=S26 松田 清(巨人,投,2年目) 蔭山 和夫(南海,内,2年目) 1952=S27 佐藤 孝夫(国鉄,内) 中西 太(西鉄,内) 1953=S28 権藤 正利(洋松,投) 豊田 泰光(西鉄,内) 1954=S29 広岡 達朗(巨人,内) 宅和 本司(南海,投) 1955=S30 西村 一孔(大阪,投) 榎本 喜八(毎日,内) 1956=S31 秋山 登(大洋,投) 稲尾 和久(西鉄,投) 1957=S32 藤田 元司(巨人,投) 木村 保(南海,投) 1958=S33 長島 茂雄(巨人,内) 杉浦 忠(南海,投) 1959=S34 桑田 武(大洋,内) 張本 勲(東映,外) 1960=S35 堀本 律雄(巨人,投) (該当者なし) 1961=S36 権藤 博(中日,投) 徳久 利明(近鉄,投) 1962=S37 城之内 邦雄(巨人,投) 尾崎 行雄(東映,投) 1963=S38 (該当者なし) (該当者なし) 1964=S39 高橋 重行(大洋,投,3年目) (該当者なし) 1965=S40 (該当者なし) 池永 正明(西鉄,投) 1966=S41 堀内 恒夫(巨人,投,D1) (該当者なし) 1967=S42 武上 四郎(サンケイ,内,D8) 高橋 善正(東映,投,D1) 1968=S43 高田 繁(巨人,外,D1) (該当者なし) 1969=S44 田淵 幸一(阪神,捕,D1) 有藤 通世(ロッテ,内,D1) 1970=S45 谷沢 健一(中日,外,D1) 佐藤 道郎(南海,投,D1) 1971=S46 関本 四十四(巨人,投,D10,4年目) 皆川 康夫(東映,投,D5) 1972=S47 安田 猛(ヤクルト,投,D6) 加藤 初(西鉄,投,D外) 1973=S48 (該当者なし) 新美 敏(日拓,投,D1) 1974=S49 藤波 行雄(中日,外,D1) 三井 雅晴(ロッテ,投,D2,2年目) 1975=S50 (該当者なし) 山口 高志(阪急,投,D1) 1976=S51 田尾 安志(中日,外,D1) 藤田 学(南海,投,D1,3年目) 1977=S52 斉藤 明夫(大洋,投,D1) 佐藤 義則(阪急,投,D1) 1978=S53 角 三男(巨人,投,D3) 村上 之宏(南海,投,D4) 1979=S54 藤沢 公也(中日,投,D1) 松沼 博久(西武,投,D外) 1980=S55 岡田 彰布(阪神,内,D1) 木田 勇(日本ハム,投,D1) 1981=S56 原 辰徳(巨人,内,D1) 石毛 宏典(西武,内,D1) 1982=S57 津田 恒実(広島,投,D1) 大石 大二郎(近鉄,内,D2,2年目) 1983=S58 槙原 寛己(巨人,投,D1,2年目) 二村 忠美(日本ハム,外,D3) 1984=S59 小早川 毅彦(広島,内,D2) 藤田 浩雅(阪急,捕,D3,2年目) 1985=S60 川端 順(広島,投,D1,2年目) 熊野 輝光(阪急,外,D3) 1986=S61 長冨 浩志(広島,投,D1) 清原 和博(西武,内,D1) 1987=S62 荒井 幸雄(ヤクルト,外,D2,2年目) 阿波野 秀幸(近鉄,投,D1) 1988=S63 立浪 和義(中日,内,D1) 森山 良二(西武,投,2年目,D1) 1989=H1 笘篠 賢治(ヤクルト,内,D3) 酒井 勉(オリックス,投,D1) 1990=H2 与田 剛(中日,投,D1) 野茂 英雄(近鉄,投,D1) 1991=H3 森田 幸一(中日,投,D5) 長谷川 滋利(オリックス,投,D1) 1992=H4 久慈 照嘉(阪神,内,D2) 高村 祐(近鉄,投,D1) 1993=H5 伊藤 智仁(ヤクルト,投,D1) 杉山 賢人(西武,投,D1) 1994=H6 藪 恵市(阪神,投,D1) 渡辺 秀一(ダイエー,投,D1) 1995=H7 山内 泰幸(広島,投,D1) 平井 正史(オリックス,投,D1,2年目) 1996=H8 仁志 敏久(巨人,内,D2) 金子 誠(日本ハム,内,D3,3年目) 1997=H9 澤崎 俊和(広島,投,D1) 小坂 誠(ロッテ,内,D5) 1998=H10 川上 憲伸(中日,投,D1) 小関 竜也(西武,外,D2,4年目) 1999=H11 上原 浩治(巨人,投,D1) 松坂 大輔(西武,投,D1) 2000=H12 金城 龍彦(横浜,内,D5,2年目) (該当者なし) 2001=H13 赤星 憲広(阪神,外,D4) 大久保 勝信(オリックス,投,D2) 2002=H14 石川 雅規(ヤクルト,投,F) 正田 樹(日本ハム,投,D1,3年目) 2003=H15 木佐貫 洋(巨人,投,F) 和田 毅(ダイエー,投,F) 2004=H16 川島 亮(ヤクルト,投,F) 三瀬 幸司(ダイエー,投,D7) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S3] 沢村賞一覧 現在の選考基準は[Q3-9]を参照。 1959年までは記者投票、1960以降は選考委員による選出。 1950年に2リーグに分裂してから1988年までは、セ・リーグの投手のみが対象。 = = = 1947=S22 別所 昭(南海,1/2) 1948=S23 中尾 碩志(巨人) 1949=S24 藤本 英雄(巨人) 1950=S25 真田 重男(松竹) 1951=S26 杉下 茂(名古屋,1/3) 1952=S27 杉下 茂(名古屋,2/3) 1953=S28 大友 工(巨人) 1954=S29 杉下 茂(中日,3/3) 1955=S30 別所 毅彦(巨人,2/2) 1956=S31 金田 正一(国鉄,1/3) 1957=S32 金田 正一(国鉄,2/3) 1958=S33 金田 正一(国鉄,3/3) 1959=S34 村山 実(阪神,1/3) 1960=S35 堀本 律雄(巨人) 1961=S36 権藤 博(中日) 1962=S37 小山 正明(阪神) 1963=S38 伊藤 芳明(巨人) 1964=S39 バッキー Gene Bacque(阪神) 1965=S40 村山 実(阪神,2/3) 1966=S41 村山 実(阪神,3/3) 堀内 恒夫(巨人,1/2) 1967=S42 小川 健太郎(中日) 1968=S43 江夏 豊(阪神) 1969=S44 高橋 一三(巨人,1/2) 1970=S45 平松 政次(大洋) 1971=S46 (該当者なし) 1972=S47 堀内 恒夫(巨人,2/2) 1973=S48 高橋 一三(巨人,2/2) 1974=S49 星野 仙一(中日) 1975=S50 外木場 義郎(広島) 1976=S51 池谷 公二郎(広島) 1977=S52 小林 繁(巨人,1/2) 1978=S53 松岡 弘(ヤクルト) 1979=S54 小林 繁(阪神,2/2) 1980=S55 (該当者なし) 1981=S56 西本 聖(巨人) 1982=S57 北別府 学(広島,1/2) 1983=S58 遠藤 一彦(大洋) 1984=S59 (該当者なし) 1985=S60 小松 辰雄(中日) 1986=S61 北別府 学(広島,2/2) 1987=S62 桑田 真澄(巨人) 1988=S63 大野 豊(広島) 1989=H1 斎藤 雅樹(巨人,1/3) 1990=H2 野茂 英雄(近鉄) 1991=H3 佐々岡 真司(広島) 1992=H4 石井 丈裕(西武) 1993=H5 今中 慎二(中日) 1994=H6 山本 昌広(中日) 1995=H7 斎藤 雅樹(巨人,2/3) 1996=H8 斎藤 雅樹(巨人,3/3) 1997=H9 西口 文也(西武) 1998=H10 川崎 憲次郎(ヤクルト) 1999=H11 上原 浩治(巨人,1/2) 2000=H12 (該当者なし) 2001=H13 松坂 大輔(西武) 2002=H14 上原 浩治(巨人,2/2) 2003=H15 井川 慶(阪神) 斉藤 和巳(ダイエー) 2004=H16 川上 憲伸(中日) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S4] カムバック賞一覧 記録の項目は、投手は登板数、勝、敗、セーブ、防御率。 打者は、試合数、打率、本塁打、打点。 パ・リーグは、特別に表彰対象の選手がある場合のみ表彰。 = = = 前年 投 G W L SV ERA G W L SV ERA 打 G AVG HR RBI G AVG HR RBI 1980=S55 門田 博光(南海) 打 111 .292 41 84 19 .278 2 17 1985=S60 村田 兆治(ロッテ) 投 24 17 5 0 4.30 5 0 1 0 6.00 1991=H3 小野 和義(近鉄) 投 21 12 4 0 2.86 13 3 4 0 5.04 白井 一幸(日本ハム) 打 105 .311 4 32 20 .283 0 7 1998=H10 西村 龍次(ダイエー) 投 25 10 10 0 3.36 (登板なし・近鉄) 2001=H13 盛田 幸妃(近鉄) 投 34 2 0 0 7.06 3 0 0 0 18.00 = = = セ・リーグは1974年の制定以降、原則として毎年選出。 = = = 前年 投 G W L SV ERA G W L SV ERA 打 G AVG HR RBI G AVG HR RBI 1974=S49 石岡 康三(ヤクルト) 投 33 6 5 8 2.06 6 0 1 6.00 1975=S50 安仁屋 宗八(阪神) 投 66 12 5 7 1.91 33 4 4 2 3.96 (広島) 1976=S51 船田 和英(ヤクルト) 打 124 .302 2 23 109 .216 2 21 1977=S52 浅野 啓司(巨人) 投 31 9 4 1 2.52 23 3 6 1 3.51 (ヤクルト) 1978=S53 野村 収(大洋) 投 44 17 11 4 3.14 27 5 10 1 4.50 (日本ハム) 1979=S54 三村 敏之(広島) 打 116 .288 12 60 95 .249 11 23 1980=S55 谷沢 健一(中日) 打 120 .369 27 80 11 .167 0 0 1981=S56 藤田 平(阪神) 打 107 .358 11 70 103 .304 6 38 1982=S57 (該当者なし) 1983=S58 (該当者なし) 1984=S59 鈴木 孝政(中日) 投 28 16 8 0 4.07 24 7 4 0 3.65 1985=S60 (該当者なし) 1986=S61 津田 恒実(広島) 投 49 4 6 22 2.08 22 2 3 1 6.64 1987=S62 杉浦 享(ヤクルト) 打 117 .304 24 43 42 .244 5 20 新浦 壽夫(大洋) 投 25 11 12 0 4.26 (韓国) 1988=S63 有田 修三(巨人) 打 74 .292 12 40 30 .162 2 5 1989=H1 西本 聖(中日) 投 30 20 6 0 2.44 15 4 3 0 3.90 (巨人) 中尾 孝義(巨人) 打 87 .228 5 27 95 .262 7 35 (中日) 1990=H2 吉村 禎章(巨人) 打 84 .327 14 45 17 .179 0 4 遠藤 一彦(大洋) 投 45 6 6 21 2.17 19 2 8 0 6.17 1991=H3 (該当者なし) 1992=H4 伊東 昭光(ヤクルト) 投 29 7 5 1 2.77 (登板なし) 1993=H5 川崎 憲次郎(ヤクルト) 投 27 10 9 0 3.48 (登板なし) 1994=H6 彦野 利勝(中日) 打 118 .284 6 49 95 .260 6 29 1995=H7 (該当者なし) 1996=H8 加藤 伸一(広島) 投 25 9 7 0 3.78 (登板なし・ダイエー) 1997=H9 伊藤 智仁(ヤクルト) 投 34 7 2 19 1.51 14 1 2 3 5.40 1998=H10 斎藤 隆(横浜) 投 34 13 5 1 2.94 (登板なし) 1999=H11 遠山 奨志(阪神) 投 63 2 1 1 2.09 11 0 1 0 7.59 2000=H12 種田 仁(中日) 打 102 .314 7 31 43 .196 0 2 2001=H13 成本 年秀(阪神) 投 50 3 1 20 2.34 1 0 0 0 0.00 (ロッテ) 2002=H14 前田 智徳(広島) 打 123 .308 20 59 27 .296 0 7 2003=H15 平井 正史(中日) 投 40 12 6 0 3.06 5 0 0 0 9.00 (オリックス) 鈴木 健(ヤクルト) 打 135 .317 20 95 65 .238 5 27 (西武) 2004=H16 小久保 裕紀(巨人) 打 125 .314 41 96 (出場なし・ダイエー) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S5] 首位打者一覧 L=左打、R=右打、LR=左右打。通算打率は [C3]。 = = = 1リーグ時代 1936=S11春 --- 1936=S11秋 .376 中根 之(名古屋,L) 1937=S12春 .338 松木 謙治郎(大阪,L) 1937=S12秋 .333 景浦 将(大阪,R) 1938=S13春 .345 中島 治康(巨人,R,1/2) 1938=S13秋 .361 中島 治康(巨人,R,2/2) 1939=S14 .338 川上 哲治(巨人,L,1/5) 1940=S15 .321 鬼頭 数雄(ライオン,L) 1941=S16 .310 川上 哲治(巨人,L,2/5) 1942=S17 .286 呉 波(巨人,L,1/2) 1943=S18 .300 呉 昌征(巨人,L,2/2) 1944=S19 .369 岡村 俊昭(近畿日本,L) 1945=S20 --- 1946=S21 .347 金田 正泰(阪神,L) 1947=S22 .315 大下 弘(東急,L,1/3) 1948=S23 .306 青田 昇(巨人,R) 1949=S24 .361 小鶴 誠(大映,R) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 .362 藤村 富美男(阪神,R) .339 大下 弘(東急,L,2/3) 1951=S26 .377 川上 哲治(巨人,L,3/5) .383 大下 弘(東急,L,3/3) 1952=S27 .353 西沢 道夫(名古屋,R) .336 飯島 滋弥(大映,R) 1953=S28 .347 川上 哲治(巨人,L,4/5) .318 岡本 伊三美(南海,R) 1954=S29 .361 与那嶺 要(巨人,L,1/3) .337 レインズ Larry Raines(阪急,R) 1955=S30 .338 川上 哲治(巨人,L,5/5) .332 中西 太(西鉄,R,1/2) 1956=S31 .338 与那嶺 要(巨人,L,2/3) .325 豊田 泰光(西鉄,R) 1957=S32 .343 与那嶺 要(巨人,L,3/3) .331 山内 和弘(毎日,R) 1958=S33 .320 田宮 謙次郎(阪神,L) .314 中西 太(西鉄,R,2/2) 1959=S34 .334 長島 茂雄(巨人,R,1/6) .323 杉山 光平(南海,L) 1960=S35 .334 長島 茂雄(巨人,R,2/6) .344 榎本 喜八(大毎,L,1/2) 1961=S36 .353 長島 茂雄(巨人,R,3/6) .336 張本 勲(東映,L,1/7) 1962=S37 .307 森永 勝也(広島,L) .374 ブルーム Jack Bloomfield(近鉄,L,1/2) 1963=S38 .341 長島 茂雄(巨人,R,4/6) .335 ブルーム(近鉄,L,2/2) 1964=S39 .323 江藤 慎一(中日,R,1/3) .366 広瀬 叔功(南海,R) 1965=S40 .336 江藤 慎一(中日,R,2/3) .320 野村 克也(南海,R) 1966=S41 .344 長島 茂雄(巨人,R,5/6) .351 榎本 喜八(東京,L,2/2) 1967=S42 .343 中 暁生(中日,L) .336 張本 勲(東映,L,2/7) 1968=S43 .326 王 貞治(巨人,L,1/5) .336 張本 勲(東映,L,3/7) 1969=S44 .345 王 貞治(巨人,L,2/5) .333 張本 勲(東映,L,4/7) .333 永淵 洋三(近鉄,L) 1970=S45 .325 王 貞治(巨人,L,3/5) .383 張本 勲(東映,L,5/7) 1971=S46 .320 長島 茂雄(巨人,R,6/6) .337 江藤 慎一(ロッテ,R,3/3) 1972=S47 .329 若松 勉(ヤクルト,L,1/2) .358 張本 勲(東映,L,6/7) 1973=S48 .355 王 貞治(巨人,L,4/5) .337 加藤 秀司(阪急,L) 1974=S49 .332 王 貞治(巨人,L,5/5) .340 張本 勲(東映,L,7/7) 1975=S50 .319 山本 浩二(広島,R) .319 白 仁天(太平洋,R) 1976=S51 .355 谷沢 健一(中日,L,1/2) .309 吉岡 悟(太平洋,L) 1977=S52 .358 若松 勉(ヤクルト,L,2/2) .329 有藤 道世(ロッテ,R) 1978=S53 .348 水谷 実雄(広島,R) .354 佐々木 恭介(近鉄,R) 1979=S54 .346 ミヤーン Felix Millan(大洋,R) .364 加藤 英司(阪急,L,3/3) 1980=S55 .369 谷沢 健一(中日,L,2/2) .358 リー Leron Lee(ロッテ,L) 1981=S56 .358 藤田 平(阪神,L) .326 落合 博満(ロッテ,R,1/5) 1982=S57 .351 長崎 啓二(大洋,L) .325 落合 博満(ロッテ,R,2/5) 1983=S58 .353 真弓 明信(阪神,R) .332 落合 博満(ロッテ,R,3/5) 1984=S59 .334 篠塚 利夫(巨人,L,1/2) .355 ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急,R,1/2) 1985=S60 .350 バース Randy Bass(阪神,L,1/2) .367 落合 博満(ロッテ,R,4/5) 1986=S61 .389 バース(阪神,L,2/2) .360 落合 博満(ロッテ,R,5/5) 1987=S62 .333 篠塚 利夫(巨人,L,2/2) .366 新井 宏昌(近鉄,L) .333 正田 耕三(広島,LR,1/2) 1988=S63 .340 正田 耕三(広島,LR,2/2) .327 高沢 秀昭(ロッテ,R) 1989=H1 .378 クロマティ Warren Cromartie(巨人,L) .322 ブーマー(オリックス,R,2/2) 1990=H2 .326 パチョレック Jim Paciorek(大洋,R) .338 西村 徳文(ロッテ,LR) 1991=H3 .340 古田 敦也(ヤクルト,R) .314 平井 光親(ロッテ,L) 1992=H4 .331 ハウエル Jack Howell(ヤクルト,L) .322 佐々木 誠(ダイエー,L) 1993=H5 .329 オマリー Tom O'Malley(阪神,L) .319 辻 発彦(西武,R) 1994=H6 .324 パウエル Alonzo Powell(中日,R,1/3) .385 イチロー(オリックス,L,1/7) 1995=H7 .355 パウエル(中日,R,2/3) .342 イチロー(オリックス,L,2/7) 1996=H8 .340 パウエル(中日,R,3/3) .356 イチロー(オリックス,L,3/7) 1997=H9 .335 鈴木 尚典(横浜,L,1/2) .345 イチロー(オリックス,L,4/7) 1998=H10 .337 鈴木 尚典(横浜,L,2/2) .358 イチロー(オリックス,L,5/7) 1999=H11 .369 ローズ Bobby Rose(横浜,R) .343 イチロー(オリックス,L,6/7) 2000=H12 .346 金城 龍彦(横浜,LR) .387 イチロー(オリックス,L,7/7) 2001=H13 .333 松井 秀喜(巨人,L) .346 福浦 和也(ロッテ,L) 2002=H14 .343 福留 孝介(中日,L) .340 小笠原 道大(日本ハム,L,1/2) 2003=H15 .340 今岡 誠(阪神,R) .360 小笠原 道大(日本ハム,L,2/2) 2004=H16 .337 嶋 重宣(広島,L) .358 松中 信彦(ダイエー,L) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S6] 本塁打王一覧 参考: <9607030737.AA02177@mailserver.ex.ecip.osaka-u.ac.jp> 通算本塁打は [C4]。 = = = 1リーグ時代 1936=S11春 --- 1936=S11秋 2 藤村 富美男(大阪,1/3) 2 山下 実(阪急) 2 古谷 倉之助(金鯱) 1937=S12春 4 中島 治康(巨人,1/2) 4 松木 謙治郎(大阪) 1937=S12秋 4 高橋 吉雄(イーグルス) 1938=S13春 6 ハリス "Bucky" Harris Mcgalliard(イーグルス) 1938=S13秋 10 中島 治康(巨人,2/2) 1939=S14 10 鶴岡 一人(南海) 1940=S15 9 川上 哲治(巨人,1/2) 1941=S16 8 服部 受弘(名古屋) 1942=S17 8 古川 清蔵(名古屋,1/2) 1943=S18 4 古川 清蔵(名古屋,2/2) 4 岩本 章(名古屋) 4 加藤 正二(名古屋) 1944=S19 3 金山 次郎(産業) 1945=S20 --- 1946=S21 20 大下 弘(セネタース,1/3) 1947=S22 17 大下 弘(東急,2/3) 1948=S23 25 川上 哲治(巨人,2/2) 25 青田 昇(巨人,1/5) 1949=S24 46 藤村 富美男(阪神,2/3) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 51 小鶴 誠(松竹) 43 別当 薫(毎日) 1951=S26 32 青田 昇(巨人,2/5) 26 大下 弘(東急,3/3) 1952=S27 27 杉山 悟(名古屋) 25 深見 安博(西鉄-東急) 1953=S28 27 藤村 富美男(阪神,3/3) 36 中西 太(西鉄,1/5) 1954=S29 31 青田 昇(洋松,3/5) 31 中西 太(西鉄,2/5) 1955=S30 31 町田 行彦(国鉄) 35 中西 太(西鉄,3/5) 1956=S31 25 青田 昇(大洋,4/5) 29 中西 太(西鉄,4/5) 1957=S32 27 青田 昇(大洋,5/5) 30 野村 克也(南海,1/9) 27 佐藤 孝夫(国鉄) 1958=S33 29 長島 茂雄(巨人,1/2) 23 中西 太(西鉄,5/5) 1959=S34 31 桑田 武(大洋) 25 山内 和弘(大毎,1/2) 森 徹(中日) 1960=S35 31 藤本 勝巳(阪神) 32 山内 和弘(大毎,2/2) 1961=S36 28 長島 茂雄(巨人,2/2) 29 野村 克也(南海,2/9) 29 中田 昌宏(阪急) 1962=S37 38 王 貞治(巨人,1/15) 44 野村 克也(南海,3/9) 1963=S38 40 王 貞治(巨人,2/15) 52 野村 克也(南海,4/9) 1964=S39 55 王 貞治(巨人,3/15) 41 野村 克也(南海,5/9) 1965=S40 42 王 貞治(巨人,4/15) 42 野村 克也(南海,6/9) 1966=S41 48 王 貞治(巨人,5/15) 34 野村 克也(南海,7/9) 1967=S42 47 王 貞治(巨人,6/15) 35 野村 克也(南海,8/9) 1968=S43 49 王 貞治(巨人,7/15) 38 野村 克也(南海,9/9) 1969=S44 44 王 貞治(巨人,8/15) 41 長池 徳二(阪急,1/3) 1970=S45 47 王 貞治(巨人,9/15) 44 大杉 勝男(東映,1/2) 1971=S46 39 王 貞治(巨人,10/15) 41 大杉 勝男(東映,2/2) 1972=S47 48 王 貞治(巨人,11/15) 41 長池 徳二(阪急,2/3) 1973=S48 51 王 貞治(巨人,12/15) 43 長池 徳二(阪急,3/3) 1974=S49 49 王 貞治(巨人,13/15) 38 ジョーンズ Clarence Jones(近鉄,1/2) 1975=S50 43 田淵 幸一(阪神) 34 土井 正博(太平洋) 1976=S51 49 王 貞治(巨人,14/15) 36 ジョーンズ(近鉄,2/2) 1977=S52 50 王 貞治(巨人,15/15) 34 リー Leron Lee(ロッテ) 1978=S53 44 山本 浩二(広島,1/4) 36 ミッチェル Bobby Mitchell(日本ハム) 1979=S54 48 掛布 雅之(阪神,1/3) 37 マニエル Chuck Manuel(近鉄,1/2) 1980=S55 44 山本 浩二(広島,2/4) 48 マニエル(近鉄,2/2) 1981=S56 43 山本 浩二(広島,3/4) 44 門田 博光(南海,1/3) 44 ソレイタ Tony Solaita(日本ハム) 1982=S57 35 掛布 雅之(阪神,2/3) 32 落合 博満(ロッテ,1/5) 1983=S58 36 山本 浩二(広島,4/4) 40 門田 博光(南海,2/3) 36 大島 康徳(中日) 1984=S59 37 掛布 雅之(阪神,3/3) 37 ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急) 37 宇野 勝(中日) 1985=S60 54 バース Randy Bass(阪神,1/2) 52 落合 博満(ロッテ,2/5) 1986=S61 47 バース(阪神,2/2) 50 落合 博満(ロッテ,3/5) 1987=S62 39 ランス Rick Lancellotti(広島) 43 秋山 幸二(西武) 1988=S63 33 ポンセ Carlos Ponce(大洋) 44 門田 博光(南海,3/3) 1989=H1 42 パリッシュ Larry Parrish(ヤクルト) 49 ブライアント Ralph Bryant(近鉄,1/3) 1990=H2 34 落合 博満(中日,4/5) 42 デストラーデ Orestes Destrade(西武,1/3) 1991=H3 37 落合 博満(中日,5/5) 39 デストラーデ(西武,2/3) 1992=H4 38 ハウエル Jack Howell(ヤクルト) 41 デストラーデ(西武,3/3) 1993=H5 34 江藤 智(広島,1/2) 42 ブライアント(近鉄,2/3) 1994=H6 38 大豊 泰昭(中日) 35 ブライアント(近鉄,3/3) 1995=H7 39 江藤 智(広島,2/2) 28 小久保 裕紀(ダイエー) 1996=H8 39 山崎 武司(中日) 32 ニール Troy Neel(オリックス) 1997=H9 38 ホージー Dwayne Hosey(ヤクルト) 37 ウィルソン Nigel Wilson(日本ハム,1/2) 1998=H10 34 松井 秀喜(巨人,1/3) 33 ウィルソン(日本ハム,2/2) 1999=H11 44 ペタジーニ Roberto Petagine(ヤクルト,1/2) 40 ローズ Tuffy Rhodes(近鉄,1/4) 2000=H12 42 松井 秀喜(巨人,2/3) 39 中村 紀洋(近鉄) 2001=H13 39 ペタジーニ(ヤクルト,2/2) 55 ローズ(近鉄,2/4) 2002=H14 50 松井 秀喜(巨人,3/3) 55 カブレラ Alex Cabrera(西武) 2003=H15 40 ラミレス Alex Ramirez(ヤクルト) 51 ローズ(近鉄,3/4) 40 ウッズ Tyrone Woods(横浜) 2004=H16 45 ウッズ(横浜,1/2) 44 松中 信彦(ダイエー) ローズ(巨人,4/4) セギノール(日本ハム) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S7] 打点王一覧 通算打点は [C5]。 = = = 1リーグ時代 1936=S11春 --- 1936=S11秋 23 古谷 倉之助(金鯱) 1937=S12春 48 景浦 将(大阪,1/2) 1937=S12秋 37 中島 治康(巨人,1/4) 1938=S13春 31 景浦 将(大阪,2/2) 1938=S13秋 38 中島 治康(巨人,2/4) 1939=S14 75 川上 哲治(巨人,1/3) 1940=S15 67 中島 治康(巨人,3/4) 1941=S16 57 川上 哲治(巨人,2/3) 1942=S17 60 中島 治康(巨人,4/4) 1943=S18 42 青田 昇(巨人,1/2) 42 野口 明(西鉄) 1944=S19 25 藤村 富美男(阪神,1/5) 1945=S20 --- 1946=S21 95 山本 一人(近畿) 1947=S22 71 藤村 富美男(阪神,2/5) 1948=S23 108 藤村 富美男(阪神,3/5) 1949=S24 142 藤村 富美男(阪神,4/5) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 161 小鶴 誠(松竹) 105 別当 薫(毎日) 1951=S26 105 青田 昇(巨人,2/2) 87 飯田 徳治(南海,1/2) 1952=S27 98 西沢 道夫(名古屋) 86 飯田 徳治(南海,2/2) 1953=S28 98 藤村 富美男(阪神,5/5) 86 中西 太(西鉄,1/3) 1954=S29 91 渡辺 博之(阪神) 97 山内 和弘(毎日,1/4) 91 杉山 悟(中日) 1955=S30 79 川上 哲治(巨人,3/3) 99 山内 和弘(毎日,2/4) 1956=S31 69 宮本 敏雄(巨人,1/2) 95 中西 太(西鉄,2/3) 1957=S32 78 宮本 敏雄(巨人,2/2) 100 中西 太(西鉄,3/3) 1958=S33 92 長島 茂雄(巨人,1/5) 85 葛城 隆雄(大毎,1/2) 1959=S34 87 森 徹(中日) 95 葛城 隆雄(大毎,2/2) 1960=S35 76 藤本 勝巳(阪神) 103 山内 和弘(大毎,3/4) 1961=S36 94 桑田 武(大洋) 112 山内 和弘(大毎,4/4) 1962=S37 85 王 貞治(巨人,1/13) 104 野村 克也(南海,1/7) 1963=S38 112 長島 茂雄(巨人,2/5) 135 野村 克也(南海,2/7) 1964=S39 119 王 貞治(巨人,2/13) 115 野村 克也(南海,3/7) 1965=S40 104 王 貞治(巨人,3/13) 110 野村 克也(南海,4/7) 1966=S41 116 王 貞治(巨人,4/13) 97 野村 克也(南海,5/7) 1967=S42 108 王 貞治(巨人,5/13) 100 野村 克也(南海,6/7) 1968=S43 125 長島 茂雄(巨人,3/5) 100 アルトマン George Altman(東京) 1969=S44 115 長島 茂雄(巨人,4/5) 101 長池 徳二(阪急,1/3) 1970=S45 105 長島 茂雄(巨人,5/5) 129 大杉 勝男(東映,1/2) 1971=S46 101 王 貞治(巨人,6/13) 120 門田 博光(南海) 1972=S47 120 王 貞治(巨人,7/13) 101 野村 克也(南海,7/7) 101 大杉 勝男(東映,2/2) 1973=S48 114 王 貞治(巨人,8/13) 109 長池 徳二(阪急,2/3) 1974=S49 107 王 貞治(巨人,9/13) 96 長池 徳二(阪急,3/3) 1975=S50 96 王 貞治(巨人,10/13) 97 加藤 秀司(阪急,1/3) 1976=S51 123 王 貞治(巨人,11/13) 82 加藤 秀司(阪急,2/3) 1977=S52 124 王 貞治(巨人,12/13) 109 リー Leron Lee(ロッテ) 1978=S53 118 王 貞治(巨人,13/13) 94 マルカーノ Bobby Marcano(阪急) 1979=S54 113 山本 浩二(広島,1/3) 104 加藤 英司(阪急,3/3) 1980=S55 112 山本 浩二(広島,2/3) 129 マニエル Chuck Manuel(近鉄) 1981=S56 103 山本 浩二(広島,3/3) 108 ソレイタ Tony Solaita(日本ハム) 1982=S57 95 掛布 雅之(阪神) 99 落合 博満(ロッテ,1/5) 1983=S58 103 原 辰徳(巨人) 114 水谷 実雄(阪急) 1984=S59 102 衣笠 祥雄(広島) 130 ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急,1/4) 1985=S60 134 バース Randy Bass(阪神,1/2) 146 落合 博満(ロッテ,2/5) 1986=S61 109 バース(阪神,2/2) 116 落合 博満(ロッテ,3/5) 1987=S62 98 ポンセ Carlos Ponce(大洋,1/2) 119 ブーマー(阪急,2/4) 1988=S63 102 ポンセ(大洋,2/2) 125 門田 博光(南海,3/3) 1989=H1 116 落合 博満(中日,4/5) 124 ブーマー(オリックス,3/4) 1990=H2 102 落合 博満(中日,5/5) 106 デストラーデ Orestes Destrade(西武,1/2) 106 石嶺 和彦(オリックス) 1991=H3 99 広沢 克己(ヤクルト,1/2) 92 デストラーデ(西武,2/2) 92 トレーバー Jim Traber(近鉄) 1992=H4 100 シーツ Larry Sheets(大洋) 97 ブーマー(ダイエー,4/4) 1993=H5 94 広沢 克己(ヤクルト,2/2) 107 ブライアント Ralph Bryant(近鉄) 94 ローズ Bobby Rose(横浜,1/2) 1994=H6 107 大豊 泰昭(中日) 111 石井 浩郎(近鉄) 1995=H7 106 江藤 智(広島) 80 初芝 清(ロッテ) 80 田中 幸雄(日本ハム) 80 イチロー(オリックス) 1996=H8 109 ロペス Luis Lopez(広島,1/2) 111 ニール Troy Neel(オリックス) 1997=H9 112 ロペス(広島,2/2) 114 小久保 裕紀(ダイエー) 1998=H10 100 松井 秀喜(巨人,1/3) 124 ウィルソン Nigel Wilson(日本ハム) 1999=H11 153 ローズ Bobby Rose(横浜,2/2) 101 ローズ Tuffy Rhodes(近鉄,1/2) 2000=H12 108 松井 秀喜(巨人,2/3) 110 中村 紀洋(近鉄,1/2) 2001=H13 127 ペタジーニ Roberto Petagine(ヤクルト) 132 中村 紀洋(近鉄,2/2) 2002=H14 107 松井 秀喜(巨人,3/3) 117 ローズ(近鉄,2/2) 2003=H15 124 ラミレス Alex Ramirez(ヤクルト) 123 松中 信彦(ダイエー,1/2) 2004=H16 113 金本 知憲(阪神) 120 松中 信彦(ダイエー,2/2) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S8] 盗塁王一覧 通算盗塁は [C6]。 = = = 1リーグ時代 1936=S11春 --- 1936=S11秋 16 苅田 久徳(東京セネタース) 1937=S12春 29 山口 政信(大阪) 1937=S12秋 22 鬼頭 数雄(ライオン) 島 秀之助(金鯱) 1938=S13春 14 江口 行男(金鯱) 1938=S13秋 20 佐々木 常助(金鯱) 1939=S14 30 山田 伝(阪急,1/2) 30 五味 芳夫(金鯱) 1940=S15 32 石田 政良(名古屋) 1941=S16 26 坪内 道則(朝日,1/2) 1942=S17 44 坪内 道則(朝日,2/2) 1943=S18 56 山田 伝(阪急,2/2) 1944=S19 19 呉 新亨(巨人) 19 呉 昌征(阪神) 1945=S20 --- 1946=S21 39 河西 俊雄(近畿,1/3) 1947=S22 53 河西 俊雄(南海,2/3) 1948=S23 66 河西 俊雄(南海,3/3) 1949=S24 59 木塚 忠助(南海,1/4) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 74 金山 次郎(松竹,1/3) 78 木塚 忠助(南海,2/4) 1951=S26 52 土屋 五郎(国鉄) 55 木塚 忠助(南海,3/4) 1952=S27 63 金山 次郎(松竹,2/3) 55 木塚 忠助(南海,4/4) 1953=S28 58 金山 次郎(広島,3/3) 61 レインズ Larry Raines(阪急) 1954=S29 51 吉田 義男(阪神,1/2) 71 鈴木 武(近鉄) 1955=S30 42 本多 逸郎(中日) 59 森下 正夫(南海) 1956=S31 50 吉田 義男(阪神,2/2) 85 河野 旭輝(阪急,1/3) 1957=S32 40 飯田 徳治(国鉄) 56 河野 旭輝(阪急,2/3) 1958=S33 47 岡嶋 博治(中日,1/2) 38 バルボン Chico Barbon(阪急,1/3) 1959=S34 41 岡嶋 博治(中日,2/2) 38 バルボン(阪急,2/3) 1960=S35 50 中 利夫(中日) 32 バルボン(阪急,3/3) 1961=S36 57 近藤 和彦(大洋) 42 広瀬 叔功(南海,1/5) 1962=S37 44 河野 旭輝(中日,3/3) 50 広瀬 叔功(南海,2/5) 1963=S38 46 高木 守道(中日,1/3) 45 広瀬 叔功(南海,3/5) 1964=S39 70 古葉 竹識(広島,1/2) 72 広瀬 叔功(南海,4/5) 1965=S40 39 高木 守道(中日,2/3) 39 広瀬 叔功(南海,5/5) 1966=S41 35 柴田 勲(巨人,1/6) 32 山本 公士(阪急) 1967=S42 28 柴田 勲(巨人,2/6) 32 西田 孝之(東京) 1968=S43 38 古葉 竹識(広島,2/2) 54 安井 智規(近鉄) 1969=S44 45 柴田 勲(巨人,3/6) 47 阪本 敏三(阪急) 1970=S45 28 東条 文博(ヤクルト) 75 福本 豊(阪急,1/13) 1971=S46 28 高田 繁(巨人) 67 福本 豊(阪急,2/13) 1972=S47 44 柴田 勲(巨人,4/6) 106 福本 豊(阪急,3/13) 1973=S48 31 高木 守道(中日,3/2) 95 福本 豊(阪急,4/13) 1974=S49 34 中塚 政幸(大洋) 94 福本 豊(阪急,5/13) 1975=S50 34 大下 剛史(広島) 63 福本 豊(阪急,6/13) 1976=S51 55 衣笠 祥雄(広島) 62 福本 豊(阪急,7/13) 1977=S52 38 柴田 勲(巨人,5/6) 61 福本 豊(阪急,8/13) 1978=S53 34 柴田 勲(巨人,6/6) 70 福本 豊(阪急,9/13) 1979=S54 55 高橋 慶彦(広島,1/3) 60 福本 豊(阪急,10/13) 1980=S55 38 高橋 慶彦(広島,2/3) 54 福本 豊(阪急,11/13) 1981=S56 34 青木 実(ヤクルト) 54 福本 豊(阪急,12/13) 1982=S57 61 松本 匡史(巨人,1/2) 54 福本 豊(阪急,13/13) 1983=S58 76 松本 匡史(巨人,2/2) 60 大石 大二郎(近鉄,1/4) 1984=S59 56 高木 豊(大洋) 46 大石 大二郎(近鉄,2/4) 1985=S60 73 高橋 慶彦(広島,3/3) 38 松永 浩美(阪急) 1986=S61 48 屋鋪 要(大洋,1/3) 36 西村 徳文(ロッテ,1/4) 48 平野 謙(中日) 1987=S62 48 屋鋪 要(大洋,2/3) 41 大石 大二郎(近鉄,3/4) 41 西村 徳文(ロッテ,2/4) 1988=S63 33 屋鋪 要(大洋,3/3) 55 西村 徳文(ロッテ,3/4) 1989=H1 34 正田 耕三(広島) 42 西村 徳文(ロッテ,4/4) 1990=H2 33 野村 謙二郎(広島,1/3) 51 秋山 幸二(西武) 33 緒方 耕一(巨人,1/2) 1991=H3 31 野村 謙二郎(広島,2/3) 42 大野 久(ダイエー) 1992=H4 33 飯田 哲也(ヤクルト) 40 佐々木 誠(ダイエー,1/2) 1993=H5 24 緒方 耕一(巨人,2/2) 31 大石 第二朗(近鉄,4/4) 24 石井 琢朗(横浜,1/4) 1994=H6 37 野村 謙二郎(広島,3/3) 37 佐々木 誠(西武,2/2) 1995=H7 47 緒方 孝市(広島,1/3) 49 イチロー(オリックス) 1996=H8 50 緒方 孝市(広島,2/3) 58 村松 有人(ダイエー) 1997=H9 49 緒方 孝市(広島,3/3) 62 松井 稼頭央(西武,1/3) 1998=H10 39 石井 琢朗(横浜,2/4) 43 松井 稼頭央(西武,2/3) 43 小坂 誠(ロッテ,1/2) 1999=H11 39 石井 琢朗(横浜,3/4) 32 松井 稼頭央(西武,3/3) 2000=H12 35 石井 琢朗(横浜,4/4) 33 小坂 誠(ロッテ,2/2) 2001=H13 39 赤星 憲広(阪神,1/4) 44 井口 資仁(ダイエー,1/2) 2002=H14 26 赤星 憲広(阪神,2/4) 41 谷 佳知(オリックス) 2003=H15 61 赤星 憲広(阪神,3/4) 42 井口 資仁(ダイエー,2/2) 2004=H16 64 赤星 憲広(阪神,4/4) 42 川崎 宗則(ダイエー) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S9] 三冠王一覧 参考: 数字は打率、本塁打、打点。 年度別リスト [S5],[S6],[S7] も参照。 = = = AVG HR RBI 1938=S13秋 中島 治康(巨人) .361 10 38 1965=S40 野村 克也(南海) .320 42 110 1973=S48 王 貞治(巨人,1/2) .355 51 114 1974=S49 王 貞治(巨人,2/2) .332 49 107 1982=S57 落合 博満(ロッテ,1/3) .325 32 99 1984=S59 ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急) .355 37 130 1985=S60 落合 博満(ロッテ,2/3) .367 52 146 1985=S60 バース Randy Bass(阪神,1/2) .350 54 134 1986=S61 落合 博満(ロッテ,3/3) .360 50 116 1986=S61 バース(阪神,2/2) .389 47 109 2004=H16 松中 信彦(ダイエー) .358 44 120 = = = ---------------------------------------------------------------------- [S10] 最多勝利一覧 数字は「勝利-敗戦」。通算勝利は [C9]。 = = = 1リーグ時代 W L 1936=S11春 --- 1936=S11秋 13- 2 沢村 栄治(巨人,1/2) 1937=S12春 24- 4 沢村 栄治(巨人,2/2) 1937=S12秋 15- 3 西村 幸生(大阪) 15- 7 スタルヒン Victor Starffin(巨人,1/6) 1938=S13春 14- 3 スタルヒン(巨人,2/6) 1938=S13秋 19- 2 スタルヒン(巨人,3/6) 1939=S14 42-15 スタルヒン(巨人,4/6) 1940=S15 38-12 須田 博(巨人,5/6) 1941=S16 30- 8 森 弘太郎(阪急) 1942=S17 40-17 野口 二郎(大洋) 1943=S18 34-11 藤本 英雄(巨人) 1944=S19 22- 4 若林 忠志(阪神) 1945=S20 --- 1946=S21 30-22 白木 義一郎(セネタース) 1947=S22 30-19 別所 昭(南海,1/3) 1948=S23 27-12 中尾 碩志(巨人) 27-15 川崎 徳次(巨人,1/2) 1949=S24 27-17 スタルヒン(大映,6/6) セ・リーグ パ・リーグ W L W L 1950=S25 39-12 真田 重男(松竹) 26- 8 荒巻 淳(毎日) 1951=S26 28-13 杉下 茂(名古屋,1/2) 24- 5 江藤 正(南海) 1952=S27 33-13 別所 毅彦(巨人,2/3) 23-12 野口 正明(西鉄) 1953=S28 27- 6 大友 工(巨人,1/2) 24-15 川崎 徳次(西鉄,2/2) 1954=S29 32-12 杉下 茂(中日,2/2) 26- 9 宅和 本司(南海,1/2) 26-15 田中 文雄(近鉄) 1955=S30 30- 6 大友 工(巨人,2/2) 24-11 宅和 本司(南海,2/2) 30-17 長谷川 良平(広島) 1956=S31 27-15 別所 毅彦(巨人,3/3) 29-14 三浦 方義(大映) 1957=S32 28-16 金田 正一(国鉄,1/3) 35- 6 稲尾 和久(西鉄,1/4) 1958=S33 31-14 金田 正一(国鉄,2/3) 33-10 稲尾 和久(西鉄,2/4) 1959=S34 27-11 藤田 元司(巨人) 38- 4 杉浦 忠(南海) 1960=S35 29-18 堀本 律雄(巨人) 33-11 小野 正一(大毎) 1961=S36 35-19 権藤 博(中日,1/2) 42-14 稲尾 和久(西鉄,3/4) 1962=S37 30-17 権藤 博(中日,2/2) 28-21 久保 征弘(近鉄) 1963=S38 30-17 金田 正一(国鉄,3/3) 28-16 稲尾 和久(西鉄,4/4) 1964=S39 29- 9 バッキー Gene Bacque(阪神) 30-12 小山 正明(東京) 1965=S40 25-13 村山 実(阪神,1/2) 27-12 尾崎 行雄(東映) 1966=S41 24- 9 村山 実(阪神,2/2) 25-17 米田 哲也(阪急) 1967=S42 29-12 小川 健太郎(中日) 23-14 池永 正明(西鉄) 1968=S43 25-12 江夏 豊(阪神,1/2) 31-10 皆川 睦男(南海) 1969=S44 22- 5 高橋 一三(巨人) 24-13 鈴木 啓示(近鉄,1/3) 1970=S45 25-19 平松 政次(大洋,1/2) 25- 8 成田 文男(ロッテ,1/2) 1971=S46 17-13 平松 政次(大洋,2/2) 24- 8 木樽 正明(ロッテ) 1972=S47 26- 9 堀内 恒夫(巨人) 20- 8 山田 久志(阪急,1/3) 20-12 金田 留広(東映,1/2) 1973=S48 24-13 江夏 豊(阪神,2/2) 21-10 成田 文男(ロッテ,2/2) 1974=S49 20- 9 松本 幸行(中日) 16- 7 金田 留広(ロッテ,2/2) 20-15 金城 基泰(広島) 1975=S50 20-13 外木場 義郎(広島) 23-15 東尾 修(太平洋,1/2) 1976=S51 20-15 池谷 公二郎(広島) 26- 7 山田 久志(阪急,2/3) 1977=S52 20-14 高橋 里志(広島) 20-12 鈴木 啓示(近鉄,2/3) 1978=S53 17-11 野村 収(大洋) 25-10 鈴木 啓示(近鉄,3/3) 1979=S54 22- 9 小林 繁(阪神) 21- 5 山田 久志(阪急,3/3) 1980=S55 16-12 江川 卓(巨人,1/2) 22- 8 木田 勇(日本ハム) 1981=S56 20- 6 江川 卓(巨人,2/2) 19- 8 村田 兆治(ロッテ) 19-15 今井 雄太郎(阪急,1/2) 1982=S57 20- 8 北別府 学(広島,1/2) 20- 4 工藤 幹夫(日本ハム) 1983=S58 18- 9 遠藤 一彦(大洋,1/2) 18- 9 東尾 修(西武,2/2) 18-10 山内 和宏(南海) 1984=S59 17-17 遠藤 一彦(大洋,2/2) 21- 9 今井 雄太郎(阪急,2/2) 1985=S60 17- 8 小松 辰雄(中日,1/2) 21-11 佐藤 義則(阪急) 1986=S61 18- 4 北別府 学(広島,2/2) 16- 6 渡辺 久信(西武,1/3) 1987=S62 17- 6 小松 辰雄(中日,2/2) 19-10 山沖 之彦(阪急) 1988=S63 18- 4 小野 和幸(中日) 15- 5 松浦 宏明(日本ハム) 18- 9 伊東 昭光(ヤクルト) 15- 7 渡辺 久信(西武,2/3) 15-11 西崎 幸広(日本ハム) 1989=H1 20- 6 西本 聖(中日) 19- 8 阿波野 秀幸(近鉄) 20- 7 斎藤 雅樹(巨人,1/5) 1990=H2 20- 5 斎藤 雅樹(巨人,2/5) 18- 8 野茂 英雄(近鉄,1/4) 18-10 渡辺 久信(西武,3/3) 1991=H3 17- 9 佐々岡 真司(広島) 17-11 野茂 英雄(近鉄,2/4) 1992=H4 17- 6 斎藤 雅樹(巨人,3/5) 18- 8 野茂 英雄(近鉄,3/4) 1993=H5 17- 5 山本 昌広(中日,1/3) 17- 5 野田 浩司(オリックス) 17- 6 野村 弘樹(横浜) 17-12 野茂 英雄(近鉄,4/4) 17- 7 今中 慎二(中日) 1994=H6 19- 8 山本 昌広(中日,2/3) 15-10 伊良部 秀輝(ロッテ) 1995=H7 18-10 斎藤 雅樹(巨人,4/5) 16-13 グロス Kip Gross(日本ハム,1/2) 1996=H8 16- 4 斎藤 雅樹(巨人,5/5) 17- 9 グロス(日本ハム,2/2) 16- 6 ガルベス Balvino Garvez(巨人) 1997=H9 18- 7 山本昌(中日,3/3) 15- 5 西口 文也(西武,1/2) 15- 6 小池 秀郎(近鉄) 1998=H10 17-10 川崎 憲次郎(ヤクルト) 13- 9 黒木 知宏(ロッテ) 13-10 武田 一浩(ダイエー) 13-12 西口 文也(西武,2/2) 1999=H11 20- 4 上原 浩治(巨人,1/2) 16- 5 松坂 大輔(西武,1/3) 2000=H12 14- 8 バンチ Melvin Bunch(中日) 14- 7 松坂 大輔(西武,2/3) 2001=H13 14- 8 藤井 秀悟(ヤクルト) 15-15 松坂 大輔(西武,3/3) 2002=H14 17- 5 上原 浩治(巨人,2/2) 15-15 松坂 大輔(西武,3/3) 17- 8 ホッジス Kevin Hodges(ヤクルト) 17-10 パウエル Jeremy Powell(近鉄) 2003=H15 20- 5 井川 慶(阪神) 20- 3 斉藤 和巳(ダイエー) 2004=H16 17- 7 川上 憲伸(中日) 15- 2 岩隈 久志(近鉄) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S11] 最優秀防御率一覧 通算防御率は [C10]。 = = = 1リーグ時代 1936=S11春 --- 1936=S11秋 0.79 景浦 将(大阪) 1937=S12春 0.81 沢村 栄治(巨人) 1937=S12秋 1.48 西村 幸生(大阪,1/2) 1938=S13春 1.52 西村 幸生(大阪,2/2) 1938=S13秋 1.05 スタルヒン Victor Starffin(巨人) 1939=S14 1.09 若林 忠志(大阪,1/2) 1940=S15 0.93 野口 二郎(翼,1/2) 1941=S16 0.85 野口 二郎(大洋,2/2) 1942=S17 1.01 林 安夫(朝日) 1943=S18 0.73 藤本 英雄(巨人,1/3) 1944=S19 1.56 若林 忠志(阪神,2/2) 1945=S20 --- 1946=S21 2.11 藤本 英雄(巨人,2/3) 1947=S22 1.74 白木 義一郎(東急) 1948=S23 1.84 中尾 碩志(巨人) 1949=S24 1.94 藤本 英雄(巨人,3/3) セ・リーグ パ・リーグ 1950=S25 2.03 大島 信雄(松竹) 2.06 荒巻 淳(毎日) 1951=S26 2.01 松田 清(巨人) 2.08 柚木 進(南海,1/2) 1952=S27 1.71 梶岡 忠義(阪神) 1.91 柚木 進(南海,2/2) 1953=S28 1.85 大友 工(巨人) 1.98 川崎 徳次(西鉄) 1954=S29 1.39 杉下 茂(中日) 1.58 宅和 本司(南海) 1955=S30 1.33 別所 毅彦(巨人) 2.08 中川 隆(毎日) 1956=S31 1.45 渡辺 省三(阪神) 1.06 稲尾 和久(西鉄,1/5) 1957=S32 1.63 金田 正一(国鉄,1/3) 1.37 稲尾 和久(西鉄,2/5) 1958=S33 1.30 金田 正一(国鉄,2/3) 1.42 稲尾 和久(西鉄,3/5) 1959=S34 1.19 村山 実(阪神,1/3) 1.40 杉浦 忠(南海) 1960=S35 1.75 秋山 登(大洋,1/2) 1.98 小野 正一(大毎) 1961=S36 1.70 権藤 博(中日) 1.69 稲尾 和久(西鉄,4/5) 1962=S37 1.20 村山 実(阪神,2/3) 2.12 久保田 治(東映) 1963=S38 1.70 秋山 登(大洋,2/2) 2.36 久保 征弘(近鉄) 1964=S39 1.89 バッキー Gene Bacque(阪神) 2.15 妻島 芳郎(東京) 1965=S40 1.84 金田 正一(巨人,3/3) 1.57 三浦 清弘(南海) 1966=S41 1.39 堀内 恒夫(巨人) 1.79 稲尾 和久(西鉄,5/5) 1967=S42 1.40 権藤 正利(阪神) 1.75 足立 光宏(阪急) 1968=S43 1.94 外木場 義郎(広島) 1.61 皆川 睦男(南海) 1969=S44 1.81 江夏 豊(阪神) 1.72 木樽 正明(ロッテ) 1970=S45 0.98 村山 実(阪神,3/3) 2.05 佐藤 道郎(南海) 1971=S46 1.71 藤本 和宏(広島) 2.37 山田 久志(阪急,1/2) 1972=S47 2.08 安田 猛(ヤクルト,1/2) 2.36 清 俊彦(近鉄) 1973=S48 2.02 安田 猛(ヤクルト,2/2) 2.47 米田 哲也(阪急) 1974=S49 2.28 関本 四十四(巨人) 1.91 佐藤 道郎(南海) 1975=S50 1.91 安仁屋 宗八(阪神) 2.20 村田 兆治(ロッテ,1/3) 1976=S51 2.98 鈴木 孝政(中日) 1.82 村田 兆治(ロッテ,2/3) 1977=S52 2.32 新浦 寿夫(巨人,1/2) 2.28 山田 久志(阪急,2/2) 1978=S53 2.81 新浦 寿夫(巨人,2/2) 2.02 鈴木 啓示(近鉄) 1979=S54 2.39 平松 政次(大洋) 2.49 山口 哲治(近鉄) 1980=S55 2.35 松岡 弘(ヤクルト) 2.28 木田 勇(日本ハム) 1981=S56 2.29 江川 卓(巨人) 2.70 岡部 憲章(日本ハム) 1982=S57 2.07 斉藤 明夫(大洋) 1.84 高橋 里志(日本ハム) 1983=S58 2.62 福間 納(阪神) 2.92 東尾 修(西武) 1984=S59 2.20 小林 誠二(広島) 2.93 今井 雄太郎(阪急) 1985=S60 2.65 小松 辰雄(中日) 2.76 工藤 公康(西武,1/4) 1986=S61 2.43 北別府 学(広島) 2.83 佐藤 義則(阪急) 1987=S62 2.17 桑田 真澄(巨人,1/2) 2.41 工藤 公康(西武,2/4) 1988=S63 1.70 大野 豊(広島,1/2) 2.38 河野 博文(日本ハム) 1989=H1 1.62 斎藤 雅樹(巨人,1/3) 2.50 村田 兆治(ロッテ,3/3) 1990=H2 2.17 斎藤 雅樹(巨人,2/3) 2.91 野茂 英雄(近鉄) 1991=H3 2.44 佐々岡 真司(広島) 2.35 渡辺 智男(西武) 1992=H4 2.05 盛田 幸妃(大洋) 1.80 赤堀 元之(近鉄) 1993=H5 2.05 山本 昌広(中日) 2.06 工藤 公康(西武,3/4) 1994=H6 2.45 郭 源治(中日) 2.91 新谷 博(西武) 1995=H7 2.33 ブロス Terry Bross(ヤクルト) 2.53 伊良部 秀輝(ロッテ,1/2) 1996=H8 2.36 斎藤 雅樹(巨人,3/3) 2.40 伊良部 秀輝(ロッテ,2/2) 1997=H9 2.85 大野 豊(広島,2/2) 2.49 小宮山 悟(ロッテ) 1998=H10 2.34 野口 茂樹(中日,1/2) 2.73 金村 暁(日本ハム) 1999=H11 2.09 上原 浩治(巨人,1/2) 2.38 工藤 公康(ダイエー,4/4) 2000=H12 2.61 石井 一久(ヤクルト) 3.27 戎 信行(オリックス) 2001=H13 2.46 野口 茂樹(中日,2/2) 3.26 ミンチー Nathan Minchey(ロッテ) 2002=H14 2.22 桑田 真澄(巨人,2/2) 2.50 金田 政彦(オリックス) 2003=H15 2.80 井川 慶(阪神) 2.83 斉藤 和巳(ダイエー) 2.83 松坂 大輔(西武,1/2) 2004=H16 2.60 上原 浩治(巨人,2/2) 2.90 松坂 大輔(西武,2/2) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S12] 最優秀救援投手一覧 通算セーブ・セーブポイントは [C11]。 最優秀救援は2005年からセーブが最多の投手。 セ・リーグの1976年から2004年、パ・リーグの1977年から2004年は セーブポイント(セーブ+救援勝利)が最多の投手。 数字はセーブポイント、セーブの順。 *はセーブポイントが最多タイでセーブは最多ではない投手(タイトル獲得)。 ※はセーブが最多でセーブポイントは最多ではない投手で、 セの1976年、パの1977年以降はタイトルではない。 = = = セ・リーグ パ・リーグ SP SV SP SV 1974=S49 ※ 10 星野 仙一(中日) ※ 13 佐藤 道郎(南海) 1975=S50 ※ 21 鈴木 孝政(中日) ※ 13 村田 兆治(ロッテ) 1976=S51 32 26 鈴木 孝政(中日,1/2) ※ 16 佐藤 道郎(南海) 1977=S52 23 9 鈴木 孝政(中日,2/2) 22 19 江夏 豊(南海,1/5) ※ 9 山本 和行(阪神) ※ 9 新浦 寿夫(巨人) 1978=S53 25 15 新浦 寿夫(巨人) 26 14 山口 高志(阪急) 1979=S54 31 22 江夏 豊(広島,2/5) 20 16 金城 基泰(南海,1/2) 1980=S55 30 21 江夏 豊(広島,3/5) 19 13 金城 基泰(南海,2/2) ※ 18 倉持 明(ロッテ) 1981=S56 28 20 角 三男(巨人) 28 25 江夏 豊(日本ハム,4/5) 1982=S57 40 26 山本 和行(阪神,1/2) 37 29 江夏 豊(日本ハム,5/5) ※ 30 斉藤 明夫(大洋) 1983=S58 32 22 斉藤 明夫(大洋,1/2) 39 34 森 繁和(西武) ※ 34 江夏 豊(日本ハム) 1984=S59 34 24 山本 和行(阪神,2/2) 25 15 山沖 之彦(阪急) ※ 29 牛島 和彦(中日) ※ 18 鈴木 康二朗(近鉄) 1985=S60 30 19 中西 清起(阪神) 26 7 石本 貴昭(近鉄,1/2) ※ 12 鈴木 康二朗(近鉄) 1986=S61 28 23 斉藤 明夫(大洋,2/2) 40 32 石本 貴昭(近鉄,2/2) 1987=S62 30 26 郭 源治(中日,1/2) 26 24 牛島 和彦(ロッテ,2/2) 1988=S63 44 37 郭 源治(中日,2/2) 34 24 吉井 理人(近鉄) ※ 25 牛島 和彦(ロッテ) 1989=H1 40 28 津田 恒実(広島) 27 21 井上 祐二(ダイエー) 1990=H2 35 31 与田 剛(中日) 27 24 鹿取 義隆(西武) 1991=H3 32 26 大野 豊(広島) 22 18 武田 一浩(日本ハム) 1992=H4 33 21 佐々木 主浩(大洋,1/5) 32 22 赤堀 元之(近鉄,1/5) ※ 26 大野 豊(広島) 1993=H5 36 30 石毛 博史(巨人) 32 26 赤堀 元之(近鉄,2/5) 1994=H6 27 19 高津 臣吾(ヤクルト,1/4) 33 24 赤堀 元之(近鉄,3/5) ※ 19 石毛 博史(巨人) 1995=H7 39 32 佐々木 主浩(横浜,2/5) 42 27 平井 正史(オリックス) 1996=H8 29 25 佐々木 主浩(横浜,3/5) 30 23 成本 年秀(ロッテ) 30 * 赤堀 元之(近鉄,4/5) 1997=H9 41 38 佐々木 主浩(横浜,4/5) 33 23 赤堀 元之(近鉄,5/5) ※ 38 宣 銅烈(中日) ※ 25 河本 育之(ロッテ) 1998=H10 46 45 佐々木 主浩(横浜,5/5) 38 35 大塚 晶文(近鉄) 1999=H11 31 30 高津 臣吾(ヤクルト,2/4) 31 30 ウォーレン Brian Warren(ロッテ) 2000=H12 36 35 ギャラード Eddie Gaillard(中日,1/2) 38 35 ペドラザ Rodney Pedraza(ダイエー,1/2) 2001=H13 37 37 高津 臣吾(ヤクルト,3/4) 38 34 ペドラザ(ダイエー,2/2) 2002=H14 35 34 ギャラード(中日,2/2) 44 38 豊田 清(西武,1/2) 2003=H15 36 34 高津 臣吾(ヤクルト,4/4) 40 38 豊田 清(西武,2/2) 2004=H16 42 37 五十嵐 亮太(ヤクルト) 32 28 三瀬 幸司(ダイエー) 32 28 横山 道哉(日本ハム) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S13] 最優秀中継ぎ投手 中継ぎ投手の評価方式は[Q3-10]参照。 2005年からホールドポイント(ホールド+救援勝利)で決定。 以下は2004年まで。 ◇ パ・リーグは旧ホールド数で決定(2001年までは最多ホールド) = = = 1996=H8 16 島崎 毅(日本ハム) 1997=H9 25 橋本 武広(西武) 1998=H10 21 吉田 修司(ダイエー,1/2) 1999=H11 26 藤井 将雄(ダイエー) 2000=H12 19 藤田 宗一(ロッテ) 2001=H13 19 吉田 修司(ダイエー,2/2) 2002=H14 32 森 慎二(西武,1/2) 2003=H15 26 森 慎二(西武,2/2) 2004=H16 13 建山 義紀(日本ハム) = = = ◇ セ・リーグはリリーフポイントで決定。 = = = 1996=H8 12.45 河野 博文(巨人) 1997=H9 24.75 島田 直也(横浜) 1998=H10 19.70 落合 英二(中日) 1999=H11 28.15 岩瀬 仁紀(中日,1/3) 2000=H12 26.20 岩瀬 仁紀(中日,2/3) 2001=H13 28.40 木塚 敦志(横浜) 2002=H14 34.60 石井 弘寿(ヤクルト) 2003=H15 31.15 岩瀬 仁紀(中日,3/3) 2004=H16 24.80 岡本 真也(中日) = = = ---------------------------------------------------------------------- [S14] 最多奪三振投手一覧 通算最多奪三振は [C12]。 表彰対象になったのはパ・リーグが1989年から、セ・リーグが1991年から。 獲得回数はそれ以前も含む。 数字は順に奪三振数、奪三振率(9イニング換算)、投球回数(0.1は1/3回、0.2は2/3回)。 = = = 1リーグ時代 SO SO率 IP 1936=S11春 --- 1936=S11秋 139 9.36 133.2 内藤 幸三(金鯱) 1937=S12春 196 7.23 244 沢村 栄治(巨人,1/2) 1937=S12秋 129 8.29 140 沢村 栄治(巨人,2/2) 1938=S13春 137 6.56 188 亀田 忠(イーグルス,1/2) 1938=S13秋 146 6.64 198 スタルヒン(巨人,1/2) 1939=S14 282 5.54 458.1 スタルヒン(巨人,1/2) 1940=S15 297 5.85 456.2 亀田 忠(黒鷲,2/2) 1941=S16 179 5.39 299 中尾 輝三(巨人,1/2) 1942=S17 264 4.50 528 野口 二郎(大洋) 1943=S18 253 5.26 433 藤本 英雄(巨人,1/2) 1944=S19 113 5.98 170 藤本 英雄(巨人,2/2) 1945=S20 --- 1946=S21 200 3.87 464.2 真田 重蔵(パシフィック) 1947=S22 191 3.83 448.1 別所 昭(南海) 1948=S23 187 4.91 343 中尾 碩志(巨人,2/2) 1949=S24 183 4.94 333.1 武末 悉昌(南海) セ・リーグ パ・リーグ SO SO率 IP SO SO率 IP 1950=S25 209 5.77 326 杉下 茂(中日,1/2) 207 5.12 363.2 米川 泰夫(東急,1/2) 1951=S26 233 5.99 350 金田 正一(国鉄,1/10) 150 5.30 254.2 阿部 八郎(阪急) 1952=S27 269 6.76 358 金田 正一(国鉄,2/10) 104 4.85 193 柚木 進(南海) 1953=S28 229 6.79 303.2 金田 正一(国鉄,3/10) 180 5.91 274 米川 泰夫(東急,2/2) 1954=S29 273 6.22 395.1 杉下 茂(中日,2/2) 275 7.51 329.2 宅和 本司(南海) 1955=S30 350 7.88 400 金田 正一(国鉄,4/10) 225 7.25 279.1 河村 久文(西鉄) 1956=S31 316 7.74 367.1 金田 正一(国鉄,5/10) 327 8.08 364.1 梶本 隆夫(阪急,1/2) 1957=S32 312 6.92 406 秋山 登(大洋) 301 8.03 337.1 梶本 隆夫(阪急,2/2) 1958=S33 311 8.42 332.1 金田 正一(国鉄,6/10) 334 8.06 373 稲尾 和久(西鉄,1/3) 1959=S34 313 9.26 304.1 金田 正一(国鉄,7/10) 336 8.14 371.1 杉浦 忠(南海,1/2) 1960=S35 284 7.98 320.1 金田 正一(国鉄,8/10) 317 8.58 332.2 杉浦 忠(南海,2/2) 1961=S36 310 6.50 429.1 権藤 博(中日) 353 7.86 404 稲尾 和久(西鉄,2/3) 1962=S37 270 6.89 352.2 小山 正明(阪神) 231 7.95 261.2 米田 哲也(阪急) 1963=S38 287 7.66 337 金田 正一(国鉄,9/10) 226 5.27 386 稲尾 和久(西鉄,3/3) 1964=S39 231 6.71 310 金田 正一(国鉄,10/10) 197 6.20 286 尾崎 行雄(東映,1/2) 1965=S40 205 6.00 307.2 村山 実(阪神,1/2) 259 6.17 378 尾崎 行雄(東映,2/2) 1966=S41 207 6.42 290.1 村山 実(阪神,2/2) 217 6.59 296.1 田中 勉(西鉄) 1967=S42 225 8.79 230.1 江夏 豊(阪神,1/6) 222 7.24 276 鈴木 啓示(近鉄,1/8) 1968=S43 401 10.97 329 江夏 豊(阪神,2/6) 305 7.65 359 鈴木 啓示(近鉄,2/8) 1969=S44 262 9.13 258.1 江夏 豊(阪神,3/6) 286 7.78 330.2 鈴木 啓示(近鉄,3/8) 1970=S45 340 9.06 337.2 江夏 豊(阪神,4/6) 247 7.09 313.2 鈴木 啓示(近鉄,4/8) 1971=S46 267 9.11 263.2 江夏 豊(阪神,5/6) 269 8.31 291.1 鈴木 啓示(近鉄,5/8) 1972=S47 233 7.78 269.2 江夏 豊(阪神,6/6) 180 6.69 242 鈴木 啓示(近鉄,6/8) 1973=S48 238 6.99 306.1 高橋 一三(巨人) 178 5.85 273.2 成田 文男(ロッテ) 1974=S49 207 7.39 252 金城 基泰(広島) 141 5.54 229 鈴木 啓示(近鉄,7/8) 1975=S50 193 6.05 287 外木場 義郎(広島) 154 4.36 317.2 東尾 修(太平洋) 1976=S51 207 6.42 290.1 池谷 公二郎(広島,1/2) 202 7.06 257.1 村田 兆治(ロッテ,1/4) 1977=S52 176 7.01 226 池谷 公二郎(広島,2/2) 180 6.89 235 村田 兆治(ロッテ,2/4) 1978=S53 162 6.05 241 斉藤 明夫(大洋) 178 5.44 294.1 鈴木 啓示(近鉄,8/8) 1979=S54 223 8.49 236.1 新浦 寿夫(巨人) 230 8.12 255 村田 兆治(ロッテ,3/4) 1980=S55 219 7.54 261.1 江川 卓(巨人,1/3) 225 8.00 253 木田 勇(日本ハム) 1981=S56 221 8.28 240.1 江川 卓(巨人,2/3) 154 6.01 230.2 村田 兆治(ロッテ,4/4) 1982=S57 196 6.70 263.1 江川 卓(巨人,3/3) 152 7.57 180.2 松沼 博久(西武) 1983=S58 186 7.02 238.1 遠藤 一彦(大洋,1/3) 143 5.52 233 山沖 之彦(阪急) 1984=S59 208 6.77 276.2 遠藤 一彦(大洋,2/3) 136 5.82 210.1 佐藤 義則(阪急,1/2) 1985=S60 172 7.36 210.1 小松 辰雄(中日) 188 6.50 260.1 佐藤 義則(阪急,2/2) 1986=S61 185 7.15 233 遠藤 一彦(大洋,3/3) 178 7.29 219.2 渡辺 久信(西武) 1987=S62 184 9.03 183.1 川口 和久(広島,1/3) 201 7.25 249.2 阿波野 秀幸(近鉄,1/2) 1988=S63 187 8.07 208.2 槙原 寛己(巨人) 204 9.01 203.2 小川 博(ロッテ) 1989=H1 192 8.29 208.1 川口 和久(広島,2/3) 183 6.99 235.2 阿波野 秀幸(近鉄,2/2) 1990=H2 182 8.97 182.2 木田 優夫(巨人) 287 10.99 235 野茂 英雄(近鉄,1/4) 1991=H3 230 10.10 205 川口 和久(広島,3/3) 287 10.66 242.1 野茂 英雄(近鉄,2/4) 1992=H4 194 8.03 217.1 仲田 幸司(阪神) 228 9.47 216.2 野茂 英雄(近鉄,3/4) 1993=H5 247 8.93 249 今中 慎二(中日) 276 10.21 243.1 野茂 英雄(近鉄,4/4) 1994=H6 185 8.03 207.1 桑田 真澄(巨人) 239 10.37 207.1 伊良部 秀輝(ロッテ,1/2) 1995=H7 187 7.90 213 斎藤 雅樹(巨人) 239 10.60 203 伊良部 秀輝(ロッテ,2/2) 1996=H8 206 9.44 196.1 斎藤 隆(横浜) 178 7.90 202.2 工藤 公康(ダイエー,1/2) 1997=H9 159 6.92 206.2 山本昌(中日) 192 8.32 207.2 西口 文也(西武,1/2) 1998=H10 241 11.05 196.1 石井 一久(ヤクルト,1/2) 148 7.36 181 西口 文也(西武,2/2) 1999=H11 179 8.15 197.2 上原 浩治(巨人,1/2) 196 8.98 196.1 工藤 公康(ダイエー,2/2) 2000=H12 210 10.33 183 石井 一久(ヤクルト,2/2) 144 7.73 167.2 松坂 大輔(西武,1/3) 2001=H13 187 8.69 193.2 野口 茂樹(中日) 214 8.01 240.1 松坂 大輔(西武,2/3) 2002=H14 206 8.84 209.2 井川 慶(阪神,1/2) 182 7.56 216.2 パウエル Jeremy Powell(近鉄) 2003=H15 194 8.42 207.1 上原 浩治(巨人,2/2) 215 9.97 194 松坂 大輔(西武,3/3) 2004=H16 228 10.24 200.1 井川 慶(阪神,2/2) 177 8.28 192.1 新垣 渚(ダイエー) = = = ##### career.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【個人通算記録リスト】 2004年までの成績(ただし[C7][C13]は随時更新)。 ---------------------------------------------------------------------- [C1] 通算出場試合 = = = 1 3017 野村 克也(南海-ロッテ-西武) 2 2831 王 貞治(巨人) 3 2752 張本 勲(東映=日拓=日本ハム-巨人-ロッテ) 4 2677 衣笠 祥雄(広島) 5 2638 大島 康徳(中日-日本ハム) 6 2571 門田 博光(南海-オリックス-ダイエー) 7 2449 土井 正博(近鉄-太平洋=クラウン=西武) 8 2401 福本 豊(阪急) 9 2379 伊東 勤(西武) 10 2284 山本 浩司=浩二(広島) 11 2282 高木 守道(中日) 12 2251 山崎 裕之(ロッテ-西武) 13 2236 落合 博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム) 14 2235 山内 和弘=一弘(毎日=大毎-阪神-広島) 2235 大杉 勝男(東映=日拓=日本ハム-ヤクルト) 16 2222 榎本 喜八(毎日=大毎=東京=ロッテ-西鉄) 17 2208 柴田 勲(巨人) 18 2190 広瀬 叔功(南海) 2190 松原 誠(大洋-巨人) 20 2189 秋山 幸二(西武-ダイエー) 21 2186 長島 茂雄(巨人) 22 2153 清原 和博(西武-巨人) 23 2142 木俣 達彦(中日) 24 2084 江藤 慎一(中日-ロッテ-大洋-太平洋-ロッテ) 25 2076 新井 宏昌(南海-近鉄) 26 2071 立浪 和義(中日) 27 2063 有藤 通世=道世(ロッテ) 2063 駒田 徳広(巨人-横浜) 29 2062 若松 勉(ヤクルト) 30 2056 毒島 章一(東映) 31 2051 真弓 明信(太平洋=クラウン-阪神) 32 2028 加藤 秀司=英司(阪急-広島-近鉄-巨人-南海) 33 2017 田中 幸雄(日本ハム) 34 2010 藤田 平(阪神) 35 2007 吉田 義男(阪神) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C2] 通算安打 L=左打、R=右打、LR=左右打。 = = = 1 3085 張本 勲(東映=日拓=日本ハム-巨人-ロッテ,L) 2 2901 野村 克也(南海-ロッテ-西武,R) 3 2786 王 貞治(巨人,L) 4 2566 門田 博光(南海-オリックス-ダイエー,L) 5 2543 衣笠 祥雄(広島,R) 2543 福本 豊(阪急,L) 7 2471 長島 茂雄(巨人,R) 8 2452 土井 正博(近鉄-太平洋=クラウン=西武,R) 9 2371 落合 博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム,R) 10 2351 川上 哲治(巨人,L) 11 2339 山本 浩司=浩二(広島,R) 12 2314 榎本 喜八(毎日=大毎=東京=ロッテ-西鉄,L) 13 2274 高木 守道(中日,R) 14 2271 山内 和弘=一弘(毎日=大毎-阪神-広島,R) 15 2228 大杉 勝男(東映=日拓=日本ハム-ヤクルト,R) 16 2219 立浪 和義(中日,L) 17 2204 大島 康徳(中日-日本ハム,R) 18 2173 若松 勉(ヤクルト,L) 19 2157 広瀬 叔功(南海,R) 2157 秋山 幸二(西武-ダイエー,R) 21 2095 松原 誠(大洋-巨人,R) 22 2081 山崎 裕之(ロッテ-西武,R) 23 2064 藤田 平(阪神,L) 24 2062 谷沢 健一(中日,L) 25 2057 江藤 慎一(中日-ロッテ-大洋-太平洋-ロッテ,R) 2057 有藤 通世=道世(ロッテ,R) 27 2055 加藤 秀司=英司(阪急-広島-近鉄-巨人-南海,L) 28 2038 新井 宏昌(南海-近鉄,L) 29 2018 柴田 勲(巨人,LR) 30 2006 駒田 徳広(巨人-横浜,L) 31 2005 清原 和博(西武-巨人,R) 32 1978 飯田 徳治(南海-国鉄,R) 33 1977 毒島 章一(東映,L) 34 1963 小玉 明利(近鉄-阪神,R) 35 1904 松永 浩美(阪急=オリックス-阪神-ダイエー,LR) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C3] 通算打率 4000打数以上。L=左打、R=右打、LR=左右打。年度別首位打者は [S5]。 = = = 1 .320 リー Leron Lee(ロッテ,L) 2 .31918 若松 勉(ヤクルト,L) 3 .31915 張本 勲(東映=日拓=日本ハム-巨人-ロッテ,L) 4 .317 ブーマー Greg "Boomer" Wells(阪急=オリックス-ダイエー,R) 5 .313 川上 哲治(巨人,L) 6 .3111 与那嶺 要(巨人-中日,L) 7 .3108 落合 博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム,R) 8 .3089 松井 稼頭央(西武,LR) 9 .3088 鈴木 尚典(横浜,L) 10 .308 レオン Leon Lee(ロッテ-大洋-ヤクルト,R) 11 .307 中西 太(西鉄,R) 12 .305 長島 茂雄(巨人,R) 13 .3044 篠塚 利夫=和典(巨人,L) 14 .3040 松井 秀喜(巨人,L) 15 .3034 前田 智徳(広島,L) 16 .3030 大下 弘(セネタース=東急=急映-西鉄,L) 17 .302 谷沢 健一(中日,L) 18 .301 王 貞治(巨人,L) 19 .2999 藤村 富美男(阪神,R) 20 .298 榎本 喜八(毎日=大毎=東京=ロッテ-西鉄,L) 21 .2972 加藤 秀司=英司(阪急-広島-近鉄-巨人-南海,L) 22 .2969 田宮 謙次郎(阪神-大毎,L) 23 .2968 高木 豊(大洋=横浜-日本ハム,L) 24 .296 古田 敦也(ヤクルト,R) 25 .2949 山内 和弘=一弘(毎日=大毎-阪神-広島,R) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C4] 通算本塁打 年度別本塁打王は [S6]。 = = = 1 868 王 貞治(巨人) 2 657 野村 克也(南海-ロッテ-西武) 3 567 門田 博光(南海-オリックス-ダイエー) 4 536 山本 浩司=浩二(広島) 5 510 落合 博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム) 6 504 張本 勲(東映=日拓=日本ハム-巨人-ロッテ) 504 衣笠 祥雄(広島) 8 492 清原 和博(西武-巨人) 9 486 大杉 勝男(東映=日拓=日本ハム-ヤクルト) 10 474 田淵 幸一(阪神-西武) 11 465 土井 正博(近鉄-太平洋=クラウン=西武) 12 444 長島 茂雄(巨人) 13 437 秋山 幸二(西武-ダイエー) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C5] 通算打点 年度別打点王は [S7]。 = = = 1 2170 王 貞治(巨人) 2 1988 野村 克也(南海-ロッテ-西武) 3 1678 門田 博光(南海-オリックス-ダイエー) 4 1676 張本 勲(東映=日拓=日本ハム-巨人-ロッテ) 5 1564 落合 博満(ロッテ-中日-巨人-日本ハム) 6 1522 長島 茂雄(巨人) 7 1507 大杉 勝男(東映=日拓=日本ハム-ヤクルト) 8 1475 山本 浩司=浩二(広島) 9 1448 衣笠 祥雄(広島) 10 1439 清原 和博(西武-巨人) 11 1400 土井 正博(近鉄-太平洋=クラウン=西武) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C6] 通算盗塁 年度別盗塁王は [S8]。 = = = 1 1065 福本 豊(阪急) 2 596 広瀬 叔功(南海) 3 579 柴田 勲(巨人) 4 479 木塚 忠助(南海-近鉄) 5 477 高橋 慶彦(広島-ロッテ-阪神) 6 456 金山 次郎(名古屋=産業=中部日本=中日-急映-大映-松竹-広島) 7 415 大石 大二郎=第二朗(近鉄) 8 390 飯田 徳治(南海-国鉄) 9 381 呉 波=昌征(巨人-阪神-毎日) 10 370 古川 清蔵(名古屋=産業=中部日本=中日-阪急) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C7] サイクルヒット一覧 = = = 1948=S23.10.2 藤村 富美男(阪神,1/2) 金星(甲子園) 1949=S24.4.16 金田 正泰(阪神) 南海(後楽園) 1950=S25.5.25 藤村 富美男(阪神,2/2) 広島(甲子園) 1950=S25.6.27 門前 眞佐人(大洋) 中日(後楽園) 1952=S27.4.13 東谷 夏樹(阪急) 毎日(川崎) 1952=S27.4.20 浅原 直人(東急) 近鉄(川崎) 1952=S27.6.22 滝田 政治(大映) 東急(川崎) 1952=S27.6.26 山川 武範(広島) 国鉄(後楽園) 1953=S28.4.23 青田 昇(洋松) 巨人(後楽園) 1953=S28.8.17 原田 徳光(名古屋) 巨人(後楽園) 1954=S29.7.15 大下 弘(西鉄) 阪急(平和台) 1954=S29.7.25 川上 哲治(巨人) 広島(前橋) 1955=S30.8.24 飯田 徳治(南海) トンボ(川崎) 1957=S32.6.23 毒島 章一(東映) 近鉄(駒沢) 1957=S32.7.19 渡辺 清(阪急) 近鉄(大阪) 1957=S32.8.27 葛城 隆雄(毎日) 南海(大阪) 1959=S34.6.20 大和田 明(広島) 大洋(広島) 1959=S34.7.26 町田 行彦(国鉄) 阪神(後楽園) 1960=S35.8.6 小淵 泰輔(西鉄) 東映(平和台) 1961=S36.5.7 張本 勲(東映) 近鉄(駒沢) 1961=S36.7.8 近藤 和彦(大洋) 阪神(川崎) 1962=S37.9.16 前田 益穂(中日) 大洋(中日) 1963=S38.4.25 王 貞治(巨人) 阪神(後楽園) 1965=S40.7.16 スペンサー Daryl Spencer(阪急) 近鉄(西京極) 1968=S43.5.28 和田 博実(西鉄) 南海(平和台) 1971=S46.8.14 山崎 裕之(ロッテ) 東映(神宮) 1973=S48.7.11 弘田 澄男(ロッテ) 日拓(神宮) 1976=S51.4.17 得津 高宏(ロッテ) 太平洋(仙台) 1976=S51.7.7 衣笠 祥雄(広島) 巨人(札幌) 1976=S51.7.9 若松 勉(ヤクルト) 中日(神宮) 1978=S53.5.20 長崎 慶一(大洋) 阪神(横浜) 1979=S54.5.20 真弓 明信(阪神) 中日(ナゴヤ) 1980=S55.7.17 平野 光泰(近鉄) 阪急(西宮) 1980=S55.7.29 大宮 龍男(日本ハム) 南海(大阪) 1981=S56.5.21 福本 豊(阪急) 西武(西武) 1982=S57.10.8 松永 浩美(阪急,1/2) 南海(西宮) 1983=S58.4.30 山本 浩二(広島) 阪神(甲子園) 1985=S60.5.21 栗橋 茂(近鉄) 南海(大阪) 1985=S60.5.22 岡村 隆則(西武) ロッテ(平和台) 1986=S61.7.17 金村 義明(近鉄) 阪急(西宮) 1989=H1.7.13 秋山 幸二(西武) 近鉄(藤井寺) 1989=H1.10.1 田村 藤夫(日本ハム) ダイエー(平和台) 1990=H2.7.7 藤本 博史(ダイエー) 日本ハム(浜松) 1990=H2.8.23 池山 隆寛(ヤクルト) 中日(神宮) 1991=H3.5.24 松永 浩美(オリックス,2/2) ロッテ(神戸) 1993=H5.7.29 ハウエル Jack Howell(ヤクルト) 広島(神宮) 1994=H6.9.18 中村 紀洋(近鉄) 日本ハム(藤井寺) 1995=H7.5.2 ローズ Bobby Rose(横浜,1/3) 中日(横浜) 1997=H9.4.29 ローズ(横浜,2/3) ヤクルト(横浜) 1997=H9.8.22 立浪 和義(中日) 阪神(ナゴヤドーム) 1997=H9.9.26 広沢 克(巨人) 中日(東京ドーム) 1999=H11.4.24 金本 知憲(広島) 中日(広島) 1999=H11.6.25 仁志 敏久(巨人) 広島(広島) 1999=H11.6.30 ローズ(横浜,3/3) 広島(富山) 2000=H12.6.7 松井 稼頭央(西武) 近鉄(西武ドーム) 2002=H14.7.27 ロドリゲス Boi Rodriguez(横浜) 広島(函館) 2002=H14.9.21 井端 弘和(中日) 横浜(ナゴヤドーム) 2003=H15.5.3 オーティズ Jose Ortiz(オリックス) 西武(西武ドーム) 2003=H15.6.8 福留 孝介(中日) 広島(ナゴヤドーム) 2003=H15.7.1 稲葉 篤紀(ヤクルト) 横浜(松本) 2003=H15.7.1 村松 有人(ダイエー) 近鉄(大阪ドーム) 2003=H15.7.2 桧山 進次郎(阪神) 中日(甲子園) 2004=H16.4.4 細川 亨(西武) 日本ハム(札幌ドーム) 2004=H16.4.13 アレックス Alex Ochoa(中日) 巨人(東京ドーム) = = = ◇ オールスター・ゲームでサイクルヒット = = = 1992=H4.7.19 古田 敦也(セントラル,ヤクルト) パシフィック(千葉マリン) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C8] 通算登板 = = = 1 949 米田 哲也(阪急-阪神-近鉄) 2 944 金田 正一(国鉄-巨人) 3 867 梶本 隆夫(阪急) 4 856 小山 正明(阪神-東京=ロッテ-大洋) 5 829 江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武) 6 759 皆川 睦男=睦雄(南海) 7 756 稲尾 和久(西鉄) 8 755 鹿取 義隆(巨人-西武) 9 719 権藤 政利(洋松=大洋-東映-阪神) 10 707 大野 豊(広島) 11 705 石井 茂雄(阪急-太平洋=クラウン-巨人) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C9] 通算勝利 年度別最多勝利は [S10]。 = = = ` 1 400 金田 正一(国鉄-巨人) 2 350 米田 哲也(阪急-阪神-近鉄) 3 320 小山 正明(阪神-東京=ロッテ-大洋) 4 317 鈴木 啓示(近鉄) 5 310 別所 昭=毅彦(南海=グレートリング-巨人) 6 303 スタルヒン=須田 博 Victor Starffin(巨人-パシフィック=太陽-金星=大映-高橋=トンボ) 7 284 山田 久志(阪急) 8 276 稲尾 和久(西鉄) 9 254 梶本 隆夫(阪急) 10 251 東尾 修(西鉄=太平洋=クラウン=西武) 11 237 若林 忠志(タイガース=阪神-毎日) 237 野口 二郎(セネタース=翼=大洋=西鉄-阪急) 13 222 村山 実(阪神) 14 221 皆川 睦男=睦雄(南海) 15 215 杉下 茂(中日=名古屋-大毎) 村田 兆治(東京=ロッテ) 17 213 北別府 学(広島) 18 209 中尾 輝三=碩志(巨人) 19 206 江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武) 20 203 堀内 恒夫(巨人) 21 201 平松 政次(大洋) 201 工藤 公康(西武-ダイエー-巨人) 23 200 藤本 英雄(巨人-中日-巨人) 24 197 長谷川 良平(広島) 25 193 秋山 登(大洋) 26 191 松岡 弘(サンケイ=アトムズ=ヤクルト) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C10] 通算防御率 2000投球回以上。年度別最優勝防御率は [S11]。 = = = 1 1.90 藤本 英雄(巨人-中日-巨人) 2 1.96 野口 二郎(セネタース=翼=大洋=西鉄-阪急) 3 1.98 稲尾 和久(西鉄) 4 1.99 若林 忠志(タイガース=阪神-毎日) 5 2.088 スタルヒン=須田 博 Victor Starffin (巨人-パシフィック=太陽-金星=大映-高橋=トンボ) 6 2.092 村山 実(阪神) 7 2.18 別所 昭=毅彦(南海=グレートリング-巨人) 8 2.230 荒巻 淳(毎日=大毎-阪急) 9 2.232 杉下 茂(中日=名古屋-大毎) 10 2.34 金田 正一(国鉄-巨人) 11 2.39 杉浦 忠(南海) 12 2.42 皆川 睦男=睦雄(南海) 13 2.44 渡辺 省三(阪神) 14 2.45 小山 正明(阪神-東京=ロッテ-大洋) 15 2.48 中尾 輝三=碩志(巨人) 16 2.49 江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C11] 通算セーブ・セーブポイント 数字は順にセーブ、セーブポイント(セーブポイント順位)。 年度別最優秀救援投手は [S12]。 = = = SV SP 1 260 289(1) 高津 臣吾(ヤクルト) 2 248 289(2) 佐々木 主浩(大洋=横浜) 3 193 210(4) 江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武) 4 139 191(6) 赤堀 元之(近鉄) 5 138 192(5) 大野 豊(広島) 6 137 161(9) 小林 雅英(ロッテ) 6 137 151(11) 大塚 晶文(近鉄) 8 133 188(8) 斉藤 明雄=明夫(大洋=横浜) 9 131 216(3) 鹿取 義隆(巨人-西武) 10 130 190(7) 山本 和行(阪神) 11 126 154(10) 牛島 和彦(中日-ロッテ) 12 120 126(18) ギャラード Eddie Gaillard(中日-横浜) 13 117 129(15) ペドラザ Rodney Pedraza(ダイエー-巨人) 14 116 141(12) 郭 源治(中日) 14 116 134(14) 豊田 清(西武) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C12] 通算奪三振 年度別最多奪三振は [S14]。 = = = 1 4490 金田 正一(国鉄-巨人) 2 3388 米田 哲也(阪急-阪神-近鉄) 3 3159 小山 正明(阪神-東京=ロッテ-大洋) 4 3061 鈴木 啓示(近鉄) 5 2987 江夏 豊(阪神-南海-広島-日本ハム-西武) 6 2945 梶本 隆夫(阪急) 7 2574 稲尾 和久(西鉄) 8 2566 工藤 公康(西武-ダイエー-巨人) 9 2363 村田 兆治(東京=ロッテ) 10 2271 村山 実(阪神) 11 2244 小野 正一(毎日=大毎=東京-大洋-中日) 12 2111 槙原 寛己(巨人) 13 2092 川口 和久(広島-巨人) 14 2058 山田 久志(阪急) 15 2045 平松 政次(大洋) 16 2016 星野 伸之(阪急=オリックス-阪神) 17 2008 松岡 弘(サンケイ=アトムズ=ヤクルト) = = = ---------------------------------------------------------------------- [C13] ノーヒットノーラン一覧 ☆は完全試合。日付の後の D1,D2 はダブルヘッダー第一、第二試合。 = = = 1936=S11.9.25 沢村 栄治(巨人,1/3) 1-0 タイガース(甲子園) 1937=S12.5.1 沢村 栄治(巨人,2/3) 4-0 タイガース(洲崎) 1937=S12.7.3 スタルヒン Victor Starffin(巨人) 4-0 イーグルス(洲崎) 1937=S12.7.16 石田 光彦(阪急,1/2) 6-0 セネタース(洲崎) 1939=S14.11.3 中尾 輝三(巨人,1/2) 1-0 セネタース(後楽園) 1940=S15.3.18 亀田 忠(イーグルス,1/2) 5-0 ライオン(西宮) 1940=S15.4.14 浅野 勝三郎(阪急) 9-0 タイガース(甲子園) 1940=S15.7.6 沢村 栄治(巨人,3/3) 4-0 名古屋(西宮) 1940=S15.8.3 三輪 八郎(タイガース) 1-0 巨人(大連) 1940=S15.8.22 石田 光彦(阪急,2/2) 9-0 ライオン(大連) 1941=S16.4.14 亀田 忠(黒鷲,2/2) 1-0 阪神(後楽園) 1941=S16.7.16 中尾 輝三(巨人,2/2) 3-0 名古屋(後楽園) 1941=S16.10.27 森 弘太郎(阪急) 2-0 名古屋(西宮) 1942=S17.7.18 西沢 道夫(名古屋) 2-0 阪急(後楽園) 1943=S18.5.2 天保 義夫(阪急) 3-0 南海(甲子園) 1943=S18.5.22 藤本 英雄(巨人,1/2) 3-0 名古屋(後楽園) 1943=S18.5.26 別所 昭(南海) 2-0 大和(神戸) 1943=S18.10.12 石丸 進一(名古屋) 5-0 大和(後楽園) 1946=S21.6.16 呉 昌征(阪神) 11-0 セネタース(西宮) 1948=S23.8.24 梶岡 忠義(阪神) 3-0 南海(神宮) 1948=S23.9.6D2 真田 重蔵(大陽,1/2) 3-0 阪神(甲子園) 1950=S25.6.28 ☆藤本 英雄(巨人,2/2) 4-0 西日本(青森) 1951=S26.9.5 金田 正一(国鉄,1/2) 1-0 阪神(大阪) 1952=S27.4.27D1 林 義一(大映) 2-0 阪急(高崎) 1952=S27.5.7 真田 重蔵(阪神,2/2) 12-0 広島(甲子園) 1952=S27.7.26 大友 工(巨人) 17-0 松竹(大阪) 1954=S29.8.7 山下 登(近鉄) 4-0 高橋(中日) 1955=S30.5.10 杉下 茂(中日) 1-0 国鉄(川崎) 1955=S30.6.4 大津 守(西鉄) 8-0 近鉄(平和台) 1955=S30.6.19D2 ☆武智 文雄(近鉄) 1-0 大映(大阪) 1956=S31.5.3D2 大脇 照夫(国鉄) 5-0 中日(中日) 1956=S31.9.19D2 ☆宮地 惟友(国鉄) 6-0 広島(金沢) 1957=S32.8.21 ☆金田 正一(国鉄,2/2) 1-0 中日(中日) 1957=S32.10.12 大矢根 博臣(中日) 3-0 阪神(甲子園) 1958=S33.7.19 ☆西村 貞朗(西鉄) 1-0 東映(駒沢) 1960=S35.8.11D1 ☆島田 源太郎(大洋) 1-0 阪神(川崎) 1961=S36.6.20 ☆森滝 義巳(国鉄) 1-0 中日(後楽園) 1964=S39.5.16 井上 善夫(西鉄) 2-0 阪急(平和台) 1964=S39.8.18 中山 義朗(中日) 3-0 巨人(中日) 1965=S40.6.28 バッキー Gene Bacque(阪神) 7-0 巨人(甲子園) 1965=S40.10.2 外木場 義郎(広島,1/3) 2-0 阪神(甲子園) 1966=S41.5.1D2 ☆佐々木 吉郎(大洋) 1-0 広島(広島) 1966=S41.5.12 ☆田中 勉(西鉄) 2-0 南海(大阪) 1966=S41.6.12D2 清 俊彦(西鉄) 8-0 近鉄(小倉) 1967=S42.9.17D2 若生 忠男(西鉄) 4-0 阪急(西宮) 1967=S42.10.10D1 堀内 恒夫(巨人) 11-0 広島(後楽園) 1968=S43.5.16 城之内 邦雄(巨人) 16-0 大洋(後楽園) 1968=S43.8.8 鈴木 啓示(近鉄,1/2) 4-0 東映(日生) 1968=S43.9.14 ☆外木場 義郎(広島,2/3) 2-0 大洋(広島) 1969=S44.8.16D2 成田 文男(ロッテ) 1-0 阪急(西宮) 1970=S45.5.18 渡辺 秀武(巨人) 2-0 広島(後楽園) 1970=S45.6.9 鬼頭 洋(大洋) 1-0 ヤクルト(川崎) 1970=S45.10.6 ☆佐々木 宏一郎(近鉄) 3-0 南海(大阪) 1971=S46.8.19D2 藤本 和宏(広島) 6-0 中日(広島) 1971=S46.8.21D2 ☆高橋 善正(東映) 4-0 西鉄(後楽園) 1971=S46.9.9 鈴木 啓示(近鉄,2/2) 4-0 西鉄(日生) 1972=S47.4.29 外木場 義郎(広島,3/3) 3-0 巨人(広島) 1973=S48.6.16 高橋 直樹(日拓) 1-0 近鉄(後楽園) 1973=S48.8.30 江夏 豊(阪神) 1-0 中日(甲子園) 延長11回 1973=S48.10.10D1 ☆八木沢 荘六(ロッテ) 1-0 太平洋(仙台) 1975=S50.4.20D2 神部 年男(近鉄) 1-0 南海(藤井寺) 1976=S51.4.18 加藤 初(巨人) 5-0 広島(広島) 1976=S51.5.11 戸田 善紀(阪急) 1-0 南海(大阪) 1978=S53.8.31 ☆今井 雄太郎(阪急) 5-0 ロッテ(仙台) 1985=S60.6.4 郭 泰源(西武) 7-0 日本ハム(平和台) 1985=S60.6.9 田中 幸雄(日本ハム) 12-0 近鉄(後楽園) 1987=S62.8.9 近藤 真一(中日) 6-0 巨人(ナゴヤ) 1990=H2.4.25 柴田 保光(日本ハム) 3-0 近鉄(東京ドーム) 1992=H4.6.14 湯舟 敏郎(阪神) 6-0 広島(甲子園) 1994=H6.5.18 ☆槙原 寛己(巨人) 6-0 広島(福岡ドーム) 1995=H7.7.5 西崎 幸広(日本ハム) 1-0 西武(東京ドーム) 1995=H7.8.26 佐藤 義則(オリックス) 7-0 近鉄(藤井寺) 1995=H7.9.9 ブロス Terry Bross(ヤクルト) 4-0 巨人(東京ドーム) 1996=H8.6.11 渡辺 久信(西武) 9-0 オリックス(西武) 1996=H8.8.11 野口 茂樹(中日) 5-0 巨人(東京ドーム) 1997=H9.9.2 石井 一久(ヤクルト) 3-0 横浜(横浜) 1998=H10.5.26 川尻 哲郎(阪神) 2-0 中日(倉敷) 1999=H11.5.8 佐々岡 真司(広島) 4-0 中日(広島) 2000=H12.4.7 バンチ Melvin Bunch(中日) 8-0 横浜(横浜) 2000=H12.6.20 エルビラ Narciso Elvira(近鉄) 4-0 西武(大阪ドーム) 2002=H14.8.1 川上 憲伸(中日) 6-0 巨人(東京ドーム) 2004=H16.10.4 井川 慶(阪神) 1-0 広島(広島) = = = ◆ 以下は継投によるノーヒットノーラン。 = = = 1941=S16.6.22 中河 美芳5.1-石原 繁三3.2(イーグルス) 2-0 名古屋(後楽園) 1941=S16.8.2 江田 孝7.2-森 弘太郎1.1(阪急) 2-0 名古屋(西宮) = = = ◇ オールスター・ゲームで継投によるノーヒットノーラン = = = 1971=S46.7.17 江夏 豊3(阪神)-渡辺 秀武2(巨人)-高橋 一三1(巨人)-水谷 寿伸0.1(中日)-小谷 正勝2.2(大洋)(セントラル) 5-0 パシフィック(西宮) = = = ##### trivia.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【その他の記録】 ---------------------------------------------------------------------- [T1] プロ野球、好プレー・珍プレー、快記録・珍記録、珍事件 打撃関係[T1-1] 投手関係[T1-2] 守備関係[T1-3] その他[T1-4] [T1-1] <打撃関係> ◇ 1試合4本塁打 ・岩本 義行(松竹) 1951=S26.8.1 vs阪神(上田) 6打席6打数5安打 ・王 貞治(巨人) 1964=S39.5.3 vs阪神(後楽園) 4打席全てが本塁打 ・ソレイタ(日本ハム) 1980=S55.4.20 vs南海(大阪) 死球をはさんで4打数連続 ・ウィルソン(日本ハム) 1997=H9.6.21 vs近鉄(大阪ドーム) 単打の後4打席連続 ・古田 敦也(ヤクルト) 2003=H15.6.28 vs広島(広島) 四球をはさんで4打数連続 ◇ 1試合7打席7安打 ・大下 弘(東急) 1949=S24.11.19 vs大陽(甲子園) ◇ 1試合11打点、1イニング7打点、1試合2満塁本塁打 ・飯島 滋弥(大映) 1951=S26.10.5 vs阪急(大須) 1回表満塁本塁打。7回表3点本塁打、満塁本塁打。 ◇ 1イニング6本塁打、5者連続本塁打 ・6本塁打 西武 1986=S61.8.6 vs近鉄(藤井寺) 8回表 西岡-(伊東死球)-清原-(一死)-石毛-(二死)-ブコビッチ-秋山-大田 ・5者連続 東映 1971=S46.5.3 vsロッテ(東京) 10回表二死満塁から 作道-大下-大橋-張本-大杉 ◇ 1イニング5安打無得点 ・イーグルス 1937=S12.10.27 vs金鯱 (1) 辻、右翼安打するも二塁を欲張ってアウト(一死無走者) (2) 漆原、内野安打(一死一塁) (3) 寺本、三塁線安打(一死一、二塁) (4) 中根、中前安打、二塁走者漆原本塁で憤死(二死一、二塁) (5) ハリス、左前安打、二塁走者寺本本塁で憤死(三死) ・阪急 1963=S38.8.14 vs近鉄 (1) バルボン、右前安打するも盗塁失敗(一死無走者) (2) 岡島、中前安打(一死一塁) (3) 戸口、左前安打、一塁走者岡島三塁で憤死(二死一塁) (4) 中田、安打(二死一、二塁) (5) 早瀬、中前安打、二塁走者戸口本塁で憤死(三死) ◇ 柵越えホームランを打ったが、負傷、代走がホームイン ・ジムタイル(近鉄) 1969=S44.5.18 vs阪急(西宮) 2回表 ホームランを打った直後に肉離れ(代走伊勢)。 このためジムタイルのホームラン数が 8 なのに得点が 7 と一つ少ない。 ・彦野 利勝(中日) 1991=H3.6.18 vs大洋(ナゴヤ) 10回裏 6-6からのサヨナラホームランを打ち一塁を回ったところで右膝靭帯損傷(代走山口) ◇ 東京ドームでの認定ホームラン 東京ドームの特別グラウンドルールは [Q1-12] 参照。 ・ブライアント(近鉄) 1990=H2.6.6 vs日本ハム(東京ドーム) 角盈男投手から打った打球がセンター上方のスピーカーを直撃。 東京ドームの特別グラウンドルールにより、ホームランと認定。 ◇ 死球 ・通算 181(継続中) 清原 和博(西武=巨人) ・シーズン 24 岩本 義行(大洋) 1952=S27 (パ) 18 イチロー 1995=H7 ◇ サヨナラホームラン ・通算 11 野村 克也(南海-ロッテ-西武) ・シーズン 5 ハウエル Jack Howell(ヤクルト) 1993=H5 (パ) 3 大杉 勝男(東映) 1969=S44、矢野 清(阪急) 1969=S44、 岸川 勝也(ダイエー) 1989=H1、ローズ(近鉄) 1996=H8、 ニール(オリックス) 1996=H8 ・代打2試合連続 豊田 泰光(サンケイ) 1968=S43.8.24,25 vs中日(神宮)、 若松 勉(ヤクルト) 1977=S52.6.12,13 vs広島(神宮) ◇ 満塁ホームラン ・通算 15 王 貞治(巨人) ・シーズン 5 西沢 道夫(中日) 1950=S25 (パ) 3 門田 博光(南海) 1983=S58、ブーマー(阪急) 1987=S62、バークレオ 1988=S63 ・チーム1イニング2本 阪神 1996=H8.10.9 vs中日(甲子園) 1回裏 新庄剛志と塩谷和彦、 ダイエー 1999=H11.8.20 vs日本ハム(福岡ドーム) 2回裏 秋山幸二と小久保裕紀(ランニング) ◇ 三振 ・通算 1713(継続中) 清原和博(西武-巨人) 1712 秋山幸二(西武-ダイエー) 1587 衣笠祥雄(広島) ・シーズン 204 ブライアント(近鉄) 1993=H5 ・シーズン最少(300打数以上) 6 坪内道則(ゴールドスター) 1946=S21、 川上哲治(巨人) 1951=S26、酒沢政夫(大映) 1951=S26 ・連続試合 34 スタントン(阪神) 1979=S54 ・連続打席 18 ドミンゴ(横浜) 2003=H15 ・連続打席無三振 216 イチロー(オリックス) 1997=H9 ◇ 代打本塁打 ・通算 27 高井 保弘(阪急) オールスターで唯一の代打逆転サヨナラ2ランも ・シーズン 7 大島 康徳(中日) 1976=S51 ◆ 1イニング2併殺打 併殺打は [Q2-2] 参照。 ・1962=S37.8.1 南海vs東映 1回裏南海の攻撃無死満塁 (1)ハドリ二塁ゴロ、4-6-3吉田失策でハドリ一塁セーフ、二・三塁走者は生還 (2)井上二塁ゴロ、4-6-3の併殺完成 ・1964=S39.6.7 中日vs大洋 2回裏中日の攻撃無死一塁 (1)葛城二塁ゴロ、4近藤昭-6桑田-3近藤和失策で葛城一塁セーフ (2)アスプロモンテ二塁ゴロ、4近藤(昭)-6桑田-3近藤(和)で併殺完成 ・1989=H1.6.20 中日vs広島 中日の攻撃 (1)仁村薫捕手ゴロ、2-6?-4(一塁カバー)正田耕三失策で仁村一塁セーフ (2)小松崎善久三塁ゴロ、5-4?-3?で併殺完成 ◇ 開幕戦1回表先頭打者が初球をホームラン ・衆樹資宏(阪急) 1962=S37.4.7 vs南海(大阪) スタンカから ◇ 全打順でホームラン ・古屋英夫(日本ハム-阪神)、松永浩美(阪急=オリックス-阪神-ダイエー)、 田中幸雄(日本ハム)、堀幸一(ロッテ)、小川博文(オリックス-横浜)、 五十嵐章人(ロッテ-オリックス-近鉄) ◇ 連続試合出場 ・2215 衣笠祥雄(広島) 1970=S45.10.19〜1987=S62.10.22 ◇ 連続試合全イニング出場 ・700 三宅秀史(阪神) 1957=S32.7.15〜1962=S37.9.5 678 衣笠祥雄(広島)、574 松井秀喜(巨人)、535 愛甲猛(ロッテ) ◇ 連続試合本塁打 ・7 王貞治(巨人) 1972=S47.9.11〜9.20、バース(阪神)1986=S61.6.18〜6.26 ・(チーム) 35 西武 1986=S61.8.14〜9.27 ・(開幕から) 33 巨人 2004=H16.4.2〜5.12 ◇ 月間最多本塁打 ・16 門田博光(南海) 1981=S56.7、江藤智(広島)1994=H6.8、阿部慎之助(巨人)2004=H16.4 門田はオールスター休みを挟んでの記録。 ◇ 連続試合安打 ・33 高橋 慶彦(広島) 1979=S54.6.6〜7.31 (パ) 32 長池 徳二(阪急) 1971=S46.5.28〜7.6 (開幕から) 24 和田 豊(阪神) 1997=H9.4.5〜5.3 ◇ 連続打数安打 ・11 レイノルズ(大洋) 1991=H3.8.1〜8.4(4試合、連続打席)、高橋由伸(巨人) 2003=H15.6.7〜11(4試合、3四球挟む) (パ) 10 坂本文次郎(阪急) 1954=S29.7.24〜7.26(3試合、連続打席) ◇ チーム連続安打 ・9 阪神 1946=S21.9.19 vs中部日本(後楽園)、近鉄 1984=S59.5.23 vs南海(大阪)、 日本ハム 1987=S62.10.1 vs西武(後楽園)、横浜 1994=H6.5.13 vs巨人(横浜)、 巨人 1996=H8.7.9 vs広島(札幌) ・11(犠飛四球挟む) 横浜 1999=H11.6.30 vs広島(富山)、 10(四球挟む) 大阪 1936=S11.4.30 vs名古屋(甲子園) ヤクルト 1998=H10.4.22 vs中日(神宮) ◇ 連続試合打点 ・13 バース(阪神) 1986=S61.6.18〜7.4 (パ) 11 長池徳二(阪急) 1974=S49.6.8〜6.25、リー(ロッテ) 1977=S52.5.8〜5.19、 鈴木健(西武) 1997=H9.5.7〜5.22 ◇ 1イニング得点 ・13 阪神 1969=S44.5.27 vsアトムズ 6回、巨人 1972=S47.6.23 vsヤクルト 6回 ヤクルト 1998=H10.4.22 vs中日 1回、横浜 2000=H12.6.7 vs広島 5回 (パ) 12 南海 1961=S36.5.7 vs西鉄、オリックス 1992=H4.7.26 vsダイエー ◇ 連続試合得点 ・17 小笠原道大(日本ハム) 2001=H13.8.5〜27 (チーム) 215 近鉄 1979=S54.5.19〜1980=S55.9.29 (シーズン) 129 ヤクルト 1978=S53.4.1〜10.8 ◇ 連続試合出塁 ・69 イチロー(オリックス) 1994=H6.5.21〜8.26 (セ) 65 松井秀喜(巨人) 2001=H13.5.5〜8.3 ◇ 連続打席出塁 ・14 南渕時高(ロッテ) 1993=H5.7.16〜25、高橋由伸(巨人) 2003=H15.6.7〜11、 小笠原道大(日本ハム) 2003=H15.8.23〜27 ◇ チーム1試合安打 ・32 ダイエー 2003=H15.7.27 vsオリックス(福岡ドーム) [T1-2] <投手関係> ◇ 一試合一人で勝利投手とセーブ 勝利投手は [Q2-5]、セーブは [Q2-6] 参照。 ・高橋 直樹(日本ハム) 1974=S49.7.12 vs近鉄 高橋は先発し、2-0 日本ハムリードの6回裏二死1塁打者ジョーンズ、 カウント0-2の場面で高橋は三塁へ(5回を投げているので勝利投手の権利あり)。 左腕の中原がリリーフ(結局四球で記録は高橋に付く[Q2-4]参照)。 高橋が投手に戻り、そのまま9回まで投げ切り 2-1 で勝利(セーブの条件を満たす)。 翌年から、勝利投手になった投手にはセーブが付かなくなり、これが唯一の記録。 ◇ 与死球 ・通算 165 東尾 修(西鉄=太平洋=クラウン=西武) ・シーズン 22 森安 敏明(東映) 1968=S43 (セ) 20 小林 繁(阪神) 1980=S55 ◇ ボーク ・通算 24 江本 孟紀(東映-南海-阪神) ・シーズン 11 ブロック(広島) 2003=H15 (パ) 10 江本 孟紀(南海) 1973=S48 ・1試合 3 小林恒夫(松竹) 1952=S27.5.21、仲根正弘(近鉄) 1973=S48.5.6、 江本孟紀(南海) 1973=S48.10.3、レイ(日本ハム) 1974=S49.7.17、 ラス(巨人) 2003=H15.6.4、ブロック(広島) 2003=H15.7.2 ◇ 暴投 ・通算 148 村田 兆治(東京=ロッテ) ・シーズン 20 石井 一久(ヤクルト) 1998=H10 (パ) 17 村田 兆治(ロッテ) 1990=H2、酒井 弘樹(近鉄) 1996=H8、 ◇ 奪三振 ・通算 4490 金田 正一(国鉄-巨人) ・シーズン 401 江夏 豊(阪神) 1968=S43 (パ) 353 稲尾 和久(西鉄) 1961=S36 ・連続 9 梶本隆夫(阪急) 1957=S32.7.23 vs南海、 土橋正幸(東映) 1958=S33.5.31 vs西鉄、 オールスターでの江夏は [G2] 参照 ・連続イニング 28 張 誌家 2002=H14.7.21〜8.12 ◇ 被本塁打 ・通算 560 鈴木 啓司(近鉄) ・シーズン 48 池谷 公二郎(広島) 1977=S52 ◇ 3試合連続被サヨナラ本塁打 ・佐藤 道郎(南海) 1973=S48.5.30 vsロッテ 榊親一(後楽園)、 6.1 vs阪急 福本豊(西宮)、6.2 vs阪急 長池徳二(西宮) ◇ 8投手で完封 ・日本ハム 7-0 阪急 1980=S55.6.30 岡部-木田-成田-杉山-宇田-佐伯-村上-高橋直 前期消化試合での調整の名目、先発岡部のみ2イニング、後は1イニングごとに交代。 1回裏の日本ハムの先取点が決勝点だが岡部に勝利投手の権利なく、残り7投手に 権利があったが、二人目で三者三振の内容だった木田が勝利投手([Q2-5]参照)。 ◇ 連続試合勝利 ・20 松田清(巨人) 1951=S26.5.25〜1952=S27.3.23 稲尾和久(西鉄) 1957=S32.7.18〜10.1 ◇ 連続試合セーブ ・22 佐々木主浩(横浜) 1998=H10.4.26〜6.30 (パ) 17 小林雅英(ロッテ) 2002=H14.5.21〜8.5 ◇ 連続試合セーブポイント ・33 小林雅英(ロッテ) 2002=H14.5.21〜10.17 (セ) 22 佐々木主浩(横浜) 1998=H10.4.26〜6.30 (連続試合セーブ) ◇ 対戦打者0で投手交代 ・白崎 泰夫(南海) 1954=S29.8.16 vs西鉄(平和台) 3回裏一死一塁でリリーフ 打者高倉への初球に暴投、山本監督即交代(ルール違反だが誰も気づかず)。 ・村山 実(阪神) 1963=S38.8.11 vs巨人(後楽園) 7回裏一死二、三塁でリリーフ 打者池沢へ2-2からの5球目ボールの判定を不服として国友球審に暴行、退場。 ・先発投手、リリーフ投手が負傷で投げられなくなり交代したケースは多数あり。 ◇ 1試合16与四球で完投勝利 ・野茂 英雄(近鉄) 1994=H6.7.1 vs西武(西武) ◇ 完封 ・通算 83 スタルヒン(巨人-パシフィック=太陽-金星=大映-高橋=トンボ) ・シーズン 19 野口 二郎(大洋) 1942=S17、藤本 英雄(巨人) 1943=S18 ・リリーフで完封 上田 二朗(阪神) 1972=S47.5.9 vs大洋 初回無死一、三塁で若生をリリーフし9回まで無失点、自らの1点三塁打で1-0の勝利。 リリーフの完封は[Q2-7]参照。 ◇ 1試合13被安打で完封勝利 ・新浦壽夫(大洋) 1989=H1.8.4 vs巨人 ・西本聖(巨人) 1981=S56 日本シリーズ第5戦 vs日本ハム ◇ 月間最多勝利 ・11 小野正一 1960=S35.6 11勝0敗(16試合、救援9) 57.2回 防御率0.47、 稲尾和久 1962=S37.8 11勝0敗(14試合、完封1完投7) 94.1回 防御率1.53。 ◇ 月間最多セーブ ・14 佐々木主浩(横浜) 1997=H9.8 ◇ 最少投球数 ・71 柴田英治(阪急) 1942=S27.5.11 vs近鉄、植村義信(毎日) 1957=S32.3.30 vs西鉄 ・9回まで 70 (延長戦のため参考記録) 渡辺省三(阪神) 1957=S32.9.26 vs広島 [T1-3] <守備関係> ◇ 一人でトリプルプレー(無補殺三重殺) 補殺の記録は [Q2-10] 参照。 ・住友 平 二塁手(阪急) 1967=S42.7.30 vs東京(東京) 2回裏 無死一二塁 カウント2-2からヒットエンドランで走者がスタートし、住友は、 (1) 打者大塚のライナーを捕って打者アウト (2) 二塁ベースを踏んで飛び出した二塁走者前田をアウト (3) 飛び出した一塁走者篠原に触球しアウト ◇ 1イニング4アウト アピールプレーは [Q1-4] 参照。 ・1962=S37.7.12 東映vs南海 1回表南海の攻撃、1得点後なお無死満塁 (1) 打者ハドリ右飛(一死)、三塁走者大沢本塁へ(この時点では得点) 右翼手からのボールを捕手が後ろにそらす (2) 二塁走者ピート、本塁を狙うも三本間でアウト(二死) (3) 一塁走者野村、二塁を回って二三塁間でアウト(三死) (4) 東映が三塁走者大沢のリタッチが早かったとアピール(4つめのアウト)、 これが(3)のアウトと置き換えられ(野村は残塁)、(1)の得点も取り消し ・2001=H13.4.18 ダイエーvsロッテ 1回表ロッテの攻撃、一死満塁 (2) 打者メイ左飛(二死)、三塁走者小坂本塁へ(この時点では得点) 左翼手からの返球を三塁手が途中でカット (3) 二塁走者福浦、三塁を狙うも二三塁間でアウト(三死) (4) ダイエーが三塁走者小坂のリタッチが早かったとアピール(4つめのアウト)、 これが(3)のアウトと置き換えられ(福浦は残塁)、(2)の得点も取り消し ◇ 1試合全ポジション ・高橋 博士(日本ハム) 1974=S49.9.29 vs南海、一捕三遊二左中右投(一人のみ)。 中西監督の消化試合での余興で、高橋の守備位置と投手を1イニングごとに交代。 投手は、鵜飼-皆川-保坂-三浦-野村-宇田-森中-江田-高橋博-渡辺 ◇ 生涯全ポジション+指名打者 ・高橋 博士(南海-日拓・日本ハム-ロッテ) 上記の1試合全ポジションに加え、日本ハムとロッテでは指名打者も経験。 ・五十嵐 章人(ロッテ-オリックス-近鉄) プロ入り当初は外野手。途中内野手へ転向し、以降は内外野および指名打者を兼任。 1995年5月7日に捕手(風疹による欠場や退場などが重なり捕手がいなくなった)。 2000年6月3日に投手(大差をつけられた試合)。 ◇ 無補殺試合 補殺は[Q2-10]参照。 ・高橋 三千丈(中日) 1983=S58.5.25 中日 6-0 阪神(甲子園) 三振4、捕邪飛1、一邪飛1、二飛2、三邪飛2、遊飛5、左飛2、中飛7、右飛3、 被安打3、与四球2、投球数124。 [T1-4] <その他> ◇ 満塁振り逃げ4得点 振り逃げは [Q1-3] 参照。 ・1960=S35.7.19 東映vs大毎(駒沢) 8回裏大毎の攻撃2死満塁 投手土橋正幸の投球を、打者山内和弘が見逃して三振。 安藤順三捕手が投球を後逸、ボールを追いかけようとしたときに、 ルールを勘違いした東映の保井代理監督が選手にベンチ戻るよう指示。 この間に各走者、打者走者が塁を回って4点が入る。 ◇ 全天候型ドーム球場の試合が中止 理由が記述されていないものは、台風による交通機関のマヒや、 それを考慮して事前に中止を決定したもの。 ・1990=H2.8.10 東京ドーム 巨人vs中日 ・1996=H8.9.22 東京ドーム 巨人vs中日 ・1997=H9.7.26 ナゴヤドーム 中日vs巨人 ・1997=H9.9.16 福岡ドーム ダイエーvs西武 ・2000=H12.9.12 ナゴヤドーム 中日vs広島 (大雨によりグラウンドが浸水) ・2001=H13.8.21 大阪ドーム 近鉄vsオリックス ・2001=H13.8.22 東京ドーム 巨人vs横浜 ・2001=H13.8.22 西武ドーム 西武vs日本ハム ・2002=H14.10.1 東京ドーム 巨人vsヤクルト ・2004=H16.8.30 福岡ドーム ダイエーvs日本ハム ・2004=H16.9.7 大阪ドーム 近鉄vs西武 ・2004=H16.10.20 西武ドーム 西武vs中日 日本シリーズ第4戦 ◇ ナゴヤ球場(中日球場)の火事 ・一回目: 1951=S26.8.19、中日vs巨人の3回裏 バックネット裏上段から出火し、当時木造だった内野スタンドを全焼、 死者3名、負傷者300名の大惨事。 ・二回目: 1990=H2.9.11、中日vs大洋の試合前 バックスクリーン右後方の照明灯の下から出火。 幸い犠牲者はなく、20分で鎮火して試合も行なわれた。 ◇ 1イニング3暴投で一塁走者生還 ・中原 宏(南海) 1949=S24.5.12 vs大映 1回裏一死一塁走者三村 一つ目の暴投で二進、二死後二つ目の暴投で三進、四球後三つ目の暴投で生還 ◇ 両チーム合計2安打 ・1973=S48.6.16 日拓 1-0 近鉄(後楽園) 日拓2安打、近鉄0安打 高橋直樹がノーヒットノーラン([C13]参照)、近鉄の投手は佐々木宏一郎。 ・1982=S57.6.18 大洋 1-0 ヤクルト 大洋1安打、ヤクルト1安打 大洋は野村収投手で安打も野村。ヤクルトは鈴木正幸投手。 ◇ 長時間試合 ・6時間26分(15回) 1992=H4.9.11 阪神vsヤクルト(甲子園) 中断37分を含む(中断の原因となった「幻のホームラン」は[V7]参照) ・6時間19分(14回) 1996=H8.9.8 横浜vsヤクルト(下関) 中断抜きでは最長 ・5時間17分(9回) 1981=S56.10.10 ロッテvs日本ハム(川崎)プレーオフ、9回では最長 ◇ 短時間試合 ・55分 1946=S21.7.26 阪神1-0パシフィック(西宮) ◇ 連勝・連敗 ・連勝 18 南海 1954=S29.8.22〜9.21、大毎(1分) 1960=S35.6.5〜6.29 (セ) 15 巨人 1951=S26.7.16〜8.3、中日 1955=S30.7.28〜8.18 ・開幕からの連勝 11 西鉄 1954=S29.3.27〜4.10、中日 1999=H11.4.2〜4.16 ・連敗 18 ロッテ(1分) 1998=H10.6.13〜7.8 16 大東京(1分) 1936=S11.9.28〜11.22、ヤクルト 1970=S45.8.4〜8.25、 ・開幕からの連敗 12 トンボ 1955=S30.3.26〜4.13、西武 1979=S54.4.7〜4.22 (セ) 8 ヤクルト 1979=S54.4.7〜4.22 ・優勝チームの連敗 9 ヤクルト 1992=H4.9.5〜9.18 (開幕から) 6 大洋 1960=S35 ◇ 4試合連続2ケタ得点 ・1951=S26.5.11〜16 巨人 21-2,19-3,11-2,12-6 ・1998=H10.7.4〜8 ダイエー 10-7,10-3,11-0,11-4 ・2003=H15.5.23〜26 日本ハム 10-4,13-5,19-1,10-1 ◇ 大逆転 ・10点差を逆転 = = = 1949=S24.10.2 (衣笠) 大映 109 000 000 |10 大陽 000 003 431X|11 1951=S26.5.19 (大分) 松竹 000 011 353|13 大洋 034 113 000|12 1997=H9.8.24 (大阪ドーム) ロッテ 550 000 000 000 |10 近鉄 001 140 301 001X|11 = = = ・9回に6点差を逆転 = = = 1993=H5.6.5 (藤井寺) ダイエー 010 031 003 |8 近鉄 002 000 007X|9 = = = ◇ 延長28回 = = = 1942=S17.5.24 (後楽園) 名古屋 011 000 002 000 000 000 000 000 000 0|4 西沢(311球) 大洋 000 002 200 000 000 000 000 000 000 0|4 野口二郎(344球) = = = ◇ 毎回得点 = = = 1952=S27.6.7 (後楽園) 南海 222 221 124|18 東急 020 002 000| 4 1970=S45.6.27 (神宮) 阪神 241 112 111|14 ヤクルト 000 000 000| 0 1975=S50.5.11 (西宮) 南海 100 100 002| 4 阪急 132 412 11X|15 1984=S59.6.29 (横浜) 中日 121 128 151|22 大洋 214 000 000| 7 1985=S60.7.31 (西宮) 西武 000 101 200| 4 阪急 123 131 22X|15 1997=H9.5.7 (福岡ドーム) 西武 242 211 612|21 ダイエー 000 000 000| 0 = = = ◇ 合計35点 = = = 1950=S25.3.16 (大須) 西鉄 009 502 401|21 東急 000 200 507|14 = = = ◇ 30点差 = = = 1940=S15.4.6 (西宮) 阪急 401 226 584|32 南海 000 002 000| 2 = = = ◇ (参考)高校野球で122-0 = = = 1998=H10.7.18 (青森大会2回戦) 東奥義塾 39 10 11 17 16 12 17|122 深浦 0 0 0 0 0 0 0| 0 (7回コールド) = = = 東奥義塾の攻撃内容: 打者149、安打86、四球29、死球4、本塁打7、三塁打21、二塁打31、盗塁78、三振1 ---------------------------------------------------------------------- [T2] 投手が打ったホームラン 投手として登板した試合でホームランを打った場合の記録。 代打や他の守備位置で出場した場合、また過去に投手だった選手が 野手に転向した場合は含みません。 ◇通算記録 = = = 36本 金田正一(Giants) 33本 米田哲也(Buffaloes) 31本 別所毅彦(Giants) 25本 平松政次(Whales) 21本 堀内恒夫(Giants) 18本 スタルヒン(Unions) 17本 稲尾和久(Lions) ※以下は投手以外でのホームランを含んでいる可能性があります(未確認)。 15本 成田文男 13本 梶本隆夫 13本 鈴木啓示 12本 松岡弘 10本 川崎徳次 = = = ◇年間記録 = = = 7本 1950年 藤本英雄(Giants) 6本 1949年 服部受弘(Dragons) 6本 1951年 別所毅彦(Giants) 5本 1952年 別所毅彦(Giants) 5本 1950年 江田貢一(Robins) 5本 1955年 金田正一(Swallows) 5本 1962年 金田正一(Swallows) 5本 1960年 米田哲也(Braves) 5本 1968年 米田哲也(Braves) 5本 1969年 成田文男(Orions) 5本 1971年 平松政次(Whales) 5本 1977年 松岡弘(Swallows) = = = ◇1試合記録 1試合3本塁打が最高で、二度ありました。 ・川崎 徳次(巨人) 昭和24年4月26日の金沢兼六園球場の 巨人 15-13 大映 で記録。 川崎投手は8本塁打を打たれて13点失点の完投勝利という内容でしたが、 打者としては自ら3本塁打9打点の大活躍でした。 ・堀内 恒夫(巨人) 昭和42年10月10日の 巨人 11-0 広島 で記録。 投手としてノーヒットノーランを達成([L9]参照)し、打者としては 3打席連続本塁打を含む4打数4安打と、一人で大活躍でした。 ---------------------------------------------------------------------- [T3] パシフィックリーグDH制導入後の投手の打席 1975年にパ・リーグが指名打者(DH)制を採用して以降、公式戦で投手が登板した 試合で入った打席の結果一覧です。 = = = 1975=S50.6.3 太田 幸司(近鉄) vs日本ハム 10回 右フライ 1975=S50.8.10 佐々木 宏一郎(南海) vs太平洋 8回 三ゴロ野選(打点1) 1976=S51.6.27 大石 弥太郎(阪急) vs太平洋 8回 遊フライ 1978=S53.4.8 山田 久志(阪急) vs日本ハム 9回 三振 1978=S53.8.23 倉持 明(クラウン) vs日本ハム 9回 四球 1981=S56.8.10 山田 久志(阪急) vs日本ハム 8回 投ゴロ 1982=S57.8.12 宮本 四郎(阪急) vs近鉄 8回 左フライ 1982=S57.9.27 稲葉 光雄(阪急) vs南海 9回 二ゴロ 1982=S57.10.7 山田 久志(阪急) vs南海 8回 二ゴロ 1983=S58.6.7 木下 智彦(阪急) vs日本ハム 9回 二フライ 1986=S61.4.10 佐藤 義則(阪急) vs南海 9回 二ゴロ 1987=S62.10.20 渡辺 久信(西武) vsロッテ 8回 一ゴロ 1989=H1.6.15 酒井 勉(オリックス) vs西武 12回 三振 1990=H2.9.12 山沖 之彦(オリックス) vs日本ハム 9回 四球 1990=H2.10.11 工藤 公康(西武) vs近鉄 2回 四球 1990=H2.10.11 渡辺 智男(西武) vs近鉄 7回 三ゴロ 1991=H3.5.29 シュルジー(オリックス) vs近鉄 11回 左越ホームラン(打点1) 1992=H4.5.15 清川 栄治(近鉄) vsダイエー 9回 三振 1992=H4.10.10 渡辺 久信(西武) vs日本ハム 3回 左前ヒット 1992=H4.10.10 潮崎 哲也(西武) vs日本ハム 5回 三振 1992=H4.10.10 石井 丈裕(西武) vs日本ハム 7回 三振 1998=H10.9.8 橋本 武広(西武) vsオリックス 12回 三振 1998=H10.10.10 西口 文也(西武) vsロッテ 2,4回 三振、三振 2000=H12.8.23 大塚 晶文(近鉄) vsロッテ 9回 一ライナー 2001=H13.9.29 パウエル(近鉄) vsロッテ 7回 三内野安打 2004=H16.6.19 豊田 清(西武) vs日本ハム 11回 三振 = = = ・1991年の近鉄−オリックス戦でのオリックスのシュルジー投手のケース 9回裏にルーキーの長谷川投手をリリーフしたとき、同時にDHの選手が 守備についたために打順に入りました([Q1-10]参照)。 その回に同点にされて長谷川投手の初勝利をフイにして延長になり、 11回表2死無走者に打順がまわってきて、近鉄の赤堀投手の初球を打った 決勝ホームランです。その裏を3人でおさえて勝利投手にもなっています。 シュルジーはこれ以外に打席に立ったことはありませんでした([T13]参照)。 ◇投手として登板しなかった試合では、以下のケースがありました。 = = = 1975=S50.9.2 山田 久志(阪急) vs日本ハム 9回 投強襲ヒット(代打) 1976=S51.7.6 村上 雅則(日本ハム) vs南海 9回 三振(代打) 1976=S51.7.10 村上 雅則(日本ハム) vsロッテ 8回 一ライナー(代打) 1982=S57.8.12 山沖 之彦(阪急) vs近鉄 1回 三振(DH) 2000=H12.8.7 松坂 大輔(西武) vsオリックス 9回 中前ヒット(代打、打点2) = = = 山沖投手のケースは、DHは一度は打撃を完了しなければいけない([Q1-10]参照) ことを上田監督が忘れて、5番DHに当て馬として使われたもの。初回に一死満塁の 場面に打席がまわってきましたが、代打が出せずにそのまま打席に立って三振でした。 ◇日本シリーズでパ・リーグの投手が打った印象的なヒット 阪急の山田久志投手は、1977年の日本シリーズでは3試合に登板して 7打数3安打二塁打2本2打点を記録しています。 これは第1戦2回裏に大橋穣の勝ち越しタイムリーのあと左越え2塁打で大橋を 迎え入れ1打点。そして第4戦9回表に逆転したあと右中間エンタイトル二塁打で 1打点をあげたものです。 1986年の日本シリーズ、広島の3勝1引き分けの後の第5戦の西武対広島戦で、 西武の工藤公康投手が広島の津田投手からサヨナラ安打を記録しています。 この後勢いに乗った西武が4連勝して大逆転でシリーズをものにしました。 1992年の日本シリーズ第7戦、西武対ヤクルト戦で、西武の石井丈裕投手が ヤクルトの岡林投手から同点のタイムリーヒットを記録しています。 延長戦の末に西武が勝ってシリーズをものにしました。 日本シリーズではそのほかにもパ投手のヒットがあります。 ---------------------------------------------------------------------- [T4] 歴代トリプル30(3割、30本、30盗塁) 数字は打率、本塁打、盗塁。 = = = AVG HR SB 1950=S25 岩本 義行(松竹) .319 39 34 1950=S25 別当 薫(毎日) .335 43 34 1953=S28 中西 太(西鉄) .3139 36 36 1983=S58 簑田 浩二(阪急) .312 32 35 1989=H1 秋山 幸二(西武) .301 31 31 1995=H7 野村 謙二郎(広島) .315 32 30 2000=H12 金本 知憲(広島) .315 30 30 2002=H14 松井 稼頭央(西武) .332 36 33 = = = ※長島茂雄(G)は新人だった1958年、打率.305、盗塁37だったが一塁踏み越し による幻の本塁打のため、本塁打29で及ばず。 ---------------------------------------------------------------------- [T5] 両リーグでのタイトル 年度別リスト [S1],[S5],[S6],[S7],[S8],[S12] も参照。 ◇ 両リーグMVP ・江夏 豊 1979=S54 広島、 1981=S56 日本ハム。 ◇ 両リーグ首位打者 ・江藤 慎一 1964=S39(.323)中日、1965=S40(.336)中日、 1971=S46(.337)ロッテ。 ◇ 両リーグホームラン王 ・落合 博満 1982=S57(32)ロッテ、1985=S60(52)ロッテ、1986=S61(50)ロッテ、 1990=H2(34)中日、1991=H3(37)中日。 ・ローズ 1999=H11(40)近鉄、2001=H13(55)近鉄、2003=H15(51)近鉄、 2004=H16(45)巨人。 ◇ 両リーグ打点王 ・落合 博満 1982=S57(99)ロッテ、1985=S60(146)ロッテ、1986=S61(116)ロッテ、 1989=H1(116)中日、1990=H2(102)中日。 ◇ 両リーグ盗塁王 ・河野 旭輝 1956=S31(85)阪急、1957=S32(56)阪急、 1962=S37(44)中日。 ◇ 両リーグ最優秀救援投手 ・江夏 豊 1977=S52(22)南海、1979=S54(31)広島、1980=S55(30)広島、 1981=S56(28)日本ハム、1982=S57(37)日本ハム。 ---------------------------------------------------------------------- [T6] 全球団から勝った投手 2リーグに分裂した1950年から、交流試合が行なわれなかった2004年まで。 ・第1号:野村収投手(大洋→ロッテ→日本ハム→大洋→阪神) 1983(昭和58)年5月15日(大洋戦)にて先発勝利し、達成。当時阪神に在籍。 ・第2号:古賀正明投手(太平洋→ロッテ→巨人→大洋) 1983(昭和58)年10月4日(巨人戦)にて達成。当時大洋に在籍。 ・第3号:武田一浩投手(日本ハム→ダイエー→中日→巨人) 2002(平成14)年5月7日(中日戦)にて達成。当時巨人に在籍。 ちなみに江夏投手(阪神→南海→広島→日本ハム→西武)は全12球団から セーブをあげていますが、全12球団からの勝利をあげておりません。 阪神から未勝利のまま引退しました。 また、緒方俊明投手は彼が在籍していた時代に存在した球団の内、 西日本パイレーツ(1年限りで消失。その時在籍)を除く全球団から 勝ち星をあげています。 ---------------------------------------------------------------------- [T7] 全球団からホームランを打った選手 2リーグに分裂した1950年から、交流試合が行なわれなかった2004年まで。 ・第1号: 江藤 慎一 (中日→ロッテ→大洋→太平洋→ロッテ) 1975(昭和50)年6月1日(ロッテ戦)で水谷則博投手から打って達成。当時太平洋に在籍。 ・第2号: 富田 勝 (南海→巨人→日本ハム→中日) 1981(昭和56)年8月26日(巨人戦)で加藤初投手から打って達成。当時中日に在籍。 ・第3号: 加藤 英司(秀司) (阪急→広島→近鉄→巨人→南海) 1986(昭和61)年5月10日(広島戦)で北別府学投手から打って達成。当時巨人に在籍。 落合 博満(ロッテ→中日→巨人→日本ハム)は、 最後の日本ハム時代にロッテから本塁打を打てず、達成できませんでした。 ---------------------------------------------------------------------- [T8] 開幕戦あれこれ 開幕試合と先発投手一覧は[L5]参照。 ◇ 勝敗 ・南海は鶴岡一人監督時代に21勝2敗。一リーグ時代には昭和22年から13連勝、 二リーグになってからは昭和25年から10連勝、昭和36年から8連勝。 ・11連敗は平成3年からの阪神。 9連敗は昭和51年から太平洋=クラウン=西武(9敗1分)。 8連敗は昭和27年からの東映、昭和55年からの阪神(8敗1分)。 7連敗は昭和32年からの近鉄、昭和51年からの太平洋=クラウン=西武。 ◇ 開幕投手 ・回数 最多は14回で、金田正一(国鉄で10回3勝6敗、巨人で4回1勝2敗)と、 鈴木啓示(近鉄9勝2敗4完封)で、鈴木の9勝は最多記録。 13回は村田兆治(ロッテ6勝6敗)と山田久志(阪急8勝2敗)。 山田の1976年(昭和51年)からの12年連続と5年連続勝利は共に最多記録。 ・一リーグ時代の新人の開幕投手(調査未完)。 = = = 1938=S13 鈴木 芳太郎(南海) 1939=S14 亀田 忠(イーグルス) 未確認 1946=S21 一言 多十(セネタース) = = = ・二リーグ後の新人の開幕戦先発投手(パ・リーグは完投か否か不明) = = = 1950=S25 成田 敬二(国鉄) ●完投 1950=S25 榎原 好(毎日) ○ 1951=S26 杉浦 竜太郎(広島) ○完投 1952=S27 三船 正俊(阪神) ○完封 1952=S27 太田 垣喜夫(広島) ○完投 1954=S29 梶本 隆夫(阪急) ○ 1955=S30 西村 一孔(阪神) ○ 1956=S31 牧野 紳(東映) 1958=S33 杉浦 忠(南海) ○ 1959=S34 伊藤 芳明(巨人) 1962=S37 城之内 邦雄(巨人) 1984=S59 高野 光(ヤクルト) = = = ・最年長は、1998年(平成10年)の大野豊(広島)。 ・斎藤雅樹(巨人)は、1994年(平成6年)から3年連続完封勝利。 ◇ 本塁打 ・最多は長島茂雄(巨人)の10本で、1970年(昭和45年)から5年連続本塁打。 9本は門田博光(南海-オリックス-ダイエー)。 ・開幕戦3打席連続本塁打 = = = 1951=S26.4.8 森下 重好(近鉄) vs南海 1979=S54.4.7 田代 富雄(大洋) vsヤクルト 1997=H9.4.4 小早川 毅彦(ヤクルト) vs巨人 = = = ・新人の開幕戦本塁打 = = = 1938=S13春 村瀬 一三(名古屋) 1950=S25 戸倉 勝城(阪急) 1955=S30 枝村 勉(大映) 1956=S31 穴吹 義雄(南海) サヨナラ 1958=S33 森 徹(中日) 1958=S33 森永 勝治(広島) 1960=S35 黒木 基康(大洋) 1978=S53 山倉 和博(巨人) 1981=S56 石毛 宏典(西武) 1987=S62 真喜志 康永(近鉄) 1989=H1 中島 輝士(日本ハム) サヨナラ 1997=H9 清水 将海(ロッテ) = = = ---------------------------------------------------------------------- [T9] 1イニング2本塁打 = = = 1948=S23.5.16 川上 哲治(巨人) vs金星 1950=S25.5.28 白石 勝己(広島) vs西日本 1951=S26.10.5 飯島 滋弥(大映) vs阪急 1964=S39.5.31 中田 昌宏(阪急) vs近鉄 1965=S40.10.3 山内 一弘(阪神) vs広島 1969=S44.8.14 カークランド(阪神) vs巨人 1972=S47.8.2 大島 康徳(中日,1/2) vsヤクルト 1977=S52.8.9 大島 康徳(中日,2/2) vs巨人 1980=S55.8.7 山崎 裕之(西武,1/2) vs近鉄 1982=S57.8.24 掛布 雅之(阪神) vsヤクルト 1983=S58.9.1 山崎 裕之(西武,2/2) vs日本ハム 1985=S60.5.12 原 辰徳(巨人) vs大洋 1985=S60.10.22 岡村 隆則(西武) vs日本ハム 1993=H5.5.19 池山 隆寛(ヤクルト) vs広島 1994=H6.6.11 石毛 宏典(西武) vsダイエー 1998=H10.8.9 ニール(オリックス) vsダイエー 2001=H13.4.13 城島 健司(ダイエー) vsオリックス 2001=H13.4.18 ミッチェル(ダイエー) vsロッテ = = = ---------------------------------------------------------------------- [T10] スイッチホームラン 1試合で左右の打席でホームランを打った選手。 = = = 1975=S50.5.17 シェーン(広島,1/2) vs大洋 1975=S50.5.30 ラフィーバー(ロッテ) vs太平洋 1976=S51.4.16 シェーン(広島,2/2) vs巨人 1980=S55.6.12 ホワイト(巨人) vs広島 1981=S56.7.5 ハリス(近鉄,1/2) vs西武 1982=S57.5.15 松永 浩美(阪急,1/6) vs日本ハム 1983=S58.4.26 高橋 慶彦(広島) vsヤクルト 1983=S58.5.7 スティーブ(西武) vsロッテ 1983=S58.9.1 ハリス(近鉄,2/2) vs南海 1983=S58.9.23 松永 浩美(阪急,2/6) vs南海 1985=S60.4.13 松永 浩美(阪急,3/6) vs近鉄 1987=S62.7.8 白井 一幸(日ハム) vs近鉄 1987=S62.10.15 松永 浩美(阪急,4/6) vs日本ハム 1988=S63.9.8 バナザード(南海,1/3) vs近鉄 1989=H1.8.16 バナザード(ダイエー,2/3) vs西武 1989=H1.10.6 バナザード(ダイエー,3/3) vsロッテ 1990=H2.5.9 松永 浩美(オリックス,5/6) vsロッテ 1990=H2.8.12 松永 浩美(オリックス,6/6) vsダイエー 1990=H2.9.9 デストラーデ(西武,1/3) vsオリックス 1991=H3.6.18 デストラーデ(西武,2/3) vsオリックス 1991=H3.10.3 デストラーデ(西武,3/3) vs日本ハム 1993=H5.5.1 ライト(ダイエー) vs近鉄 1999=H11.4.10 フランクリン(日本ハム) vsロッテ 2000=H12.6.20 ニエベス(ダイエー) vsオリックス 2000=H12.9.12 松井 稼頭央(西武,1/3) vs日本ハム 2001=H13.8.20 松井 稼頭央(西武,2/3) vs日本ハム 2002=H14.5.5 セギノール(オリックス,1/5) vs近鉄 2002=H14.5.6 セギノール(オリックス,2/5) vsロッテ 2002=H14.7.26 セギノール(オリックス,3/5) vs近鉄 2003=H15.8.1 松井 稼頭央(西武,3/3) vs日本ハム 2003=H15.8.13 金城 龍彦(横浜,1/2) vs阪神 2003=H15.8.16 金城 龍彦(横浜,2/2) vs広島 2004=H16.5.21 セギノール(日本ハム,4/5) vs近鉄 2004=H16.6.29 セギノール(日本ハム,5/5) vsロッテ = = = ---------------------------------------------------------------------- [T11] サイクルスチール 1イニングに、一塁から二塁へ盗塁、二塁から三塁へ盗塁、三塁から本塁へ盗塁。 = = = 1937=S12.8.29 柳沢 騰市(ライオン) vs金鯱 1938=S13.6.1 漆原 進(イーグルス) vsライオン 1942=S17.9.16 玉腰 忠義(大和) vs巨人 1943=S18.10.3 坪内 道則(朝日) vs巨人 1948=S23.9.6 本堂 保次(大陽) vs巨人 1950=S25.4.10 奥田 元(毎日) vs阪急 1950=S25.6.5 木塚 忠助(南海) vs西鉄 1951=S26.7.26 別当 薫(毎日) vs近鉄 1951=S26.9.12 与那嶺 要(巨人) vs国鉄 1952=S27.8.16 河内 卓司(毎日) vs大映 1953=S28.4.9 土屋 伍郎(国鉄) vs名古屋 1954=S29.5.20 鈴木 武(近鉄) vs阪急 1956=S31.9.18 森下 正夫(南海) vs近鉄 1959=S34.10.12 城戸 則文(西鉄) vs近鉄 1961=S36.9.7 岡島 博治(阪急) vs大毎 1979=S54.6.5 島田 誠(日本ハム) vs西武 = = = ---------------------------------------------------------------------- [T12] 代打逆転サヨナラ満塁ホームラン = = = 1956=S31.3.25 樋笠 一夫(巨人) 0-3 → 4-3 vs中日(後楽園) 杉下から 1956=S31.6.24 藤村 富美男(阪神) 0-1 → 4-1 vs広島(甲子園) 長谷川から 1971=S46.5.20 広野 功(巨人) 3-5 → 7-5 vsヤクルト(福井) 会田から 1984=S59.6.11 柳原 隆弘(近鉄) 1-2 → 5-2 vs南海(藤井寺) 山内和から 1988=S63.6.18 藤田 浩雅(阪急) 6-7 → 10-7 vs南海(西宮) 吉田豊から 2001=H13.9.26 北川 博敏(近鉄) 2-5 → 6-5 vsオリックス(大阪ドーム) 大久保から 優勝決定試合 2001=H13.9.30 藤井 康雄(オリックス) 3-6 → 7-6 vsロッテ(グリーンスタジアム神戸) 小林雅から = = = ---------------------------------------------------------------------- [T13] 初打席本塁打 ※は生涯唯一の打席。どちらも投手初球。 シュルジーは[T3]も参照。 数字は通算本塁打。*は現役選手の2001年まで。 = = = 相手(球場) 通算 1944=S19.4.22 金光 彬夫(朝日) vs巨人(後楽園) 代打 2 1950=S25.3.11 戸倉 勝城(毎日) vs西鉄(西宮) 75 1950=S25.5.11 塩瀬 盛道(東急) vs大映(後楽園) ※ 1 1960=S35.5.7 高木 守道(中日) vs大洋(中日) 236 1962=S37.5.1 ハドリ(南海) vs西鉄(平和台) 131 1962=S37.8.21 後藤 忠弘(近鉄) vs大毎(日生) 1 1966=S41.9.28 相川 進(中日) vsサンケイ(中日) 代打 17 1967=S42.4.19 スチュワート vs阪神(甲子園) 49 1968=S43.8.21 小室 光男(西鉄) vs近鉄(日生) 代打 1 1975=S50.5.30 山村 善則(太平洋) vsロッテ(川崎) 代打 70 1975=S50.6.3 バチスタ(ロッテ) vs南海(大阪) 3 1976=S51.4.27 ミッチェル(日本ハム) vs近鉄(後楽園) 113 1979=S54.4.11 中井 康之(巨人) vs阪神(甲子園) 代打 3 1980=S55.7.8 香川 伸行(南海) vs近鉄(日生) 78 1981=S56.6.5 ハンプトン(近鉄) vs日本ハム(日生) 15 1983=S58.4.10 駒田 徳広(巨人) vs大洋(後楽園) 満塁 195 1984=S59.5.30 森 厚三(広島) vsヤクルト(広島) 1 1984=S59.8.8 阿部 慶二(広島) vs巨人(後楽園) 1 1984=S59.8.9 村上 信一(阪急) vs南海(大阪) 代打 17 1985=S60.5.11 青島 健太(ヤクルト) vs阪神(神宮) 代打 2 1986=S61.8.23 米村 明(中日) vsヤクルト(神宮) 1 1988=S63.4.8 デシンセイ(ヤクルト) vs巨人(東京ドーム) 19 1988=S63.5.19 イースラー(日本ハム) vsロッテ(川崎) 26 1988=S63.6.14 呂 明賜(巨人) vsヤクルト(神宮) 18 1989=H1.4.8 広永 益隆(ダイエー) vs日本ハム(東京ドーム) 代打 34 1990=H2.4.7 ディステファーノ(中日) vs大洋(ナゴヤ) 5 1990=H2.6.29 林 博康(ロッテ) vsダイエー(平和台) 代打 1 1990=H2.9.24 佐伯 秀喜(西武) vs日本ハム(西武) 1 1991=H3.4.6 ブラッドリー(巨人) vs中日(東京ドーム) 21 1991=H3.4.10 森田 幸一(中日) vs広島(ナゴヤ) 2 1991=H3.5.29 シュルジー(オリックス) vs近鉄(日生) ※ 1 1992=H4.4.4 マーシャル(日本ハム) vs西武(西武) 9 1995=H7.4.1 ミッチェル(ダイエー) vs西武(西武) 満塁 8 1995=H7.6.21 稲葉 篤紀(ヤクルト) vs広島(広島) 104* 1995=H7.9.19 出口 雄大(巨人) vs中日(東京ドーム) 11* 1997=H9.7.20 小野 公誠(ヤクルト) vs巨人(神宮) 7* 1997=H9.9.15 福留 宏紀(オリックス) vs西武(グリーンスタジアム神戸) 5* 1999=H11.4.14 ボーリック(ロッテ) vsオリックス(千葉マリン) 92 1999=H11.6.25 ポール(西武) vsダイエー(西武ドーム) 16 1999=H11.9.29 広池 浩司(広島) vs阪神(広島) 3* 2000=H12.6.28 ナナリー(オリックス) vs近鉄(大阪ドーム) 5 2001=H13.5.1 ショーゴー(中日) vs巨人(東京ドーム) 2* 2002=H14.4.8 塀内 久雄(ロッテ) vs日本ハム(千葉マリン) 1* 2002=H14.9.13 野口 祥順(ヤクルト) vs横浜(横浜) 1* 2003=H15.3.28 オーティズ(オリックス) vs近鉄(大阪ドーム) 33* = = = ---------------------------------------------------------------------- [T14] 1イニング4三振 名前のみの打者が三振。振り逃げは [Q1-3] 参照。 ・幸田 優(大洋) 1959=S34.7.5 vs広島(川崎) 2回表 大和田(振り逃げ)-(大和田盗塁)-藤井-横溝-(上田1点安打)-興津 ・野村 貴仁(オリックス) 1993=H5.8.8 vsロッテ(千葉マリン) 7回裏 島田-大村-青柳(振り逃げ)-堀 ・工藤 公康(ダイエー) 1996=H8.8.2 vsロッテ(福岡ドーム) 7回表 チェンバレン-初芝(振り逃げ)-仁村-(佐藤1点三塁打)-(大村2点本塁打)-田村 ・野口茂樹-遠藤政隆(中日) 1996=H8.8.17 vs阪神(ナゴヤ) 4回表 マース-(桧山本塁打)-(平尾本塁打)-高波-山田(振り逃げ)-(古溝安打)-[遠藤に交代]-和田 ・西口 文也(西武) 1997=H9.4.12 vsロッテ(千葉マリン) 2回裏 山下-大村(振り逃げ)-トンプソン-吉鶴 ・岡島 秀樹(巨人) 1997=H9.7.4 vs阪神(甲子園) 3回裏 山田-竹内(振り逃げ)-和田-(久慈安打)-(コールズ1点安打)-桧山 ・レモン(ヤクルト) 2000=H12.4.14 vs広島(福岡ドーム) 5回表 東出-緒方-前田(振り逃げ)-(金本二塁打)-(浅井3点本塁打)-(西山安打)-松本 ・斉藤和巳(ダイエー) 2000=H12.9.3 vsオリックス(福岡ドーム) 2回表 アリアス-五島-(小川安打)-日高(振り逃げ)-田口 ・杉内俊哉(ダイエー) 2003=H15.4.14 vsロッテ(千葉マリン) 8回裏 小坂(振り逃げ)-渡辺正-垣内-福浦 ・金澤健人(阪神) 2004=H16.8.1 vs巨人(甲子園) 2回表 小久保(振り逃げ)-(高橋由投失)-(ペタジーニ1点安打)-二岡-(阿部四球)-佐藤宏-仁志 ・松坂大輔(西武) 2004=H16.9.17 vsダイエー(福岡ドーム) 6回裏 (井口本塁打)-松中(振り逃げ)-城島-ズレータ-大道 ---------------------------------------------------------------------- [T15] 1試合奪三振 ・19個 = = = 1995=H7.4.21 野田 浩司(オリックス) vsロッテ = = = ・17個 = = = 1962=S37.5.24 足立 光宏(阪急) vs南海 1990=H2.4.29 野茂 英雄(近鉄) vsオリックス 1994=H6.8.12 野田 浩司(オリックス) vs近鉄 = = = ・16個 = = = 1958=S33.5.31 土橋 昌幸(東映) vs西鉄 1967=S42.6.7 金田 正一(巨人) vs大洋 1968=S43.8.8 江夏 豊(阪神) vs中日 1968=S43.9.14 外木場 義郎(広島) vs大洋 1979=S54.6.8 村田 兆治(ロッテ) vs近鉄 1980=S55.9.2 木田 勇(日本ハム) vs近鉄 1993=H5.6.9 伊藤 智仁(ヤクルト) vs巨人 1993=H5.7.4 野田 浩司(オリックス) vs近鉄 1993=H5.7.6 今中 慎二(中日) vsヤクルト 1993=H5.9.10 山田 勉(ヤクルト) vs広島 1994=H6.8.13 桑田 真澄(巨人) vs阪神 2001=H13.5.24 野口 茂樹(中日) vs阪神 2004=H16.9.1 松坂 大輔(西武) vsロッテ = = = ---------------------------------------------------------------------- [T16] 1球勝利、0球セーブ ◇ 1球で勝利 = = = 1963=S38.8.21 ミケンズ(近鉄) vs南海 1966=S41.8.26 板東 英二(中日) vs巨人 1967=S42.8.15 菅原 勝矢(巨人) vs阪神 1968=S43.6.30 安仁屋 宗八(広島) vs阪神 1971=S46.5.13 宮本 洋二郎(広島) vsヤクルト 1985=S60.4.25 高橋 里志(近鉄) vs南海 1986=S61.5.10 土屋 正勝(ロッテ) vs西武 1993=H5.10.21 弓長 起浩(阪神) vs広島 1999=H11.7.11 落合 英二(中日) vs阪神 2000=H12.5.25 森中 聖雄(横浜) vs巨人 2000=H12.6.2 吉田 修司(ダイエー) vsロッテ 2000=H12.8.3 葛西 稔(阪神) vs中日 2001=H13.5.29 山崎 貴弘(ロッテ) vsダイエー 2001=H13.7.27 後藤 光貴(西武) vs日本ハム 2001=H13.9.24 愛敬 尚史(近鉄) vs西武 2003=H15.10.12 林 昌樹(広島) vsヤクルト 2004=H16.4.28 小野 晋吾(ロッテ) vsダイエー 2004=H16.7.7 土肥 義弘(横浜) vs巨人 2004=H16.7.27 岡島 秀樹(巨人) vs広島 = = = 投球数0の勝利も可能だが、まだ実例はない。 ◇ 0球でセーブ ・金城 基泰(南海) 1980=S55.10.2 vs阪急(大阪) 5-3リードの9回表二死一、三塁で登板 初球を投げる前に一塁走者福本スタート、金城からの送球でアウト、試合終了。 ・三浦 政基(南海) 1981=S56.6.4 vs日本ハム 8-7リードの9回表二死一塁で登板 初球を投げる前に一塁走者代走井上を牽制球でアウト、試合終了。 ##### other.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【その他】 ---------------------------------------------------------------------- [O1] 永久欠番 選手以外の欠番は除きます。 ◇ 読売ジャイアンツ ・1 王貞治 ・3 長島茂雄 ・4 黒沢俊夫 ・14 沢村栄治 ・16 川上哲治 ・34 金田正一 ◇ 阪神タイガース ・10 藤村富美男 ・11 村山実 ・23 吉田義男 ◇ 中日ドラゴンズ ・10 服部受弘 ・15 西沢道夫 ◇ 広島東洋カープ ・3 衣笠祥雄 ・8 山本浩二 近鉄バファローズは鈴木啓示の1を欠番にしていましたが、 オリックスと合併後に消滅しました。 ---------------------------------------------------------------------- [O2] ドラフトで多くの回数指名された選手 ◇ ドラフトで最多回数指名選手って誰ですか? 元中日の藤沢公也選手の5回が最多です。 = = = 藤沢公也 1969=S44 3位 ロッテ 入団せず 1971=S46 11位 ヤクルト 入団せず 1973=S48 4位 近鉄 入団せず 1976=S51 2位 日本ハム 入団せず 1977=S52 1位 中日 入団 = = = 4回指名された選手は二人います。 = = = 島谷金二 1965=S40 9位 サンケイ 入団せず 1966=S41 2位 東映 入団せず 1967=S42 3位 東京 入団せず 1968=S43 9位 中日 入団 上林成行 1967=S42 6位 南海 入団せず 1968=S43 9位 広島 入団せず 1972=S47 5位 太平洋 入団せず 1973=S48 3位 近鉄 入団 = = = ◇ 江川卓選手のドラフト指名 ([L4],[Q3-3]も参照) = = = 1973=S48 1位 阪急 入団せず (作新学院高校卒業時) 1977=S52 1位 クラウン 入団せず (法政大学卒業時) 1978=S53 1位 阪神 入団(*) (作新学院高校職員) = = = (*) 昭和53年のドラフト前日(空白の一日) に巨人と契約(無効)。 阪神と契約し、巨人の小林繁投手とトレードして巨人入団となりました。 ---------------------------------------------------------------------- [O3] 三冠王を逃す 打撃二部門で1位、もう一部門が2位だった選手。 順に打率、本塁打、打点で、○はタイトル獲得。 数字はその部門1位との差で、最後の選手名がそのタイトルを獲得。 三冠王は[S9]参照。 = = = 二冠王選手 AVG HR RBI 阻んだ選手 1936=S11秋 古谷倉之助(金鯱) .033 ○ ○ 中根之(名古屋) 1949=S24セ 藤村富美男(阪神) .029 ○ ○ 小鶴誠(大映) 1950=S25セ 小鶴誠(松竹) .007 ○ ○ 藤村富美男(阪神) 1950=S25パ 別当薫(毎日) .004 ○ ○ 大下弘(東急) 1953=S28パ 中西太(西鉄) .004 ○ ○ 岡本伊三美(南海) 1955=S30パ 中西太(西鉄) ○ ○ 1 山内和弘(毎日) 1956=S31パ 中西太(西鉄) .0005 ○ ○ 豊田泰光(西鉄) 1958=S33セ 長島茂雄(巨人) .015 ○ ○ 田宮謙次郎(阪神) 1958=S33パ 中西太(西鉄) ○ ○ 1 葛城隆雄(大毎) 1961=S36セ 長島茂雄(巨人) ○ ○ 8 桑田武(大洋) 1963=S38セ 長島茂雄(巨人) ○ 3 ○ 王貞治(巨人) 1964=S39セ 王貞治(巨人) .003 ○ ○ 江藤慎一(中日) 1965=S40セ 王貞治(巨人) .014 ○ ○ 江藤慎一(中日) 1968=S43セ 王貞治(巨人) ○ ○ 6 長島茂雄(巨人) 1969=S44セ 王貞治(巨人) ○ ○ 12 長島茂雄(巨人) 1970=S45セ 王貞治(巨人) ○ ○ 12 長島茂雄(巨人) 1970=S45パ 大杉勝男(東映) .044 ○ ○ 張本勲(東映) 1979=S54パ 加藤秀司(阪急) ○ 2 ○ マニエル(近鉄) 1989=H1パ ブーマー(オリックス) ○ 9 ○ ブライアント(近鉄) 2002=H14セ 松井秀喜(巨人) .009 ○ ○ 福留孝介(中日) 2003=H15セ ラミレス(ヤクルト) .007 ○ ○ 今岡誠(阪神) = = = ---------------------------------------------------------------------- [O4] ノーヒットノーランを逃す ノーヒットノーランは[C13]参照。 ◇ 9回二死から安打を打たれてノーヒットノーラン(☆は完全試合)を逃した投手。 ()内は安打を打った打者。 = = = 1940=S15.3.30 菊谷 吉男(ライオン) 2-0 巨人(水原) 1940=S15.6.16 近藤 久(ライオン) 1-0 南海(国久) 1948=S23.7.8 梶岡 忠義(阪神) 6-1 阪急(宮崎剛) 1950=S25.3.16 ☆田宮 謙次郎(阪神) 7-0 国鉄(中村) 1950=S25.7.20 阿部 八郎(阪急) 5-0 近鉄(伊藤) 1952=S27.6.15 ☆別所 毅彦(巨人) 9-0 松竹(神崎) 1957=S32.6.24 田沢 芳夫(南海) 13-0 阪急(滝田) 1959=S34.6.12 梶本 隆夫(阪急) 7-0 近鉄(関森) 1962=S37.7.12 ☆村田 元一(国鉄) 1-0 阪神(西山) 1963=S38.5.26 バッキー(阪神) 0-1 大洋(浜中) 1963=S38.6.16 徳久 利明(近鉄) 7-0 阪急(岡本) 1965=S40.7.15 小山 正明(東京) 1-0 阪急(ウインディ) 1966=S41.7.31 安仁屋 宗八(広島) 2-0 巨人(黒江) 1966=S41.9.26 佐藤 公博(中日) 1-3 巨人(柴田) 1973=S48.7.1 上田 二朗(阪神) 4-0 巨人(長島) 1979=S54.6.8 三沢 淳(中日) 1-0 巨人(柳田眞) 1983=S58.8.20 仁科 時成(ロッテ) 1-0 近鉄(仲根) 1984=S59.5.29 仁科 時成(ロッテ) 4-0 近鉄(平野) 1996=H8.5.18 チェコ(広島) 2-0 阪神(久慈) 2002=H14.8.26 西口 文也(西武) 6-0 ロッテ(小坂) 2004=H16.10.14 吉見 祐治(横浜) 4-0 広島(福地) = = = ◇ 延長戦になって安打を打たれてノーヒットノーランを逃した投手。 ()内は安打を打った打者とその場面。延長戦での扱いは[Q2-7]を参照。 = = = 1940=S15.7.9 福士 勇(ライオン) 1-1 金鯱(佐々木11回二死) 1943=S18.10.1 真田 重蔵(朝日) 3-0 南海(中野10回二死) 1949=S24.10.1 杉下茂-服部受弘(中日) 0-1 東急(大下10回無死) 1954=S29.8.19 宅和 本司(南海) 0-1 毎日(呉10回二死) 1955=S30.5.24 荒巻 淳(毎日) 0-4 大映(増田11回一死) 1958=S33.5.18 布施 勝巳(東映) 0-1 南海(広瀬10回無死) 1958=S33.10.9 児玉 泰(中日) 1-1 広島(拝藤11回二死) 1967=S42.4.25 坂井 勝二(東京) 0-2 東映(種茂10回無死) 1990=H2.5.9 渡辺 久信(西武) 2-0 日本ハム(小川11回一死) = = = ◇ ノーヒットに押さえたが得点を取られた = = = 1939=S14.5.6 宮口美吉-平野正太郎(南海) 1-2 阪急(7四死球、2失策出塁) 1939=S14.8.3 亀田 忠(イーグルス) 2-1 金鯱(10四死球、2失策出塁) 1959=S34.5.21 村山 実(阪神) 3-2 巨人(2四死球、2失策出塁) 1964=S39.5.13 牧野伸-山本重政(近鉄) 3-1 南海(6四死球、2失策出塁) = = = ---------------------------------------------------------------------- [O5] 球場の収容人員と広さについて 公式戦の観衆が概算で発表されていた2004年まで。 初めの二つは両翼と中堅までの距離で『ベースボールマガジン』(1997年夏季号)より。 次はフェンスの高さで、1990年発行の『野球場大事典』(沢柳政義、大空社)、 『プロ野球記録大鑑』(宇佐美徹也、講談社)も参考にし、改装後の最新情報に更新。 次の収容人員は『野球場大事典』より。改装後の増減は考慮していない。()は公称。 最後の有料入場者数は、各球場で最後に行われた日本シリーズの試合中で最大のもの。 ◇ 現在の本拠地球場 = = = 両翼 中堅 高さ 収容人員 有料入場者数 甲子園球場 96.0 120.0 3.0 55,000 47,775 H15.10.24 阪神-ダイエー3 東京ドーム 100.0 122.0 4.0 46,314 45,223 H14.10.27 巨人-西武2 明治神宮野球場 91.0 120.0 3.5 44,361 32,568 H13.10.25 ヤクルト-近鉄5 グリーンスタジアム神戸 99.1 122.0 3.2 35,000 33,222 H8.10.24 オリックス-巨人5 広島市民球場 91.4 115.8 2.55 31,984 28,669 H3.10.24 広島-西武5 横浜スタジアム 94.0 118.0 5-5.3 30,730 29,289 H10.10.26 横浜-西武6 千葉マリンスタジアム 99.5 122.0 5.0 30,131 福岡ドーム 100.0 122.0 5.8 (48,000) 36,794 H15.10.19 ダイエー-阪神2 ナゴヤドーム 100.0 122.0 4.8 (40,500) 38,120 H16.10.24 中日-西武6 大阪ドーム 100.0 122.0 4.2 (48,000) 32,324 H13.10.20 近鉄-ヤクルト1 西武ドーム球場 100.0 122.0 3.2-4.3 (35,879*) 31,526 H16.10.30 西武-中日5 札幌ドーム 100.0 122.0 5.3 (42,831) = = = *外野席の人工芝部分は面積で人数に換算。 ◇ 以前本拠地として使われていた球場 = = = 両翼 中堅 高さ 収容人員 有料入場者数 西武ライオンズ球場* 95.0 120.0 3.2 37,008 31,634 H10.10.24 西武-横浜5 西宮スタヂアム 91.4 118.1 2.3 41,428 22,162 S59.10.18 阪急-広島4 ナゴヤ球場 91.5 119.0 2.13 35,000 28,963 S63.10.22 中日-西武1 平和台球場 92 122 2.1 34,000 29,969 S38.10.27 西鉄-巨人2 藤井寺球場 97.6 120.0 5 32,000 24,207 H1.10.22 近鉄-巨人2 日本生命球場 91.4 116 4.2 20,500 = = = * 1998年まで(1998年は名称が西武ドームに変更) ◇ 現在野球場として存在せず = = = 両翼 中堅 高さ 収容人員 有料入場者数 川崎球場 89 118 5-7 26,678 18,421 S35.10.12 大洋-大毎2 後楽園スタヂアム 87.8 120.8 2.1-4.7 42,337 41,383 S62.10.30 巨人-西武5 東京スタジアム 91.4 121.9 --- --- 31,281 S45.11.2 ロッテ-巨人5 大阪球場 91.4 115.8 3.0-5.5 31,379 22,387 S55.10.30 近鉄-広島5 = = = ---------------------------------------------------------------------- [O6] プロ野球本拠地球場のファウルボール スタンドに入ったファウルボールは、 ・もらえる 千葉マリン、神宮、西武、グリーンスタジアム神戸、広島、福岡ドーム、 東京ドーム(巨人・日本ハム)、横浜、ナゴヤドーム ・品物と交換 大阪ドーム ・返すだけ 甲子園 調査は1997年開幕後、東京ドームは1999年開幕後、横浜は2000年後半、 大阪ドームは2001年開幕後、ナゴヤドームは2001年後半に更新。 ---------------------------------------------------------------------- [O7] プロ野球各チームのマスコット ※ がついているのはマスコットとペットマークとが同じキャラクター。 * がついているのはマスコットとペットマークとが同じ動物でキャラクターは別。 ◇ オリックス・バファローズ ※ ・「ネッピー」(背番号111) オリックス・ブルーウェーブ時代からの継続。 海の神ネプチューンから。デザインは松下進。 他に海賊の「フック」と「ジャック」、 嵐で遭難していたところをネッピーに助けられた海賊の娘「リプシー」(背番号222)がいる。 ネッピーを演じていたのは島野修氏(昭和43年巨人ドラフト1位指名、 他のドラフト1位指名選手は [L4] を参照)。 1981年阪急ブレーブス時代の「ブレービー」から始まり、 1996年6月15日の札幌・円山球場の対ロッテ戦で1000試合連続出場を達成し、 1998年10月3日を最後に引退するまで1175試合で演じ続けた。 ◇ 北海道日本ハムファイターズ (ペットマークはボールと星) ・「ビー・ビー」(本名「ブリスキー・ザ・ベアー」背番号212) 熊。背番号は球団が移転した2004年時点の北海道の市町村数。 ◇ 西武ライオンズ ※ ・「レオ」(背番号なし) 白ライオン。手塚治虫作のマンガ『ジャングル大帝』から。 ただし姿は父親のパンジャの絵である。他に女の子の「ライナ」がいる。 ◇ 千葉ロッテマリーンズ *(ペットマークはデザインの違うカモメ) ・「マーくん」(背番号なし) カモメ。他にマーくんの彼女の「リーンちゃん」と、マーくんの弟の「ズーくん」 (『Marines Fan Vol.1』より)がいる。 ◇ 福岡ソフトバンクホークス *(ペットマークの鷹は前マスコットのホーマー・ホーク) ・「ハリー・ホーク」(背番号100) 鷹。他に「ハーキュリー・ホーク」(背番号200)など仲間がたくさん。 以下設定は『ファンブック』および『Hawks Town HAND BOOK』より。 = = = ホーク家系図 [初代] [六代] [七代] [八代] (ホークI世)─‥┬─ホンキー ┌┬─(ホーマー)┌┬─ハック │ ‖ │├─〇────┘├─リック │ ヘレン │└─ハリー └─ホック └─〇────┘ = = = ・「ハリー・ホーク(Harry Hawk)」 ホークスタウンを建設したホーク一世(福岡ドームに銅像あり)から数えて七代目。 ホークスのエースで四番バッターを努めるスーパースター。 ・「ホンキー・ホーク(Honky Hawk)」 ハリーのおじさんで、ホーク家の六代目。 ホークスタウンの市長でもあり野球にはかなりうるさい。 ・「ヘレン・ホーク(Helen Hawk)」 ホンキーの妻で、子供たちの面倒をみるのが何よりの楽しみ。 クラシックが苦手でディスコが大好きなハイカラおばさん。 ・「ハック・ホーク(Hack Hawk)」 ハリーの甥っ子で、三兄弟の長男。冒険心に富み、 常に兄弟のリーダーシップを取る、いたずら好きのガキ大将。 ・「リック・ホーク(Rick Hawk)」 三兄弟の次男。ちょっと憶病で運動は苦手だけど頭が良く、 常に本を放さない。三人が困った時の知恵袋。 ・「ホック・ホーク(Hock Hawk)」 三兄弟の末っ子。やんちゃであどけなく、素直な性格だが、 目を放すとすぐどこかに行ってしまう。 ・「ハニー・ホーク(Honey Hawk)」 ホークスのダンシングチーム「ハニーズ」のチアリーダーとして、 お客さんをはじめ選手たちにも大人気の女の子。 ・「ハーキュリー・ホーク(Herculy Hawk)」 ハリーをライバル視するチームメイト。 時々ハリーの足を引っ張って意地悪をするが、根はいい奴で憎めない。 ◇ 東北楽天ゴールデンイーグルス ・「クラッチ」(背番号10) ワシ。「わしづかみ」「勝負強い」を意味する "clutch" から。 背番号は10番目の選手という意味。 他に女の子の「クラッチーナ」(背番号なし)がいる。 ◆ 読売ジャイアンツ ※ ・「ジャビット」(メインは背番号555) YGマークを顔に見立てたキャラクター。他に帽子をかぶっていないジャビット (背番号333)と、女の子の「シスタージャビット」(背番号777)、 小さな男の子と女の子の「キッズジャビット」(背番号なし)がいる。 ◇ 中日ドラゴンズ ※ ・「シャオロン(小龍)」(背番号777) 水色の龍。ペットマークのマスコット。 他に桃色の「パオロン(宝龍)」(背番号2000)がいる。 ・「ドアラ」(背番号000) ドラゴンズブルーのコアラ。 他にナゴヤドームのマスコットとしてオランウータンのひょうきんさと ゴリラの優しさ力強さをイメージした「ドムラ」がいる。 ◇ 広島東洋カープ (ペットマークはカープ選手姿の人間) ・「スラィリー」(背記号 ! ) Philadelphia Phillies の "Phillie Phanatic" のようなキャラクター。 ◇ ヤクルトスワローズ ※ ・「つば九郎」 燕。ユニフォームを着ていないため背番号なし。 他に妹の「つばみ」がいる。 ◇ 横浜ベイスターズ ※ ・「ホッシー」(背番号1993) 顔が☆形のキャラクター。他に息子の「ホッシーゾ」、娘の「ホッシーナ」がいる。 背番号はどれもベイスターズになった年の1993。 2001年から顔の違う別のホッシー(背番号2001)が加わった。 2003年からブラックホッシー(背文字「マスコット命」)が加わった。 ◇ 阪神タイガース * ・「トラッキー」(左脇腹番号1985、背中は TO LUCKY) 虎。番号は最後の優勝年。他に女の子の「ラッキー」 (寒い時期は上がピンクのジャンパーで下が縦縞のミニスカート、 暑い時期は半袖短パンのユニフォームで左脇腹番号1994、背中はLUCKY)がいる。 ---------------------------------------------------------------------- [O8] ヘルメットの耳あてのあるなし 規則によってヘルメットに耳あて(耳フラップ)が義務づけられていない選手([Q3-12])の ヘルメットに実際にフラップが有るのか無いのかを調べたリスト。 1996年調べ。所属は当時のもの。 ◇ フラップ無し = = = 落合博満内野手(Giants) 田村藤夫捕手(Marines) 高橋眞裕内野手(BayStars) 愛甲猛内野手(Dragons) 長嶋清幸外野手(Tigers) 西村徳文外野手(Marines) 安部理外野手(Lions) 松永浩美内野手(Hawks) 羽生田忠克外野手(Lions) 山中潔捕手(Marines) 石毛宏典内野手(Hawks) 平野謙外野手(Marines) 金森栄治外野手(Swallows) 岡崎郁内野手(Giants) = = = ◇ フラップ有り = = = 村田真一捕手(Giants) 川相昌弘内野手(Giants) 吉村禎章外野手(Giants) 駒田徳広内野手(BayStars) 畠山準外野手(BayStars) 川又米利外野手(Dragons) 柴原実外野手(BlueWave) 伊東勤捕手(Lions) 植田幸弘捕手(Lions) 笘篠誠治外野手(Lions) 森脇浩司内野手(Hawks) 藤本博史内野手(Hawks) 小川史内野手(Hawks) 秋山幸二外野手(Hawks) 山崎賢一外野手(Hawks) 大石大二郎内野手(Buffaloes) 山本和範外野手(Buffaloes) 金村義明内野手(Dragons) 彦野利勝外野手(Dragons) 村上眞一外野手(BlueWave) 渡辺浩司内野手(Fighters) 五十嵐信一外野手(Fighters) 古久保健二捕手(Buffaloes) 吉竹春樹外野手(Lions) 木戸克彦捕手(Tigers) 石嶺和彦外野手(Tigers) = = = ◇ スイッチヒッターの場合 柴田勲(元巨人)のヘルメットはフラップなしでした。 松本匡史(元巨人)のヘルメットは両耳フラップありでした。 デストラーデ(元西武)は打席によって片耳フラップのものを使い分けていた。 ---------------------------------------------------------------------- [O9] 歴代外国人選手 『プロ野球全外国人助っ人大事典』東京堂出版 『ベースボールマガジン』2000年秋季号「20世紀の日本プロ野球 外国人選手」 などがが参考になります。 WWWでは、以下のページなどを参照してください。 (i-mode対応ではないので注意) ◇ 外国人選手一覧 http://www.cog.human.nagoya-u.ac.jp/~fujii/Yakyu/gaikokujin.html ◇ 記録など http://www.inter.co.jp/Baseball/register.html http://www.lint.ne.jp/%7Elucky/brm/ ◇ 国鉄・サンケイ・ヤクルトの外国人選手一覧と記録 http://cgi.sainet.or.jp/~nishizak/swallows/b-foreign.html http://cgi.sainet.or.jp/~nishizak/swallows/p-foreign.html ---------------------------------------------------------------------- [O10] 同時期同一球団同姓同名選手 参考: <35FE7DF5.A5A6F526@sainet.or.jp> ◇1971年 西鉄の「高橋明」 ・「高橋明」巨人から移籍してきた投手 ・「高橋外」若手外野手 ◇1982年 阪神の「佐藤文男」 ・「佐藤文」前年に近鉄から移籍してきた投手 一時期は近鉄の抑えの切り札として活躍した投手だが、 阪神ではほとんど活躍できず、この年限りで引退。 ・「佐藤男」新人投手 一軍での登板機会なく、翌年退団。 ◇1986〜1989年 日本ハムの「田中幸雄」 ・「田中幸」投手(愛称は「オオユキ」) 1985年にノーヒットノーランを達成([C13]参照)。1990年中日に移籍。 ・「田中雄」内野手(愛称は「コユキ」) 1995年に打点王([S7]参照)、ベストナイン4回、ゴールデングラブ5回。 1993〜1994年は外野手。 ---------------------------------------------------------------------- [O11] 3チーム以上で日本シリーズ・オールスターゲーム出場 ◇ 3チームで日本シリーズ出場 ・若生智男 大毎(1960)、阪神(1964)、広島(1975) ・永尾泰憲 ヤクルト(1978)、近鉄(1979〜1980)、阪神(1985) ・大宮龍男 日本ハム(1981)、中日(1988)、西武(1991〜1992) ・中尾孝義 中日(1982,1988)、巨人(1989〜1990)、西武(1993) ・阿波野秀幸 近鉄(1989)、巨人(1996)、横浜(1998) ・工藤公康 西武(1982〜1983,1985〜1988,1990〜1994)、ダイエー(1999)、巨人(2000) ◇ 4チームでオールスターゲーム出場 ・江夏豊 阪神(1967〜1975)、南海(1976)、広島(1978〜1980)、日本ハム(1981〜1983) ・落合博満 ロッテ(1981〜1986)、中日(1987〜1991)、巨人(1995〜1996)、 日本ハム(1997) ◇ 3チームでオールスターゲーム出場 ・山内一弘 毎日・大毎(1954〜1963)、阪神(1964〜1966)、広島(1968〜1970) ・野村収 ロッテ(1972)、日本ハム(1976)、大洋(1978,1980) ・若菜嘉晴 クラウン(1977)、阪神(1979〜1982)、大洋(1985) ・工藤公康 西武(1986〜1987,1991,1993)、ダイエー(1995,1997,1999)、巨人(2000) ---------------------------------------------------------------------- [O12] 親子・兄弟で同一球団の監督・選手 ◇ 親子で監督・選手 ・1954年(高橋) 浜崎真二(監督)・浜崎勝(内野手) ・1993〜1996年(巨人) 長嶋茂雄(監督)・長嶋一茂(内野手) ・1996〜1998年(ヤクルト)、2000〜2001年(阪神) 野村克也(監督)・カツノリ(捕手) ◇ 兄弟で監督・選手 ・1946年(セネタース) 横沢三郎(監督)・七郎(内野手) ・1955(途中)〜1956年(阪神) 藤村富美男(監督兼内野手)・隆男(投手) ・1974〜1978年(ロッテ) 金田正一(監督)・留広(投手) ---------------------------------------------------------------------- [O20] 似たもの選手 (注: 球団名などがまだ古いままの選手がいますが、おいおい直していきます) = = = 斉藤明夫(元大洋・横浜) = 宍戸錠 杉浦亨(元ヤクルト) = 伊東四朗 ラルフ・ブライアント(元近鉄) = エディー・マーフィー 元木大介(巨人) = 川野太郎 原辰徳(元巨人) = 石毛(巨人→近鉄) = 唐沢寿明 ポンセ(元大洋) = サダム・フセイン 桑田真澄(巨人) = 呂明賜(元巨人) 大森(巨人→近鉄) = 大魔神 高柳(近鉄→ロッテ) = トミーズ雅 新庄剛志(阪神) = 伊藤裕二(サッカーJリーグ・名古屋グランパスエイト) 篠塚利夫(元巨人) = 田代まさし 工藤公康(ダイエー) = 太平シロー (ぼそ)亀山努(阪神) = 亀山忍 長嶋清幸(広島→阪神) = 片岡鶴太郎 長内孝(元広島→横浜) = 綿引勝彦(俳優) 田村勤(阪神) = ウナギイヌ(元祖天才バカボンのキャラクター) 宮本和知(元巨人) = 福王(巨人) <田中@京大さん> 元木大介(巨人) = 川野太郎 (既出) 元木大介(巨人) = にしきのあきら <行平@B☆sさん> 鈴木平(オリックス) = 高津臣吾(ヤクルト) 鈴木平(オリックス) = ビーバー 岡田彰布(元オリックス) = 藤山寛美 元木大介(巨人) = 吉村禎章(巨人) 片瀬(広島→阪神) = チェコ(元広島) 落合博満(巨人→日本ハム) = 落合信子(落合博満夫人) 山口高志(元阪急) = 水野晴郎 野田浩司(オリックス) = 宜保愛子 友利(横浜→西武) = 本並健治(サッカーJリーグ・ガンバ大阪) マック鈴木(Mariners) = 貴乃花 河原隆一(横浜) = 宣銅烈(中日) 木村拓也(広島) = 木村拓哉(SMAP) 平井正史(オリックス) = 中村武志(中日) <折出%ぶるーうぇーぶ共和国主義者@ASAHIネットさん> 鈴木平(オリックス) = ET 鈴木健(西武) = 金村義明(中日→西武) <高橋@パリーグ帝国主義者さん> 佐々木主浩(横浜) = トミーズ雅 堀内恒夫(元巨人) = 結城貢 吉原(巨人) = 大鶴義丹 下柳(ダイエー→日本ハム) = 昔の工藤靜香 石井丈裕(西武→日本ハム) = 成田昭次(男闘呼組) 今中(中日) = 今田耕司 <松村美沙さん> 小宮山悟(千葉ロッテ) = 石橋貴明(とんねるず) 成本年秀(千葉ロッテ) = 鈴木誠(Mariners) 秋山幸二(ダイエー) = 吉田照美 金村義明(中日→西武) = 鈴木健(西武) (既出) Shane Mack(元巨人) = 高橋由美子 工藤公康(ダイエー) = ドナルドダック 杉山賢人(西武) = アンパンマン 古田敦也(ヤクルト) = のび太 金村暁(日本ハム) = 西崎幸広(西武) 西崎幸広(Lions) = ウルトラマン = 鈴木大地(水泳選手) 小坂誠(Marines) = ポケット・ビスケッツの千秋 寺本比呂文(Lions) = 西口文也(Lions) 武藤潤一郎(Marines) = 風間杜夫 堀幸一(Marines) = 西山浩司 諸積兼司(Marines) = みなしごハッチ <塩谷素彦さん> 片瀬聖敏(広島→阪神) = ウルトラセブンのカプセル怪獣ウィンダム 落合博満(巨人→日本ハム) = ミクラス <東條太郎さん←ラマダ> 山倉和博(元巨人、巨人コーチ) = 武内亨(元チェッカーズ) 内之倉隆志(ダイエー) = カパプー(95ユニバーシアード福岡の マスコットキャラクター、秋季練習で呼ばれていた) 大越基(ダイエー) = 英会話のジオスのCMに出てた「バナ〜ナ」と言っていた少年 (本人に言ったら怒るらしい) 坂巻明(元日本ハム) = 倉持明(元ロッテ) オマリー(元ヤクルト) = クリントン米大統領 中込伸(阪神) = 郭李建夫(阪神) (ぼそ)定岡智秋(元南海、ダイエーコーチ) = 定岡正二(元巨人) = 定岡徹久(元日本ハム) (ぼそ)野村克也(ヤクルト監督) = 野村克則(ヤクルト) (ぼそ)掛布雅之(元阪神) = カケフくん 小桧山雅仁(横浜) = 板尾創路 安部理(西武→近鉄) = 松本人志 緒方孝市(広島) = 山崎邦正 ポンセ(元大洋) = スーパーマリオブラザーズのマリオ 長内孝(元広島→横浜、広島コーチ) = 飯合肇(プロゴルファー) 佐野重樹(近鉄) = 琴稲妻関 クロマティー(元巨人) = ベイブ(覚えているかな)の髪の長いほう ブーマー(元オリックス・ダイエー) = デビュー当時の浅香唯 種田仁(中日) = 蔵野孝洋 島田誠(元ダイエー) = 尾崎直道(プロゴルファー) 西本幸雄(元近鉄監督) = 関口清治(元近鉄監督) 西武のユニフォームを着ている大久保博元 = 西武のユニフォームを着ている清水義之 <森@九産大さん> 川越透(ダイエー) = 伊東四朗 <森@九産大さんの友人> 石毛(巨人→近鉄) = 神田正輝 <森@九産大さんのお姉さん> 今中(中日) = 今田耕司 (既出) <村田健史さん> 河野(日本ハム→巨人) = 石橋貴明(とんねるず) 山根(元広島→西武) = 団しん也 クロマティー(元巨人) = エマニエル坊や <豊浦潤さん> 大石大二郎(近鉄) = 稲垣潤一 <齋藤貴之さんの妹さん> 石毛(巨人→近鉄) = 神田正輝 (既出) <上野@トヨタ自動車さん> 吉井理人(ヤクルト→Mets) = 赤井英和 <中筋@阪神さん> 山倉和博(元巨人、巨人コーチ) = トオル(元チェッカーズ) 都裕次郎(元中日) = 山本太郎 <高田@金鯱党さん> 宮本和知(元巨人) = 布施博 <林雅人さん> 石毛(巨人→近鉄) = 歌手の小金沢君 <きもと@慶大さん> 古溝(阪神) = ビートたけし <杉山@筑波大学さん> 川相昌弘(巨人) = 九十九里オーナー(千葉パイレーツ) <カシオのJ佐藤さん> 田辺(横浜) = 有働(横浜→中日) <大久保%横浜好き好き@九州芸工大さん> 岡崎郁(元巨人) = 川野太郎 <守田さん> 原辰徳(元巨人) = 石毛(巨人→近鉄) = 松平健 <原@新日鐵さん> 広沢(巨人) = 中村(中日) <仲谷正太郎さん> 飯田(ヤクルト) = 出川哲朗 <清山@KSCさん> 加藤初(元西鉄→巨人) = 道場六三郎 オマリー(元ヤクルト) = クリントン大統領 (既出) 王貞治(ダイエー監督・元巨人) = マイルス・デイビス (番外)ナベツネさん(読売) = 細川隆一郎 中込伸(阪神) = 松村邦洋 <川原@東大さん> 中込伸(阪神) = 郭李建夫(阪神) (既出) 高木豊(元横浜→日本ハム) = モト冬樹 <板倉@中京大さん> 西田真二(元広島) = 川田俊明(全日本プロレス) 篠塚利夫(元巨人) = 中田久美(バレーボール・日立のセッター) 緒方耕一(巨人) = 中西??(バレーボール・ユニチカのセッター) 岡崎郁(元巨人) = 道伝愛子(NHKアナウンサー) <匿名希望さん> オマリー(元ヤクルト) = テリーマン(fromキン肉マン、byゆでたまご) <藤原@JR総研さん> 鈴木平(オリックス) = ガメラ 岡田(元オリックス、当時タイガース) = やかん <モリダーさん←パロ野球ニュース> 井出竜也(日本ハム) = 井手らっきょ(たけし軍団) 石井丈裕(西武→日本ハム) = 長冨浩志(日本ハム→ダイエー) = つまみ枝豆(たけし軍団) 佐藤幸彦(千葉ロッテ) = 小倉久寛 <石井雅博@NTTさん> 石井丈裕(西武→日本ハム) = 吉本新喜劇の辻本茂雄(「アゴ」で笑わしている方) <かつらぎ%近鉄ファン@豊橋技術科学大学さん> 大野雄次(ヤクルト) = 三好鉄生 <井島@NTTさん> マリオ(元巨人) = STAR TREK: The Next Generation のフェレンギ人 <木津@阪大さん> 清原(西武→巨人) = 小野ヤスシ <西崎@彩ネット(の姉)> 下柳(日本ハム) = ASH(アイルランドのバンド)のG./Vo.のティム = INPERIAL DRAGのドラム = のっぽさん 定詰(阪神) = ナンちゃん <寺島慎二さん> 落合 = 三浦一義 <川崎伸之さん> 桧山進次郎 = 成本年秀 = 前歯を少し削った岡林洋一 <松浦@大阪大学さん> 落合博満 = PLO(パレスチナ解放機構)のアラファト議長 藪(阪神) = 織田裕二 大野(広島) = 古尾谷雅人 大野豊投手 = 関根勤 <浪江宏宗さん> 新庄剛志外野手(Tigers) = 京本政樹 川口和久投手(Giants) = 山下真司 <清水英司さん> 仁科投手(元ロッテ) = おすぎとピーコ(どっちかっていうとピーコ) 伊良部 = 小村(横浜M) 長谷川(エンジェルズ) = 江頭2:50 <三宅さん> 中村捕手(中日) = スリムになったテニスの杉山愛選手 <大西@富士通さん> 浜名(ダイエー) = 村松(ダイエー) = 井口忠仁(ダイエー) = 湯上谷広志(ダイエー) <土井英之@岡山大学さん、森口@松阪大学さん> 高木大成(ライオンズ) = たいせー(シャ乱Q)←プロ野球ニュースより 松井稼頭央(ライオンズ) = 真田圭一6段(プロ棋士)←「将棋世界」より <森口@松阪大学さん> ブルックス(日本ハム) = ウィルソン(日本ハム) <指摘多数> 中村紀洋(近鉄バファローズ) = 市川猿弥(歌舞伎俳優) 大久保博元(デーヴ大久保 ex.ジャイアンツ) = 横山明裕(バンドUNITEDのベーシスト) 真中(ヤクルトスワローズ) = Danny McCormack(バンドWiLDHEARTSのべーシスト) 大友(西武ライオンズ) = Rich Battersby(バンドWiLDHEARTSのドラマー) 伊藤智仁(ヤクルトスワローズ) = ウルトラマン 李鍾範 = 石毛宏典(ダイエー二軍監督) <西崎@彩ネット> 猪俣(阪神) = 石橋貴明 <恵畑俊彦さん> 西口文也(ライオンズ) = 阿波野(バファローズ→横浜) = 泉麻人 長冨投手(C→F→H) = 「3年B組金八先生」の大森巡査(鈴木正幸) 秋山選手(L→H) = 松尾伴内 <東平@NTTさん> 清水(巨人) = 松井(巨人) 上田監督(日本ハム) = 住友コーチ(日本ハム) 竹内投手(阪神) = 川尻投手(阪神) <戸塚@東北大さん> 仁志(巨人) = よゐこ(お笑いコンビ)の濱口 川口和久(巨人) = 古畑任三郎(田村正和) 高橋由伸(Giants) = 広末涼子 <栗原@数理システムさん> 坪井(阪神) = 金森永時コーチ(ヤクルト) 李尚勲(中日) = かまやつひろし <藤井中@東大さんのお母さん> 西口文也(ライオンズ) = マラソン選手のオツオリ(あだ名の元) <仲和宏さん> 阪神の吉田監督 = 堺屋太一経済企画庁長官 巨人の正力前オーナー = 田村元通産大臣 落合英二(中日) = 爆笑問題(漫才)の田中裕二 <鈴木純一さん> 川口和久(広島→巨人) = リチャード・ギア(映画俳優) <原田充さん> = = = ##### www.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【WWWサイト情報】 ---------------------------------------------------------------------- 以下のサイトはi-mode対応ではないので注意。 ◇『fj.rec.sports.baseball FAQ』 このFAQの最新版。 http://www.sainet.or.jp/~nishizak/baseball_faq/ (nishizak@sainet.or.jp) ◇『日本野球機構公式サイト』 プロ野球コミッショナー事務局。球場案内、公式戦の日程、 各球団公式ページへのリンク、オールスターゲームファン投票など。 http://www.npb.or.jp/ ◇『セントラルリーグ公式サイト』 http://www.npb.or.jp/cl/index.html ◇『パシフィックリーグ公式サイト』 http://www.pacific.npb.or.jp/ ◇『NIPPON PROFESSIONAL BASEBALL Official Stats』 プロ野球公式記録。IBM BIS のデータを使用。 http://www.inter.co.jp/Baseball/jp/ (baseball@www.inter.co.jp) ◇『The Official Site of Major League Baseball』 Major League Baseball 公式ページ。英語ルールの全文も参照できる。 http://www.majorleaguebaseball.com/ ◇『(財)野球体育博物館』 東京ドームにある野球体育博物館の案内。野球殿堂の紹介も。 http://www.baseball-museum.or.jp/ ◇『日本プロ野球選手会』 http://www.jpbpa.net/ ◇『Yahoo! Sports - プロ野球速報』 試合速報の他、各種データが充実。 http://sports.yahoo.co.jp/baseball/ ◇『プロ野球記録博物館』 プロ野球選手成績検索ができる。 http://www.lint.ne.jp/%7Elucky/brm/ (lucky@lint.ne.jp) ◇ 『The rec.sport.baseball FAQ』 Usenet の rec.sport.baseball でまとめられた、大リーグ版のFAQ。 http://baseball1.com/faqs/ ◇ 『Total Baseball online』 大リーグの歴史、チームや選手の記録など、膨大なデータから検索可能。 http://www.totalbaseball.net/ ◇ 『(財)日本野球連盟』 社会人野球の公式ページ。 http://www.jaba.or.jp/ ◇ 『(財)日本学生野球協会』 学生野球の公式ページ。 http://www.student-baseball.or.jp/ ◇ 『(財)日本高等学校野球連盟』 高校野球の公式ページ。 Microsoft WordやExcelの文書ファイルがそのまま置かれていることが多いので注意。 http://www.jhbf.or.jp/ ◇ 『B-Navi』 旧称、「自称・日本最大の野球リンク集(笑)」「Baseball Related Trip & Tour」。 その他野球に関するリンクはここから。 http://www21.big.or.jp/~mao/bnavi/ ##### books.txt ################################################ fj.rec.sports.baseball FAQ 【参考文献】 ---------------------------------------------------------------------- 絶版になっているもの、書店で扱っていないものもあるので注意。 ◇『公認野球規則』(セントラル・リーグ、パシフィック・リーグ他編集) 毎年改定されます。名目は非売品ですが、大きな書店(例えば神田の書泉グランデなど) に置いてあることがあります。 また、例年2月ごろにベースボールマガジン社で通信販売してくれます。 『週刊ベースボール』誌に広告が出ます。税込み価格750円です。 ◇『わかりやすい 野球ルール』(平光清監修、成美堂出版) 文庫版スポーツシリーズの中の一冊。毎年最新版が発行される。 2001年版は監修者が変わり全面改訂された。 ◇『わかりやすい公認野球規則1994』(鈴木美嶺・郷司裕、ベースボールマガジン社) 野球規則の解釈の仕方の解説。 ◇『野球 スコアと記録のつけ方』(宇佐美徹也監修、成美堂出版) 文庫版スポーツシリーズの中の一冊。 2001年版から監修者が変わり全面改訂され、実例や特例の説明が増えた。 ◇『野球スコアブックのつけ方』(庵原英夫、有紀書房) 記入例が多い。 ◇『ベースボール・レコードブック』(ベースボールマガジン社) 日本プロ野球記録年鑑。毎年シーズン後に発売される。 ◇『オフィシャル・ベースボール・ガイド』((社)日本野球機構) プロ野球公式記録集。毎年シーズン後に発売される。 ◇『プロ野球全記録』(監修 宇佐美徹也、 実業之日本社) 少年少女向けだが大変充実している。毎年シーズン前に発売される。 ◇『日本プロ野球記録大百科 第3版』((社)日本野球機構、IBM BIS) 1997年までの公式戦出場全選手の年度別記録等。 ◇『プロ野球記録大鑑』(宇佐美徹也、講談社) 『プロ野球データブック《最新版》』(宇佐美徹也、講談社文庫) ◇『セントラルリーグ グリーンブック』(セントラル野球連盟) セントラルリーグから通信販売されている。 (『パシフィックリーグ ブルーブック』は一般向けには販売されていない)