First updated 07/25/2022(ver.1-1)
渋谷栄一翻字

竹河

凡例

1.大橋寛治氏蔵『源氏物語 奥入』(復刻日本古典文学館 昭和46年10月)所載の巻尾本文を漢字仮名字母翻字法によって翻字した(翻刻資料の凡例を参照)。
2.判読不明文字は△で記した。
3大島本との本文の異同は朱色、仮名遣い等の異同は茶色、漢字仮名の表記の異同は緑色で表示した。

「自筆本奥入」(119オ)「蜻蛉」(末尾3行)

えし可けろふあ流可なき(△&き)
可(+の)登れいの飛とりこ

                    まふ・・・ 


【本文の訂正跡】
@「き」は、△(判読不能)の上に直接重ね書き訂正
A「の」は、「可」と「登」の間の右傍らに「の」と補入

【本文の異同】
@「多まふ・・・」―「給とかや」(大島本)

【仮名遣い等の異同】
仮名遣い等の異同はナシ

【漢字仮名表記の異同】
@「多まふ・・・」―「給とかや」(大島本)