First updated 07/21/2022(ver.1-1)
渋谷栄一翻字

柏木

凡例

1.大橋寛治氏蔵『源氏物語 奥入』(復刻日本古典文学館 昭和46年10月)所載の巻尾本文を漢字仮名字母翻字法によって翻字した(翻刻資料の凡例を参照)。
2.判読不明文字は△で記した。
3.青表紙原本との本文の異同は朱色、仮名遣い等の異同は茶色、漢字仮名の表記の異同は緑色で表示した。
4.行頭字母の書き分けを紫色で表示した。

「自筆本奥入」(74オ〜74ウ)「柏木」(巻尾表12行・裏5行、計17行)

可多をは□□□□□□□□□□
(さ&)けを多て多る尓そもの
(る&、=れ)はさしもあるましき
おほ(や&)个人女なとのとしふ(る&
めき多るともさへこ悲可なし日き
こゆるましてうへ尓ハあそひなとの
おりこと尓もまつおほしいてゝな(ん&
志の者せ个るあ者れもんの可みと
ふことくさな尓ことにつけても
ハぬ六条尓ハまし
てあ者れと(お&)ほしいつる月日尓そ
                          遍て」(表)

おほ可りこのわ可きみ御心日とつ
尓ハ可多みとなしへと
よらぬことなれハいと可日な
つ可多尓なれ者このハゐさ
里な(裏)


【本文の訂正跡】
 @「さ」は「さ」の上に「さ」と直接なぞり書き修正
 A「連」は「る」の上に「連」と直接なぞり書き修正し、さらに「れ」と傍書
 B「や」は「や」の上に「や」と直接なぞり書き修正
 C「る」は「る」の上に「る」と直接なぞり書き修正
 D「む」は「ん」の上に「む」と直接なぞり書き修正
 E「お」は「お」の上に「お」と直接なぞり書き修正

【行頭字母】
 いふことくさな尓ことにつけても
 伊ハぬ六条尓ハまし

【本文の異同】
 本文の異同はナシ

【仮名遣い等の異同】
 仮名遣い等の異同はナシ

【漢字仮名表記の異同】
@「」―「者う」(青表紙原本)
A「」―「こと」(青表紙原本)
B「わ可きみ」―「わ可」(青表紙原本)
C「なし」―「し」(青表紙原本)
D「へと」―「多まへと」(青表紙原本)
E「」―「おもひ」(青表紙原本)
F「」―「きみ」(青表紙原本)