First updated 07/21/2022(ver.1-1)
渋谷栄一翻字

藤裏葉

凡例

1.大橋寛治氏蔵『源氏物語 奥入』(復刻日本古典文学館 昭和46年10月)所載の巻尾本文を漢字仮名字母翻字法によって翻字した(翻刻資料の凡例を参照)。
2.判読不明文字は△で記した。
3.大島本との本文の異同は朱色、仮名遣い等の異同は茶色、漢字仮名の表記の異同は緑色で表示した。

「自筆本奥入」(65オ)「藤裏葉」(巻尾表6行)

尓本ハしきとこハそひてさへ
ミゆふ可うまついとお
志ろしさう可の殿上人みハし尓
さ布ら婦な可に少将のこゑすく

多りさ累へき尓こそと
堂累可らひな免里


【本文の訂正跡】
本文の訂正跡はナシ

【本文の異同】
本文の異同ナシ

【仮名遣い等の異同】
@「ふ」―「ふへ」(大島本)
A「少将」―「弁の少将」(大島本)

【漢字仮名表記の異同】
@「とこ」―「所」(大島本)
A「」―「なを」(大島本)
B「」―「見え」(大島本)