湯島聖堂とニコライ堂を結ぶ道に架る橋。厚ぼったいコンクリートが大胆な放物線アーチでくりぬかれている。 今や、山田守の放物線曲線を大胆に示す作品はこれだけになってしまったようである。
山田が設計した市庁舎に付属する橋の欄干部分。戦後のモダニズムの時代にあって、 やはり分離派時代の山田を偲ばせる部分が顔をのぞかせている。
市庁舎本体。戦後のスタイルであるが増改築されて存在している。