First updated 07/21/2022
Last updated 04/26/2024
渋谷栄一翻字
竹河
凡例
1.大橋寛治氏蔵『源氏物語 奥入』(復刻日本古典文学館 昭和46年10月)所載の巻尾本文を漢字仮名字母翻字法によって翻字した(翻刻資料の凡例を参照)。
2.判読不明文字は△で記した。
3.大島本との本文の異同は朱色、仮名遣い等の異同は茶色、漢字仮名の表記の異同は緑色で表示した。
4.行頭字母の同字を青色で表示した。
「自筆本奥入」(92オ)「竹河」(末尾7行)
な累越うれハしとお1もへり志ゝ うときこゆめ里しそ2この古ろと うの中将ときこゆめ累としよハ ひの1本とは可多ハならねと人尓 越く累とな个き堂満へりさい さうハと可く つき/\し く |
【本文の訂正跡】
本文の訂正跡はナシ
【行頭字母】
うときこゆめ里しそ2この古ろと
うの中将ときこゆめ累としよハ
【本文の異同】
本文の異同はナシ
【仮名遣い等の異同】
@「とうの中将」―「頭中将」(大島本)
A「かたハならねと」―「かたわならねと」(大島本)
【漢字仮名表記の異同】
@「お1もへり」―「思へり」(大島本)
A「志ゝう」―「侍従」(大島本)
B「とうの中将」―「頭中将」(大島本)
C「多満へり」―「給へり」(大島本)
D「さいさう」―「宰相」(大島本)