実時間の旅
「何度目かの北海道」1997年8月3〜9日


  
旅支度を整えいざ出発   東北自動車道浦和本線    東北自動車道青森IC
  
「に組」東芝の前座    「に組」東芝のねぶた     鷲?は青森大学 

「何度目かの北海道への旅」初日(8月3日)
 8月3日朝7時荷物を積み込み自宅を出発。今年の夏休みは何処へ行こうかハッキリした当
てがあった訳では無く、8月2日(土)を無駄に過ごしてしまった。そうだ北海道に行こう!
思い立ったら即電話でいつもの通り青森の宿を予約。ねぶた祭りが始まったばかりでどこも予
約で満杯。見つかった宿ではねぶた特別料金とあいなりました。強者はその日のうちに北海道
へ渡ってしまうが、やはり寄る年波には勝てず青森での1泊となったが、ねぶた祭りの熱気に
興奮して楽しい夜を過ごす事ができた。9時間半、734kmの旅でした。        



  
青森フェリーターミナル   フェリー「びるご」丸   暗雲たちこめる函館山
  
長万部の活毛がに    レイク・ヒル・ファーム   手作りアイスクリーム

「何度目かの北海道への旅」二日目(8月4日)
 いよいよ北海道上陸へ向け、フェリーに乗り込む。朝7:30出港で函館到着は11:10
の予定。北海道方面は白い雲におおわれていたが、フェリーが函館に近づくに連れ益々暗雲に
つつまれ、着岸間近には雨が降り出す。カッパを着ていざフェリーから降り立つと、雨はあが
っていて晴れ間さえのぞいたが、これから向かう大沼方面を考えそのまま進む。5号線大沼か
ら森へ抜ける間で雨に降られたが、それ以外は幸運にめぐまれ、長万部、洞爺湖、中山峠、定
山渓を通って札幌へ向かった。途中洞爺湖畔のレイク・ヒル・ファームで手作りアイスクリー
ムをほおばる。半日、275kmの旅でした。                     



  
映画「ロスト・ワールド」   北海道庁旧本庁舎      時計台   
  
サッポロビール園     赤レンガ開拓使館     ケッセルホール 

「何度目かの北海道への旅」三日目(8月5日)
 前日の天気予報では全道的に大雨の予想。80〜90mmの雨とアナウンサが恐怖を煽る。
ツーリングの出鼻を挫かれ、もう一日サッポロステイとした。午前中は映画「ロスト・ワール
ド」で時間をつぶした。ニュースでは北海道各地に大雨・洪水注意報、サッポロでも街路樹が
倒れて道路をふさぐと報じていた。午後には雨の中、北海道庁旧本庁舎、時計台をまわったが
時計台は補修工事中で見る事ができず残念。その後、サッポロビール園で工場直送の生ビール
とジンギスカンを平らげた。昨晩の毛がにコースに続くグルメでした。(翌日バイクに乗らな
いと、お酒の方もすすむのでした。)明日はツーリング再開、生ビールも控え目、控え目! 



  
層雲峡「銀河の滝」    しばしの休憩      屈斜路湖を見渡す  

霧の無い摩周湖
 
硫黄山の遠景        然別湖  

「何度目かの北海道への旅」四日目(8月6日)
 昨日の雨はウソの様に晴れ渡ったツーリング日和。札幌を出発して、旭川から層雲峡へと向
かう。「銀河の滝」の右側には「流星の滝」が隠れていて、両方同時に見るためには双瀑台に
登らねばならず、ブーツでは苦しいので諦めた。大雪湖で左折し、北きつね牧場を横目に、屈
斜路湖方面に向かう。途中、道道995号東藻琴豊富線で砂利道に遭遇。慎重なハンドリング
で何とか切り抜け、屈斜路湖を遠くに望み、摩周湖に到着。第三展望台の階段を登りながら、
霧で有名な摩周湖は見れるだろうかワクワク、何と雲一つ無く全景を見渡せた。摩周湖で霧に
遭遇しない人は何とやら・・・、嗚呼あ。気を取り直して、阿寒湖、足寄を通って、宿泊地の
然別湖へ向かった。最後の最後、糠平温泉から幌鹿峠の間、雨に降られた。583kmの旅。



  
廃線となった幸福駅    ナウマン象記念館       黄金道路  
  
百人浜の大漁ラーメン    襟裳岬「風の館」        支笏湖   

「何度目かの北海道への旅」五日目(8月7日)
 今日も朝からツーリング日和、天気予報の雷雨の予想も忘れ快適にツーリング開始。然別湖
から帯広を通り、襟裳岬を目指す。途中廃線となった幸福駅、ナウマン象の骨格を復元した忠
類ナウマン象記念館に寄る。長い長い内陸路をへて広尾でやっと海岸に出る。ここからは建設
費の多さから「黄金道路」という区間、今でもいたるところで補修工事を行っている。襟裳岬
向かう前に、百人浜レストハウスで大漁ラーメンでブランチ。襟裳岬には「風の館」という岬
の先まで歩いていかなくても、駐車場からすぐの所に室内から岬を見る事のできる施設が出来
ていた。やはり岬の先端まで歩かなくっちゃ。岬の西側にまわってしばらく行くと、三石から
静内の間で、案の定激しい雷雨に襲われる。すぐ目の前の丘に雷が落ちたときは、ハンドルを
持つ手がビリっと感電。死ぬかと思った。バイクの電気系にも異常がなさそうなので、頭を低
して、じっと我慢の子だった。30分もするとウソの様に晴れ上がり、本日の宿、支笏湖に向
かった。本日の旅、412km。                           



  
白煙立ち上る昭和新山  函館駅前市場内で豪華な丼   函館フェリー乗り場 
  
超高速フェリー「ゆにこん」丸  乗船時間を待つ       JR青森駅    

「何度目かの北海道への旅」六日目(8月8日)
 支笏湖を出たときは雨は降っていなかったが、しばらく走るとポツポツ。洞爺湖から長万部
森まで雨が降り続く。大沼へ抜けると雨は上がり、函館に到着。フェリーの時間をチェックし
JR函館駅前の市場へ向かった。市場内にある食堂で、イクラ、うに、イカの豪華丼で昼食。
食堂を出ると雨がパラついていたが、フェリーターミナルへ戻ると上がった。初めて乗る超高
速フェリーは快適で、2時間で青森港へ到着する。半日、256kmの旅でした。     



  
前沢SAで休憩     那須高原SAで休憩     自宅に帰着 

「何度目かの北海道への旅」七日目(8月9日)
 いよいよ東北自動車道を帰宅の途につく。天気予報では東北地方北部は雨だが、仙台から南
は晴れて真夏日との事。実際雨は盛岡付近で上がり、炎天下の走行が続く。行きは3ストップ
作戦だったが、帰りは2ストップ作戦で行く事にした。ところが最初の休憩地前沢SAから次
の那須高原SAまでガソリンは十分のはずだったが(280km弱)、白河IC手前でガス欠
になりリザーブへ、那須高原SAまで10km弱あるので、一旦ICを出て給油した。後で燃
費計算してみると17km/リットルしか走っていなかった。20km/リットルで計算して
いたのは誤算だった。9時間15分の旅、737kmでした。           (完)



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